第45夜 オカルト教師
オカルト教師

 内気な高校生岡田一樹は、女子の机を探って体操着の匂いを嗅ぐと言う変態行為を「オカルト教師」とあだ名されるガマガエルこと鎌田先生に見咎められてしまう。ガマガエルは一樹を脅迫して、自分が担任をしている一樹の姉と一樹自身の陰毛を渡すよう要求するが、それは人間を意のままに操る古代の秘法を蘇らせるためだった。長身美形で学校のアイドル的存在の姉と一樹はガマガエルに監禁されて、忘れられない甘美で危険な経験をする羽目に。本格的MC小説を目指したつもりの作品。(約2万9千字)

4.姉の口に2発射精

「よし、チンポを離して両手を後ろで組んでおけ。どうだ、気持ち良かったか、岡田?」
「はい、僕はとても気持ち良かったです」

 それは本心からの言葉だった。僕は不謹慎にも、ガマガエルにあやつられている姉貴が見せ付けてくれている素晴らしい映像を脳裏に焼き付けようと、今や立っているのでやっとなくらい激しく美脚を慄わせて異様に悩ましくモジつかせている姉貴の、たくましい太股の上部に貼り付いた白いパンツを一心不乱に見続けていた。

「では今度は真央さんに聞いてみよう。真央さんはパンツを弟に見せて興奮しているのですか?」
「はい、真央はパンツを弟に見せて凄く興奮しています、ご主人様」

 文末に「ご主人様」と付けるのが、2時間の調教の成果であるらしい。あやつられる姉貴の言葉はまるで人形か自動音声みたいに抑揚がなかったが、嘘偽りのない本心からの言葉であるには違いないのだ。僕はこんな状況で姉貴の不自然な口調の破廉恥な告白を聞きながら、今一発抜いたばかりとは思えないほど興奮が冷めやらず、股間を萎えさせるどころかますます灼熱のように勃起させてしまっていた。

「どうして、そんなにイヤらしく腰を揉んでいるのですか?」
「トイレに行きたいからです。」
「もう我慢出来ませんか?」
「はい、もう洩れてしまいそうです」

 僕はトイレの我慢をしてクネクネとパンツを露出した下半身を悶えさせている姉貴の姿に、不覚にもドキッとおぞましい興奮が突き上げて来るのを感じていた。大切な姉貴に恥辱的な苦しみを与えているガマガエルに怒りをぶつけねばならないのに、性的煩悶と見分けのつかない悩ましい悶えぶりに、ハッキリ姉貴を虐めることの歓びを感じてしまっている僕。まるで心の中に悪魔が住み着いたかのようだった。

「小さい方ですか、大きい方ですか?」
「小さい方です」
「そう言えばさっきお浣腸でたっぷりウンコをヒリ出しちゃいましたね、忘れてましたよ。真央さんはおしっこをしたいのですね。」
「はい、真央はおしっこをしたいです……」

 一瞬姉貴が白目を剥いて天を仰いだ。意地悪くネチネチと会話を引き延ばすガマガエルの手管に翻弄された姉貴の股間は遂に決壊し、セクシーショーツからジョロジョロと水流が流れ出して、ムッチリした太股を伝い落ち始めていたのである。

「真央さん、前に進んで下さい。おい岡田、お前口を開けてお姉ちゃんのションベンを飲んでやれ」

 さっきは泣いた後の目が真っ赤な顔だったが、あの明朗快活で気の強い姉貴がシクシクと女っぽく泣きながら僕の方へ歩み出る。僕は姉貴の太股に口を寄せてせきを切ったように流れ落ちる液体を懸命に受け止めて飲もうとした。手が使えないこともあって、姉貴のおしっこは僕の顔を初め体中に降り注いで目にも入るしベトベトになったが、健康的な透明でサラサラな液体はちっとも汚いなんて思わなかった。

「うれしそうだな岡田。お姉ちゃんのおしっこはおいしかったか?」
「はい、お姉ちゃんのおしっこはとてもおいしかったです」
「はい、僕は女の子のおしっこを飲んで興奮するどヘンタイです」
「はい、僕はもっとちんぽをしごいて出したいです……」

