悪夢の特待生契約

悪夢の特待生契約
 相田恵美は高三で通い始めた進学塾「和田進学アカデミー」の甘言に騙され特待生契約を結んでしまう。だがこれは、倒錯した加虐嗜好を持つ女塾長が美少女を辱めるために作られた制度だったのだ。こうして始まった、塾長や性技に長けた講師陣、マゾ奴隷に堕ちたOGらによる性調教が、恵美に性悦の深淵を覘かせ、真面目だった優等生は快楽を貪ってよがり狂う淫らな性奴隷へと転落してゆくのだった。

110.妻と娘の不在時AV鑑賞に耽る父(4789字)

 一方、作り置きの夕食をレンジで温めて、一杯やりながら食べ終えた一雄は、食器を片付けると早々に2階へ上がり自室にこもった。

ーー美紀ちゃんと夕食を食べて帰るんだったな。なら当分帰って来ないんだ

 妻の千恵子と娘の恵美は、特待生仲間の美紀と一緒に夕食を取った上、母子家庭の彼女を自宅に送り届けてからの帰宅と聞いていた。遅くなるから、先に寝てて下さい、とまで言われている。が、無論一雄は早く寝るつもりで自室にこもったわけではない。それは妻と娘に気兼ねすることなく、自分の趣味、すなわちアダルトビデオの鑑賞に没頭する時間にするつもりだった。

 一雄はこのいかがわしい趣味を、別段隠しているわけではない。家族3人での夕食後、よく自室の書斎にこもっている自分がAVを鑑賞していることはバレてるだろうなと思っていたし、実際バレバレだったわけである。とりわけこの所、お気に入りのメーカー「JKアカデミー」に夢中で、自室にこもる回数は明らかに増えていた。

ーーやっぱりあまり堂々と見るもんじゃないし。よし、今日は3発は抜いてやるぞ

 他人も羨む美貌の妻と娘を持ちながら、目もくれずコソコソとAVを鑑賞してせんずる行為は情けないの一語だったが、内向的な一雄の昔からの性癖は変わらない。妻の千恵子は今でも十分美しいが、娘が大きく成長した今では、とうにセックスレスとなっていたし、夫婦ともそうゆうものだと納得し、何ら不満はない。だからAVで性欲を処理しても良いじゃないかと言う言い訳でコソコソせんずっていた一雄だが、今日は千載一遇のチャンスである。親の目を気にする高校生みたいだと内心苦笑しながら、2階に上がる時点で一雄の股間は期待にたぎり、いつになくカチカチになっていたのである。

 彼が今日鑑賞するつもりなのは、「JKアカデミー」の人気商品で、かわいい素人の女子高生を性の快楽で調教するSMものだった。素人なので目にモザイクが掛かっているものの、十分美形と思われる制服女子高生が、着衣のまま調教されて快感に愛らしくよがり泣く内容だ。そもそも一雄は全裸より着衣派であり、一番好みなのはセーラー服を初めとした制服少女が下着の上から責められるのに興奮する性癖だった。

ーーこのメーカーはわかってるな。パンチラしながらリモコンバイブ調教ってのは最高の映像だ。ここで一発抜かないとな

 何度か見た今日のビデオは抜きどころまでわかっていた。冒頭で制服少女がミニスカをめくられて、白パンツの中にクリトリスに密着するようローターを仕込まれる。リモコンになっており、試しに動かされた少女が嬌声を発してビクンと感じてしまうシーン、街を歩かされる少女がローターの快感にミニスカの前を両手で押さえながらモジモジしているシーン、階段を上がらされローアングルでパンチラを撮影されながら露出したナマ脚を快楽でガクガク慄わせているシーンーこんなオカズ映像を経て、クライマックスを迎える。

 階段を上がっていた少女が、とうとうリモコンローターのクリ快感に負けて、ウッとしゃがみ込むと全開の白パンツを申し訳のように手で抑えて、イヤイヤと顔を振る。と、気をやったらしい少女の白パンツが大量の体液で見事な染みを作っていくのだ。少女が潮吹きだかオシッコだか判然としない染みを作るのに合わせるように、一雄も一発目のザーメンを放出した。

 どうやら何者かに調教されている少女は、その染み付きパンツを恥じらいながら「ご主人様」に献上し、さらに恥辱的な快楽調教を受ける。一雄はロリ少女の調教と言う、自分の性癖にピタリと合致したビデオに大いに満足していた。まさかこのビデオと同じ調教を、その頃妻と娘が受けていようとは夢にも思わなかったに違いない。

