第58夜 ストーカーラブ

ストーカーラブ


 ポッチャリ型で勝ち気なヒロイン「舞ちん」は、無口で大人しく皆からシカトされているクラスメイトの男子からラブレターを貰ってしまう。ところが彼は、ボーイッシュだが女らしい性格の舞の親友に1年の時ストーカー行為を働いていたと言う。担任の男性教諭と良からぬ関係を持った場面を盗撮された舞は、それから悪夢のようなストーカー男の脅迫を受け、メールの指示で親友と共に耐え難い恥辱的な命令に従わされる羽目に陥るのだった。ところが、実は。(約5万1千字)


8.親友のレズ調教の快楽に狂乱(2842字)

「うふふ、縛られてローター責めがすっかりお気に入りみたいじゃない、舞ちん。もうビチョビチョよ」>
「ノッコ、も、もう、許して……手を解いて」
「ダーメ! ご主人様から今日はずっと手錠を嵌めとけ、って言うご命令よ」
「う、ウソお~!」

 ノッコは何と手錠を外してくれなかった。フラフラになった私をベッドから抱きかかえるようにすると、そのまま手錠の部分を隠すようにして一緒に保健室を出ていくことになったのだ。養護の先生を初め、廊下に出て他の生徒に手錠がバレやしないかと思うと、私はほとんどパニックに陥ったけど、ノッコはどんどん歩いていき、私は又一緒にトイレの個室に連れ込まれたのだ。そうして便座の上に座らされた私の、ノーパンの股間をまさぐったノッコはまだ動いていたローターの存在と、ヌレヌレのアソコを確かめるとそんなひどい言葉を掛けて来た。

「保健室で何回気をやったのか、答えなさい」
「……3回」
「道理でそんなにフトモモまで濡らしてたわけね。又お洩らししたのかと思ったわ」
「言わないで……ああ、ノッコお~」
「ねえ舞ちん。そろそろその呼び方も変えてもらおうかしら」
「えっ!?」
「学校では、私がご主人様。だから、そうお呼びなさい」

ーーノッコの目が怖い。狂ってるみたい……

 保健室で手錠を掛けて来たときから、もうノッコは私の親友で大人しい色白美人のマジメっ子ではなくなっていた。そして今2人切りのトイレの個室で、上から私のミニスカの中を覗き込んで来る彼女の目には、悪いものに取り憑かれたようなアブない色が伺えて、私はゾクッとしてしまった。だが、同時に私の全身に名状のし難い興奮が込み上げて来て、自然とその言葉が口を付いていた。

「ご主人様」
「なあに、舞ちん。言いたいことがあれば、おっしゃいなさい」

 口調まで完全に「ご主人様」と化したノッコに、私は素直に羞ずかしい窮状を訴えた。

「あ、あの、ローターを外してくれませんか」
「どうして?」
「ま、又イキそうなんです……」
「あらまあ、欲張りやさんだこと」

 ノッコはコントローラを動かして微振動に戻してくれたけど、やっぱりローターを外してはくれなかった。

「これでガマン出来るわね」
「イヤッ! もうイヤなの、止めてくださいっ!」
「うるさいっ!」

 バシイッ!

ーーノッコ!? 信じられない…… 

 何と、あの大人しく虫も殺さないおしとやかなノッコが私の頬を平手打ちして来たのだ。大して痛くはなかったけど、変わり果ててしまった親友の姿に大きなショックを受けた私は言葉を失い、狂ってしまった彼女にはもう逆らえない心理状態に陥った。そう。正に「ご主人様」と「奴隷」の関係である。

「今日は部活を休みなさい」
「はい」

 もう精神的にも肉体的にもボロボロだった私は、とても部活に出るような状態ではなかったから素直にそう答えた。だけど、次のノッコの信じられない言葉に私は愕然とした。

「私が部活終わるまで、舞ちんはここで待っててね」
「て、手錠は……」
「掛けたままに決まってるじゃない。ついでにスッパダカにしてあげるわ。どMな舞ちんにふさわしいお仕置きよ。嬉しいでしょ?」
「やめてっ!」
「口応えするんじゃないのよっ!」

