第33夜 落ちこぼれダンス部員
落ちこぼれダンス部員

 背が高くスタイルが良いと言うだけで高校のダンス部にスカウトされたユッコは、運動神経が鈍く全くの落ちこぼれ。いつやめようかと思っているのですが、大会でセンターのダンサーに抜擢されて困ってしまいます。そんな彼女を鍛えるために合宿が行われるのですが、そこでは羞恥心が強すぎる彼女を性的に解放するための、ひどくエッチなメニューが用意されていたのでした。モデルのような高身長の美少女を辱める事だけに重きを置いた羞恥系小説。(約2万1千字)


3.親友にレズられ絶頂(2849字)

 イチカちゃんに連れられて、がやがやとにぎやかに先生の部屋に入って来たダンス部員達は、罪人のような惨めで羞ずかしい格好に拘束された私を見て、みんなギョッとしたような顔になり、無駄口を叩くのをやめていました。

ーーああ、誰か助けて……イチカちゃん……

 これからみんなに死ぬ程羞ずかしい所を見られてしまうと思った私は、誰かこんな常軌を逸した出来事をおかしいと思い、やめさせてくれないかと淡い期待をしていました。そしてイチカちゃんとこんな仲良しになるきっかけの、本当は思い出したくない小学校時代の記憶を思い出していたのです。

 その頃バカみたいに1人だけ背が高く、暗くて内向的な私は格好のイジメの対象になっていました。クラスのみんなにシカトされたり、いろんな嫌がらせを受けたりもしました。ちょうど今の私と同じ。イジメはいけないと子供心にわかってる子もいたはずなのに、勇気を出して止めてくれる子なんてなかなかいるものではありません。せいぜい関わらないように無視するくらいが関の山でしょう。

 でもその時見かねて、こんな事やめようよ、と言ってくれたのが、みんなの人気者だったイチカちゃん。 彼女が言うなら、と言う事で嘘みたいにイジメは治まり、それから私とイチカちゃんは親しく付き合うようになったのです。

 でも今は、そのイチカちゃんも助けてはくれません。それどころか、彼女が中心になって私を「イジメ」に掛かっているのです。何と言う事でしょう。そう言う運命の皮肉を嘆いた私は、みっともないのですが、シクシク泣き始めていました。

「皆さん、今ユッコさんは、とても辛い特訓を受けています。今度のコンクールで主役を務めるため、羞恥心を克服する訓練です。ユッコさんが泣いているからと言って、かわいそうだと思い容赦してはなりませんよ。心を鬼にして、彼女が羞恥心を克服出来るよう、しっかり見てあげるのです」

 しゃあしゃあとそんな言葉を語りかけるサツキ先生が鬼のようだと思いました。

「ユッコ……」

 イチカちゃんが進み出て、私の横まで来て話し掛けて来ました。

ーーどうして、こんなひどい事するの、イチカちゃん……

 口が利けたらそう言うつもりでしたが、私はシクシク泣きながら(助けて)と涙にけぶる目を向けました。さすがに親友なんだから、皆の晒し者にするなんて事は許してくれるのではないでしょうか。

「羞ずかしいでしょうけど、頑張ろうね。立派な主役として、舞台に立つためだから……」

 淡い期待を踏みにじられた私はしかし、その時何やらおぞましいゾクッとした感覚に襲われ、ますます興奮が募って来るのを感じていました。

「さあみんな、遠慮しないでもっと近付いて、ユッコの嫌らしい所をよく見てあげて~」

ーーああ、イチカちゃんまで……

 そんな悲嘆に暮れる私に追い打ちを掛けるようにサツキ先生が言いました。

「ユッコ、先生はビデオを回してるからな。後でよく見て、自分がいかに羞恥心の塊なのか反省するんだよ」

 ああ、こんなひどいやり方の「特訓」なんて信じられません。頼みの綱だったイチカちゃんや、先生にまでかさに掛かってイジメられる私はどんどんすすり泣きを昂ぶらせながら、弱々しく目を閉じ燃えるように深紅に染まった顔を俯かせて、この恐ろしい現実を忘れようとするだけでした。イチカちゃんが至近距離で私の羞ずかし過ぎる拘束された体を見つめているであろう部員達に言います。

