☆この小説はイネの十四郎さんより投稿して頂いたものです。著作権はイネの十四郎さんが持っておられます。

イネの十四郎作 黒船館秘話
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第1話:串刺しの刑

  照明の落とされた黒船館船底ルームのショールームは、大勢の招待客が集まっている。
 ショールームは半円形のステージを客席が囲むように設計され、ステージ上には拷問器具設計者の九兵衛が開発した拷問道具が溢れている。
 今日のキョウコの体罰は、華麗なショーと、新作拷問道具の発表会を兼ねているのだ。

「皆様お待たせしました。キョウコの登場です」

 静かにアナウンスが流れ、観客から期待のざわめきが起こる。

 まず黒船館のスタッフが3人、静かにゆっくりと登場する。
 その後ろ、5~6m程離れて、キョウコの姿が現れる。
 天井から1筋のスポットが、キョウコをサッと照らした。
 キョウコは全裸にされ、手を後ろに組んでヨチヨチと歩いている。
 前をゆっくり進むスタッフの手から、白い糸がキョウコに延びているのが微かに見える。

 キョウコの身体には、本来あるべき羞恥の翳りが無かった。
 今日からの体罰を受けるため、首から下は産毛すら残さず脱毛されているのだ。
 翳りを失った秘裂から、ルビー色の突起が覗いている。

 観客の視線がキョウコの全身、そして恥ずかしい局部に突き刺さり、キョウコは羞恥のため、身も縮む思いを耐える。

 一糸纏わず、いや、僅かに身に纏っているものがあるのだが、それが却ってキョウコを苛んでいる。

 すぐに気が付くのは後ろ手に掛けられた手錠。
 それがキョウコの羞恥の源を、観客の目から覆うことを拒んでいる。
 そして、スタッフの手から延びている糸はそれぞれ、キョウコの両乳首とク○○ ○スに結ばれている。

 男たちは、招待客の近くを、ゆっくりと進む。キョウコをよく見てもらう為だ。

 正面貴賓席に近づいた時、スタッフは3方向に別れた。
 乳首に繋がる糸を持つ2人が左右に、残る1人が後ろに下がる。
 キョウコは両側から乳首を引かれ、正面を向かされた。

「皆様、これよりキョウコが皆様にご挨拶を致します」

 アナウンスが流れる。

 両側に立つスタッフが、糸を持つ手をさっと挙げた。
 同時にキョウコの乳首が両側に吊り上げられた。
 スタッフがその姿勢のまま、上体を深々と倒し礼をする。キョウコの乳首も糸に引かれ、上体を倒す。
 スタッフが起きあがると、再び乳首が引き上げられキョウコも起きあがった。

 スタッフに、キュッ、キュッっと糸を引かれ、急き立てられたキョウコが、怖ず怖ずと話し始めた。

「み、皆様ようこそ、おいで下さいました。フ、フ○○・・キ、キョウコで・・御座います・・」

 キョウコは、晒しものにされる恥辱と苦痛で、真っ赤になっている。

 突然後ろにいるスタッフが糸を引いた。
 秘裂から覗いていた、腫れ上がったルビー色のク○○○スが、糸に引かれて下がり、また元に戻る。
 まるでク○○○スもおじぎをしたようだ。

「アァッ!、本日は、キョッ、キョウコのカ、カ、肉体を・・心ゆくまで、お、お楽しみ・・・ク、下さいませ」

 キョウコはドモりながら、無理矢理教え込まれた羞かしい台詞を口にする。
 あまりの恥辱に口ごもるが、更に強くク○○○スが引かれる。
 続きを督促されているのだ。

「アァッ!!、ア、アノ、キョウコはご覧の通り、ナ、何も隠せませんし・・・ア、アァッ!!、ひとつの抵抗も許されませんので、キョッ、キョウコの・・・ァアァァァッッッ!!!」

