☆この小説は邪道切支丹さんより投稿して頂いたものです。著作権は邪道切支丹さんが持っておられます。

邪道切支丹作 ブルマ娘狩り 美少女JK奴隷堕ち…
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第一章:二人のヒロイン

時は平成初頭。全国の高校ではまだ、女子はブルマの着用が義務付けられていたそんな時・・・。

ここS工業高校では初夏の運動会が開催されている。ちょうど、大会のメインイベントともいえる学年対抗リレーがクライマックスを迎えていた。赤いバトンを握りしめたショートカットの似合う大きな瞳の田中新子は、普段は体操部で鍛え上げている健康的な太腿を振り上げ力走していた。ボーイッシュな外見そのままに、性格も勝気なちゃきちゃき娘だ。この秋には生徒会副会長にも立候補する予定だ。
「美和ちゃんお願いッ!! ハイッ!!」
そんな新子がバトンを渡した相手は、すらりとした長身、かつ体操着の胸元からもその膨らみが良く分かるほどの巨乳少女だ。上村美和子は凛とした美少女フェイスを引き締めると、はいっと大きな声で返事をしてバトンを受け取った。水泳部で鍛えたカモシカのような裸足を蹴り上げ、疾走する美和子からは思春期真っ盛りの少女特有のひたむきさと純真さが見て取れた。ただでさえ、工業高校では数少ない女子生徒、しかも2人とも学業、スポーツ共に優秀。そんな美少女二人がブルマ姿でリレーをする姿は、男子の憧憬の的だ。卑猥なヤジも飛ぶが、そんなものを受け付けぬほど2人の乙女は輝きを放っていた。

だが、2人を見つめる視線には不穏な動きもある。
「あれが、例の二人、ですよ… 団長」
「田中新子と、上村美和子っていう女か…?」
学ラン姿の数名は応援団委員会の面々だ。かなりの問題児の集まりとされ、教師たちも、その素行の悪さと、かなり危険な交友関係から迂闊に指導すら出来かねる面々だ。
「今年のブルマ狩りのターゲットはあいつらだな…」
「なかなか可愛いですよね、あの2人 愉しい夜になりそうだ」
「どれ、奴らにエールを送っておくか? 俺たちの責め苦に精々、頑張って抗えっていう意味合いで…ケケケ…」
委員たちは口々に、妄想を膨らませ、今宵己が行うであろう残虐行為に想いを致して卑猥かつ残忍な笑みを浮かべる。
「頑張った―――ッ、頑張ったぁーーーッ、しんこぉぉ!!」
「頑張れ―――ッ!! 頑張れぁれぇぇ―――ッ、みわぁこぉ!!」
学校のマドンナ二人を、張り裂けるような怒声でたたえ、励ます応援団員達。だが、それは2人の美少女の処刑宣告でもあったのだ。

夕暮れがかったグラウンド。徒競走のコーナに使用したコーンや、ライン引きを容疑室に片づけつつ、先ほど終えた青春のイベントの興奮が冷めやらぬ様子で語り合う新子と美和子だ。
「美和ちゃんの激走、すっごい、カッコ良かった」
「新ちゃんだって頑張ってじゃない」
大人から女へと成長しつつある健康的な肉体は、昼間の日差しでブルマと体操着から伸びる素肌をこんがりと焼いていた。
「でも今年の運動会は、ある意味成功だよね」
新子が利発そうな、意志の強さを表す瞳を輝かせる。
「この学校も、昔っから悪の集まりとか言われているけど、私たちの手で変えていかなくっちゃ!」
美和子が小さくガッツポーズを作ってみせる。

新子と美和子はある【勢力】と闘っている。このS工業はかねてより、喫煙万引き、そしてクスリや暴力問題などで補導される生徒が後を絶たなかった問題校だ。ところが、男子校同然だったこの学校にここ数年、女子生徒が入学しはじめ、様子が変わりつつある。就職難もあり、真面目に工業系の勉学を志す女子の増加で、男子たちも触発されたのか、はたまた見栄もあるのかは不明だが、県内の有名企業に採用者を出すなどそのポジションを上げ始めている。学業のみならず剣道や柔道、そして体操などでも県大会入賞者まで出すほどだ。
そこへきて中学時代は市内でもトップクラスの成績で、「青年の主張」なる大会でも弁論を闘わせた折り目正しい級長タイプの二人が揃って入学したのだ。学校サイドの気体は当然高く、実際2人は一年生ながらクラスこそ違えど、それぞれ委員になり様々な活動に取り組んでいる。生真面目な新子と美和子が今一番力を上げているのが、学内でのいじめ撲滅、そして暴力の根絶だ。中でもやり玉に挙げているのが、応援団委員会。風紀と校名を穢す彼らの振る舞いに、断固として立ち上がり、その廃止を求めているのだ。いわば、タブーともいえる治外法権に踏み込んだ二人だが、それは応援団員界の怒りに火をつけることとなった。だが、純真且つ正義感の塊の二人の美少女はその怖さをまだ知らなかった。

続く→ブルマ娘狩り 美少女JK奴隷堕ち…第二章:襲撃そして壮絶なリンチ

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