悪夢の特待生契約

悪夢の特待生契約
 相田恵美は高三で通い始めた進学塾「和田進学アカデミー」の甘言に騙され特待生契約を結んでしまう。だがこれは、倒錯した加虐嗜好を持つ女塾長が美少女を辱めるために作られた制度だったのだ。こうして始まった、塾長や性技に長けた講師陣、マゾ奴隷に堕ちたOGらによる性調教が、恵美に性悦の深淵を覘かせ、真面目だった優等生は快楽を貪ってよがり狂う淫らな性奴隷へと転落してゆくのだった。

77.三者懇談の罠(3801字)

 ふたなりペニスの改良手術を受けてから、恵美達は悪夢が晴れたかのような平穏な日々を送っていた。もっとも、2人が被虐を歓ぶどMな性奴隷少女として、アクメ調教システムによる24時間イキまくりの状態は継続している。股間のT字帯型貞操帯に巨大化した場合に備えたペニスサックが加わるため、今時流行らない濃紺のブルマをアカデミーから支給されてミニスカの下に着用していたが、マゾな女子高生にはピッタリ嵌り、ロリコン性癖男性には生パンツに劣らず扇情的だったかも知れない。とりわけロリロリな美紀は。

 そして女性を性具で歓ばせる専門家でもあるドクターは、貞操帯のペニスサックを改良して、勃起の苦しみから2人を解放してくれたのだ。それ自体は簡単な仕組みで、ペニスサックに圧力が掛かると自動的に振動しながら収縮し、ペニスが萎えて圧力が消えるまで続く。これがアクメ調教システムに繋げられ、女体への刺激で男性器が目覚めると同時に慰めてくれるので、大量に愛液と精液を吐き出す心地良さは最早天国である。小用の可能な貞操帯なので、オシッコと一緒に精液も排出出来て、申し分のない快楽装置と言えた。
 
 もう十分に調教され、心身共に淫らな変態に堕ちていた2人が、何の抵抗もなく順応したのは言うまでもない。着衣の下に隠された性具の責めで激しく気をやりながら平静を取り繕う術にも熟達した2人は、アクメの快楽を味わいつつ他の事にも集中して取り込む事が出来るようになり、不思議なくらい成績も上がった。性欲が満たされると、思春期の女子は集中力が上がって成績もアップする、と言うアカデミーのトンデモ理論も、小説だけに決して暴論ではないのだった(笑)。
 
 恵美と美紀が早朝の教室で密会する恒例の行事も続けられていたが、貞操帯の存在があるため、お互いの股間を慰める行為はなくなった。その替わり、立ったまま抱き合って互いの唇を貪りながら、乳房を揺さぶりお尻を振りたくってアクメ調教システムで次々に極める天上の快楽を味わい、ふたなりペニスが萎えてくれるまで朝の欲情を鎮めるのが日課になっていた。

 アカデミーでは、塾長室でその日の絶頂回数を報告し、汚れたブルマを男性講師に献上するのが習いとなった。ロリコン男安田にとっては夢のような毎日だったが、実の所、イキまくり少女が絶頂の回数を報告する事に意味はなかった。何しろコンピュータ制御のシステムで極めた回数も管理され、誤魔化しは利かないのだから。だが、スカートが短いだけで外見上は清純な女子に見える2人が、真っ赤になって恥じらいながら申告する回数の余りのはしたなさをからかわれ、ビショビショに濡れたブルマを脱いで差し出す度に、2度と引き返せない性奴隷のマゾな本性が着実に確立されていくのだった。

「へえ、恵美ちゃん50回もイッタんだ。ブルマの中におもらしでもしたのかい?」
「美紀ちゃんも負けてないな。よし、どちらが先に100回クリアするか、競争だ」
「それ、もうギネス級じゃありませんか?」
「ブルマの脇からションベン垂れ流してる小学生みたいなくせに、コイツら天下一品のど変態だぜ」

ーーああ、恥ずかしい……でも恥ずかしいともっとイッチャウの。私もうダメ、この人たちには逆らえない……
ーーもっとイジめて……美紀はいっぱいイッて、ブルマを汚すイケない子です……

 これだけ恥辱を味わわされながら、2人の羞恥心が摩耗しないのは不思議なくらいだった。むしろ以前より恥ずかしがり屋になってしまった気さえして、過激なミニスカでブルマを覗かれただけでも凄まじい羞恥が込み上げて来る。すると強制アクメがより一層甘美に感じられて2人を狂わせる悪循環だった。ひょっとすると、羞恥心が性の快楽を増幅することを悟ったため、恥ずかしがる気持ちも強化されるのか知れない。

 もちろん凌辱者達も羞恥心を保持した淫乱少女は大歓迎で、ブルマを没収した後は貞操帯を外しての調教に熱が入った。2人は女性器も男性器も蹂躙されて、快楽地獄にのたうち回るのが常だったが、悲惨さはまるでなく、終始和やかな雰囲気での調教であった。お互い同意の上で過激なプレイに興じる、SMの理想が実現されていたとも言える。

 だが、そんな理想も長く続けばマンネリは避けられず、さらなる刺激を求めてしまうのが、人間の常である。ある日、恵美はふたなりペニスに騎乗した塾長に責められながら、なぜか家の事情を聞かれていた。

