悪夢の特待生契約

悪夢の特待生契約
 相田恵美は高三で通い始めた進学塾「和田進学アカデミー」の甘言に騙され特待生契約を結んでしまう。だがこれは、倒錯した加虐嗜好を持つ女塾長が美少女を辱めるために作られた制度だったのだ。こうして始まった、塾長や性技に長けた講師陣、マゾ奴隷に堕ちたOGらによる性調教が、恵美に性悦の深淵を覘かせ、真面目だった優等生は快楽を貪ってよがり狂う淫らな性奴隷へと転落してゆくのだった。

99.淫力アップで調教リベンジ(3422字)

「チエコちゃんの次の衣装は水着デース!」
「ホントはヒモビキニがばっちり似合うと思うんだけど。さすがにハミ出ちゃうから」

 水着で絶頂エロダンスを踊らされる千恵子は、調教下着をカバーするためか露出度が少ないにも関わらず、その水着の嫌らしさに顔を引き攣らせていた。子持ちの女性が身に着けるなどと普通は考えられないスクール水着は、ロリコン性癖の男性に人気があり、美紀であれば見事に似合うことであろう。だが犯罪臭漂う濃紺で地味な水着を四十路の千恵子に着せるのは常軌を逸しており、想像しただけでも普通の水着よりずっと恥ずかしかった。

 だが奴隷少女達はサッサと千恵子のテニスウェアを剥ぎ取り「スク水」を着せていく。

「うーん。これは思った以上に激ヤバだね。おっぱいとお尻がデカいとすっごい迫力で、スク水とは思えないエロさだわ」
「ミキティなら、カワイイんだけどね」

 奴隷少女達に軽口を叩かれて、千恵子は明らかにこんな水着を着る年齢ではない自分の体の淫らさを恥ずかしく思った。もっとも彼女の体は年齢が疑わしくなる程若々しく張りがあって、ほぼ同体形である娘の恵美にも負けない見事なものであったが。さて、とうとう着せられてしまったスクール水着は、用を足すため股間がめくれる、性調教に向いた機能を持っている。今の状態でペロンとめくればもう貞操帯から括り出された剥けグリが露出してしまうのだ。再びシステムを作動させるべく、股間にしゃがみ込んだ恵美はさっそく女体の急所である尖りを露出させ、上体ににじり寄った美紀は水着をずらして乳首に狙いを定める。2人の少女が唇に含んだ性感の塊を一斉にチューッと抜き取らんばかりに強く吸引すると、強烈な快美の矢にズンと貫かれた千恵子はああーっっ!! とエロ声を放ち、ハッキリ自分の意志でペニスバイブを締め付けていた。

ーーおちんちん締めたわよ。こんなに気持ちいいんだもの、もうどうなっても仕方ないわ……

 覚悟を決めた千恵子は、程なく始まった調教ブラのバイブ乳揉みに合わせ、最早恥じらいも慎みもかなぐり捨てて大きな胸をユサユサと揺らしながら、絶頂を目指す。ダイナミックな完熟ボディが悶え狂うエロダンスは迫力満点で、千恵子の本気を見届けた奴隷少女達は外へ出てスライドドアを閉める音を響かせた。視界を奪われた千恵子も、どうやら恵美と美紀に自分の痴態を見張られてるらしいと気付き、アンアンとよがり泣きもはばかりなく、一直線に昇り詰めると大声でアクメを張り上げていた。

「チエコちゃん、次はおまんこでイッちゃおうね~」
「ねえ、ミキティ。せっかくだからビデオ撮影しとかない?」
「これはお宝だね。誰に見せるの?」
「チエコちゃん、パパに見せたげるからね~」

ーーじょ、冗談でしょ!?…アン、おまんこ、イイッッ!!

 千恵子が目隠しの罠に気付いたと見た奴隷少女達は、絶頂ダンスを父親に見せると言って揺さぶりを掛けた。これは恵美の思い付きだったのだが、アカデミーの企みで冗談には終わらない提案になってしまう。だが一瞬悪い冗談と思い千恵子が逡巡したのも束の間、乳房責めで派手に昇り詰めた彼女はもう歯止めが掛からない。ストリッパーのように大股を開いて突き出した腰をグラインドさせながら絶頂を叫ぶ姿は、下品な商売女そのもので見ている方が恥ずかしくなってしまう程だった。さらにとどめのアナルで2連発の絶頂が残っているのでは、千恵子が本気でよがり狂った果てに気絶してしまうのは必定と思われた。それを哀れに思ったか奴隷少女達は本当に目を背け、スライドドアを締めると放置してしまった。時間を見計らい、千恵子が気絶しているのを予想してから再びドアが開けられる。

「あれえ、チエコちゃん、まだ意識があるみたいだね」
「調教してあげた甲斐があったみたい。エッチ力が上がったね、チエコちゃん」
「オシリは良かったあ?」

 てっきり自失しているものと思った奴隷少女達に、二連続アクメに敗れたスク水の大きな尻の狭間を嫌らしく撫でられながら、朦朧とした意識の中でも千恵子は自分の淫力がアップした事を自覚していた。

ーー私、エッチが強くなったの? で、でも、死ぬほどお尻が良くって……恥ずかしい!

