悪夢の特待生契約

悪夢の特待生契約
 相田恵美は高三で通い始めた進学塾「和田進学アカデミー」の甘言に騙され特待生契約を結んでしまう。だがこれは、倒錯した加虐嗜好を持つ女塾長が美少女を辱めるために作られた制度だったのだ。こうして始まった、塾長や性技に長けた講師陣、マゾ奴隷に堕ちたOGらによる性調教が、恵美に性悦の深淵を覘かせ、真面目だった優等生は快楽を貪ってよがり狂う淫らな性奴隷へと転落してゆくのだった。

92.先輩奴隷少女の絶頂隠し特訓(4311字)

 自分と同期させられた「アクメ調教システム」について恵美が説明し、早く極めるための体勢まで示して警告したにも関わらず、アナルバイブの作動が始まるとその威力に千恵子は激しくお尻を振りたくって弱音を吐いた。

「オーッッ!! こ、これは、無理い~!」
「ママ……」
「イクっ!……ま、又よ、いぐうううっっ!!…ど、どうしてえ、もう死んじゃう、ああ、又いくううう!!!」

 「アナルは何度でもイク事が出来る」と言うアカデミーの性調教理論を証明するかのように、アナルによる絶頂は一度では許してくれなかった。恵美と美紀の調教でもシステムが2連続に変えられていたが、性風俗やAVではプロでもNGな女性が存在するくらいのおぞましいアナル責めを重ねられて、2人の女子高生は完全に屈服し、アカデミーの従順な性奴隷に堕ちたのだ。

「終わりだよ。ママ? ママってば!」

 2連続のアナルによる絶頂でしばらく茫然としていた恵美は、やはり疲労困憊してグッタリと床に横たわっている母を呼んだが無反応だったので、心配になって起こしにいった。うつ伏せで倒れていた体を揺すると、千恵子は無言で焦点の定まらぬ目をうっすらと開ける。恵美は母の意識がある内にと、「アクメ調教システム」の説明を続けた。システムを同期させられた恵美と母は、一緒に性調教に耐えねばならない性奴隷パートナーなのだから。

「あのね、ママ、よく聞いて。今のがワンセットで……」

 乳房で1回、オマンコで1回、アナルで2回絶頂するのがワンサイクルだと説明すると、動いた瞬間千恵子が「無理」だと白旗を挙げた一番強烈なアナルの偏重が目立ち、母の顔が悲し気に曇った。そしてスイッチの入ってしまう発動条件が、前後のバイブを食い締めてしまう事だと説明していると、又調教ブラが動き始めた。

「ママ、バイブ締めちゃった?」
「知らないわ」
「でも、動き始めたよ……さては美紀か」

 自分も母親千恵子もバイブを食い締めてはいないのに、システムが作動を始めたのは、もう一人の制奴隷仲間である美紀の不始末であろうと推測した恵美は、同時にやはり美紀もシステムを同期させられている事を確信した。不慣れな千恵子が脚を引っ張る懸念もあり、3人の性奴隷はひょっとすると一日中休みなく強制絶頂に耐えねばならないかも知れない。そして一度始まるともう止まってはくれないシステムの色責めは的確に美人母娘の性感を乱してアクメに導き、乳房と女性器で絶頂を迎えた時点で2人ともだらしなく体液を貞操帯の脇から吹きこぼし、快楽に敗れてよがり泣いていた。

 そして恐ろしいアナル責めが始まる前、うつ伏せでお尻を高く上げた格好で向き合った2人は、悲痛な覚悟と共に3連続尻振りアクメの荒行に挑む互いの健闘を祈って、両手を組み合わせる。セクシーな黒革下着だけで淫靡なフェロモンを振り撒いているアイドル級の美形母娘がそんな恰好をするのは珍妙で、男を挑発する小悪魔ポーズのようである。だが、女性器をペニス型バイブに蹂躙されてベトベトに洩らした歓喜の潮を垂れ流しつつ女の歓びにむせび泣いた2人は、もっと強烈で激しく体力を消耗させる3連続アナル絶頂を控えて、必死だった。互いに無言で淫欲に蕩けた妖艶な表情を見つめ合い、力を合わせて悪魔の襲撃に備え、魂まで奪われない事を誓い合っていたのだった。

