第24夜 あやつりの首輪
あやつりの首輪

 自他共に認める抜群のルックスの美少女満里奈は、正反対の肥満体で皆から忌み嫌われている「サイテー男」貫太からのラブレターを笑って突き返す。が、去ろうとした瞬間背後から首に目に見えない奇妙な物体を付けられてしまう。それは貫太が恋する想念で生み出した「あやつりの首輪」。命令に従わなかったり嘘をついたりすると絞殺される恐怖の首輪を嵌められた満里奈に、貫太は淫らな命令を下し始める。連日の性調教で身も心もボロボロになっていく満里奈だが、いつしか・・・ (約2万3千字)
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4.相互オナニーとフェラチオ飲精(4306字)

「それじゃあ、スカートを両手でめくって見せて」

 うう。椅子にふんぞりかえってる貫太の目のほぼ正面にアタシの大切な所が来てる。でも命令は絶対だ。アタシは仕方なくスカートを両手で持ち上げて行った。アタシの自慢の色白ですべすべだけど若々しく肉の張り詰めたカモシカのように長い下肢の太股が眼前に露出していく絶景に、貫太がギラギラした熱く嫌らしい視線を送り込んで来るのがわかり、アタシは羞恥と興奮でだんだん脚の慄えが激しく止まらなくなっていく。

「せっかくセクシーなパンツをはいてるのに、駄目じゃないですか。その黒いのは脱いで僕に渡して下さい」

 ああ。イマドキの女子高生ならほとんどはいてるパンチラ防止の黒いハーフパンツを咎められてしまった。ためらって首輪が締まる恐怖には耐えられない。アタシはペロリと舌を出して唇を舐めると、その場でハーフパンツをずり下ろし長い脚から抜き取り、目の前の醜悪な肉の塊に手渡した。貫太は嬉しそうにそれを受け取ると、クンクン匂いを嗅いでみせる。

「へへへ、満里奈さんのアソコのいい匂いがしますよ。では、今度こそパンツを見せて下さい。スカートを上げて」

 ああ、こんなゴミのような奴に見られるのに、どうしてこんなに胸が高鳴ってしまうのだろう。アタシは俯いて閉じた目を横に反らし、目の前の絶対者の存在を無視しようと試みながら慄える両手でスカートを持ち上げて行く。

「満里奈さん、目を開けて僕を見て下さい。せっかくえっちなパンツを見てあげるのに、失礼じゃないですか」

 ああ、どこまで嫌らしい男なんだろう。アタシがあられもなくスカートをめくってメチャクチャに羞ずかしいヒモパンツを見せてしまおうとしている相手が、本当は普通の男の子だったらどんなにか気が楽な事だろう。アタシのあり得ない願いはやはり無惨に裏切られ、目の前にいるのは小山のような醜く太った体で、肉がたるみタプタプしてる額に気持ち悪い大量の汗を滴らせた、サイテーサイアクの生ゴミ男、谷口貫太がへらへらと薄ら笑いを浮かべている姿だった。それでもアタシのスカートを上げる手は止まる事を許されず、飢えた野獣のようなコイツの目前にエロパンツがモロに晒されてしまうのだ。

「これが満里奈さんの勝負パンツですか。すごいな、具が見えそうですよ」

 アタシはあまりの屈辱と羞恥でカッと血が逆流するような気がした。どうしてこんな男性を誘惑するだけしか用途がないような、白くて際どくスケた三角ビキニの布地を両サイドのヒモで留めるだけという、大胆極まりない下着を買ってしまったのだろう。それはクールビューティーで通ったアタシが、決して実用に使うためでなく、精一杯背伸びして将来結ばれるはずのまだ見ぬセレブな男性に見せるため、予行演習として買ったつもりの下着だったのだ。羞ずかしいが、アタシはお風呂上がりなどに自分の美しいボディーラインを鏡に写してウットリと陶酔してしまう事がある。そんな時、このヒモパンツを股間に着けると完璧なのだ。まるで美の化身のようなエロスの香り漂うアタシの魅力に、抗し切れる男性は存在しないだろう。だがそれは目の前に存在する醜悪な肉の塊に見せるためのものでは、断じてない。

