第17夜 美咲さんの憂鬱

稼ぎの良いガテン系の年上男性と結婚した美咲さん。ところが彼は何とマザコンで、姑のイビリに耐え兼ねた美咲さんは家を飛び出します。しかし連れ戻されて家族会議が行われ一件落着かと思いきや……罠に嵌まって大勢の慰みものとなる家畜奴隷に堕ちた美咲さんが、完璧にマゾの歓びに目覚めてしまう様子を描きます。(約1万9千字)
2.媚薬を塗られ目隠し拘束(3973字)
いよいよ私が出て行く時に、「お父さん」が冷静にそう声を掛けてくれましたが、キッと睨み付けた「お母さん」にもう耐えられない気持ちになった私は、山下家の大きな屋敷を後にするよりなかったのです。さて、家を出たものの、行くあてがなくて困った私は、一番仲の良い高校時代からの友人が1人暮らしをしているアパートに転がり込みました。彼女も私と同じように高卒でフリーターをしているのです。一緒に働いていたこともあるのですが、彼女は私を見てビックリしていました。もちろん駆け落ちして嫁いで行った家を出て来た、と言うこともですが、私がその時着ていた服が驚きだったようです。結婚する前の私もそうだったのですが、彼女は洗いざらしのジーパンにラフなTシャツと言う格好で、髪の毛はボサボサ、狭い部屋の中は散らかっていました。それに対してその時私が着ていたのは、私の年齢では不釣り合いなブランド物の服装です。こんな所に座ったら汚れるんじゃないか、と友人が心配してくれたくらい高級なファッションの私は、雅之さんの妻の座の有り難みを考え直さないではいられませんでした。
事情を話すと、友人もやはり考え直しなよ、とアドバイスしてくれました。そうこうしていると、雅之さんが使っている元不良の男の子達が2人、この場所を探し当ててやって来ました。雅之さんの事を「頭領」と呼んでいる彼らは、話をしたいから頭領が帰って来て下さい、と言ってます、と何やら贈り物の包みと一緒に伝言を伝えて来たのです。包みの中には、私がこの前欲しがったジュエリーが入っていました。大いに羨ましがる友人にも強く薦められて、結局私は一晩で又山下家に戻る事にしたのですが、そこにあまりにも悲惨な運命が待ちかまえていようとは思いも寄らぬ事でした。
次の日の夜、帰って行った山下家の20畳はあろうかと言う大きな床の間で、私は家族会議に掛けられていました。いえ、正確には会議に掛けられたのは雅之さんです。彼は、夜の生活の事などを「お母さん」に相談してしまった事を認めて私に素直に謝り、これからは「お母さん」と距離を置き、私を妻として第一に考えて大切に扱うと約束してくれました。そして「お母さん」の方も、これまでの事を謝って、同様に雅之さんと距離を置いてベタベタしない、という約束をしてくれたのです。
私はあまりにもアッサリと事態が解決したように感じて拍子抜けした気分でした。これは何か裏があるのではなかろうか。そう心中怪しく思った私の直観は実は正しかったのですが、こう素直に謝られては受け入れるよりないではありませんか。それでは、これからの山下家の前途を祝して、と音頭を取られた「お父さん」のもと、私達は仲直りの乾杯を交わしたのでした。
その夜、久しぶりに雅之さんが私を求めてくれました。いつもは2人の寝室でするのですが、ご両親が自分達の部屋へ早く戻ってくれたからでしょうか、家族会議を行った床の間に連れ込まれて抱き締められてしまいました。大きな和室なのでおあつらえ向きではあるのですが、やはりご両親の手前めったにこの部屋で愛情行為を行う事はないのです。でも、雅之さんは、2人の再出発を決めた部屋でえっちをしよう、と誘って来ました。私ももちろん嫌がる筋合いは全くなく、それどころか数週間ぶりの体がはしたない位淫らにざわめいて、雅之さんを求めているのを感じていました。
さて服を着たまま抱き締め合い唇を重ねた後で、雅之さんは、試してみたい事があるんだ、と何やら大きな袋に入れた物品を持って来ました。それは手錠やら目隠しやら、嫌らしい形をした大人のおもちゃのような物でした。雅之さんが言うには、少し私とのセックスがマンネリなので、刺激が欲しい、との事でした。なかなか言い出しにくくて、しばらく私を求めなかったのだ、とも。私はとても本格的に見える金属性の手錠などに少し怖じ気づきましたが、彼との結婚生活を続ける決意を固めた以上むげに断るわけにはいかず、そのSM道具を使う事に同意していました。それに羞ずかしいのですが、ご無沙汰だった体がいつになくウズウズして、そういうえっちな道具を使われる事を密かに期待してもいたようです。
