第15夜 茶道部の男子
茶道部の男子

 高校2年生で茶道部部長の佳澄は学級委員を務める才色兼備の優等生だが、小学校時代ある男子の性的いじめの中心となっていた苦い記憶を持つ。その男子正人は茶道部に入部すると、何と佳澄に告白。当然断ると、佳澄を拘束監禁して強姦を試みる。ノロマでうまく思いが果たせないが人並み外れた正人の巨根に恐れをなした佳澄は、やむなくかつての女王様に戻って彼に前戯を施すよう命令し、処女喪失の痛みを軽減するため気分を出そうと奮闘するのだが、やがて…… (約2万7千字)

6.処女なのに知っていたチンポの味(3943字)

 ああ、小学校の時も、私の家来にしてやったアイツに「佳純様」と名前を呼ばせてやる栄誉を与えていただろうか。そうだ、思い出した。私のオシッコを一滴残さず飲み干せたら、そう呼ばせてやるよ。ははは、何だい、嬉しそうにゴクゴク飲みやがって、私のションベンがそんなに美味しかったかい?バカなやつ、ションベンくらいでそんな栄誉が与えられると思ったの? 仕方ないね、私の血を飲めたら「佳純様」と呼ばせてやるよ……

 小学生の押本正人は私のおしっこを本当に旨そうに飲んでしまったので気に入らなかった。そこでメンスの経血を飲ませ、喉を詰まらせて咳き込みえづきそうになりながら難題をクリアしたアイツをゲラゲラ笑ってやりながら、私は下の名前を呼ぶ事を許してやったのだ。

「佳純様あっ! お乳首を吸わせて頂きますっ!」
「うああ~っっっ!!! い、いくうううっっっ!!!」

 アイツが乳首を指股に挟んで乳房を柔らかく揉みほぐしながら、先端の乳首にけがらわしい唇を寄せ強く吸い上げると、灼熱の快感が体をズンッと貫き体を強烈に弓なりに反らせた私はとうとう気をやっていた。

ーーああ……こんな事があってもいいのだろうか、あり得ないではないか……

 絶頂の余韻で全身を甘美に慄わせながら、気を落ち着け正気を取り戻していった私は、おそるおそる目を開けたが、私をジッと見つめていた真剣な表情のアイツの視線と会うと、物凄い羞恥が込み上げてすぐに目を閉じてしまった。唇は外れていても、私の家来である押本正人のヌメッした気色悪い感触の手は両乳房に被さったままで、そこからゾクゾクと込み上げて来る淫らで心地良い戦慄に、私は白旗を挙げざるを得なかった。私はこの下賤な家来に、高貴な肉体を与えてやる事を決意したのである。

「も、もういいよ、お前。お前の勝ちだ、えっちさせてやるよ……」
「佳純様……」

 するとアイツは、私のパンツを触って濡れ具合を確認したようだった。もうパンツの中は溢れそうなくらいグッショリと潤わせてしまっているはずだ。アイツのデカチンで処女を破られる恐怖は消えていなかったが、乳房弄りだけで達してしまった余りに強烈なアクメで、私の女の部分はバージンにもかかわらず男性を欲して淫汁を吹きこぼしているのである。

 ところがアイツの取った行動は、「空気の読めない」押本正人らしい、私の予測を超えるものだった。

「佳純様、まだおパンツの濡れようが足りません。それに10分もたっていません。30分しっかり佳純様のおっぱいにご奉仕させて頂きます」
「も、もういいって言ってるだろう! や、やめるんだよっ! うああ~っっ!!」

 何てヤツだ。私がすっかり準備態勢を整えて体を開き、えっちさせてやろう、と言ったにも関わらず、押本正人は再び私の乳房に両手を被せ、唇を乳首に近付けて来たのである。そして乳首を吸い上げようかと言う前にアイツは言った。

「佳純様。ぼ、僕の手と唇で、もっともっと何度もイッテ下さい。僕も毎日、佳純様の手と唇で何度もイカせてもらいました。ご恩返しです……」
「い、嫌よっ!! あ、あ、ああ~っっ!! だ、駄目、又いっちゃいそおっっっ!!!」

 アイツの言葉には誇張があった。押本正人を毎日のように教室の床で、帰り道の公園で、あるいは親の帰りが遅い誰かの家の部屋で、寄ってたかって仰向けに押さえ付け、まだ精通があってさほどたってはいなかったであろう小学生のペニスを、最後の一滴まで搾りつくしてやったのは決して私だけではない。確かにその日の一番汁と、血が出そうになる最後のほとんど空砲を出させてやる事が多かったのはリーダー格の私だけど、男子はタップリヌルヌルの石けん液をまぶした手で乱暴にしごき上げ、女子の中で好奇心旺盛な子は石けんの香りでおぞましさを軽減したアイツのペニスを口でチュウチュウ吸っては、汚いカルピスを吐き出させたものだったのだ。

「あがあっっ!! いくうううっっっ!!!」

 愚鈍なアイツの虚仮の一念のような乳房揉みと乳首吸いにひとたまりもなく、私は2度目の絶頂を極めさせられていた。

「も、もう、やめなさいっ! じゅ、じゅうぶんでしょっっ!!」
「ぼ、僕はいつも、佳純様の、素晴らしい手と、口で5回はイカせて頂きました。それに、女の人は何度でも大丈夫だと、お伺いした事があります」
「そんなの嘘よっ! それに……毎日5回ですって……お前はバケモノよ!」
「バケモノにしたのは、佳純様ではありませんか」
「……」