ーーこの階段、一体何? ああ、恥ずかし過ぎる

「エミリンママさん、バッチリ盗撮されてるよ。エッチなパンツ丸見え」
「今日は千恵子さんがメインですね。人妻のパンチラは珍しいから、しっかり見せて視聴者サービスですよ」

 アカデミーに着いた奴隷少女達と母親の千恵子は、小林の先導で雑居ビルの外階段を上がったが、パンチラ盗撮用の急階段を初めて経験した千恵子は、その嫌らしさに参っていた。今も盗撮カメラが回ってる筈だと言われたが、後ろ手錠に首輪のリードを小林に引かれる奴隷姿の千恵子には、恥ずかしいパンチラを隠す術はない。色気ムンムンの美人人妻が、ヒラヒラのミニスカテニスウェアで歩くのは、悩殺必至のエロさである。おまけにスカートの中はグッショリ潤ってほとんど局部を隠す役に立たないヒモパンツなのだから、千恵子はまるでノーパンで歩いてると錯覚を起こしそうだった。

 一方、露出調教用テニスウェア姿の千恵子に首輪を嵌め、引っ張って歩かせている小林も長年の想い人の痴態に心が浮き立ち、ドキドキしながらゆっくり時間を掛けて階段を上がっていく。

「この階段で撮影したビデオを売って、アカデミーは資金源にしているんです。女の子達の目にモザイクを掛けりゃ、パンチラ撮り放題ですよ。千恵子さん、興奮してパンツを濡らしてませんか?}

 図星を指された千恵子はますます歩みが遅くなる。ヒモパンで申し訳程度にしか隠せていないアソコが改めてカーッと熱く疼き、ドクドクと噴出する淫汁が溢れて、冷たいものがツーとミッチリ肉の付いている成熟した太股を流れ落ちていた。

「特待生はもっとエッチなビデオ撮られたよ。エミリン、ママに教えてあげて」
「…オナニーとか…」

 万事あっけらかんとしている美紀に比べて、恵美は今一見真面目な女子高生に見える。だが、その娘が真っ赤になって恥じらいながら、はっきり「オナニー」と口にするのが母親を動揺させ、ますます露出のアブない興奮が込み上げて来るのを、千恵子はどうすることも出来なかった。

「ああ…」
「出したいよお。せんせー、シコシコしていい?」

 首輪と後ろ手錠と言う奴隷姿の千恵子と違い、普通の制服女子高生姿で後に着いて上がっている恵美と美紀が、悩ましいエロ声を発しとうとうスカートの下に手を潜り込ませると、小林はふたなりペニスを弄ろうとしていた2人を制した。

「勝手に出しちゃ駄目だよ。おあずけです」

 この2人は車内でも千恵子の両手に欲深いふたなりペニスを握らせていたため、射精しそうな所を寸止め状態にあったのだ。

「千恵子さん、この子達はこのパンチラ階段を上がるだけで欲情する露出狂で、チンポ弄りで射精したくなるんですよ。あなたも一緒だ、この親にして、ですね」

 実際には普通のスカートをはいている奴隷少女たちはノーパンの股間を露出して欲情しているわけでなく、千恵子の柔らかい手コキの感触が残る寸止め状態のふたなりペニスが耐え難くなって来たのである。だが、寸止めされた挙句に与えられる快楽がこの上なく素晴らしい事を知っている美紀と恵美は、「おあずけ」されてワクワクドキドキしながらチンポしごきを必死で我慢していた。小林もそんな完全なマゾに堕ちた奴隷少女の願望を叶えてやるべく「おあずけ」で躾けているのだ。

 一方、お気に入りの素人女子高生SM調教ビデオを鑑賞している一雄は、階段でレズ調教されている首輪を嵌められた制服少女のドMぶりに圧倒されて、シコシコと2発目の射精に向かい励んでいた。少女の目にはモザイクが掛かっていたが、彼女を粘っこく調教している女性は抜群の美女で、「JKアカデミー」のモデルがルックスのレベルが高い事に一雄は感激していた。

ーーこの女性は新人AV女優だろうか? メチャクチャかわいいぞ。でも、こんなにネチネチ責められたら、女子高生でもマゾになっちゃうよな。大股開きで、アナルにも指入れてオナニーして、ビシャッと潮吹いて、何か大声で叫んでるって、素人とは思えないな。それが野外ってのはヤバ過ぎだろ。おお、2発目もタップリ出たな。

