☆この小説はイネの十四郎さんより投稿して頂いたものです。著作権はイネの十四郎さんが持っておられます。

イネの十四郎作 黒船館秘話
01_201407261745488c1





第2話:鞭打ちの刑
 
 時刻は23時を過ぎた辺りであろうか、これから黒船館が賑わう時間帯だ。
 しかしここ、一般には開放されていない資料室はひっそりと静まっている。

 室の一角に置かれた大きな机に向かって、白衣を着た一人の男が熱心に資料を読んでいる。
 黒船館の誇る頭脳、医学博士・素浪人(もとなみ・じん)である。

 ロマンスグレィの頭髪に、豊かな口髭を蓄えた素浪は、黒船館の研究部長兼資料室長として、様々な調教や拷問の方法を研究している。
 彼が館員に姿を見せるときは「suronin」などと名乗っているが・・

 コツコツ・・ 静かにノックの音が響く。

「入りなさい・・」

 素浪の深いバリトンに扉が開き、両手で盆を捧げたキョウコが入ってきた。

「お飲物を、お持ち致しました。」

 盆には上等なブランディのボトルと、グラスが2つ載せられている。

 キョウコは胸に「J」の刺繍のある、柔らかそうな布地のアイボリーのブラウスと、粗いジーンのタイトなミニスカートを着けている。
 素足には、踵の高いサンダルを履いている。
 不透明なブラウスの布地に、キョウコの形のよい乳房がくっきりと浮き出している。
 尖った乳首の形も見て取れる。

 キョウコはギクシャクと、ギコチナイ歩き方をしている。
 盆に載せられているボトルとグラスがカタカタと音を立てて揺れ、今にも倒れそうだ。

「どちらに置けば宜しいでしょうか」

 素浪の前まで来て直立したキョウコの内腿が、油を塗ったように濡れて光っている。
 特有の甘酸っぱい香りも漂う。

「そのテーブルに置いておきなさい。」

 素浪は机の前にある応接テーブルを示すと、ゆっくり歩いてソファーに腰を降ろした。
 盆をテーブルに置いて、再び直立の姿勢に戻ったキョウコの、やや辛そうな顔を見上げながら、素浪が聞いた。

「どんな具合かね、喜んでいるように見えるが・・」

「イエ、アノ・・とても辛いです。胸がチリチリして・・それよりもアソコが、と、とても辛くて・・・おかしくなりそうです。」

「そうかね、ま、そのブラウスは静電気を起こしやすい生地だからな。歩くたびに、静電気で刺激されて、それで乳首が尖るとますます静電気が起きる仕掛けなのだよ。・・ま、これもキャプテンの要望でな、1日も早くお前を一人前にしなければならないのでね。もっと敏感なトコロは、後で診察してあげようかね。」

 その時、扉に豪快なノックを響かせると、返事も聞かずに黒い顎髭の大男が入ってきた。
 黒船館副長のK・Tである。

「ヤッ、ドクター、チョット相談があるんですがネ。今、宜しいかナ」

 陽気な大声に、素浪も苦笑して応える。

「あぁ、いいですとも。」

 キョウコに向かって命じる。

「もう宜しい、下がりなさい。」

 静かに扉を出ようとしているキョウコの耳に、ブランディのグラスを手にした2人の会話が途切れ途切れに届く・・

「いや~、キャプテンから今度の晩餐会に、何かいいアイデアはないかと聞かれてねぇ・・」
「また、キョウコを出展したいとか・・」
「うむ、もっとみんなで弄ぶには・・」

資料室をでたキョウコは、素早く周囲を見廻した。

 ここには今、誰もいない・・逃げるなら今よ、今がチャンスよ・・
 でないと、またこの前みたいに、酷い目に遭わされる・・
 早く、逃げなければ・・

 必死に逃げ道を探しながら、ヨタヨタと廊下を進むキョウコ。
 時々股間を庇うように手を当てている。

 と、「船底ルームへ」と書かれた扉が目についた。
 これまで通ったことのない扉だ。

 そっと扉を押し開けてみる。
 そこには大勢の仮面を付けた男女が、ガヤガヤと行き交っている。
 黒船館のメイン広場だ・・

 ここはダメ、早く他の道を探さないと・・キョウコがそっと扉を閉めようとした時、

「オヤッ、こんなトコロに今まで気が付かなかったドアがあるぞ・・」

 向こう側から声がすると、突然扉が強い力で開けられた。
 キョウコは慌てて後ろを向き、本能的に蹲ってしまった。

「おや?、お嬢さん、こんなトコロで、どうしましたかな。ご気分でも悪いのかな・・」

 だみ声ながらも親切そうな声音である。

「イエ、アノ・・すぐ直りますから放っておいて下さい・・」
「まぁ、そうもいかんがノゥ」

 キョウコが振り返ると、赤ら顔の陽気そうな小男が立っていた。
 ほかの館員のように仮面は付けていない。
 胸には「Pたん」という、風変わりな偽名の名札を付けている。