 言い澱むたびに、糸が引かれク○○○スを苛められる。

「お、お近くの方から、キョッ、キョウコの恥ずかしいところを・・アァッ!! 充分に調べて、ク、ク、下さいっ!!」

 最後は泪声になりながら、振り絞るようにして言い終わった。

正面の客が立ち上がり、キョウコに近づいた。
 キョウコの乳首を摘み上げ、しげしげと眺める。
 乳首はその根本を3重に、血が僅かに通うだけのギリギリの強さに縛られ、哀れにも真っ赤に腫れ上がっている。
 喰い込んだ糸のために、強制的に勃起したままにされた乳首は、普段より数倍も鋭敏にされているのだ。
 摘んでいる指の間で、ピクッ、ピクッ、と乳首が震える。

 客は身を屈め、秘裂を押し開いてク○○○スを摘んでみた。

「アアァァァァッッ!!」

 キョウコが悲痛な声をあげ、身を捩る。

「ホォォ!」

 客はそこに現れた、残忍な仕掛けに感心して頷いた。
 普段は大切に覆われている、最も敏感な若芽が剥き出しにされ、引き出された芽が戻れぬように、そのすぐ下からク○○○スの根本の奥まで、棘のある極細の針金でキッチリ巻き絞められている。
 針金の棘は表皮を突き破る程ではないが、十分にその目的を果たし、しかも鋭敏なク○○○スを極限までいたぶり続ける。
 糸は、敏感な若芽のすぐ下にきつく結びつけられている。
 若芽はいやらしく官能的なルビー色に充血し、局部の真ん中で腫れ上がって震えている。

 これでは例え優しく触られても、耐え難い激痛を感じるだろう。
 いや、歩くことさえ擦り上げられて、大変な苦痛となってキョウコを苛む。

 客はキョウコの悲鳴を楽しむように、ク○○○スに付けられた糸をきゅっと引いてみた。

「クアアァァァッッ!!」

 キョウコは身を捩りながら耐えている。
 糸を強く引くと、ク○○○スが僅かに引き延ばされる。
 針金の巻き絞め具合は、そのままでも限界近くまでク○○○スを引き延ばしているが、客は更に容赦なく責めあげる。

 次の客がキョウコに近づく。
 美しい女性だ。
 そういえば招待客の中に女性も多い。
 優しく微笑みながら、キョウコに話しかける。

「とても素敵な、お飾りを付けているのね」

 女性は、キョウコのク○○○スを押し潰すように摘み上げると、そのパンパンに張った若芽を、尖った爪で掻き回した。

「キィィィッッッ!!!!」
「ッッックウゥゥゥゥッッッ!!!!」

 男性客に摘まれた時は、単純な苦痛だったが、今度は全身の神経を掻き毟られるようだ。
 若芽はさっきの倍ほどにも腫れ上がり、ビクッ!!ビクッ!!と痙攣している。
 やはり女性は残酷だ。

 再び歩き出したスタッフに糸を引かれ、キョウコは歩き出す。
 所々で立ち止まると、観客にあの羞かしい挨拶をさせられ、敏感な突起を調べられる。
 みな満足のようだ。


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 アナウンスが告げる。

「黒船館の検査により、キョウコは未経験なことが判明しました。 そこで、串刺しの前に開通式を行うことに致しました。厳正な抽選の結果5人の方に、開通をお願いしております」

 ショールームの中央が明るく照らされ、十字型の新型磔台が不気味に浮かび上がる。
 手首と足首、腕と腿に当たる部分に、黒い革のベルトが取り付けられたこの磔台は、各箇所が自由に動くので、犠牲者にどのような姿勢でもとらせることができる優れものだ。
 九兵衛の自信作でもある。

 哀れなキョウコが磔台の前まで引かれてきた。
 スタッフは素早く後ろ手の手錠をはずし、磔台に両の手首だけを固定した。
 そしてキョウコの身体に責め具を追加した。

 まずは黒く幅の広い革製の首輪だ。
 両側に大きな金のリングが付いている。
 これは中世の拷問器具、『異端者のフォーク』を参考に作られており、横方向には柔らかいが、縦方向には固く、キョウコは頭を自由に動かすことが出来なくなった。