 一雄が感心したレベルの高い美女は特待生OBの真理子だった。だが、ヤバ過ぎるマゾ女子高生が、自分の娘だとは思いもしなかったに違いない。娘の恵美の制服であるセーラー服はごく普通のデザインであり、大人しい優等生だとばかり思っている娘が、自分の性癖にバッチリ叶ったどM少女に調教されているなどと知る由もなかった。

「こんにちは! ご主人サマ!」
「よしよし、美紀ちゃんは、今日も元気な良い子だねえ」

 塾長室へたどり着いた性奴隷一行は、まず屈託なくムダに明るい美紀の挨拶が口火を切る。フレンドリー過ぎて本来は相応しくないのだが、彼女のキャラを愛でるロリコンご主人様安田は、ニコニコして頭を撫でてやると、今日は美紀が手に持って来たグショ濡れパンツを受け取り、かわいい奴隷口上を聞いていた。

「エミリンママさん、後で言わなきゃばらないんだから、よく聞いててね。エヘヘ、恥ずかしいなあ。ご主人さま、美紀のお……」
「では私も。真理子お姉さま、恵美の……」

ーーあんな事、言わなきゃならないの!?

 美紀と恵美がさすがに恥じらいを満面に浮かべて口にした奴隷口上の嫌らしさに、千恵子は美貌を引きつらせていた。だが無論母娘ともども、アカデミーの性奴隷に堕とされた千恵子にそれを拒否出来る権利はない。憧れの幼なじみを奴隷として従え夢見心地の小林が後ろ手錠を外して促すと、千恵子は濡れ雑巾のように辛うじて股間に張り付いていた小さな布を脱ぐと、凄まじい屈辱と羞恥にクラクラしながら、娘とその友人が口にした恥ずかし過ぎる口上を、ゆっくりとつっかえながら口にしていったのである。

「あ、あの、ご主人様。へ、ヘンタイ、千恵子が、おしっこと」

 千恵子が言葉に詰まると、すかざず美紀が助け船を出した。

「えっちじる、だよ」
「エ、エッチ汁で汚した、クッサい」
「おぱんつう!」
「お、おパンツで、ございます。どうか、お納め下さいませ」
「はい」
「せーんせ、臭いをかいであげるんだよ。せっかくエミリンママが、生ゴミパンツ出してんだから」
「……うーん、クサイ」
「良かったね、エミリンママ。今度はウンチも付けるとせんせーが喜ぶかもよ」
「あ、あのう、小林先生」

 その時、それまで黙っていた恵美が口を開く。だが、それは千恵子にとって救いとなるどころか、身も心も奴隷に堕ちてしまった娘の姿に絶望を抱かせるだけのものであった。

「母にご褒美をあげて下さいませんか」
「さっすがエミリン、ママ思いだねえ。せーんせ、チンチンあげるんだよ」

 そこまで言われてようやく性奴隷への「ご褒美」に思い当たった小林は、首輪のリードを引いて千恵子の頭を押さえるイラマチオの体勢を作ると、劣情で爆発寸前のペニスを口に含ませて行く。するとすっかりきざしたような表情の千恵子は喉奥に当たるまで従順にくわえ込み、ウッとむせる。そこで小林は、ドッと精液を噴射したのだが、その頃ビデオ鑑賞していた夫の一雄も三発目の射精を果たしていたのだった。

ーーやっぱりセーラー服の女子高生のオクチに射精する絵は抜けるなあ。この子、アソコにバイブくわえてイキながらザーメン出されて嬉しそうだ。絶対マゾだな。この歳でこんな変態にされたら、まともな結婚なんか出来ないだろうに、かわいそうな子だ」

 その顔にモザイクが掛かった変態マゾ少女が、自分の娘だと言う事に相変わらず気付いていない一雄は、他人事のようにその子をオカズにとことん射精し尽くして、心地良い疲労感にたゆたっていた。もしその子の顔にモザイクが掛からず、オナニーしてる姿を想像するのも困難なほど真面目な優等生な筈の娘の恵美である事がわかったら、一雄の驚きは如何ほどであったろう。

 案外、娘に激似したAV女優なんだと自分に言い聞かせ、こっそり秘密のお宝オカズ映像として永久保存してしまうのかも知れない。そしてそれに似た状況で一雄を脅迫すべく、アカデミーは卑劣な策略を巡らせていたのである。

続く→悪夢の特待生契約 111.悪意の電話連絡

戻る→悪夢の特待生契約 109.性奴隷契約見直しの会

悪夢の特待生契約 目次