 立ち上がったキョウコをしげしげと眺めたその男は、にっこり笑った。

「おや、このお嬢さんは、この前ショールームで見た方だね。」

 ハッとしたキョウコが逃げようとしたとき、男が強い力で手首を捕らえた。

「お願い!、お願いですっ!!、見逃して下さい!!、に、逃がして下さいっ!!」

 涙をためて哀願するキョウコに、男はニコニコと言った。

「逃げない方がイイですよ、お嬢さん。私も善良な館員としての義務がありますからネ。どうやら私も、とっても楽しいことするお手伝いを、させて貰えそうですナァ。」
「そんな、ヤメテ下さいっ!!」

 必死に逃れようとするキョウコ。
 男の一瞬の隙を衝いて手を振りほどき、駆け出そうとする。
 踵の高いサンダルのためか、別の理由からか、キョウコはまるで夢遊病者のようにユラユラとしか動かない。

 男は簡単に追いつくと、楽しむように後ろから胸に抱き付いた。

「ほらほら、捕まえましたヨ。そんなに逃げると、却って辛い眼に遭わされますよ、お嬢さん。」

 キョウコを押さえつけた男は、手近にあった扉をノックした。
 その扉には「マキ・私室」の札が・・


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*

「あぁぁぁっっ!、お願いッ!!、お願いですッ!!、もう逃げたりしませんから、許してッ!!、許してクダサイッッ!!!」

 キョウコが悲鳴をあげている。
 体罰室に連れ込まれたキョウコの手首と足首は縄で縛られ、その縄が徐々に引き絞られている。

 体罰室には「Pたん」氏以外に、既に副長K・Tと資料室の素浪、それに拷問課のマキが集まっている。

 副長が小男に話しかけている。

「いや、よく見つけて下さいましたな。お礼に、この娘の体罰を見学して頂きますゾ。」

 素浪が続ける。

「普段は必ず手錠を掛けておくのですがね、今回は走れないように、イロイロと仕掛けをしたものですから、チョット油断しましたよ。」

 マキがキョウコのほほを撫でながら囁く。

「そうね、キョウコ。あのままウェイトレスを装って、船底ルームに入っていたら、もしかしたら逃げられたかな・・、逃げようとした罰がどんなモノか、お客様と一緒にゆっくり楽しみましょうね」

「ああぁぁぁぁっっ」

 キョウコが絶望的な涙を流している。

 キョウコの両手首の縄が、上へ上へと引かれて行く。
 両足首を縛っている縄は、ゆっくりと左右に引かれて行く。

「いやぁぁぁっっ!!、いやあぁぁぁっっっ!!」

 キョウコの悲鳴に構わず、無慈悲に縄が引かれ続ける。
 サンダルを脱がされていたキョウコは、辛うじてつま先立ちで床に立っている。

 足が大きく広げられた今、タイトなスカートが捲れ上がり、下着の許されていないキョウコの股間が皆の目に晒されている。

「み、み、見ないでーッッッ!!!」

 キョウコが羞恥の叫びを上げる。

 涎を垂らさんばかりに、キョウコの股間を覗き込んだ「Pたん」氏が、ビックリしたように叫ぶ。

「こ、こ、これは一体どうなってるんですか!!」

 キョウコの秘裂の上端から、ク○○○スがすっかり飛び出して、真っ赤に充血した姿を晒していた。
 ク○○○スから白い糸が2本、それぞれ足の付け根に沿うように、左右に延びてスカートの中に消えている。

「ハハハハ・・・、この娘の性感をアップするために考えたんですがネ。まっ、Pたんさん、スカートを脱がしてみて下さいよ。」

 素浪の勧めに、男はスカートを脱がしにかかる。
 キョウコのスカートは、後ろに並んだ釦を外すと一枚の布のように拡がり、両手両足を縛った後でも簡単に脱がせるのだ。

 スカートの下から、キョウコのウエストに巻かれた金属のベルトが現れた。
 ベルトの両脇、丁度腰骨の上の所に、小さなリングが取り付けられている。
 ク○○○スから延びている2本の糸は、そのリングを通りベルトの上を廻って、背中で結ばれていた。