「…!?…」

 何を始めるつもりなのか、キョウコは不安を感じた。
 少し首が廻しにくくなったが、特に苦しくも痛くもない。これがすぐ後で、地獄を覗くような苦痛を与えるとは全く気が付かなかった。

 今度はスタッフに頭を押さえられ、直径5cm、長さ3cm程のパイプ状の金属に、革のベルトが付けられた猿轡が、無理やり口にねじ込まれた。
 ベルトを頭の後ろで固定されるとキョウコはもう口を閉じることができない。
 パイプを通してキョウコのピンクの舌が見える。
 口を閉じれないのは意外に息苦しく、溜まった唾液がパイプを伝ってダラリと垂れ落ちる。

「ッックゥゥゥッッ!!」

 突然キョウコは鋭い痛みを感じて、悲鳴を上げた。
 首輪のため何をされたのか見えなかったが、キョウコの陰唇に強力なクリップが取り付けられたのだ。

 男たちは責め具を取り付け終わると、キョウコの肘、腿そして足首を磔台に固定し、磔台のスイッチを入れた。

 ウィィィ~ン

 微かなモータ音を響かせながら磔台が動きだす。
 一旦まっすぐ上昇し、キョウコの足が床から離れる。
 次に台は水平になりながら、両足の部分を大きく拡げだした。

「アァァッッ!!、イアッ!、イアッ!、イアァァ~ッッ!!」

 轡をはめられたキョウコの悲鳴があがる。
 両足が拡げられるにつれて、陰唇のクリップに付けられた紐が引かれ、キョウコの秘裂を開いて行く。
 紐は台の動きと連動しているのだ。

 磔台が水平になった時、キョウコの両足と秘裂はこれ以上は無理なほど拡げられていた。
 と、次は手足と頭に当たる部分が下に曲がりだした。
 その動きが止まった時、キョウコは逆エビ固めのように胸・腹・腰を突き出した形で固定されていた。

 予め選ばれていた観客の1人がゆっくり立ち上がる。
 ゆったりとしたガウンを纏った大男だ。
 他の観客の、羨望の吐息と固唾を飲み込む音に送られ、ゆっくりとキョウコに近づく。

 キョウコの手前で、ハラリとガウンを落とす。
 大男は、スタッフから最後の注意を耳打ちされて、キョウコにのしかかった。

 男はいきなりキョウコの中に突入した。何の準備も潤いもない、未経験の固い抵抗を無視し、ゴリゴリと擦りあげ、捻り廻した。

「ウアァァァ~ッッ!!!」
「ヒギィィィ~ッッ!!!」

 キョウコは自由にならぬ口から、悲鳴を上げ続ける。
 性感の幼いキョウコは、侵入した異物を押し戻そうとするが充分ではない。
 まだ固い弾力があるだけだ。

 男は乳房を鷲掴みにして、揉み立てた。
 更に縛られたままになっている乳首を、捻り潰すようにする。
 乳首に加えられる強烈な苦痛で、反射的に子宮が収縮し、ヴァ○○が痙攣するがそれでも充分ではない。

 男はスタッフから与えられた助言を思い出し、首輪に付けられているリングに手を掛けた。
 ジワッと両側に引くと、柔らかな首輪がギュッと締まった。

「ックッッ」

 喉が首輪によって圧迫され、呼吸が止められたキョウコの顔は、みるみるうちにピンク色に染まる。
 身動きのできないキョウコは、死の恐怖に目を見開き、全身に固く力が入る。
 と、男は大きく身を反らせ満足げな表情を浮かべた。

 白くすべすべとしたキョウコの腹がビクッ、ビクッと波打ち痙攣する。
 ヴァ○○が強烈な痙攣を起こしたのだ。

 キョウコが白目を剥き、意識を失う寸前に男は首輪の力を緩め、キョウコに空気を与えてやる。
 男はすぐにコツをつかみ、首輪を絞めたり弛めたりして、充分にキョウコを楽しんだ。

