悪夢の特待生契約

悪夢の特待生契約
 相田恵美は高三で通い始めた進学塾「和田進学アカデミー」の甘言に騙され特待生契約を結んでしまう。だがこれは、倒錯した加虐嗜好を持つ女塾長が美少女を辱めるために作られた制度だったのだ。こうして始まった、塾長や性技に長けた講師陣、マゾ奴隷に堕ちたOGらによる性調教が、恵美に性悦の深淵を覘かせ、真面目だった優等生は快楽を貪ってよがり狂う淫らな性奴隷へと転落してゆくのだった。

21.止まらない指アソビ(2)(3644字)

ーーオシリを揺さぶるだけでイッチャッタ

 「特待生日誌」と付けながら、椅子の上の大きなお尻をモジモジと蠢かせクリトリスとリングが擦れる快感を最大限に追求して絶頂に昇り詰めた恵美は、日誌に書いたように手を使わず極める技を習得した事に満足感を覚えていた。だが精神的な満足感ですぐに再燃する体の疼きを鎮める事は出来ない。恵美はセーラー服を乱雑に脱ぎ捨て半裸になると、ベッドに腰掛けて胸と股間に手をやり、露出した乳首とクリトリスを弄る本格的なオナニーで悶々と火照る体奥の欲情を忘れようとした。たちまち快感が一気に弾けて乳首とクリから体が溶けて流れてしまいそうな絶頂の素晴らしさはもう言葉にもならなかった。

ーーアン! ま、又よ。すぐにオッパイとアソコがウズウズしてたまらないの

 その瞬間はっきり大きなよがり声を叫び全力で味わう絶頂は何もかも忘れさせてくれる強烈さなのだが、呆然として余韻に浸っていると、たちまちいたたまれない欲情が乳房や股間から込み上げて恵美を責め立て、数分と休む間もなく次のオナニーに取りかからねばならない。こんな事が三度も繰り返された時、ドアをノックする音が聞こえた。

ーーきっとママだわ。大きな声は我慢しなきゃ

 次の絶頂が近付いていた恵美は桃色に霞む頭の中でぼんやりと考えていた。その間もはしたなく快感を貪る指の動きは一時も休めていなかったのだが、予想と違う声を掛けられてさすがにハッとなった。

「恵美! 返事をしなさい」
「(アン!).‥‥な、なあに、パパ」

ーーパパの声聞いた途端にイッチャッタ。私の声、変じゃないよね?

 恵美は大好きな父親の声と同時に気をやってしまった事に罪悪感を覚えたが、同時にはしたない歓びも感じ、迎えた絶頂はいつになく鮮烈だった。何とか「イク」などと叫ぶのは我慢して甘くしゃがれる声で返事したのだが、頭の中にはあり得ない妄想が広がっていた。優しく紳士的な父が年頃の娘の部屋に無断で入って来るなど考えられなかったが、ドアノブの覗き穴から覘いていたとしたら? はしたない格好でオナニーに励んでいる娘を目撃したら、襲われるのではないか? 

ーーパパだってエッチな事、知ってるんだから

 父と今下宿している兄が、いかがわしいAVなどを内緒の隠し場所に共同で持っている事を恵美は知っていた。それも恵美が盗撮されたような女子高生パンチラものが2人の共通した趣味らしく、発見した母親が呆れている場面に偶然出くわした事があるのだ。男の人は仕方ないのよ、と優しい母親は隠し場所に戻してやっていたが、自分と同じような制服女子高生もののAVは恵美の印象に強く残っていた。そんな趣味の父が今の私を見たら、と恵美の妄想はとめどもなく広がった。

ーーパパならいいよ。許してあげる

 こうしてあり得ない妄想を逞しくした恵美は暴走する。何とせっせと次のオナニーを始めて、父と会話しながらイク事に挑戦したのだ。

「母さんがお風呂を上がったから、次入りなさい」
「わ、わかった。すぐ、次、入るから」
「どうしたんだ恵美。声が変だぞ」

ーーバレちゃったかも!! ごめんなさい、パパ、すっごく気持ち良くてエッチな声出ちゃいそうなの。あ、あ、凄い、イッチャウ!」

「...な、何でもないの‥..着替えるから、下りてて」

 着替えと言っただけでやはり父親は遠慮し、早足で階段を下りて行く音が聞こえた。こんな父親に対して妄想を抱きオナニーで極めてしまった事をさすがに申し訳なく思う恵美だったが、その時味わったアクメが理性を崩壊させるほど強烈だった事は否定出来ない。

ーー日誌に「父と話しながらオナニーしたら、物凄く気持ち良くイク事が出来ました」なんて絶対書けないよね。ホントにヤバイ子だって思われちゃう

 そんな事を考えながら恵美は入浴の準備をした。ゆっったりしたホームウエアの下にどんなパンツがいいかと考え、ほとんど持っていない大人っぽくセクシーなものを出そうと思ったが、それを手渡すロリコン丸出しの安田を思い浮かべて気が変わった。逆に子供っぽいイチゴプリントで分厚いコットンの白パンツをはく。