「あなたのお父さんはずっと家にいるのですか?」
「い、いえ、時々出張が……あーっっ!!」
「ほう~ら、タップリお出しなさい」
「あ、イキますう!」
「ねえ、次の出張はいつかしら」

 実のところ、恵美の家庭事情は既にある程度調べがついていた。一つには、盗撮ビデオを販売する顧客リストの中に相田と言う人物がいて、これがやはり恵美の父親である事が判明したのだ。彼はヘビーユーザーであったが、ビデオの送付先が恵美の自宅でないケースが最近急増している。近県のビジネスホテルなのだが、これが彼の出張時における常宿なのではないかと推察されていた。何しろ犯罪的な内容の場合もある猥褻ビデオなので、自宅以外を受け取り場所に指定する顧客も多いのだ。まだ恵美や美紀が出演しているビデオは販売されていなかったが、完璧な服従ぶりを見せる2人だけに、早晩商品化される予定であった。もう脅迫に使う必要は認められず、売り捌かれても文句を言うどころか、被虐の歓びを感じそうな2人である。もっとも、その対象が実の父親となれば、話は別だろうが。

 さて、娘の恵美と両親同席での夕食が習いとなった相田家では、実に平和な会話が弾んでいた。前後ホールに男根を摸しより効果的な女泣かせのデザインをしたバイブレータをくわえ込み、クリ責め突起もピンポイントでセットされた恵美は常用のブルマをピッチリ着用し、女子高生らしからぬ巨乳にも乳首繰り抜きバイブ機能付きの調教ブラ、さらにふたなりペニスには勃起時に射精を促す振動収縮ペニスサックまで密かに取り付けられた恵美は、IC制御システムでエンドレスに気をやりながら、そんな素振りも見せない擬態は名人級で、超人的集中力を見せて成績もうなぎ上りと、両親を喜ばせる材料には事欠かない。

「ママ、明日塾で三者懇談があるんだって。パパ出張だし、夜出て来れる?(アン、おっぱいがいいよおっ!)」
「ほお、そうなのか。えらく熱心な塾じゃないか」

ーーヤだ、パパ、急に私の方見ないで! 今からアソコでイッチャウから。ウウッ! クリがヤバいの……

「やっぱりアカデミーにして良かったわ。学校の担任の先生は、ちょっと頼りないからね。恵美ちゃん、成績も伸びてるんでしょ」
「う、うん……(オシリ、オシリい! オシリでイクのはやっぱ恥ずかしいよお)」
「そうか。それじゃ明日から出張だから頼んだよ」
「後で泊りの用意しておきますから」
「ごめんなさい。ちょっとトイレ……」

 いつになく親の注目を浴びながらの連続イキに、いたたまれなくなった恵美は、股間を手で押さえる無様な恰好でトイレへ急ぐ。ブルマ越しでもハッキリわかる大きな膨らみを隠すためだが、勃起と同時にバイブしながら収縮するペニスサックの心地良さで萎えそうになる脚を動かすので必死であった。トイレに入ってすぐさま訪れた射精の快感に酔い痴れ、オシッコのように精液と愛液の混じった液体を排出しながら、恵美はこの三者懇談の邪悪な意図には気付きもしなかった。父親不在のタイミングで、彼女の母親だけと言う不自然な呼び出しの意味を勘繰るには、性奴隷に堕ちた少女は今も純朴過ぎたのである。

「急にお呼び出ししまして、大変申し訳ございません」
「娘がいつもお世話になります」

ーーアン、又いっちゃう! イク、イク、イクウッ!

「どうぞ、ごゆっくりなさって下さい」

 いつも性調教を受けている塾長室の隣にある応接室で、ソファーに母親と並んで腰かけ、塾長の面接を受ける恵美はひどく緊張していた。彼女の色白な顔に滴る大粒の汗は、もちろん三者懇の緊張だけが原因ではない。こんな状況でも動き続ける調教システムがいつもに増した背徳の快楽で少女を追い詰め、アクメを搾り取っていたからである。入って来た真理子が、ケーキとコーヒーを3人前置いていっても、定期的にイキ続ける恵美には、何ら不審を感じる余裕はなかった。それが自分を性奴隷に堕とした時と同じ手管であったにも関わらず。

「今日は受験する大学について、お母様にご相談がありまして」
「はい」
「これは、この前行われました塾内でのテストの結果です。相田さんも、よく見て確認してください」
「恵美、これって良く出来てるの?」
「そうだと思うけど……(オシリが凄いいっっ!!)」
「はい、素晴らしい成績なんですよ。悪いけど、隣の部屋に行っててくれる? お母さんと2人だけで話がありますから」
「……(いっぱい出ちゃった)失礼します」

 脚のフラ付きを悟られぬよう慎重に応接室を出て行く恵美の豊満なお尻を見送りながら、塾長は対面に座った母親を改めて見直し、その美しさに目を見張っていた。

ーー娘はイッタのを隠すのが上手な立派な性奴隷に教育してあげたわ。お母さんも、女優みたいな凄い美人。ドクターの言った通りの美人母娘か。でも、娘と一緒でおバカさんね。こんな簡単に、ノコノコやって来るとは、思わなかったけど、ふふふ……

続く→悪夢の特待生契約 78.ベールを脱ぐドクター

戻る→悪夢の特待生契約 76.悩まし過ぎる勃起


悪夢の特待生契約 目次