 そして果てる直前に、キョウコから身を離し、キョウコの頭に近づいた。
 キョウコの髪を鷲掴みにつかむと、顔を横向かせ轡のパイプに爆発寸前の剛棒をズルリと差し入れた。
 最後を、キョウコの舌の奉仕で迎えようとしているのだ。

「コモォオォッ!!」

 まだ呼吸の整わないキョウコの可愛い口は、大男の強大な肉棒で塞がれ、短い悲鳴をあげた。
 男は髪を掴んだ手で、キョウコの頭をグイグイ揺すり立てる。

「グホッッ!!グボッッ!!」

 生暖かい唾液と、痙攣する舌が肉棒に絡みつき、心地よいキョウコの喘ぎを伴奏に、男は熱い精汁をキョウコの喉奥に大量に放出して果てた。

 一人の客が満足すると、休みも与えられずに次の客を迎えさせられる。
 5人目の客が終わったとき、キョウコは磔台の上でぐったりとなっていた。


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scene 4
「ご協力有り難う御座いました」

 アナウンスが流れる。

「本来でありますと、皆様全員にご賞味頂きたいところではありますが、串刺しにしました時に、悶え苦しむ体力を残しておかなければならないのです・・・。それではキョウコの串刺しに移ります」

 磔台のすぐ脇に、新たな拷問器具が用意された。
 丁度キョウコの腰の高さ程の金属製のポールのようだが、先端にはたっぷりとグリースが塗り込められた、グロテスクなハ○○タが2本、そびえたっている。
 天井からジャラジャラと革の手錠を付けた鎖が2本、垂れ下がってきた。

 ウィィィ~ン

 再びモータの音を響かせ、磔台が元の位置に戻る。
 スタッフが現れ、ぐったりしていたキョウコを磔台からおろし、素早く鎖に付けられた手錠をはめた。
 そしてそのまま鎖を引き上げ、キョウコを吊り上げる。

 男たちはキョウコの位置を慎重に調整し、ポールの上にゆっくりと降ろす。
 キョウコのヴァ○○とア○○にハ○○タが食い込む。

「アッ!、イアッッ!!、イアアァァ~ッッ!!」

 気が付いたキョウコの絶叫に構わず、鎖は降り続ける。
 キョウコは傷つけられたばかりのヴァ○○に加えられる苦痛を、少しでも和らげようとつま先立ちになって、震えている。
 ア○○からも、経験したことのない異様な感覚が、神経を貫く。
 必死にア○○を絞めて抵抗するが、たっぷりと塗られたグリースと、先細りの形状の為にズブズブとハ○○タが体内に侵入してくる。

 天井からの鎖はキョウコの手首が、頭のすぐ上になった辺りで止まった。

 乳首を縛っている糸を2本まとめて天井の滑車に通したスタッフは、キョウコの右手をまっすぐ上に伸ばして、滑車から返ってきた糸を親指に結びつけた。
 キョウコが少しでも手を降ろそうとすると、糸が乳首を吊り上げる。

「アァッ!!アナイエクアアィッッ!!」

 キョウコは手を伸ばしながら、哀願している。
「離して下さい」と言っているのだろうが、猿轡の為に言葉にならない。
 ただ唾液と涙が飛び散るだけだ。

 ク○○○スを責めている糸も別の滑車に通され、高く持ち上げられた左手の親指に結びつけられた。
 スタッフがキョウコの手を離す。
 キョウコが少しでも手を降ろすと、自らク○○○スを引きづり出す悪魔の仕掛けを施したのだ。