 しかし「持っている一番えっちなデザイン」のパンツをはいて来いという命令は絶対で、他のショーツを選ぼうとすれば容赦なく首輪が恐ろしい力で締まってそれを許してくれなかった。そして今、アタシが見せ付ける裸よりも扇情的なヒモパンツの貼り付いた股間に食い入るように見入っている、吐き気を催すブヨブヨの百貫デブから目を反らす事も出来ないのだ。アタシの首をガッチリと捕らえた「あやつりの首輪」を作り出している、貫太の凄まじい邪悪な想念がオーラとなって辺りに立ちこめ、至近距離で見られている羞ずかしい股間からカラダの中が汚染されていく。アタシは、まるで蛇に睨まれた蛙のように冷や汗をかきながら、スカートを持ち上げた格好で全く動けなくなっていた。

「そのパンツならはいたまま出来ますね。スカートを片手でめくったまま、もう片手でオナニーする所を僕に見せて下さい」
「……そんなこと……んあ~っっ!!」

 カラカラに乾いた喉からようやく絞り出したためらいの言葉は、すかさず強烈な首輪締め付けの報復を受けた。逃げ場を失ったアタシは仕方なく左手でスカートを大胆にめくり上げ、貫太の目に堂々と晒された頼りないヒモパンだけの股間に右手を当てがっていく。

「満里奈さん、僕もオナニーしますから、見せ合いながら一緒にイキましょう」

 そんなとんでもない事を言い出した貫太は、さっさと巨大な学生ズボンを下ろしパンツをずらして、おぞましいモノを取り出して見せた。目を反らす事も禁じられているアタシはやむなくソレを見て、(大きい)と思ってしまった。ブヨブヨの脂肪の塊みたいな下腹部に隠れていても、ハッキリと固く勃っている様子が見えたのだから、実際に大きなサイズなのだと思う。バージンのアタシにそれを判別するだけの知識はなかったが、女の本能がコイツの男性器が並ではない事を告げていた。

「さあ早く!満里奈さんは、お尻に指を入れるんでしょう?」
「ああんんっっ!!」

 い、嫌だ……せめてこの男の前でえっちな反応だけは押し殺そうと思ったアタシの目論みは、ヒモパンの中に入れた人差し指をヌルッとお尻の穴に打ち込んだ途端にくじけてしまう。1人で14回も極めてしまった時にはまだシーツを噛んで我慢出来ていた、悩ましい声が洩れてしまうのをどうしようもなかった。限界まで繰り返させられたオナニー地獄によって、ふっくらと膨らみすっかりクセになってしまったアナルは、この破廉恥な状況の中でいよいよ甘く疼いて自分の指を迎え入れてしまい、すぐにおぞましくも強烈な性の歓びがアタシの下半身を浸食し始めた。

(さあ、満里奈。あなたのえっちな本性を晒け出すのよ……)

 頭の中で淫魔がそう囁き掛けて来たような気がした。もう何のためらいもなくアナルに第2関節まで打ち込んだ指をクニクニと蠢かせると鮮烈な快感がアタシを狂わせ、ヒモパンに忍ばせるのももどかしく残った指でクリを捕らえると頭の中で火花が散った。そして一晩で会得してしまったえっちテクでずれていた包皮をかぶせ過敏なクリトリスの露頭に直に触れないよう指でイジり回すと、アタシの口からは嫌になる程淫らなよがり声が次々と迸り出るのをどうしようもなかった。

「満里奈さん、一緒にイキましょう!」

 そして貫太も又脂肪の海の中から摘み出したペニスを片手で握り、シコシコシコとリズミカルにしごき立てながら気持ち良さそうに細めた目で、アタシの狂ったように激しいオナニー姿を見つめているのだ。アタシはもちろん男性のオナニーを見るのは初めての経験だったが、貫太の肉厚だが生白い手が、こんな生ゴミ野郎にしては意外な、ややピンク色がかった男性器を激しくしごき立て、その肉塊がヒクヒクと脈動しながら快楽におののく生々しいオナニーを見せ付けられると、イヤでも興奮が天井知らずに高まってしまう。こんな奴と一緒にイクなんて、絶対にイヤだ。まだわずかに頭の隅に残ったそんな嫌悪感もむなしく、天国にばく進するアタシにもう理性の歯止めは全く利かなかった。