 ノッコの手が私の制服に掛かると、たまらず拒絶の悲鳴を上げた私の頬にさらに何発も平手打ちが炸裂し、ついに大人しくなってしまった私は、あっと言う間にノッコの手で全裸に剥かれていた。そして持っていた大きな袋に私の衣服を入れてしまったノッコは、いろんないかがわしいグッズを取り出して来たのである。

「ご主人様からどMの舞ちんを歓ばせる道具を沢山預かって来たわ」

ーー手錠とローターで十分過ぎだよ……

 この上さらにまだ嫌らしい道具が使われるのかと怯える私を尻目に、ノッコはどんどんその「私を歓ばせる道具」を使って来た。まずはまるで犬のような革製の首輪が嵌められ、チェーンで水道の蛇口に括られる。そしてゴーグルのような頑丈な目隠しをされると、視界を完全に奪われた私は、不安で歯の根も合わないほどガタガタ慄えながら、親友に声を掛けた。

「ノ、ノッコ、怖いよ……」

 バシイッ!

「口の利き方がなってない!」
「ご、ご主人、様……」
「便座をまたぐように、大きくアシを広げなさい」
「そんな……」

 バシイッ!

 口の利き方が悪かったり、逆らうそぶりを見せただけで炸裂する平手打ち。私は仕方なく、言われた通り大きく脚を広げる。するとノッコは私の両膝に突っ張りポールのようなつっかえ棒を固定して、脚を閉じることが出来なくしてしまった。

「開脚棒って言うんだって。ふふ、舞ちんの嫌らしいおまんこがバッチリ丸見えよ」

ーーああっ! も、もう、ダメ……

 ノッコの視線を痛いほど感じる女の子の部分や、羞ずかしいアナルまでカーッとひどく熱くなり、ローターの美振動がたまらなく気持ち良くなって来た。そしてノッコの手が、その小刻みに慄える円筒に触れて来る。

「アンッ!」
「気持ちいいのね、舞ちん。あなたが凄く感じてしまう、この場所の名前を言ってごらんなさい」
「ク、クリトリス」
「まあ、イヤラシイ。じゃ、ココは」
「……」

 バシイッ!

「オシリノアナです、ご主人様……」
「ここは何をする所なの?」
「う、うんちをする所です」
「まあ、そんな汚い所まで感じちゃうのね?」
「……」

 バシイッ

「正直に言うのよ!」
「感じます……」
「どこが?」
「お、オシリノ、アナ」
「やっぱりヘンタイだったのね、舞ちんって。ホラホラ、気持ちいいの?」
「キモチイイ……」

 羞ずかしいアナルに刺さって、ブイーンと秘かに動いてるローターをノッコの手で揺さぶられた私は、たまらず素直に快感を口にして、どんどん付き上げて来る黒い歓びに打ちのめされていた。そしてその部分がどこよりも良く感じてしまう淫乱で変態な女の子であることを告白させられた私の体から、なぜかアナル以外のローターが外され、ノッコが言う。

「これで舞ちんの大きなおっぱいも、えっちなおまんこもパックリ丸見えよ。ご主人様も喜んで下さるわ」
「ご主人様って……」
「ここにはご主人様と私しか入れないよう、ドア故障中とでも貼紙をしておくわ」

 ノッコは私の疑問に直接答えず、そんなことを言った。

ーーいよいよ、佐藤に直接手を出されるのか……

 これまで真の「ご主人様」であるストーカー男佐藤は、メールで脅迫したり嫌らしい命令を下して来ただけだ。学校ではまるで無関係な様子を装い、一足先に性奴隷に堕としてしまったノッコを操って、私に淫らなひどい仕打ちを加えさせ、自分は授業中に私の痴態を眺めながらチンコを弄って楽しむという、ストーカーらしい陰湿な楽しみに徹して来た。だが、とうとうこんな凄まじくえっちで無防備な格好に拘束された私に、いよいよヤツが直接その汚らわしい手を伸ばして来る、というわけだ。いかにも気弱で、女の子と1対1では口も利けないような佐藤だけど、これだけ入念に下準備をされては、私も観念するよりなかった。悔しいけど佐藤の完全勝利である。


続く→ストーカーラブ 9.ご主人様の変態マゾ奴隷として完全服従

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