「その糸は、かなり丈夫なゴム糸でしてね・・」
  素浪が説明する。

「この娘がどんな姿勢になっても、そのゴムで縛り上げたク○○○スを、しっかり吊り上げておくようになっていますのじゃ。そこで、目の粗いスカートを穿かしておくと、歩くたびに程良く擦られましてな、一日中興奮したままになりますのでナ。」

「成る程、よく考えられてますねぇ、それでこんなに、濡れている訳ですか。いや、感心しました。」

 男は嬉しそうに、真ん丸になって震えているク○○○スを、つついてみた。

「イヤッ!!、イヤアァァッッ!!」

 根本をくびられ、すっかり鬱血したク○○○スは、例え優しく触れられても激痛を感じる。
 男の無遠慮な玩弄に、キョウコの悲痛な叫び声が上がる。

「うん、うん、素晴らしい!!、ワタシも、興がのって来ましたヨ。チョット遊ばして貰って、宜しいですかネ?」

 男の問いに副長が答える。
「いや、どうぞ、どうぞ。」

 キョウコの後ろに廻った「Pたん」氏は、ゴム糸の結び目を掴むと、ぐっと引いてみた。
 くびり出されたク○○○スが更に引きずり出され、紫色に染まる。

 キイィィィッッッ!!
 イッ、イッ、イタアアァァァッッッ!!
 ・・ヤ、ヤ、ヤメテエェェッッッ!!!

 キョウコが泣き叫んだ。

 そのまま男は、結び目をグイッと右に引いた。
 右のリングを通っているゴム糸が弛み、代わりに左からの糸がピンと張る。
 キョウコのク○○○スはゴム糸に引かれ、左に顔を向けたようになる。

 続けて男は、結び目を左に引く。
 今度は紫色の突起がクイッと右を向いた。

 男は、右に左にリズムを付けて、ゴム糸を引いている。
 その度にキョウコのク○○○スは、まるでダンスを踊るように、右に、左に動き回っている。

 イヤァアァァッッ!!・・
 ヤッ、イッ、イタアアィィィッッッ!!!・・
 ヤ、ヤ、ヤメッッ!!、オ、オ、オネガイィィィィッッッ!!

「ワッハッハッハ・・」「ホォッ、ホッホッホ・・」

 副長も素浪も、マキも笑い転げている。
 男も上気した顔を光らせて、ニコニコと笑っている・・

「さて、余興はその位にして、きちんと仕置きをしておかないとな」
 副長が宣言する。

「許して・・もう、許してクダサイ、お願いします」
 キョウコが咽んでいる。


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*

 マキが手にしていたリモコンのスイッチを入れると、キョウコの左足首を縛っていた縄が、斜め上の方に引かれ始めた。

「アアァァァッッ!!、イヤッ!!、ソッ、ソッ、ソンナッッ!!!、見ナイデエェェッッッ!!!」

 キョウコの最も恥ずかしい部分が、大きく開かれ、完全に晒される。

「副長のお仕置きじゃ、この娘、耐えられないかも知れないな。途中で漏らされると、かなわんからなぁ・・」

 呟きながら、素浪が白衣から取り出したのは、太さが3mm程のブツブツの付いたゴム管であった。
「Pたん」氏が興味深げに聞く。

「何ですか、それは??」
「これは導尿管ですね、突然漏らして、お客様の洋服など汚さぬように、処理しておこうと思いましてナ。」

「いや、導尿管はワタシも知っていますが、一体これは!!?」
「あぁ、このブツブツした突起ですか、これは尿道に食い込んで刺激するためのモノでしてね、先が丸いから傷付けるようことはないが、相当辛い痛みを感じますね」

 素浪は腰を屈めると、キョウコの秘裂を押し開く。
 吊り上げられたク○○○スのため、引きつれたようになっている尿道口に管を宛うと、馴れた手つきで3cm程押し込んだ。

