第43夜 変身
変身
 不登校で5年も引きこもっているシンイチは、ある朝念願の触手に変身してしまう。女性のエクスタシーをエネルギーに変えて存続するシンイチは、自分に冷たい父親に復讐しようと母親の熟れ切った肉体に絡み付き、父親の目の前で母を犯して極めさせる。だが、続いてただ一人自分に好意的な妹のさくらの部屋でかくまわれたシンイチは、いつの間にか女らしく成長したさくらを犯したいと言う触手の本能と、かわいい妹を汚してはならないと言う人間らしい良心との葛藤に苦しむ事に。だが、あまりに無防備なさくらにシンイチは遂に襲い掛かってしまうのだった。これは自信作。 (約2万4千字)


5.緊縛セックスで初めて絶頂する妹

ーーお願い、優しくして……

 ハッと気付いた俺は、さくらの幼い体中に這わせた変形自在の触手達を、出来るだけ細くちょうど糸こんにゃくくらいのデリケートなものに変えた。極力ソフトな刺激でさくらに苦痛を与えず、優しく弄り回して性の歓びを教えてやるためだ。もちろん母さんにしてやったような先端をチンポの形に変えるのも禁じ手だ。

ーーさくら、男の人とえっちするのは初めてか?
ーーうん……

 聞くまでもないことを確認するように聞いてしまった。恐らくボーイフレンドと一対一で付き合ったことすらないであろうさくらは、間違いなく処女である。母さんなら興奮を煽るのに絶大な効果があった男性自身の形は、さくらにとっては恐怖でしかないだろう。こうして俺が糸こんにゃく状にした無数の触手をウネウネと蠢かせながら、女に性の歓喜を与える触手の本能に基づき微妙なバイブレーションを掛けていくと、果たしてさくらはニュアンスの違う声をテレパシーで俺に伝えて来た。

ーーお、お兄ちゃん……アン、くすぐったいよう……

 くすぐったさと性の快感は隣り合わせだ。あるいはバージンらしい羞恥や性に対する怯えから、さくらは気持ちいいのを隠してくすぐったい、とだけ告げたのかも知れない。いずれにしても俺はさくらの反応に勇気を得て、本格的な触手なぶりを開始した。

ーーあっ!
ーー気持ちいいんだな、さくら
ーーや、ヤダ、羞ずかしい……

「糸こんにゃく」がまだ固い食用ブルーベリーの実のようなピンクの乳首をグルグル巻きにすると、その実が次第に息を吹き込まれたようにツンと尖っていき、先端を別の触手でツンツン、クリクリと弄ってやると、さくらがドキッとするような悩ましい声を洩らした。そのままソフトな刺激を続けていると、パンツとおそろいのイチゴプリントのブラジャーに押さえ付けられた妹のかわいらしいおっぱい全体が、芯でも通ったかのようにグッと固く張り詰めて来る。触手なので揉みしだいてやれないのが残念だが、そのかわり乳房全体に網の目のように張り巡らせた触手の小刻みな震動をゆっくりと強め、糸巻きにした両乳首にはやや強めにピンクローターになったつもりで心地良いバイブを与えてやると、さくらは嬉しさと羞ずかしさをミックスしたようなテレパシーの声を上擦らせて俺に伝えた。

ーーああ、お、お兄ちゃん! 気持ちいい……
ーーどこが気持ちいいの? 言ってごらん
ーーおっぱい……

 俺はもう大丈夫だと思い、我慢していた触手の本能を解放して、さくらの口の中の触手と、イチゴパンツの中の本体をスモールサイズのペニスに変身させていった。それはヒトだった頃の、俺のシンボルに瓜二つだ。情けねえ。いや、そんなことはないぞ!さくらと交わるために、神様が授けて下さったサイズだと思えばいいではないか。ふと気が付くと、さくらはセーラー服を着たまま床に仰向けに転がり着衣の上から胸と股間に手をやって悶絶していた。それがいささかも俺の触手責めを緩和する役に立たないのは言うまでもない。

ーーさあ、さくら、かわいいアンヨを開いておくれ

 いくらでも生えて来る触手が束になってフトモモに巻きつき開脚を促すと、さくらは強い抵抗は見せず易々と脚を広げてしまう。そして触手達が蠢き少しお尻を浮かせてまるで赤ん坊がおしめを取り替えられるような体勢を取らせてしまうと、ロリロリのさくらにはバッチリ嵌って犯罪的なまでにアブないエロティシズムを漂わせ始めた。

ーーオテテは背中で組んじゃおう

 大人しく従ったさくらの両手を触手達がギリギリと拘束する。

ーーどうして縛るの、お兄ちゃん……
ーーさくらがえっちして気持ち良くなるためだよ
ーーよくわかんない……

 こうして万全の準備を整えた俺はいよいよロリコン男なら鼻血もの間違いない、さくらのいつの間にかムッチリと女らしく肉の乗ったスベスベのフトモモの合わせ目に貼り付いたイチゴパンツの中で、淫靡な行動を開始した。やはりまず責めるべきポイントはココだろう。

ーーさくらの、えっちなオマメちゃんはど~こだ~
ーーあんっ!

