第22夜 インテリ男子の悩み
インテリ男子の悩み
進学校を卒業しながら家庭事情もあって就職したアヤコさんを加え、ますますエロ診療に磨きが掛かった原田形成クリニック。訪れたインテリ風男性患者は何とアヤコさんの同級生! 年上の彼女に強く薦められて包茎治療したいらしいのですが…… (約2万4千字)


6.刺激サックで巨根化(2488字)

 率直に言って彼のペニスは標準より少し小さめかな? というサイズでしたが、性行為で女性を喜ばせるのには全く問題はないと思われました。逆に大き過ぎると苦痛を感じる女性もいるので、このくらいがちょうど良いのではないでしょうか。

「そうですか? でも、かあ……彼女は小さいって言うんです」

 「年上の彼女」は妊娠出産を経験した女性なのでしょう。そのためアソコが広がってしまい、いわゆる「締まりの悪い」状態になっているのだろうと思われます。でも、それで彼に包茎を手術させ、サイズアップを期待するだなんて、無知な上にひどい話です。包茎を手術したらペニスが成長するとは俗説もいい所ですし、大事な彼のカラダにメスを入れさせようだなんて。ここで一計を案じたワタクシはある物を用意して参りました。

「アヤコさん、これを着けてあげて」
「うわ、何か凄いです……とてもえっち……」

 それはこれから「本番」に移るのに必要な避妊具のコンドームでしたが、かなりえげつないデザインの女泣かせのビラビラした刺激突起がビッシリと植えられています。これは自分のナニが短小ではないかと悩んでいる患者さんに、こういう手もありますよ、と紹介してあげるセックス補助用品なのです。
 
「それ、ホントに凄いわよ」
「アヤコさん、大丈夫かしら?」

 ウ~ム。ワタクシはアソコがガバガバの経産婦を満足させる事を想定して、見るもおぞましい強烈なサックを持って来たのですが、まだあまり経験のないアヤコさんに、そんな物を体験してもらっても大丈夫でしょうか?が、もちろん彼女は寸分もひるんだりしません。

「石川君。ホラ、これを着けたらデカチンに変身だよ~」

 そんな事を言って彼にもその卑猥なデザインのコンドームを見せると、さっさとペニスに被せ始めています。石川君は、ここまで包茎ペニスの皮を剥いた状態ですが、それがセックスの支障には全くなっていません。実際ほとんど関係ないのです。いよいよ刺激サックを被せた石川君のペニスを目指して、対面騎乗位で上にまたがったアヤコさんが、破廉恥な制服のまま腰を下ろして来ます。スカートは反則級のミニなのでほとんど邪魔にならず、クラスメイトだった彼女に、その頃のセーラー服で上から犯される石川君にとっては、とても刺激的なセックスに違いありません。

「あああ~っっっ!!!」

 アヤコさんがアソコに彼の刺激サックで増大化したペニスを迎え入れ始めると、ウッと端正な顔を歪めた彼女は大きな悲鳴を上げました。

「佐藤さんっ! 痛いんですか?」

 自分が着けてしまった刺激器具の威力に、石川君も心配になってアヤコさんに問い掛けます。ナース達も、大丈夫?、痛かったら、やめていいのよ、と声を掛けましたが、アヤコさんは健気にも大丈夫ですと、声を慄わせながらゆっくりとさらに腰を鎮め、とうとうズブズブと石川君の武装された凶悪なペニスを、完全に呑み込んでしまったのでした。そしてアヤコさんはしばらく動かず、何かを堪えているような悲痛な表情にワタクシ達の不安はどんどん増大したのです。そして誰よりも彼女を気遣ってやらねばならない石川君は、沈黙に耐えかねたようにボソッとアヤコさんに声を掛けました。

「佐藤さん?」
「い、石川君。大丈夫だよ、私……ちょっと痛かったけどさ……」

 本当に大丈夫なのでしょうか?もう少しこのままの状態が続くなら、やめさせよう、とワタクシが決意を固めた頃、しかしアヤコさんのミニスカに包まれた腰がゆっくり動き始めたのです!

「あ、あ、あ、石川君、だんだん良くなって来たよ……」
「本当ですか?」
「ほ、本当なの……ああっ! 凄いよ、凄い! 石川君っっ!! こんなの、初めてだよ! おまんこトロけちゃいそおっっっ!!!」

 何とアヤコさんの腰遣いはどんどん激しく浅ましい物に変わっていき、いつの間にかグイグイと物凄いグラインドをさせながらよがり狂い始めたではありませんか。

「ああ、あああ~っっっ!!! 石川君、私、君のこと好きだったんだよおっっっ!!!」
「佐藤さんっっっ!!!」

 そんな告白までしながらよがりまくったアヤコさんは、何度も連続して極めてしまうと、グッタリと脱力し失神してしまいました。彼女に告白されてしまった石川君は、アヤコさんを歓ばせ過ぎて気絶までさせてしまったことをどう感じたでしょうか? 意外な展開に言葉を失ったワタクシ達は、もう何も言わずに彼を帰すことにしたのです。

「今日はどうも大変お世話になりました」
「手術のことはもう一度よく考えてね」
「佐藤さんは、ここでずっと働いてるわよ」
「あ、はい。それでは……」
「お母さんによろしくね」

 結局包茎手術の事をどう考えているのかわからないまま、お母さんが車で待つ外に出て行く石川君を見送りながら、ワタクシは、そろそろ母の日だわなどと詰まらない事を考えていました。あの刺激サックでも買ってあげたら、などとは口が裂けても言えません。その後結局石川君は二度と当院に来られる事はありませんでした。せっかく告白したのに残念だったわね、とアヤコさんをからかうと、彼女は、あんなの演技に決まってるじゃないですか、とコケティッシュに笑います。実際彼女にも彼氏が出来たそうで、ワタクシはかわいい3人の娘さんのオノロケ話を毎日サイクルで聞かされるような毎日です。現在当院では、ワタクシ1人だけが男性とお付き合いをしていないのです。若い頃から性知識が豊富で偏見を持っていなければ、相手がM男だったのが原因で別れてしまった結婚もうまく乗り切れたかも知れません。あんな刺激サックを着けなければ満足出来ないような、ガバガバの女性器になる前に、もう一度男の人ときちんとお付き合いしたいものです。

 ああ~、そろそろ来ちゃいそうです。ワタクシはきゃあきゃあと華やかに笑う、エミさん、ユカリさん、そしてアヤコさんの若さを羨ましく思いながら、彼女達と同じセックストレーニング用の股間鎖に付属したアソコとアナルのバイブをしっかりと締め付けて味わっています。

 あ、あ、あ、凄いのが来ました。
 ああ~っっ!!
 いきますうううっっっ!!!

~おしまい~


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