「アアァァッッ!!、イッ、イタイィッッ!!」

 経験したことのない痛みが、キョウコを襲う。

「後はマキさん、お願いしますよ。これで嬲るのは、ワシより上手ですからな」

「それじゃぁキョウコ、暫く遊びましょうね・・」
 マキが優しく囁く。

「イヤデスッ、もうイヤッ!!、ヤメテクダサイッッ!!!」
「あら、まだ元気みたいね。ゆっくり楽しめて、嬉しいことよ」

 マキが導尿管をツウゥッッと、送り込んだり引き抜いたりしている。

「ヒエェィィッッッ!!、イタイィィッッ!!!、キッ、キッ、キモチワルッッ!!、イヤアァァァァッ!!」

 その度に、これまで知らなかった器官からの激痛が、背骨を駆け昇る。

「やめて・・お、お願いです。もう、やめて、許してクダサイ。」

 涙でキョウコの顔が濡れている。

 暫く手を休めていたマキが、導尿管の反対側を見せつけながら話しかける。

「それじゃ、今度はチャンと入れてあげるからね、ここから噴水みたいに、あなたのオシッコが出るわよ・・フフフ、楽しいでしょ」

「ウウウゥゥゥッッ・・」
 キョウコの必死の呻き。

 排尿を押さえようとしているのだろう、下腹部がヒクヒクと波打っている。
 しかしマキが容赦のない手つきで、スッと導尿管を押し込むと、反対側から黄色い噴水が迸った。

「イヤァァ、もうイヤアァァ!!」

 キョウコの正面にあるソファーに、「Pたん」氏と並んで腰を降ろした素浪が話しかけている。

「どうですかな、これからも見学されますか?。まぁ、あまり気持ちのいいモンじゃありませんがネ・・」

「いや、是非拝見したいもので」
「ま、当館においでになる方なら、そうかも知れませんなぁ」

「ヒグッッッ、ヒグッッッ・・」
 顔中を涙で濡らして、キョウコが嗚咽している。

 マキが九尾の鞭を片手に持って、静かにキョウコの周りを歩いている。
 キョウコに近づいたマキが話しかける。

「何時までも泣いていないのよ。今日は副長が、しっかりとお仕置きしますからね」
「アアァ、も、もう逃げたりしませんから、ゆ、許して下さい・・」

 バシイィッッ!!

 キョウコの後ろに回ったマキが、いきなりムチを振るった。
 九尾の房が、キョウコの体重を支えて震えている右の太股に絡みつく。

「キャアァァゥゥッッッ!!」

 初めて当てられた鞭の衝撃に、キョウコが飛び跳ねている。

「アウァァッッ・・ヤ、ヤ、ヤメテェェッッ!!」

 くっきりとピンクの縞模様が、太股に浮かび上がっている。
 痛めつけられた右足に、力の入れられないキョウコは、両手の縄にぶら下がるようにしている。
 両腕がブルブル震えている。
 今度はそこを狙って、マキが鞭を振るう。

「アヒイィィィッッッ!!」
「キイィィィィッッッ!!!」

 鞭が鳴る度にキョウコの悲鳴が響く。
 暫くすると、キョウコの手足は鞭の跡で埋め尽くされ、まるで雑巾のように縄に吊り下げられて、喘いでいる。

 息も絶え絶えのキョウコに、マキが囁きかける。

「さ、これからが本番よ。副長のお仕置きを、ゆっくり味わいなさい。」
「アァ・・許して、もうヤメテ下さい・・」

 ゆっくりキョウコに近づいたK・Tは、いきなりブラウスの上から乳房を鷲掴みにした。

「ハウゥッッッ!!、イ、イヤァッッ!!」

 まだ経験の少ないキョウコは、驚いたように悲鳴をあげる。
 ブラウスの布地に擦られ、忽ち乳首が尖ってくるのが見て取れる。

 今度は両方の乳首を押し潰すように摘むと、そのままブルブルと振り回した。

「アアァアァァッッッ!、イタッ!、イタッ!、ヤ、ヤメテエェェッッ!!」

 キョウコの悲鳴に、涙が混じる。
 ツッと副長に近づいたマキが、冷たく光る大きな鋏を手渡した。

「これで、お前のここを切り取ってやる!」

 副長がキョウコの左の乳首に、鋏を当てている。
 鋏を開いて、乳首を挟み込むようにしている。

「・・ッッ・・」

 キョウコは恐怖に声も出せない。
 大きく目を開いて自分の胸を見つめている。

 ジャキッッ!!

 鋏の刃が閉じる。

「ヒッッ!!」
 目を閉じたキョウコが短い悲鳴を漏らす。

「・・ん!?・・」

 恐る恐る目を開けたキョウコは、ブラウスの丁度乳首の部分が丸く切り取られ、そこから乳首が飛び出しているのを発見した。
 鋏を閉じる直前に、布地を持ち上げ、ブラウスだけを切り裂いたのだ。

「アアァッッ!」

 ほっとした瞬間、恥ずかしさがこみ上げる。

 今度は右の乳房のふくらみに沿って、鋏が使われている。
 ブラウスの乳房の部分が大きく切り裂かれ、丸出しにされている。

「フフフ、キョウコ、いい格好だな」

 副長の言葉に、キョウコは身を捩るようにして羞恥に耐える。

「副長、これを・・」

 マキが手渡したのは、巾の広い1本鞭であった。
 打擲面が広いため、肌を切り裂くほどではないが、その打撃力は九尾の鞭とは比較にならない。

 ヒュンッッ!!
 ヒュンッッ!!