 もともと「アクメ調教システム」で何度もイカされると悶え狂ってしまい、アナルの歓びに目覚めて2連発アクメを決められると自失してしまう程性感に恵まれた千恵子のため、出張から帰って来る父親に絶頂を隠す業を伝授するのがこの露出調教の目的だった。実際に先輩奴隷の恵美と美紀は、もうその技術を会得しており、システム同期で連続絶頂に見舞われてもよくそれに耐え、千恵子の訓練に手を貸しているわけだ。

 だが、絶頂を隠すのに長けたからと言って、快感自体が減じるわけでは決してない。むしろ隠せば隠すほど被虐の歓びが増し、より味わい深く感じてしまうのが実情だった。千恵子も凄まじい快感で体が壊れてしまいそうに感じていたが、それでも意識を保ててしまうのに恐怖を覚えていた。

ーーこの子達、こんな気持ちいいのに、頑張ってたのね。頭がおかしくならないのかしら? 怖いわ……

「私、おなかすいたあ。チエコちゃん、強くなったから、リベンジしてもらおう」
「さすがにスク水じゃ無理かな。お着換えさせてあげよ」
「でも、みんなにサービスしなくちゃ。何がいいかなあ」

 露出調教用コスプレを色々用意して来た奴隷少女達は、相談を始める。テニスウェアでも死ぬほど恥ずかしかった千恵子は、恥辱的なものに決まっている衣装替えに生きた心地もしなかったが、あり得ない願望が芽生えているのに気付き愕然とした。

ーーどうせ、イヤラシイ衣装なんでしょ。いいわ、みんなを悩殺してあげるから、凄く興奮して来た……え? 何考えてるの、私……

 だが一度意識してしまった露出願望は二度と消えない千恵子の性癖となってしまうのだった。奴隷少女達に着せられた衣装の恥ずかしさに、千恵子はドキドキと胸が高鳴るのがどうしようもなかった。

「ホラ、背筋を伸ばして歩きましょうね、チエコちゃん。フフ、気持ちいいんでしょ、お顔がすごくエッチになって来たよお」
「みんなビックリして、ジロジロ見てるよ。恥ずかしいね、チエコちゃん」

 スク水姿での絶頂ダンスをクリアして、再度昼食オーダーを取って来る調教に挑もうとトイレから外へ歩き出した千恵子は、多くの買い物客の視線に晒されて脚が竦む。スク水は免除されたが、千恵子の衣装はヘソ出しミニスカセーラー服と言うはしたない物で、とうてい彼女の年齢に見合ったものではない。だが遠目にはパンチラ必至の頭と股間がユルイ男にとっては天使のようなジョシコーセーに見えるので、男は皆落ち着かず下がった視線が股下0センチの激ヤバミニスカの下に集中する。すると千恵子は一見ノーパンに見えるTバック状貞操帯なので、変質的プレイに興じるマゾ娘と見られて好色な視線の遠慮がなくなる悪夢のような展開だった。

「おい見たか、高校生じゃないぞ。すごい美人だけど、かなり歳食ってる」
「たまんねえな。マジモンのヘンタイだぜ」
「見て欲しいんだろ。遠慮することあないぞ」

 徐々に見物人が増え、そんな会話が堂々と交わされているのが耳に入る。手錠や首輪は免除されていたが、千恵子はもう生きた心地がしなかった。好色な視線を振り切り、変態女でない事を示そうと、千恵子は背筋を伸ばして颯爽と歩こうとするが、すると2本差しペニスバイブが意地悪くズンと体奥を突き上げ、薄い粘膜越しにズリズリ擦れる得も言われぬ快感で、大胆に露出した美脚がヘナヘナと萎えそうになるのだった。

 最早衆人環視の中でオナニーして見せ付けているようなもので、凄まじい屈辱と羞恥が千恵子の胸をキュンと締め付ける。すると恐ろしい事にますます強烈な快感が込み上げて来て、千恵子は捨て鉢な思考に頭を支配されて行くのだった。

ーーああっ! もう、どうなっても構わない……

 今や黒山の人だかりと化した見物人の見守る中、ハンバーガー屋のオーダーを待つ人の列に並んだ千恵子は、一世一代のステージに上がった舞台女優のような心境であった。予想外の盛況に驚く恵美と美紀は、自分達が手を下す前に調教ブラの振動乳揉みが始まってさらに驚く。

「ミキティ、締めちゃった?」
「私はやってないよ」
「じゃあ、チエコちゃんが勝手に……」

 こんな状況なのに、千恵子ははしたない絶頂ダンスの披露を始めていた。

続く→悪夢の特待生契約 100.特殊貞操帯の秘密

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