雅之さんは、私の服を全部脱がせ手錠を使って畳の上に寝かせた体を人の字に拘束しました。背中で両手に手錠が掛かり、両脚は大きく開かれて柱に繋がれたのです。あまり力一杯脚を広げられたので痛かったのですが、おかげで私の体は羞ずかしい所を丸出しに晒した格好でほとんど身動きが取れなくなりました。雅之さんは枕を持って来て私のお尻の下に入れたので、ますますとても羞ずかしい姿になってしまいました。
それから頑丈な目隠しで視界が奪われ、口に噛まされた丸いボールみたいな物で言葉も話せなくなりました。何か話そうとしても言葉にならず、そのボールに空いた穴からダラダラと涎が頬にこぼれてしまう嫌らしい道具です。私は思っていたよりずっと厳しい拘束と、目と口を封じられてしまったのが恐くなってこんなプレイをOKしてしまった事を後悔しましたが、もうすでにどうにもなりません。そして事態は恐るべき方向へと向かうのでした。
「ドキドキするかい?」
雅之さんの声が間近に聞こえ、私は「うん」と言えないので、ガクガクとうなずいていました。
「美咲のえっちなおまんこが丸見えだ」
今度は股間から声が聞こえて、私は慄え上がりました。ああ、羞ずかしい姿に縛られて、目と口を塞がれるのが、こんなに刺激的だなんて。もう心臓がバクバクして全身がワナワナと慄えて止まりませんでした。「えっちなおまんこ」と言われた通りで、まだ何もされていないのにジクジクとお汁が出始めたのを感じました。
「美咲をもっとえっちにしてやろう」
その言葉に続き、冷たい感触をおっぱいのすそ野に感じた私は飛び上がりそうになりました。目が見えないのがとても刺激的で、どこを触られるかわからないので、体がとても敏感になってしまうようでした。それは雅之さんの指のようで、何か冷たいクリームのような物を塗っているようでした。
「女性を淫らにさせる媚薬だそうだ。ちょっと塗っただけでウズウズして、えっちしたくてたまらなくなるらしい。ついでにタップリ塗ってやるよ」
そんな説明を聞いただけでも私は淫らな気持ちがカーッと込み上げて来るようでした。そのクリームを雅之さんが乳房に塗り込めて来ると、すぐに反応した私の体は先端の乳首が羞ずかしいくらいにピーンと上を向いてそそり立って行きました。そこにさらにクリームをまぶされる感触と言ったら、もうメロメロになってしまう程の心地良さでした。
両乳房にタップリ薬を塗ってしまった雅之さんが、その手を股間へと向けたのが気配でわかると、羞ずかしい部分がカーッとなって一番感じるクリちゃんがどんどん硬くなるのがわかりました。そこを雅之さんの指がていねいにクリームを塗りつけて来るのです。アソコの唇の外側だけでなく、クリームをまぶした指は中にズブリと入って来てずいぶん深い中までクリームを塗って来ました。それからクリちゃんの皮を柔らかく剥いた指にクリームをネチネチと塗られるたまらなさと言ったらもう、下手をすると気をやってしまいそうな素晴らしさでした。その指はご丁寧にも剥いた皮の裏側までクリームを塗り付けて来ます。こんなにたくさんえっちになる薬を塗られたら、私は一体どうなってしまうんでしょう。
「んんっ!(嫌っ!)」
胸と股間に淫らなクリームを塗られる心地良さにウットリしてしまった私でしたが、指が汚いお尻の穴にまで伸びると、さすがにそんな所を弄られるのは耐えられず私はきつく入口をすぼめて拒否しました。
「お尻はとても気持ち良いらしいよ。喰わず嫌いしてないで、味わってみようよ」
雅之さんがそんなことを言います。一体彼は今日どうしてしまったんでしょう。私もアナルが性感帯であると言う性知識はありましたが、彼がソコを愛してくれたことは一度もありません。SMプレイを言い出せずにいたように、これまで遠慮していたのでしょうか?それとも……
「仕方ないなあ……」
残念そうに雅之さんが呟いたので、私はホッとして緊張を緩めました。
ズブリ!