ーーママ、負けちゃダメだよ
ーー恵美ちゃん。どんなに辛くても、一緒に頑張りましょう

「オホーッ!」
「ママ、声出さないで」

 とうとうアナルバイブがジ-ッと淫靡なモーター音をくぐもらせて震えくねり始め、黒い快楽にたまらず千恵子が重く生々しい悲鳴を放つと、恵美が思わず自制を求めた。母の苦悶を見兼ねたわけではなく、自分の方も辛さが増幅する気がして思わず口に出てしまったのだ。千恵子はその言葉に応じ、伏せた顔の歯を痛いほどギリギリときつく噛み締めてよがり泣きを噛み殺す。恵美も声を出すまいと必死の形相で耐えていたが、アナルの猛烈な快感を減じる役に立っているのかは不明だ。

 狭く曲がりくねった直腸内で性感を開発するのに最適化されたアナルバイブは、軟質でピタリと内壁に密着し奥深くまで快楽振動を伝える悪魔のような筒具である。おまけに媚薬入り浣腸の洗礼を受けた2人のアナルはウズウズと刺激を求めて疼いており、そこを凸凹突起突き淫具に擦られながら振動に直撃されては、ズンズンと快感の楔を打ち込まれるようなものだった。2人の大きく形の良いお尻がプリプリと揺れながら切なく打ち振られ、美人母娘は仲良く猛烈なアナルアクメに向かって驀進する。

 調教システムのバイブレータは当然だが感情を持たないので、人の気持ちなど一切関係なく動き続けるし、小林の天才的な頭脳は省エネでごくたまに充電すれば半永久的な作動を可能にしていた。こんな非人間的機械調教にビンビンに感じてしまう淫らな尻穴を恨みながら、美人母娘は両手を固く結び合い、迫り来る恐ろしい絶頂に負けぬよう互いを励まして歯を食い縛る。そして遂に千恵子の高く上げたお尻がガクガクと痙攣して、恐ろしい呻き声でアクメを告げ、程なく恵美も同様に壮絶な尻悦に敗れていた。

 2人はヒタと目を閉じて、長距離走に匹敵するような猛烈な倦怠感と同時にお尻にジーンとわだかまる甘美な余韻に浸っていたが、恐る恐るうっすらと目を開けた恵美は母の表情にギョッとしてすぐ又目を閉じた。薬物中毒患者のような凄惨で壊れた人間の顔だったのである。そして余韻も覚めぬうちに2度目の悪魔が襲来し、母と娘は固く手を取り合って、傍目には滑稽であろう尻振りダンスの競演で絶頂を迎える。

 ようやくシステムの強制絶頂がワンサイクル終了し、互いが心の支えとしていた手を放して、半死半生の母親を観察した恵美は、ある決意を口にする。

「パパが帰って来るのはあさってだよね。明日ママを特訓してあげるわ」
「な、何を」
「もちろん隠れてイク練習だよ。さ、早く寝よう。まあ、寝てる時動いたら、出来るだけ反応出さないよう頑張ってみて」

 そして恵美は2階の自分の部屋へと上がって行く。茫然と見送った千恵子はホームウェアに着替えると、寝室のベッドに入るなりあっと言う間に睡眠が訪れていた。

 翌日は休日だったが、早朝から人が訪れるのを、千恵子はベッドの中で聞いていた。恵美が下りて来て、応対している。そしてすぐに、寝室がノックされて、入って来たのはよく知っている顔だった。

「お早うゴザイマース。こんなに早くから、スミマセーン」
「ミキティに来てもらったんだ。ママの特訓に付き合ってくれるって」

 恵美も既に着替えており、セーラー服を綺麗に着こなした2人の少女を見ていると、千恵子は不思議な気もちになった。昨日の出来事は悪い夢だったのでないだろうか。だが、腰を上げようとしただけで甘美な感触が迸り、思わず千恵子は口を押えていた。絶対に脱げないと恵美に教えられたおぞましい調教下着が、千恵子の成熟した肉体をガッチリと捕捉している証拠で、乳首とクリトリスと言う女体の泣き所にリングが嵌って括り出され、わずかな動きが擦れてしまう嫌らしい仕掛けなのだった。もうすっかり体に馴染んで全く苦痛は感じない。だが、苦痛を避け快楽と羞恥で堕とすのがアカデミー流調教で、千恵子は蟻地獄のような快楽責めでもはや陥落寸前であった。

ーーこの子達は平気なの?