「ユッコはひどい羞ずかしがり屋だから、どうしてもうまく踊れないの。だからこの合宿中、この子の羞ずかしい所をしっかり見てあげてちょうだい。死ぬ程羞ずかしい目に遭えば、もう恥を捨てて立派にステージで踊れるようになると思うから」

 わけのわからない理屈だと思いましたが、相変わらず部員達は皆無言のままでした。でもみんなの嫌らしい視線が至近距離から私に集中している気配は、はっきり感じられます。

「ねえみんな見て、ユッコのココ……」

ーーヒイッ!

 イチカちゃんが背中から回した両手で、ノーブラの乳首がセーラー服の胸元をツンと押し上げてしまってるメチャクチャに羞ずかしい部分を指でスリスリして来ました。

「ユッコは人に見られると、こうしてお乳首を勃ててしまうイケない子なの。ほら、どんどんおっきくなって来ちゃった……」

 どんなに歯を喰い縛って堪えようと思っても、みんなの視線に晒されながらイチカちゃんのえっちな指に感じ易い箇所を弄られるのは恐ろしく刺激的で、私は羞ずかしいくらいに乳首がピーンとそそり勃ちますます嫌らしくブラウスの生地を押し上げてしまうのをどうしようもありません。

「今度は下だよ」

ーーやめてえっっ!!

 イチカちゃんがちょっとスカートを持ち上げると、既に白い物をチラつかせていた超ミニスカは、モロに私のはいてるショーツを見せてしまうあり得ない丈になってしまいます。するとこれまで押し黙ってた部員達の誰かが、イチゴパンツだ、と笑って言い、はははと言う和やかな笑いが広がり、皆口々に私を嘲り始めました。

「ヤダこの子、お洩らししてる~」
「ホントだ、羞ずかしい~」
「パンツがビショビショ~」
「オシッコがアシを伝い落ちてる~」
「幼稚園児みたい~」

 堰を切ったような部員達の嘲笑が広まると、ビデオカメラを回している先生がこう言ったのです。

「あら皆さん、ユッコはお洩らししちゃうような子じゃないわよ。イチカ、この子がイケないトコを大きくしてるのを、みんなに教えてあげて」
「ねえみんな、よく見て、ココ……」

ーーイチカちゃん、ソコはダメえっっっ!!!

 イチカちゃんの嫌らしい指が、みんなに見せ付けようと濡れたイチゴパンツ越しにぷっくりと膨らんでしまってたクリちゃんに触れて来ると、私のとじ合わせたまぶたの裏に火花が散ったかのような凄まじい快感が、私の体を突き上げて来ました。さらに彼女の指がクリクリと悪戯を始めると、あまりの心地良さで、私のすすり泣きは徐々にニュアンスが変わってしまいました。

「ユッコのソコ、すごく大きい~」
「気持ち良さそうね、イヤらしい~」
「どんどんシミが広がって来たよ~」

 部員達の言葉がグサグサと胸に突き刺さります。そしてイチカちゃんまでこんな事を言ったのです。

「ユッコったら、えっちなダンスは上手ね~」

ーーああっっ!!

 私はみんなの前でイチカちゃんにはしたないオマメちゃんをイジられると言う、世にも羞ずかしい状況の中で完全に我を見失い、ワナワナと切なく慄える下半身を嫌らしくくねらせてしまうのが止まらなくなっていました。

「あんなにお尻振っちゃって、イヤラシ~」
「男の子を誘ってるみたい~」
「イチカに触られて感じてるの?」
「この子ヘンタイだわ~」

ーーも、もうダメえっっっ!!!

「んん~っっ!!」
「イッチャッタね、ユッコ……」

 イチカちゃんがとうとう弾けてしまった私にそう話し掛けると、他の部員達は笑い始めました。

「ヤーダー」
「ヤッパ、ヘンタイ~」
「ユッコったら羞ずかしい子ね」
「よくみんなの前でイッタリ出来るわね~」


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