オフィス・ガール 汚辱のファイル 由紀かほる
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涙をいっぱいに湛えた蠱惑の眸で男たちを見すえながら、甲野佳奈子は妹の身代わりに、その鮮麗な肉体を差し出した。溢れる知性と抜けるような品性の姉、すき透るような白い肌を持つ可憐な妹―。美姉妹の運命を操るけだものの淫虐なる野心。


☆個人的に由紀かほる初体験であり、大袈裟に言えばその後の人生にまで大きな影響を受けた思い出の作品。どれだけ抜いたか数え切れないくらいお世話になったので、最高評価以外考えられない。
 メインヒロインは有能なOLだが、その妹の女子大生を拉致監禁して調教し性の虜にしてしまうパートでまず抜ける。お嬢様女子大生が首輪を嵌められて、あくまでソフトな愛撫で籠絡する性テクニックで一晩中犯されて性の歓びに屈服し、自分から男を求める痴態をビデオ撮影される。そしてそのビデオで脅迫された姉が、童貞男の冴えない部下に会社内で調教されると言うストーリー。媚薬ローションを垂らした2本の男根型バイブレータを股間の前後ホールに打ち込まれ、制服の下で生ゴムで亀甲縛りにされて働かされるうちに、体が疼き出して首になる筈だった男の軍門に降っていく姿を執拗に描写して素晴らしい。
 性の歓びが人の一生まで変える事がある、と言うメッセージが、当時学生だった私の人生にまで大きな影響を与えてくれたと思う。


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