第70夜 オタク針
オタク針

 名門女子高剣道部の2年生美雪は、男好きのする外見とは裏腹に男勝りでオクテな武道少女。ところが見るからにオタクで女生徒に忌み嫌われている副顧問の先生に針治療を受けていると、変な針を打たれてしまい、処女を奪われた直後なのに女の歓びに目覚め、オナニーがやめられなくなってしまう。翌朝先生の部屋に呼び出された美雪は、凄まじい痴態を繰り広げている美少女に驚愕するが、それは剣道部主将で皆の憧れである奈緒先輩だった。(約4万3千字)


9.クリトリス包皮を切除され母乳の出る体にされたのに解毒されてしまう美雪(3515字)

 こうして結婚を前提にした森野先生とのお付き合いが始まった。「ボクちんのおヨメさんになるために、もっともっとエッチな子になるでちゅよ」と言われて、バイブレータ付きラバー下着を一日中着用させられ、先生の希望を叶えるため懸命にアソコを締めて快楽振動を作動させ、サルのようにイキまくった。朝は巨乳好きな先生にパイずり奉仕して精液を飲ませて貰い、夕方は針打ちセックスに狂乱する毎日。その度にタップリ中出しして貰い、もしかしたら出来ちゃった婚になるかも、と考えるのも幸せだった。もちろん筋金入りの変態である先生のセックスは多彩なプレイで、欲深い私の体をとことん歓ばせてくれた。毎日のようにお浣腸されてからアナルを責められ、いつしか尻穴の方が前以上に良く感じるようになった。だから生理が来ても大丈夫。アナルセックスを楽しむ事が出来るから。

 土日の稽古の後には怪し気な診療所に連れて行かれ、シモの気を剃ってレーザーで焼かれ永久脱毛された。さらに奈緒先輩も処置されたと言ってた、念願のクリトリス包皮も切除されて、ドMな女の子にふさわしい体にされた私はとても嬉しかった。普段も皮を剥いてからラバー下着のローターにかわいがって貰ってるのだが、そんな手間は不要だし、感度だって急上昇。連日のイキまくりで、さすがに慣れ感度が鈍って来たと思ってた頃だったので、最高のプレゼントだった。もうラバー下着なしで良いかも知れない。何しろごく普通のパンツをきつくはき、お尻を振りながら歩くと剥き出しのクリちゃんが擦れて自家発電が出来る体になったのだから。

 こんなエッチな処置の結果、私のアソコはツルツルの赤ちゃんマンコみたいなのに、唇の合わせ目にルビーのような嫌らしいクリちゃんが剥き出しでピッと突き出してる、世にも卑猥な外見になった。外見だけでなく感度だって凄いのはさっき述べた通り。こんなエッチな体はもう二度と元には戻らないが全然オッケーだ。だって森野先生のおヨメさんになるんだもの。

ーーそう言えば、奈緒先輩もクリの手術されたんだよね。ちょっとかわいそうかも

 巨乳と言う持って生まれた武器で奈緒先輩に勝ち、森野先生のパートナーの座を射止めた私は、いつしか先輩に優越感を持ち始め、そんな事まで哀れに感じていた。解毒の針を打たれてまともに戻った先輩だけど、包皮を奪われたクリトリスはとてもハンパじゃない感じ易さの筈だ。今でも時々厳し過ぎるくらいの稽古を付けてくれる奈緒先輩はさすがだ。私だったら四六時中疼くのを止めないクリちゃんを持て余して、あんな凜々しい男勝りな姿など見せられないだろう。

ーーきっと内緒で悩んでるんだろうな、あのクリちゃんには……ホント、森野先生ったらイケない人。あんな手術までしちゃった奈緒先輩を捨てるなんて

「はあんっ!」

 そんな事を考えてると、私まで露出手術を受けたクリちゃんに意識が集中してしまう。するとおあつらえ向きにジーッと快楽振動が始まって、授業中だと言うのに思わずエッチな声が洩れてしまった。今日私は志願してローター・バイブ付きのラバー下着を着用してるのだ。結婚する前に体が壊れちゃいけないからと、先生からは無理に着けなくて良いと言われてるのだが、隠れて気をやる超絶快感がすっかりクセになってしまった私は、週に2回くらいはこれを着て授業中イキまくりを楽しんでしまう。アソコには愛する先生の男性器型の、アナルにはやや小ぶりのバイブレータが入り込み、問題の剥き出しクリトリスにはラバーパンツ裏地に取り付けられた卵型ローターがピトリと密着して、そのエロティックな感触だけでもう夢見心地だ。前後ホールのどちらかでもバイブをギュッと締め付ければ、乳首やクリのローターも一緒に素晴らしいバイブレーションが始まり、私がしっかり気をやるまで存分に楽しませてくれる。この頃は慣れて反応を押し殺しながら極める芸当が上達してたのに、クリちゃんを意識し過ぎたおかげで出てしまったエロ声に私はうろたえたが、それもスパイスとなって一直線に絶頂へと駆け上がっていくと、どこかへトリップしてしまうような強烈な絶頂が訪れた。こうして今日も又私は数え切れない程のアクメに身を焼いてから、放課後の針セックスに突入するのだろう。万一壊れてしまったって悔いはない。だってこんなに気持ち良いんだもの。そして先生に抱かれて子宮口付近にまで精液を浴びせられる時、私は心の底から満たされる絶大な幸福に浸るのだ。