 作動しなくてもメロメロに感じてとても平静ではいられない千恵子は、同じ調教下着を着けている筈の娘と親友を見ていて、ふとそう思う。性に目覚めた女子が初めに受ける洗礼が、刺激を受け易い先端部の快感で、女子高生くらいの年齢なら乳首とクリトリスこそ弱点ではないのだろうか。自分自身の経験からそう思った千恵子だったが、既にアカデミーの性調教で完全に開花した2人の少女は、千恵子の女子高生時代では想像も付かない性のモンスター化していたのである。

「エミリンママ、カワイイですう。いきなり感じて声ガマンしてるんですよね?」
「そうなんだ。さ、ママ、見せてくれる?」

 いつもは礼儀正しく、小さなかわいい女の子というイメージの美紀と、愛娘の恵美が自分を押し倒しホームウェアをずらして黒革下着を確かめて来る。やはり悪夢は続いていたのだ。慄然とした千恵子は抵抗する事も出来ず、調教下着から露出した3点の肉塊まで確かめられてしまう。

「ママだけに恥ずかしい思いはさせないから。ほら見て」
「私もですう。私たち、凄くエッチな子になっちゃいました」

 恵美と美紀はセーラー服の胸元を緩めて調教ブラの先端に乳首を括り出されている様を見せ、続いてスカートをめくって剥かれたクリトリスを露出させた貞操帯パンツを誇示する。2人の女子高生とは思えない痴態は昨夜見せ付けられていたが、あの悪夢の出来事もやはり現実だったのだ。そして一見清楚なセーラー服の下に、2人が淫らな調教下着を隠していた事で、又しても千恵子の気持ちは乱された。

「ママ。私達、こんなの隠して生活してたんだよ」
「親の前でも、学校でも、平気な顔してるけど、ホントはいっぱいイッチャッテるイケない子なんです」
「だからママも特訓しないと。パパにバレるわけにいかないでしょ」
「私も責任あるんで、一緒にイク練習しましょう。失礼します」
「待って!」

 美紀は露出した乳首とクリに指を這わせてオナニーする構えを見せた。それを見た千恵子は愛らしい外見なのに彼女の邪悪な意図に気付いて、思わず止めようと口走る。恵美の話からすると、美紀の調教下着も「アクメ調教システム」を発動させて、3人を連続絶頂に貶める筈なのだ。そしてその発動スイッチは、誰かの肉体が歓んで股間の前後に仕込まれたペニス型バイブをはしたなく食い締めてしまう事なのだから、美紀にオナニーされるのは命取りだ。ところが、恵美が千恵子を抑えてたしなめる。

「ママ、往生際が悪いよ。ミキティも一緒に絶頂隠し、頑張らなくちゃ」

ーーこの子達、本気なの? あふうんっ!

 千恵子の目の前で、手慣れた様子でオナニーの指を使う美紀は、真っ赤な顔で興奮を高めると、エヘヘと照れ笑いしながら手を引き制服を戻した。

「エヘヘ、おちんちんギュッと締めちゃった。オッパイもみもみ、始まりましたか?」
「ああ~っ! 駄目っ、駄目よう……」
「ママったら、一人だけ恥ずかしいなあ。これはタップリ練習しなきゃ」
「そんなに感じるんですかあ? エミリンママ、カワイイですう」

 ただ1人調教ブラのもたらす快感に耐え兼ね悶絶してしまう千恵子に、左右からセーラー服の美少女2人がにじり寄る。彼女達の胸部からも密かなモーター音が洩れていた。

続く→悪夢の特待生契約 93.娘達に翻弄されて失神しよがり狂う母

戻る→悪夢の特待生契約 91.娘と調教システムを同期させられた母の苦悩

悪夢の特待生契約 目次