
「ああ、許して。死ぬほど恥ずかしい……」。雪白の肌、熟れきった肉体、芸能界一の清純派女優・江原八千代が、SMマニアで八千代のファンの会社員・北川らに誘拐された。山奥の別荘に監禁された八千代は、剃毛、浣腸と様々にいたぶられ……。悪魔の館で繰り広げられる秘密の宴。男の欲望のすべてを活写した調教小説の傑作。
☆男の憧れを一身に集める大女優を拉致して山奥に監禁し、一生性奴隷として男に隷属させる夢の桃源境。彼女の仲間は4人いていずれ劣らぬ美女揃い。前半は色気ムンムンの人妻、後半はまだ処女である令嬢が彼女のサブで責められ役となる趣向だが、メインの女優が5人目の性奴隷として浣腸で生き恥を晒すまでを濃密に描いた男の願望を成就させる小説。余計な要素を排除したこの潔さには拍手を送りたい。
本作の特徴は、男の影が薄く、実際の責め手がほとんど女である事。酷薄な女調教師二人組や女優のお付きの下女が、女の性を知り尽くしたレズ調教でイカせまくって屈辱を味わわせ、最後は浣腸脱糞と言う生き恥を晒させて締め括るのだが、男はほとんど形無しである。読者の性癖にもよるだろうが、ヌキ所もほぼレズ調教部分に限られており、媚薬で焦らされペニスでなく張り型で前後ホールを嬲られての絶頂と言うのはSM的である。
メインの女優を始め前半のサブである人妻も含めて熟女が責められ役の中心なのでロリコン性癖な私としては満点評価とはしない。又潔いとは書いたが、ごく普通の小説としては細部の粗が目立って傑作とは言い難い。だが人妻熟女好きなら抜くためのオカズ小説として申し分ないと思うし、それが正しいSM小説の形であると、私は思う。
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