第33夜 落ちこぼれダンス部員
落ちこぼれダンス部員

 背が高くスタイルが良いと言うだけで高校のダンス部にスカウトされたユッコは、運動神経が鈍く全くの落ちこぼれ。いつやめようかと思っているのですが、大会でセンターのダンサーに抜擢されて困ってしまいます。そんな彼女を鍛えるために合宿が行われるのですが、そこでは羞恥心が強すぎる彼女を性的に解放するための、ひどくエッチなメニューが用意されていたのでした。モデルのような高身長の美少女を辱める事だけに重きを置いた羞恥系小説。(約2万1千字)


2.羞恥心を克服する特訓(2890字)

「楽しみだね、ユッコ」
「うん……」

 合宿所に向かうバスの中で、隣に座ったイチカちゃんがニコニコして嬉しそうに話し掛けて来ると、私も微笑んで答えました。正直気は進みませんが、今となっては彼女がずっと私の面倒を見てくれる、と言うのだけが頼りです。それに子供みたいに楽しそうにはしゃぐ、かわいいイチカちゃんと話していると、だんだん気分が晴れて来ました。そうです。仲良しの友達と合宿に行くんですから楽しいに決まっているではないですか。

 さて合宿所に到着し、他の子達は皆自分の部屋に荷物を置き着替えに行きましたが、私とイチカちゃんはなぜかサツキ先生の部屋に呼ばれました。1人で使うには広すぎるくらいの立派な和室でしたが、信じられない事が起こりました。何と部屋の戸を閉めるや否や、イチカちゃんが私の体を羽交い締めにして、先生が布のような物で口を塞いで来たのです!一体何が起こったのかわけもわからないまま、私は気を失っていました。

 次に目覚めた時、私はこれが現実の事とは思えませんでした。

「ユッコ、目が覚めたかい」
「他の子達は今ランニングに行ってるわ」

 サツキ先生とイチカちゃんの声です。

「んんっ!!」
「下手に声を出さない方がいいよ。涎がこぼれちゃうから……」

 イチカちゃんは一体何を言ってるんでしょう。声を出そうとして口に何か詰め込まれてる事に気付いた私は、自分の置かれた状況がわかるに連れてこれは悪夢に違いないと確信しました。私は先生の和室の中に、首輪で天井から吊されて立たされていました。動こうとすると首がグッと締まって激痛が走るんです。両手は首輪の左右にまとめて拘束されていて、まるで罪人のような格好だと思いました。

 そして口に詰め込まれた柔らかいボールには穴が空いてるようで、イチカちゃんの注意した通りさっそく冷たい涎が頬を伝い落ちる感触に、私はパニックに陥りそうでした。

「ユッコ、あんたは羞ずかしがり過ぎだ。まずは羞恥心を克服する特訓を行うよ!」
「そうだよユッコ。今のままじゃ、とてもあんな衣装着て踊ったり出来ないよ」

ーーあんな衣装って!?

 私がステージの中心で着用すると言う、目立つ衣装の事でしょうか?そんな羞ずかしい衣装だなんて……それを聞いただけで私は顔がどんどん赤くなるのを感じました。

「ほら、もう顔が赤くなるんだからな。そんなんじゃ駄目だ、ステージに上がる者は羞恥心を捨てなくては」

 メチャクチャな状況ですが、サツキ先生の言葉は一応筋が通っています。私が勇気を出してダンス部に入った理由の1つには、羞ずかしがり屋で引っ込み思案な性格を直したい、というのもありましたから。

「イチカ、スカートをめくっておやり」
「はい」

 な、何て事を、と思う間もなく、イチカちゃんは私の背後に立つと着ていたセーラー服のスカートをバッとめくり上げてしまいました。

「ハーフパンツを脱がせて」

 イチカちゃんは、私がはいてた黒いハーフパンツをずり下ろし、足元から抜き取ってしまいます。ほとんどギリギリに首を吊られているため、私は立っているのがやっとでまるで抵抗出来ませんでした。

「見えそうな所までスカートを上げておやり」
「はい」

ーーやめてえっ!