「バケモノ」が静かな口調でそう言うと、私は言うべき言葉を失ってしまった。内側から滲み出る情欲でネットリ妖しく光り始めた私の乳房に3度目の絶頂を授けようと、アイツは手の柔らかい動きを再開しながら言った。

「ぼ、僕、あれからずっと毎日5回は出しています。中学でも、高校でも、ずっと、佳純様の事を思い浮かべながら……だから佳純様も、もっともっとイッテ下さいっ!」
「あ~っっっ!!!」

 こうして、アイツの30分間の乳房愛撫の前に私が極めてしまった絶頂は、偶然にもアイツの1日の射精と同じ回数を数えていたのである。そしていよいよアイツは体をずらして、手錠で割り裂かれた私の股間に顔を埋め、完全に淫汁が染み出して太股にまで滴っているパンツに頬ずりして来た。

「佳純様の素晴らしい匂いがいたします。舐めさせて下さい……」
「お、押本君っ!」

 5回もアイツにイカされた私は、もはや権高に振る舞う事が出来なくなり、「押本君」と呼んで懇願していた。

「汚いから、やめて……おしっこもしちゃったから……」

 5回のアクメの間に、どうにも体の抑制が利かなくなっていた私は大量の失禁もしてしまっていたのである。が、小学校の時私の小水を喜んで飲んでいた押本正人はもちろん平気だった。

「光栄です……」
「ああ~……」

 アイツは私の愛液と小便の混じったパンツの汚れを嬉しそうにペロペロと舐め尽くすと、とうとうその濡れ雑巾のようになった布切れのサイドにハサミを入れて剥ぎ取っていった。そしてアイツは私の花唇を目前にこう呟いた。

「とてもお奇麗です、佳純様……」

 何が奇麗なものか! 自分のその部分を意識してよく見た事はないが、たぶんとってもグロテスクだと思う。それがえっち汁とおしっこにまみれて無惨な姿を晒しているに違いないのだ。しかし私の小便を甘蜜のように味わうアイツにとっては、美しい花のように見えるのだろうか。しげしげと熱心にのぞき込んで来るアイツの視線を感じると、おぞましい興奮で体奥がカーッと熱くなり、羞ずかしい木の芽がムックリと起き出して包皮からハミ出し、ヒクつきながらグングン大きく膨らんで来るのをどうしようもなかった。

 そしてひとしきり鑑賞を終えたアイツが口唇をアソコに当てがい、ペロペロと舐めて来るともちろん素晴らしい心地良さで、私の体は又もや天国に向けて飛翔していった。アイツはテクニックなど持ち合わせているはずがなく、ただ自分の激情にまかせて舌を這わせ唇で吸って来るだけだったが、それで十分だった。時折チョコチョコとクリトリスに当たるのが飛び上がる程強烈な快感で、私はもう意味をなさないよがり声を盛大に張り上げながらさらに3回アクメに昇り詰めていた。

「佳純様。それではえっちさせて頂きます……」

 股間から顔を上げたアイツがとうとうそう言うと、大きな勃起ペニスを手に持った。

「ま、待って!」
「いえ、もう待てません」
「オクチで、させてちょうだい……」

 それは、ペニスの挿入を遅らせたいとか、精を抜き取って使えなくさせようとかいう邪心からの言葉ではなかった。どの道5回射精しても大丈夫なアイツのペニスに抗う術はない。ただ私は純粋にアイツのおちんちんを、小学校の時のように弄んでやりたいと思ったのだ。手が使えない今、それが出来るのは口しかない。アイツは少し驚いた様子だったが、間もなくペニスを握った手を私の股間を通過させて口に近付けて来た。

「わかりました、佳純様。とても、嬉しいです……」
「オクチに出してもいいのよ」
「……ありがとうございます」

 アイツは昔と変わらない仮性包茎の皮をめくって、私の口にゆっくりとデカチンを挿入して来た。こうしてアイツの大きなペニスを口一杯に頬張った私は、小学校時代よりずっと体積の増した肉塊に喉を突かれる苦しさにむせてしまったが、感慨深くネットリとしゃぶり上げていた。私は高校生になった今でも体は処女なのに、とうの昔に男性の味は知ってしまっていたのだ。押本正人というバカでノロマなイジメられっ子のペニスで。

 今私の口内を無遠慮に占拠しているアイツのペニスは2回りくらい太く成長していたが、カリ首の張り具合や少し左に湾曲した竿部の反り具合などはやはりあの押本正人のモノだった。その形状の微妙な特徴を毎日のように賞味した私の口が記憶していたのだ。そう、ココだ。この普段は皮を被っていて汚い垢が溜まってしまう頭と胴体の間の縫い目のミゾ、ココがアイツを射精に導くポイントなのである。私がその溜まった垢を掃除してやるように舌をレロレロと這わせてやると、アイツは情けない声を出した。

「か、佳純様、出ちゃいそうです……」

 バカな子だね。出してもいいって言ったじゃないの。遠慮しないで思い切り汚い汁を私の口の中に吐き出しなさい。私はアイツが早くも追い詰められたのを知ると、唇をキュウッとつぼめてからジュバッジュバッと激しく顔を上下させてラストスパートを仕掛けた。そしてあっと言う間に洩らしてしまったアイツの今日の一番汁を一滴残らずしゃぶり尽くすように舌で集めると、その苦くて汚穢に満ちた粘液をゴクリと喉を鳴らしながら飲み下したのである。

「ありがとうございました、佳純様……」


続く→茶道部の男子 7.神に祝福された主従の絆

戻る→茶道部の男子 5.昔に戻って愛撫を要求

茶道部の男子目次
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