☆この小説は「愛と官能の美学」のShyrockさんより投稿して頂いたものです。著作権はShyrockさんが持っておられます。

shyrock作 もえもえ マーメイド・ママレード
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【登場人物】

筑後もえもえ

当作品のヒロイン。高校3年生、18歳。
154cmと小柄でスリムだがバストはEカップと大きめ。髪はショート。
類まれな運動能力を備え水泳で国体入賞の実績を持つが現在休部中。
性格は明るく社交的。マイブームは夢判断。
20歳ごろの加藤あいを彷彿させる美少女。

車山俊介

一級建築士で設計事務所を経営、33歳。
バツイチで二度と結婚しないと言っているが、大の女好き。
健康維持のためジムへ通っている。ジム歴2年。

宮本泰三

食品会社の経理部長、53歳。
太鼓腹をした中年男で、ダイエット目的でジムに通っている。
ジム歴、3ヵ月。

野崎一平

アパレルメーカー勤務。45歳。
大病を患ったことからリハビリ目的でジムに通っている。
ジム歴6ヵ月。

山下健太

IT企業勤務。25歳。
告白した女性からガリガリは嫌いと言われ、筋肉をつけるため通い始めた。
ジム歴2ヵ月。

藤山雅春

高校3年生、18歳。
もえもえのボーイフレンド。
性格は明るく何事にも積極的だが少しおっちょこちょい。
勉強は中程度。

第8話

 羨望のまなざしで車山の行動を見つめる人の3人の男たち。
 真っ先に最も美味なる箇所にありつこうとしている車山に対して不服を漏らす者はいない。
 スイミングスクールの中にあっても『猿山』のような社会構造が自然発生的に構成されているようだ。

「いや、お願いですから許してください……」

 もえもえの懸命の哀願も空しく、車山の指は女の羞恥の個所を捉えた。
 水に濡れて陰部に貼りついた薄い恥毛を指で丁寧にかき分け、縦に走る女の証を指でなぞる。

「あぁ……やめてください……いやぁ……」
「ふふふ、それにしても先生って身体は細いのに、おま〇こはふっくらと肉付きがよくていい感じに盛り上がっているよね。俗に言う『もりまん』ってやつだね?こりゃ楽みだ~」

 車山の言葉に呼応するかのように、もえもえの片足を支えていた宮本がつぶやいた。

「車山さんが言うとおり、もえもえ先生は確かに良いおま〇こをしているよ。名器間違いなし!」
「この中で人生経験が一番長い宮本さんが言うんだから確かだね」
「いやいや、人生経験がイコール性経験とは限らないからね。わはははは~」

 車山は喋っている間も指の運動を休めることはない。

「あぁ、いや……いじらないで……車山さん、やめて……」

 そこへ若い山下がもえもえの耳元で、わざと聞こえるようにささやいた。

「そう言えば、数日前のあるスポーツ新聞の記事に『もりまんの女は名器。男は2倍楽しめる』って書いてありましたよ。へぇ~、これが『もりまん』なんだ。ワクワクするな~」

 山下は『もりまん』の女性を見るのは初めてのようで、素直に感動を表した。

「触り心地ってどう違うんだろう?車山さん、俺にも早く触らせてくださいよ~」
「まあまあ、そう焦るなって。後でバトンタッチするから」

 聞きたくもない男たちの卑猥な会話がもえもえの耳に飛び込んで来る。
 それも他人事ではなく、自分の性器のことをあれこれと論じ合ってるのだから恥ずかしくてしょうがない。
 もえもえは頬を真っ赤に染めていたが、顔を背けることもできず目を閉じるしかなかった。

 その時もう1人の年長者である野崎が車山に催促をした。

「車山さん、もうぼちぼち……やらないと時間がなくなりますよ」
「あ、そうだね。じゃあ、ぼちぼちと」

 受講時間を大幅に超化すると、不審に思った他のコーチがやってくるかも知れない。
 あまりゆっくりもしてられない。
 車山の休めていた指が再び活発に動き出した。
 陰核を覆っている皮を剥き広げ、艶やかなピンク色の実をつまんでみせた。

「あっ……」

 まるで電流でも帯びたかのように身体をピクリと波打たせるもえもえ。

「先生ってすごく敏感だね。ちょっと触っただけなのにこんなに反応しちゃってさ。じゃあ、こうして擦るとどうなるのかな?」
「きゃっ!いやっ!あぁ、そこは擦っちゃダメぇ~~~……」
「そうなの?ここは嫌なの?それじゃ、こっちならいいのかな?」

 車山は深い渓谷を指でなぞりながら、その中心部にある窪んだ部分に中指を挿し込んだ。

「きゃ~~~っ!いやあ~~~~~!!」
「先生、あんまり大きな声を出さないでくださいよ。コーチを辞めたくないんでしょう?」
「本当に?本当に今だけ……あぁん……我慢したら……許してもらえるんですか?事務所に言ったりしないのですか?」
「もちろんだよ。俺たちは約束は絶対に守る。先生が今夜大人しくしてくれたらね」
「わ、分かったわ……」
「ふふふ、なかなか物分りがいいじゃないか。では遠慮なく責めさせてもらうよ」
「……」

 もえもえの顔から血の気が失せ蝋のように青白くなっている。

「宮本さん、野崎さん、両サイドから先生の下のお口をちょいと広げてくれますかね?」
「えっへへ~、お安いご用で」
「おおっと、待ってました~」

 二人の男たちは水を得た魚のように喜び勇んで、早速もえもえの陰部に触れて来た。

「ほほう~、若い先生のおま〇こはいいね~。お肉がプリプリして弾力性が半端じゃないね~」
「いやっ!そんな恥ずかしいことを言わないでください!」
「陰唇が黒ずんでなくてきれいなサーモンピンクだね~。ゾクゾクして来た」
「いやぁ、そ、そんな広げちゃダメぇ~……」

(クニュクニュクニュ……クニュクニュクニュ……)

 宮本と野崎はもえもえの陰唇に触れると「行き掛けの駄賃」とばかりに、拡げるだけに止まらず貪るように嬲り始めた。

「きゃぁ~~~~~っ!許してください~~~~~!」
「大きな声を出すなって」

 宮本は陰唇の上部を擦り、さらには陰核をこねた。
 野崎は陰裂の下辺を中心に愛撫し、時折アナルにも触れた。
 もえもえは身体をよじって野卑な指から逃れようとするが、4人の男たちに固定されてはなすすべがない。
 それに拒み続けて彼らを怒らせてしまっては元も子もない。
 スポーツジムを解雇になるのだけは絶対に避けたい。
 今の状況だとやはり我慢する以外方法はないだろう。
 もえもえはは涙目でぐっと唇を噛み締めた。

続く→もえもえ マーメイド・ママレード 第9話

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