 童貞だったヒト時代の俺ならとてもそんな余裕もテクニックもなかっただろうが、女の歓びをエネルギーとして生きる触手と化した今、たとえ処女でガッチリと包皮にガードされていようとも、最急所のクリトリスを探り当てることなど朝飯前だ。さくらはそんな所に飛び上がるほどメチャクチャに敏感なポイントが隠れていることを知っているのだろうか。やはり厳重に覆いかぶさっていた、ワレメちゃんの端っこの包皮に軽く触手が1本触れただけで、ビクンとフトモモを慄わせてえっちな声を出した。目を見張るような素晴らしい感度と言って良いが、さっき布団の下でモゾモゾしていた無意識の自慰行為の時はパジャマの上からスリスリしてたのだろうから、包皮のガード越しでも刺激が強烈過ぎるのかも知れない。だけどな、さくら。本当に気持ち良くなるには、皮を剥くのが一番なんだよ。

ーーさくら、お兄ちゃんがジャマっけなお皮をムキムキしてあげるよ
ーーや、ヤダ、怖いよお兄ちゃん……痛っ!

 俺が糸こんにゃくを更に細めた触手で慎重にクリ包皮をめくろうとすると、さくらは痛がった。それに性感神経の集中するクリちゃんを剥き出しにされると言う恐怖感もさくらを怯えさせているのだろう。俺は一計を案じ、さくらがしっかり感じている乳房に貼り付き乳頭をくじっている触手達のバイブレーションを又少し強めてやった。

ーーあんっっ!! おっぱいが気持ちいいよ、お兄ちゃんっ! 溶けちゃいそおっっ!!
ーーさくら、お兄ちゃんも気持ち良くしてくれるかい?
ーー……うん
ーーおちんちんをしゃぶっておくれ

 するとさくらは口の中に入っていた俺の分身のイチモツみたいな触手を、一生懸命くちゅくちゅと舐めたりしゃぶったりしてくれたので、最愛の妹に奉仕してもらう感激で一気にスパークした俺は、チンポ型触手の先からぶしゃあっと媚薬入りの粘液を大量に放出した。

ーーごっくんしてよ

 何と言う鬼畜だろうと我ながら思うような要求にも素直に答えて熱心に口を動かし、ゴクリと喉を鳴らしておぞましい液体を飲み干す妹の口の中で、放出直後やや勢いを失った分身のチンポ触手はすぐにムクムクと粗チンなりに精一杯の回復を見せ、さくらを興奮させようと奮闘を続ける。そして即効性の媚薬入りザーメンの効果はすぐに現れ、さくらは愛らしい声で戸惑いを口にした。

ーーお兄ちゃん、何だか体がムズムズして熱いよ
ーーそれは、さくらが男の人を迎え入れる準備が出来て来た証拠だよ
ーーあ~っ! な、何これえっ! イヤッ、おかしくなっちゃいそお!

 媚薬で幼い体を火照らせたさくらは糸こんにゃく触手のクリ剥きにもう苦痛は訴えず、鋭敏極まりない尖りを生まれて初めて外気に晒される淫靡な感触に乱れ始めた。確かにこれまで一度も剥かれたことがなかったと見えて、白い恥垢がタップリ溜まっていてプーンとヒトなら吐き気を催すような刺激臭が漂ったが、エロ触手の俺にとっては血沸き肉踊るような素晴らしいニオイであった。そしてマイクロ触手が慎重に溜まった垢をこそぎ落とすようにクリクリと露頭を弄ってやると、さくらはすっかり鮮烈な快感に酔い始めたようだ。

ーーダメだよ、さくら。こんなに汚い垢が溜まってるじゃないか。今度からおフロに入ったら、しっかり洗うんだよ
ーーごめんなさい、お兄ちゃん。で、でも……あああーっ! ああ、ダメッ、ダメええっっ!!
ーーキレイキレイしたげてるのに、そんなに気持ちがいいの? さくらはえっちな、イケない子だね
ーーだ、だってええっっ!! ヒイイーッッ!! それダメ! いっちゃう、いくううっっっ!!!


続く→変身 6.妹の処女血で人間に復帰

戻る→変身 4.イチゴパンツを目撃して処女の妹を襲撃

変身目次

プチSM千夜一夜ものがたり 第3期 目次