「いくうううっっっ!!!」
「僕も出すよ!」

 ああ、何という事だろう。醜い人間のクズである貫太の視線にヒモパンだけのエロい股間を差し出し、お互いに見せ合いながらのオナニーで達してしまった絶頂は、これまでで最高の身も心もトロけるような感激だった。アタシは強烈過ぎる快楽でだらしなく涎までこぼしながら余韻に浸り、こんなに気持ちいいんだったらもうどうなっても構わない、という捨て鉢な思考が甘美に痺れ切った頭に忍び込んで来るのを許していた。

「満里奈さん、まだ人が来るまで時間があります。僕の前にひざまづいてチンポをくわえ、2発目を出させて下さい。あなたもオナニーしながら、又一緒にイキましょう」

 アタシはもう貫太に求められるまま、すぐにフラフラとしゃがみ込み、口を開けてコイツが自分の手に持った射精直後なのに全く勢いを失っていないペニスを突っ込んで来るのに、されるがままになっていた。目に見えない「あやつりの輪」は動きはしないがしっかりその存在感が首に感じられ、アタシのカラダは貫太の命令通り自動的に動き心の抵抗もまるで覚えない。正しく「あやつられて」いるのに等しかった。貫太は放出したおぞましいザーメンを余っていた包皮の中に溜めていたようで、自分で包茎(と言うんだろうか?)の皮をめくりながら突っ込んで来たので、アタシの口の中にすさまじく生臭く気色悪い粘液がぶちまけられた。ところが、こんな汚辱の極みのようなおぞましい行為だと言うのに、アタシは心臓が停止するのではないかと思われる強烈な興奮に包まれてしまい、夢中で口をジュバジュバと激しく使って、貫太のザーメンの残りが付着した男性器をしゃぶり始めていた。

「ああ、気持ちいいな~。あこがれの満里奈さんにおしゃぶりしてもらうなんて、まるで夢みたいです。ところで満里奈さん、手がお留守になってますよ。ちゃんとオナニーして一緒にイッテ下さい」

 アタシが又ヒモパンのサイドから忍ばせた指でアナルとクリちゃんを捕らえると、打ち響く快感はさらに甘美で恐ろしくなるほどだった。悔しいが口一杯を満たしてビクビクと熱い脈動を伝えて来る肉塊の存在が、アタシをさらなる高みへと連れて行ってくれるのだ。これではセックスして歓びを確かめ合っているのと同じではないか。そう思ってもアタシの狂ったような淫らなふるまいは激しさを増すばかりで、股間をイジる手は強烈な気持ち良さを伝え、余った手は胸元に潜り込んで乳首を弄り乳房を揉みほぐしていた。貫太はもう何も言わなくなった。が、アタシの口の中の肉塊が一際大きくググッと膨らんだような気がして、コイツが二度目の射精の準備に入った事を感知したアタシは、自らのカラダをまさぐる指の動きにスパートを掛け、どっと二度目でも大量な劣情の証が口の中に放出されると同時に、強烈なアクメに達していた。それは心ならずも貫太とアタシの体が通じ合ってしまった瞬間だった。そしてほんの一瞬だが、コイツの歓びに熱く脈動するおぞましい肉塊に対して

(そんなに気持ちいいの? かわいいわ、出させてアゲル)

 と言う、アタシとは思えない感情を覚えた事も告白しなければならない。このままアタシは、このサイテーサイアク生ゴミ男に体を支配され、ついには心まで支配されてしまうのだろうか?


続く→あやつりの首輪 5.悪魔のオナニー禁止命令に屈服し変態女子高生宣言

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あやつりの首輪目次
プチSM千夜一夜ものがたり 第2期 目次