「オネアィッ!!、オネアィエスッ!!、ウウイエクァアアィッ!!!」

 キョウコが悲鳴のような哀願を続けている。

「皆様、串刺しの刑が完成いたしました」

 高らかにアナウンスが流れる。

「皆様がお望みでしたら、これからキョウコのマリオネットダンスをお目に掛けます」

 観客から期待のどよめきがあがる。


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scene 5
 アナウンスが高らかに紹介する。

「本日の演奏者は、黒船館諜報部拷問課のマキでございまーす!」

 観客の中から、ハッとするほど美しい女性が現れる。
 手には大きな羽根扇を携えている。
 キョウコの脇に立ち、四方の観客に気取った礼をして見せる。

「皆様に最初にご覧入れますのは、性の喜びの踊りであります」

 マキは説明しながら、ポールにセットされたリモコンを取り上げた。

「このスイッチを入れますと、先程ご覧になられましたハ○○タがキョウコの中で動きだします。・・では、最初に“弱”に入れて見ます」

「アゥゥッッ!!、ヒエィィィッッ!!!」

 キョウコの体内に深々と挿入されたハ○○タから、ブビビビビィィィィ・・という鈍い音と、同時に発生した突然の不快な刺激に、キョウコの膝が砕けかける。
 僅かでも腰を落とすと、ヴァ○○とア○○をハ○○タが突き上げ、より一層激しい刺激が突き刺さる。

 それよりも、手首が下がると糸に繋がれた乳首とク○○○スが吊り上げられるので、キョウコは必死になってつま先立ちに戻り、両手を伸ばそうとする。
 膝がブルブル、ガクガクと震えてきた。

「ご覧のように、キョウコは喜んで踊っております」

 マキは、再び観客に問いかける。

「ハ○○タの動きには、『強』、『中』、『弱』、の3種類があります。この次は、皆様のお好みの強さにスイッチを入れます。皆さん、キョウコに与えるお仕置きは、どの強さが宜しいですか~?」

 観客が一斉に叫ぶ

「強!!!、強!!!、強!!!、強!!!・・・・」

「アアアィィッッ!!・・ヒギェェイィィッッ!!」

 轡から覗くピンクの舌を震るわせながら、キョウコは必死に耐えている。
 ハ○○タの動きを止めようと、発作的に手を下ろそうとする。

 右手は少しは下ろせる。
 乳首を頂点として、乳房が円錐形に引き延ばされる。
 しかし左手を動かそうとすると、最初から限界近く引きづり出されているク○○○スに、引きちぎられるような激痛を与える。
 そのたびに、乳首とク○○○スがヒクヒクと跳ね回るようだ。

 スイッチが切られるまで、膝を振るわせ、腰を振り、敏感な突起が動き回る、淫微なダンスを踊らされているキョウコ。

 ゼィゼィと荒い息を付きながら、僅かな休憩を許されるキョウコ。
 しかし必死のつま先立ちと、両手を伸ばしている姿勢はそのままだ。
 体重を支え続けるふくらはぎが、ブルブルと痙攣を続けている。
 ステージの床はキョウコの流した涙と汗と涎と、無理矢理流された愛液でベタベタになっている。

 ツッとキョウコに右脇に立つマキ。
 ごくさりげない様子で、手にしていた羽根扇でキョウコの右脇腹を撫で上げる。

「ヒィイッ!!」

 擽り(くすぐり)責めから脇腹を庇おうと、キョウコは反射的に右手を下ろした。
 途端に乳首に激痛を感じ、慌てて手を延ばす。
 柔らかい乳房がブルルンと揺れる。

「皆様!!、キョウコのバストダンスで御座いま~す!!」

 マキは2度、3度とキョウコの無防備な脇腹を撫で上げた。
 そのたびにキョウコは、自ら乳房にダンスを踊らせる。
 キョウコに限らず、若い女性は擽り責めには非常に弱い。

 今度は、マキはキョウコの左側に廻り、羽根の先で脇腹をチョン、チョンとつつく。

「アァッッ!!、アァッッ!!」

 その度にキョウコの左手がビクリと動き、自ら我が身の最も敏感な若芽をを苛みながら、苦吟している。

「皆様がお望みなら、今度は左の脇腹を撫でて見せます。」

 マキが楽しそうに、観客に呼びかけた。

「さあ皆様!、いかがなさいますか~?」


続く→黒船館秘話 キョウコ体罰編 第2話:鞭打ちの刑

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