ところがそのスキを付いて、クリームまみれの指にお尻の穴を突き通された私は、いつにない彼の執拗さに泣きたくなりました。雅之さんの指はクリームで滑るので一旦入口を破られてしまうと、、もう侵入を防ぎようがないのです。どんどん奥まで入れられてクニクニと彼の指の蠢きをお尻の中に感じると、まるで異世界での出来事のような不思議な気持ちになりました。
「では美咲がその気になるまで、ゆっくり待つとしよう」
雅之さんはそう言うと押し黙ってしまい、不気味な沈黙が始まると私は恐ろしいばかりの緊張感に押しつぶされてしまうような思いでした。目が見えないのがとても辛く、状況が皆目わからないのがこんなにも心細く精神的に追い詰められてしまうことを嫌という程思い知らされました。時間の経過がわからないので、時の流れが止まったのではないか、と言う位長い時間に感じられます。 そして次第に体に塗られた「女性を淫らにする媚薬」もだんだん効いて来たようで、体の中から淫らな炎でチロチロと炙られているような気がしました。ハッと気付くと、乳首とクリトリスと言う性感の集中した急所がググッ、ググッと痛い程に屹立して、乳房は小山のように硬く張りつめてグッと迫り出し、アソコはふっくらと膨らんでトロトロと愛液を垂れ流す、男の人を受け入れる態勢になっていました。もう大袈裟に言えば胸と股間から火を噴いているようなたまらなさでしたが、もう1カ所お尻の中までムズムズと恐ろしいくらいに疼いてしまっています。
続く→美咲さんの憂鬱 3.焦らし調教で崩壊する理性
戻る→美咲さんの憂鬱 1.マザコン夫と姑の嫁イビリに耐え兼ねて家出
美咲さんの憂鬱目次
プチSM千夜一夜ものがたり 第1期 目次

稼ぎの良いガテン系の年上男性と結婚した美咲さん。ところが彼は何とマザコンで、姑のイビリに耐え兼ねた美咲さんは家を飛び出します。しかし連れ戻されて家族会議が行われ一件落着かと思いきや……罠に嵌まって大勢の慰みものとなる家畜奴隷に堕ちた美咲さんが、完璧にマゾの歓びに目覚めてしまう様子を描きます。(約1万9千字)
2.媚薬を塗られ目隠し拘束(3973字)
いよいよ私が出て行く時に、「お父さん」が冷静にそう声を掛けてくれましたが、キッと睨み付けた「お母さん」にもう耐えられない気持ちになった私は、山下家の大きな屋敷を後にするよりなかったのです。さて、家を出たものの、行くあてがなくて困った私は、一番仲の良い高校時代からの友人が1人暮らしをしているアパートに転がり込みました。彼女も私と同じように高卒でフリーターをしているのです。一緒に働いていたこともあるのですが、彼女は私を見てビックリしていました。もちろん駆け落ちして嫁いで行った家を出て来た、と言うこともですが、私がその時着ていた服が驚きだったようです。結婚する前の私もそうだったのですが、彼女は洗いざらしのジーパンにラフなTシャツと言う格好で、髪の毛はボサボサ、狭い部屋の中は散らかっていました。それに対してその時私が着ていたのは、私の年齢では不釣り合いなブランド物の服装です。こんな所に座ったら汚れるんじゃないか、と友人が心配してくれたくらい高級なファッションの私は、雅之さんの妻の座の有り難みを考え直さないではいられませんでした。
事情を話すと、友人もやはり考え直しなよ、とアドバイスしてくれました。そうこうしていると、雅之さんが使っている元不良の男の子達が2人、この場所を探し当ててやって来ました。雅之さんの事を「頭領」と呼んでいる彼らは、話をしたいから頭領が帰って来て下さい、と言ってます、と何やら贈り物の包みと一緒に伝言を伝えて来たのです。包みの中には、私がこの前欲しがったジュエリーが入っていました。大いに羨ましがる友人にも強く薦められて、結局私は一晩で又山下家に戻る事にしたのですが、そこにあまりにも悲惨な運命が待ちかまえていようとは思いも寄らぬ事でした。