 副長が鞭を素振りしている。
 キョウコにも素振りの空を切る音の違いが、ハッキリ判る。

 バシイィィィッッッ!!!

 力任せの一撃が、キョウコの臀を襲った。

「ギャアアァァァァァッッッッ!!!」

 キョウコの悲鳴が迸る。
 全身が硬直したように、弓なりに反っている。
 臀に、赤紫の跡がくっきり浮き出ている。

「ヒイィィッッ!!、ヒイィィッッ!!」

 やがて痛みの和らいだキョウコは、身体をガクガク揺すりながら、苦しげに呼吸をしている。

 バシイィィィッッッ!!!

 次の一撃がキョウコの乳房を捕らえた。

「・・・ッッックワアァァァッッッ!!!」

 一瞬、呼吸を止められたように、キョウコは口を開けたまま痙攣したが、次の瞬間、喉も裂けるほどの悲鳴をあげた。

 乳房に加えられた衝撃は、女性でないと判らない。
 まして未経験の激痛である。
 キョウコは白目を剥きかけていた。

 マキがキョウコに近づき、下腹部に手を当てている。

「フフフ・・、やっぱりこの娘、Mの素質があるみたいネ。勝手に反応しているわ。」

 乳房に加えられた、余りの激痛に子宮が収縮し、ヴァ○○が痙攣を起こしているのだ。
 股間が滲みだした体液で、再び湿っている。

 マキが水に濡らした布で、キョウコの顔を拭う。
 半ば失神した状態から、無理に覚醒させられたキョウコは、副長の手にする鞭を見つめて、恐怖で半狂乱の悲鳴を上げている。

「アアァァッッッ!!!、ヤメテエェェッッッ!!、イヤアァッ!!、イヤアアァァァッッッ!!!」

 バシイィィッッ!!
 バシイィィッッ!!

 僅かに力を抜いた鞭の打撃が、キョウコの乳房に炸裂し続けている。
 キョウコはその度に、背を反らせ、身を捩って苦悶している。
 殆んど悲鳴を上げることもできない・・

 副長が僅かに手を休めている。
 キョウコはグッタリと、縄にぶら下がっているようだ。
 肩と胸が大きく上下している。

 っと、間合いを測った副長が、今度はスナップを利かせるような撃ち方をした。

 ピチ-ッッ!!

 鞭は正確に、キョウコの乳首の上で跳ねた。

「ッッックククワワアアァァァッッッ!!!」

 一際甲高い悲鳴があがる。
 ガクガクと全身を痙攣させている。
 股間の濡れている部分が拡がっているようだ。

「フフ、準備はいいようだな」

 副長は呟くと、手にしていた鞭のグリップを、えぐるようにしてヴァ○○に挿入した。

「アアアッッ!!、ハアアアァァァッッ!!」

 キョウコの悲鳴に、別の響きが混ざる。

「うむ、本人の意識とは別に、やはり反応しているわい。」

 副長が突き刺した鞭を、掻き毟るように、捻り廻している。

「アハゥゥッ!、ヒェエァァイィィッッ!!」

 鞭の跡で飾られたキョウコの全身が朱に染まり、汗が吹き出している。
 流れる汗と涙と、絞り出された体液で、床に大きくシミが拡がっている。

「このままじゃ、却って可愛そうだからな。そろそろトドメをくれてやるとするか・・」

 呟きながらキョウコから鞭を引き抜き、後ろに廻った副長が最後の鞭をキョウコの股間に放った。

 バシイィィッッ!!・・

 臀の割れ目から、柔らかい性器を切り裂くように決まった鞭の先端が、キョウコのク○○○スの上で炸裂した。

 キョウコは硬直したように背を反らし、口をパクパクさせている。
 股間から流れるように、体液があふれ出している。

 苦痛を快感に変える禁断の扉が、ついにこじ開けられようとしているのだ・・

続く→黒船館秘話 キョウコ体罰編 第3話:三角木馬の刑

戻る→黒船館秘話 キョウコ体罰編 第1話:串刺しの刑

黒船館秘話 目次

投稿小説一覧