ーーあの先生ならお子様パンツの方が喜んでくれそう。この方がいっぱいエッチ汁出しても吸ってくれそうだし

 それから部屋を出て階段に差し掛かると、急所の尖りがクリックリッと擦れてくれるのが素晴らしい心地良さで、イキ過ぎて転落しないよう用心しながら、一歩一歩快感を噛み締め何度も訪れるアクメにも平静を装っての、ゆっくりした階段歩行となった。こうして密かに気をやる味は又格別で、より一層深く恵美の体に快楽が響き渡って来るようであった。

「ああ~~っっ!! イイ~~ッッ!!」

 浴室でわざと大きなシャワー音を響かせながら、クリと乳首に指を這わせる恵美のよがり声はもう何の遠慮もなかった。特にしばらく我慢を余儀なくされた乳首がクリトリスに負けない感度になっていて、乳房に積もり積もった欲情が一気に弾ける鮮烈な快感が恵美を狂わせた。

ーーチ、チクビが凄い! 本当にオッパイが溶けてなくなっちゃいそう。こんなにイイんだったら、私もうどうなっても構わない‥‥く、来るわ! 凄いのが来ちゃううっっ!!

 だが一層強烈な絶頂に打ちのめされた後、数分もすると体奥にわだかまるマグマのような疼きがざわめき始めて恵美を悩乱させる。この機会に抜け道はないかと調べてみたが、やはり乳房と股間の前後ホールを封印する「貞操帯」の守りは強固で手の施しようがなかった。情欲でパンパンに膨れ上がった乳房を覆う「ラブブラ」を上からいくら押さえてみても、泣きたくなるほど何も刺激が得られない。ソープの滑りでサイドから指を入れてみようと試みても、ワイヤーが恐ろしいほどきつく食い込んでいてやはり無駄だった。

 股間の方も痛いほどキリキリと割れ目とアナルに食い込むチェーンの縛めが完璧に外からの刺激をシャットアウトしていたが、今となっては食い込みの苦痛がエロティックな感触に変わってわずかな救いになっていた。やはり指一本入れる事も出来ず口惜しさに嘆く恵美の頭は、はしたない欲求に占められていく。

ーーああ、早くオッパイをモミミして、オマンコもオシリノアナも、エッチしたいの!

 そしてそれを忘れるため、恵美は再びクリと乳首に指を這わせて目眩く絶頂に恥ずかしいほどの大声を張り上げる。最後は素晴らしいシャワーオナニーで締め括った恵美は、三度極めた浴室を後にして両親の待つ食卓へと直行した。胸部は又おあずけになるが、手を使わないクリリングオナニーをマスターしているので、親に見られながらイク期待にドキドキワクワクしていた。変態淫女に堕ちた恵美に最早罪悪感はほとんどない。

ーーパパが又私のムネを見てる。違うの、ちゃんとブラ着けてるよ

 まるで昨日の再現みたいだった。頑丈な「ラブブラ」の厚みのせいか、もしかすると本当に乳房が膨れ上がってしまったのか、ホームウエアを悩ましく盛り上げている胸元に父親の視線を感じた恵美はキュンと甘酸っぱい気持ちになって、せわしないお尻の蠢きをますます大胆にして、リングにクリが擦れる超絶快感を貪った。

「恵美ちゃん、あなたトイレにでも行きたいの?」
ーーバレちゃった! アン、イクッ!

 やはり母親の目は誤魔化せず、オシッコを我慢している女児のように腰をモジモジ揺さぶっているのを注意されてしまう。だがその瞬間のスリルでクリリングオナニーが成功し弾けてしまった恵美は、エッチな声を出さないようにするので精一杯だった。だがこうして親に見られながら密かに恥ずかしいアクメに身を焼き淫声を我慢する背徳感が恵美の変態性癖を煽り、ますます興奮して燃え上がってしまうのをどうしようもなかった。

「ごめんなさい。トイレに行って来ます」

 トイレではもちろん堂々と乳首・クリを指で転がして絶頂を貪ると、流した水音に紛らせてよがり声を放つ。その瞬間オシッコと愛液の混じった潮を吹き上げてお子様パンツをビショビショに汚したが、吸収の良い綿パンツでも吸い取れない大量の汁が溢れて内股を伝いボタボタと落下して床を塗らす。だがこんな恥辱も恵美のマゾ気分を盛り上げるばかりだった。

ーーパパ、ママごめんなさい。恵美はとてもイケない子です。アカデミーでたっぷりお仕置きしてもらうわ
 
 その夜寝る前に机に着いた恵美は、几帳面に「特待生日誌」を記入しながら腰をモジモジくねらせて、すっかり上達した手を使わないオナニーで気をやっていた。

「夕食の時両親の前で3回イク事が出来ました。バレなかったと思いますが、とてもスリリングで最高に気持ち良かったです。パンツも沢山汚したので、とても臭い匂いがしています」

 正直な告白文のひどい破廉恥さも気にならなくなっていた。

ーー私エッチな特待生だから、このくらい当然だよね。明日は「貞操帯」を外してくれるかな? ウフフ、楽しみだわ

 ベッドに潜り込んだ恵美が夢現に指を使い続け一晩中絶頂の甘い夢を見たのは言うまでもない。

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