 そこまで僕に言わせたガマガエルはゲラゲラ笑いながら、まだスカートを持ち上げておしっこまみれになったパンツを見せ、太股をベトベトに汚してシクシク泣いている姉貴に言ったのである。

「真央さんも、弟におしっこを飲ませて興奮したでしょう?」
「はい、真央は、弟におしっこを飲ませて、凄く嬉しくて興奮しました、ご主人様」

 姉貴が「凄く嬉しくて」という偽らざる心境を表す形容まで追加したことに僕は感激してしまい、体が浮き立つような歓びを感じていた。

「真央さん、おしっこを飲んでくれたお礼に、弟のチンポをしごいて出させてあげたいでしょう?」
「はい! 真央は、一樹のおっきなチンポをシコシコしごいて気持ち良く出させてあげたいです、ご主人様」

 何てこった。姉貴はガマガエルの言葉のオウム返しでなく、僕を名前で呼び、こんな嬉しいことを本心から言ってくれてるのだ。

「では弟のチンポの皮を剥いてあげなさい」
「わかりました、ご主人様」

 姉貴が信じられないくらいカチカチに固まった僕のペニスに手を掛け、不慣れなぎこちない手付きで包茎の包皮を剥き下げると、さっき出したザーメンの残滓がドロリと出た。

(ああ……姉貴、やめてくれ、キレイな手が汚れちゃうよ……)

 僕は一度放出した精液まみれになりながら恐ろしいほどの勃起を見せるペニスの包皮を、実の姉の意外に白くて小さな手指にゆっくりとめくられる感激に、全身の血が逆流しそうな興奮に襲われた。なのにおぞましいガマガエルこと、オカルト教師鎌田が現代に蘇らせた「ファラオの秘術」によって行動を操作される僕の体は少しも動くことが出来ず、やはりあやつられている姉の真央がだらしなく両脚を広げて投げ出した僕の正面にしどけなく横座りになり、股間をのぞき込んでザーメンまみれのシンボルを優しく握り締めてくれるのを甘受するばかりだった。

「おう岡田。 お前その汚いチンポを大好きなお姉ちゃんのオクチでキレイにしてもらいたいんだろう?」
「はい、僕は汚いチンポを大好きなお姉ちゃんのオクチでキレイにして欲しいです」
「真央さん、弟がこんなことを言ってますよ」

 姉貴のチンポを見る目が妖しく光ったように見えたのは目の錯覚だったろうか。

「では真央さん。おしっこを飲んでもらったお返しに、弟のザーメンをできるだけ下品に音を立てて吸い取ってあげなさい」
「わかりました、ご主人様」
(うああ~っっ!!)

 姉貴はガマガエルの破廉恥な指示に従い、まるで犬が好物をあたえられたみたいに僕の白濁液がこびり付いたペニスを嬉しそうにパクリとくわえると、ジュバッジュバッと激しく口を動かしジュルジュルと下品な音をさせながらザーメンをすすり上げて来た。

(あ、姉貴! お願いだからやめてくれえ!)

 口の利けない僕が目配せして悲痛な訴えを伝えても、ガマガエルにあやつられる姉貴には届くわけもない。これはAVで見たことのある「お掃除フェラ」と言うプレイだろうか。高二の僕にはあまりにも刺激的で、今しがた出したばかりの精液を吸い取ってくれた姉貴の口内に、何と再びドピュッと放精してしまった。

「わははは、おかわりか岡田! 真央さん、それもキレイにゴックンしたら顔を上げなさい」

 ジュルジュルと舐め取った僕の粘液をクチュクチュとまるで咀嚼するかのように音を立てて飲み干した姉貴がやっと離れてくれた時、僕は連続射精によって生気を吸い取られたような猛烈な虚脱感に襲われ、さすがに股間の肉塊もしぼみ始めたようだ。


続く→オカルト教師 5.弟に触られて即イキする姉

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オカルト教師目次
プチSM千夜一夜ものがたり 第3期 目次