 私はイチカちゃんの手がどんどんスカートをたくし上げて超ミニ丈にしていくと、心中で悲鳴を上げました。ただでも羞ずかしがり屋の私は、他の子達みたいにスカートを短くする事なんか出来ないんです。もちろん絶対に下着が見えないよう、どんなに暑くてムレても体育ではくハーフパンツを必ず着用しています。それなのに白い物がチラリと見えそうな程にスカートを上げられて、私は心臓がドキドキと激しく高鳴り、もう火が噴き出そうな程顔から首筋まで真っ赤になっていました。

「じゃあ、みんなを呼んどいで」
「はい」

ーーう、嘘お~!? 

 こんな羞ずかしい所を他の部員達にも見られてしまうのでしょうか。イチカちゃんが素早い身のこなしで部屋を出て行くと、サツキ先生は代わって私の背後に立ちました。

「ふふ、興奮してるな……」

 先生は私の胸元に手を回し、ブラウスの上から乳首が勃ってしまってるのを確かめてそんな事を言うんです。

ーー私、興奮しちゃってる……そんな、バカな……

 でも先生のえっちな指がブラウス越しにクリクリと勃起乳首を弄り回して来ると、とても気持ち良くて、私はあり得ない体の反応に狼狽してしまいました。こんなひどい事されて、えっちな気分になっちゃうなんて、私、一体……

「合宿中、下着は禁止する」

 そんなとんでもない事を言った先生は、さっさとブラウスをたくし上げると、ブラジャーをむしり取ってしまいました。

「意外と乳があるんだな、ユッコ」

 サツキ先生がそんな下品な言葉を掛けて来ます。

「それに乳輪も割とデカイな。男と遊び回ってるんじゃないだろうな?」

 私は、違います、と首を振ります。これは本当の事で、私は男の人とお付き合いをした事すらないし、もちろんバージンでした。

「まあいい。どっちみち、ユッコの体はエロい体だよ。こんな体で、羞ずかしがっても仕方ないだろう」

 そんな事を言われて、私は思わず考えてしまいます。私ってえっちな体なんでしょうか。確かに私は、男の子と付き合った事もないのに、小学校で目覚めて以来1人えっちをしょっちゅうしてしまう、えっちな女の子です。乳首とクリちゃんを下着の上からクリクリするのがお気に入りで、気分が盛り上がると直接触ってしまう事もあります。だから乳首が淫らに大きくなってしまったのでしょうか。

「ははは、乳首をおっ勃ててるのが丸わかりだぞ、ユッコ」

 ノーブラにしてしまった私の胸の先端が夏服セーラーの薄いブラウスの胸元を押し上げ、ポッチリ見えてしまっているのを、先生はからかいます。もう私は穴があったら入りたいような心境ですが、頑丈な拘束はビクともせず、なすがままにされるよりないのです。これが「羞恥心を克服する特訓」なんでしょうか?こんな格好は羞ずかし過ぎます。まだ全裸の方が耐えられたかも知れません。

「どうせ、下のマメも大きくしてるんだろうな」
「んんーっっ!!」

 先生が無遠慮にミニスカの中に手を差し入れると、あっと言う間にショーツの上から女の子の一番羞ずかしいトンガリボーヤを探り当ててしまいました。

「濡らしてるな、ユッコ」

 そう指摘したサツキ先生は、ショーツ越しにクリクリクリクリと、私の大好きな1人えっちみたいに指を動かすのをやめてくれません。羞ずかしい事に私は、どんどん体の奧からドロリと歓びの潮を吹き上げてしまいました。

「ほうら、もっともっと感じて、パンツに染みを作るんだ。羞ずかしいな、ユッコ。お前はビチョビチョにパンツを汚した所を、みんなに見られるんだよ、ハハハ……」

 先生に言葉で辱められ、羞恥心が募る程に抑制の効かなくなる私のえっちな股間がまるでお洩らしでもしたみたいに淫液を吹き出して、とうとう溢れ出た冷たい液体が内股を伝い落ち始めた頃、イチカちゃんが他の部員達を引き連れ帰って来てしまいました。

 でも私の「羞恥心を克服する特訓」はまだまだ序の口だったのです。


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