 私の体にもう一つ大きな変化が現れたのは、そんな先生とのお付き合いが始まってから一月くらいたった頃。何と自慢の巨乳から母乳が出ちゃうようになったのだ。先生はもちろん喜んでくれたし、興奮して絶頂が近付くと母乳を分泌する私も、森野先生の分厚い唇で乳房に溜まったミルクを吸い出されながら極める、素晴らしく充実した新しい快感にすぐ夢中になった。でもこれは二人が待ち望んでた妊娠の兆候ではなかった。なのにどうしてお乳が出ちゃうんだろう。きっとこれも、死ぬ程気持ち良いセックスを味わわせてくれる「オタク針」のおかげなんだろうな、と私は結論付けていた。

 だけど今にして思えば、毎日沢山精子を貰っても子供が出来ず、なのに母乳だけ出てしまう嫌らしい体がいけなかったのかも知れない。ある日私は森野先生からショッキングな言葉を言われてしまう。

「美雪たんは麗奈たんと仲が良いでちゅよね。あの子に針を打たせるよう、連れて来るのでちゅ」
「え!? それって……」
「麗奈たんをお仲間にするでちゅよ。もし彼女がオッケーしてくれたら、美雪たんは解毒してあげまちゅ」

ーー奈緒先輩と同じだ! 先生、私を捨てちゃうの?

 やり方が一緒だからどうしてもそう思ってしまい、先生と結婚出来るものとばかり思ってた私は、とても悲しくなった。怖くて、とても先生の本心を確かめる事なんか出来ない。麗奈さんは私より後輩で、今年入ったばかりの一年生。子供みたいなツインテールで幼い顔立ちだが、少しぽっちゃり型で意外と胸はありそう。性格的にも甘えん坊で、確かにいかにもロリコンで巨乳好きな森野先生の好みそうなタイプある。あんな子供っぽい女の子に針を打ってエッチな子にしてしまおうだなんて、やっぱり先生はイケない人。でもそれより問題は、せっかく射止めたと思った先生のおヨメさんの座を、彼女に奪われかねない事。それでも「オタク針」で完全に支配された私は、先生の命令に従うよりない。とうに反抗する気も喪失していた私は、泣く泣く仲の良い麗奈さんを説得し、練習後先生の針治療を受ける事を合意させてしまった。

 どうかすると小学生だと言っても通りそうな幼い麗奈さんだけに、もしかすると針の淫乱化効果もそれほどないか知れない。私はそんな甘い期待を持っていたのだが、やっぱり「オタク針」の威力は絶大で、処女だった彼女もすぐに先生との針セックスに溺れて、一日中アソコを弄り回し発情しているイケない女の子になってしまった。それまで私が独占していた先生へのご奉仕と針打ちセックスも麗奈さんと一緒に並んで行う事になり、ライバル意識を燃やした私はより一層淫らに振る舞って森野先生の気持ちを繋ぎ止めようと努力したのだが、ついに恐れていた事態を迎えてしまう。先生はおヨメさん相手として、ロリロリなのにひどくエッチな麗奈さんを選び、私に解毒の針を打ってしまったのだ。解毒なんかしないで! と心の中で悲鳴を上げた私だが、もちろん抵抗を口にする事も出来ず言いなりにされるばかり。

 すると解毒の効果は劇的だった。一瞬にして悪い夢から覚めたようなもので、幼い美少女麗奈さんと淫行に耽っている男が、急に汚らわしいキモオタオヤジにしか見えなくなった。全く何でこんな最低のロリコン教師森野なんかに、私は恋していたのだろう。世にも恥ずかしい格好に気付いた私はすぐに服装を直し、おぞましいラバー下着や振動グッズを体から取り外すと、麗奈さんの幼児体型の体に装着していった。本当はそんな嫌らしい行為はやりたくなかったのだが、針の暗示効果が残存する私には森野の命令に従うよりなかったのだ。麗奈さんは私の体液が染み付いた二本のペニス型を、お尻の穴にまで喜んで受け入れてしまう嫌らしい子で、ロリコン変態森野の結婚相手にふさわしいようだった。現金なもので、解毒されて取り憑かれてた悪い物から解放された私は、こんな50歳前の反吐が出そうなキモイ中年男と結婚させられて一生を棒に振る所だったのかと思うと、ゾッとすると同時に、ホッと安堵して胸を撫で下ろしていた。

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