次の日の夜、帰って行った山下家の20畳はあろうかと言う大きな床の間で、私は家族会議に掛けられていました。いえ、正確には会議に掛けられたのは雅之さんです。彼は、夜の生活の事などを「お母さん」に相談してしまった事を認めて私に素直に謝り、これからは「お母さん」と距離を置き、私を妻として第一に考えて大切に扱うと約束してくれました。そして「お母さん」の方も、これまでの事を謝って、同様に雅之さんと距離を置いてベタベタしない、という約束をしてくれたのです。
私はあまりにもアッサリと事態が解決したように感じて拍子抜けした気分でした。これは何か裏があるのではなかろうか。そう心中怪しく思った私の直観は実は正しかったのですが、こう素直に謝られては受け入れるよりないではありませんか。それでは、これからの山下家の前途を祝して、と音頭を取られた「お父さん」のもと、私達は仲直りの乾杯を交わしたのでした。
その夜、久しぶりに雅之さんが私を求めてくれました。いつもは2人の寝室でするのですが、ご両親が自分達の部屋へ早く戻ってくれたからでしょうか、家族会議を行った床の間に連れ込まれて抱き締められてしまいました。大きな和室なのでおあつらえ向きではあるのですが、やはりご両親の手前めったにこの部屋で愛情行為を行う事はないのです。でも、雅之さんは、2人の再出発を決めた部屋でえっちをしよう、と誘って来ました。私ももちろん嫌がる筋合いは全くなく、それどころか数週間ぶりの体がはしたない位淫らにざわめいて、雅之さんを求めているのを感じていました。
さて服を着たまま抱き締め合い唇を重ねた後で、雅之さんは、試してみたい事があるんだ、と何やら大きな袋に入れた物品を持って来ました。それは手錠やら目隠しやら、嫌らしい形をした大人のおもちゃのような物でした。雅之さんが言うには、少し私とのセックスがマンネリなので、刺激が欲しい、との事でした。なかなか言い出しにくくて、しばらく私を求めなかったのだ、とも。私はとても本格的に見える金属性の手錠などに少し怖じ気づきましたが、彼との結婚生活を続ける決意を固めた以上むげに断るわけにはいかず、そのSM道具を使う事に同意していました。それに羞ずかしいのですが、ご無沙汰だった体がいつになくウズウズして、そういうえっちな道具を使われる事を密かに期待してもいたようです。
雅之さんは、私の服を全部脱がせ手錠を使って畳の上に寝かせた体を人の字に拘束しました。背中で両手に手錠が掛かり、両脚は大きく開かれて柱に繋がれたのです。あまり力一杯脚を広げられたので痛かったのですが、おかげで私の体は羞ずかしい所を丸出しに晒した格好でほとんど身動きが取れなくなりました。雅之さんは枕を持って来て私のお尻の下に入れたので、ますますとても羞ずかしい姿になってしまいました。
それから頑丈な目隠しで視界が奪われ、口に噛まされた丸いボールみたいな物で言葉も話せなくなりました。何か話そうとしても言葉にならず、そのボールに空いた穴からダラダラと涎が頬にこぼれてしまう嫌らしい道具です。私は思っていたよりずっと厳しい拘束と、目と口を封じられてしまったのが恐くなってこんなプレイをOKしてしまった事を後悔しましたが、もうすでにどうにもなりません。そして事態は恐るべき方向へと向かうのでした。
「ドキドキするかい?」
雅之さんの声が間近に聞こえ、私は「うん」と言えないので、ガクガクとうなずいていました。
「美咲のえっちなおまんこが丸見えだ」
今度は股間から声が聞こえて、私は慄え上がりました。ああ、羞ずかしい姿に縛られて、目と口を塞がれるのが、こんなに刺激的だなんて。もう心臓がバクバクして全身がワナワナと慄えて止まりませんでした。「えっちなおまんこ」と言われた通りで、まだ何もされていないのにジクジクとお汁が出始めたのを感じました。
「美咲をもっとえっちにしてやろう」
その言葉に続き、冷たい感触をおっぱいのすそ野に感じた私は飛び上がりそうになりました。目が見えないのがとても刺激的で、どこを触られるかわからないので、体がとても敏感になってしまうようでした。それは雅之さんの指のようで、何か冷たいクリームのような物を塗っているようでした。
「女性を淫らにさせる媚薬だそうだ。ちょっと塗っただけでウズウズして、えっちしたくてたまらなくなるらしい。ついでにタップリ塗ってやるよ」
そんな説明を聞いただけでも私は淫らな気持ちがカーッと込み上げて来るようでした。そのクリームを雅之さんが乳房に塗り込めて来ると、すぐに反応した私の体は先端の乳首が羞ずかしいくらいにピーンと上を向いてそそり立って行きました。そこにさらにクリームをまぶされる感触と言ったら、もうメロメロになってしまう程の心地良さでした。
両乳房にタップリ薬を塗ってしまった雅之さんが、その手を股間へと向けたのが気配でわかると、羞ずかしい部分がカーッとなって一番感じるクリちゃんがどんどん硬くなるのがわかりました。そこを雅之さんの指がていねいにクリームを塗りつけて来るのです。アソコの唇の外側だけでなく、クリームをまぶした指は中にズブリと入って来てずいぶん深い中までクリームを塗って来ました。それからクリちゃんの皮を柔らかく剥いた指にクリームをネチネチと塗られるたまらなさと言ったらもう、下手をすると気をやってしまいそうな素晴らしさでした。その指はご丁寧にも剥いた皮の裏側までクリームを塗り付けて来ます。こんなにたくさんえっちになる薬を塗られたら、私は一体どうなってしまうんでしょう。
「んんっ!(嫌っ!)」
胸と股間に淫らなクリームを塗られる心地良さにウットリしてしまった私でしたが、指が汚いお尻の穴にまで伸びると、さすがにそんな所を弄られるのは耐えられず私はきつく入口をすぼめて拒否しました。
「お尻はとても気持ち良いらしいよ。喰わず嫌いしてないで、味わってみようよ」
雅之さんがそんなことを言います。一体彼は今日どうしてしまったんでしょう。私もアナルが性感帯であると言う性知識はありましたが、彼がソコを愛してくれたことは一度もありません。SMプレイを言い出せずにいたように、これまで遠慮していたのでしょうか?それとも……
「仕方ないなあ……」
残念そうに雅之さんが呟いたので、私はホッとして緊張を緩めました。
ズブリ!
ところがそのスキを付いて、クリームまみれの指にお尻の穴を突き通された私は、いつにない彼の執拗さに泣きたくなりました。雅之さんの指はクリームで滑るので一旦入口を破られてしまうと、、もう侵入を防ぎようがないのです。どんどん奥まで入れられてクニクニと彼の指の蠢きをお尻の中に感じると、まるで異世界での出来事のような不思議な気持ちになりました。
「では美咲がその気になるまで、ゆっくり待つとしよう」
雅之さんはそう言うと押し黙ってしまい、不気味な沈黙が始まると私は恐ろしいばかりの緊張感に押しつぶされてしまうような思いでした。目が見えないのがとても辛く、状況が皆目わからないのがこんなにも心細く精神的に追い詰められてしまうことを嫌という程思い知らされました。時間の経過がわからないので、時の流れが止まったのではないか、と言う位長い時間に感じられます。 そして次第に体に塗られた「女性を淫らにする媚薬」もだんだん効いて来たようで、体の中から淫らな炎でチロチロと炙られているような気がしました。ハッと気付くと、乳首とクリトリスと言う性感の集中した急所がググッ、ググッと痛い程に屹立して、乳房は小山のように硬く張りつめてグッと迫り出し、アソコはふっくらと膨らんでトロトロと愛液を垂れ流す、男の人を受け入れる態勢になっていました。もう大袈裟に言えば胸と股間から火を噴いているようなたまらなさでしたが、もう1カ所お尻の中までムズムズと恐ろしいくらいに疼いてしまっています。
続く→美咲さんの憂鬱 3.焦らし調教で崩壊する理性
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