悪夢の特待生契約

悪夢の特待生契約

 相田恵美は高三で通い始めた進学塾「和田進学アカデミー」の甘言に騙され特待生契約を結んでしまう。だがこれは、倒錯した加虐嗜好を持つ女塾長が美少女を辱めるために作られた制度だったのだ。こうして始まった、塾長や性技に長けた講師陣、マゾ奴隷に堕ちたOGらによる性調教が、恵美に性悦の深淵を覘かせ、真面目だった優等生は快楽を貪ってよがり狂う淫らな性奴隷へと転落してゆくのだった。

116.禁欲と寸止め焦らし調教に崩壊する理性(3026字)

 初めて経験した「アクメ調教システム(改)」の破壊力に、奴隷少女恵美と美紀は懊悩を深め、悶々と満たされない学校生活を送っていた。

「あー、えーっと、静かにして下さい。今日から……」

 統制が取れず私語の花が咲いている騒然とした教室で、ボソボソと朝の連絡事項を告げる担任教師小林の言葉は本来優等生の恵美には全く届かない。以前なら友達とおしゃべりしていたであろう美紀も押し黙っていたが、やはり何も聞いてはいなかった。巨大な山を作ってしまう貞操帯のペニスサックを隠すようにと、アカデミーに支給された分厚いハーフパンツにガードされた股間で、トロ火のようにくすぶる淫欲の熾火が集中力をあらかた削ぎ落としてしまい、ぼうっと呆けたような視線を宙に泳がせるばかりの2人だった。

 そして朝の会が終わると、恵美と美紀はまるで申し合わせたように2人一緒にトイレへ直行した。始業までのわずかな時間にオナニーするのが、奴隷少女達の日課なのだ。一刻も無駄に出来ないとばかりに開いていた個室に入り乱暴にバタンとドアを閉めた恵美は、ハーフパンツをずり下ろすと便座に腰を下ろす。ノーパンの股間に食い込むのは黒革貞操帯の股布と大きなペニスサックで、直に座ったお尻が冷たかったが、恵美は構わず手早くオナニーを敢行する。

 ふたなりペニスだけは厳重に管理されていたが、女性としてのオナニーは完全にフリーな恵美は、ノー下着の胸と股間に手をやって、貪欲に快楽を貪る。大きな乳房を揉み上げながらずっと硬直している乳頭を指股に挟んで転がすと、すぐにハア~と気をやりそうなエロ声が迸る。実際に調教で全身の性感帯が鋭敏に研ぎ澄まされた恵美は、乳房だけで絶頂するのもお手のものだった。が、何の慎みもない恵美のもう片手は貞操帯の前部の穴からピョコンと突き出たクリトリスをキュッと指で摘まみ上げて「イクッ」と声を放った。電光石火の早業アクメである。

ーーあああ、私もう駄目。ま、又イク、イク、どんどんイッチャウウッッ!! ああ、でも……

 本気を出した奴隷少女のオナニーはとんでもない浅ましさだった。恵美はクリ豆を指で転がし、ズブリと深く挿入した2本指で女性器をクチュクチュとかき混ぜながら、余った小指まで後ろの穴にチュプリと埋めるオナテクを見せ、次々に極めてはドッと淫汁を吹き上げた。

 だが何度もイッて夢中になった恵美がペニスサックを押したり叩いたりしてみても、頑強に跳ね返された。外界からの刺激を完璧に遮断し絶対に射精を許さない構造なのである。結局5回近く極めてもふたなりペニスの欲情を癒やす術のない恵美は、悶々と欲求不満をため込んだまま、授業に急がねばならなかった。途中で顔を合わせた美紀も泣きそうな情けない表情で、フラストレーションが溜まっている様子だった。

 アカデミーでの濃厚な性調教も、以前同様行われていたが、やはり女体での絶頂が繰り返されるばかりで、猛烈な欲情で気が狂いそうなふたなりペニスはどうしても責めてくれない。さらにノーパンを余儀なくされているため、体液の染み付いたパンツを陵辱者に献上するプレイがなくなった。替わりにはかされている分厚いハーフパンツは、本来ならパンチラを防いでくれるミニスカ女子必携のアイテムなのに、ちっともありがたくないと感じてしまう奴隷少女達は、おぞましい筈の恥辱プレイを自分が欲しているのに気付き慄然とした。

ーー中途半端は嫌なの。もっとビシビシ嫌らしい事して欲しい
ーー何でもするから、このオチンチンを何とかしてえ! 出したい、出したいよお
  
 相変わらずイキ恥を晒しながら、2人が心ここにあらずと言った風で、貞操帯による禁欲調教が頭に来ていると見抜いた和田塾長は、ドクター小林と相談しさらに過酷な責めを下す。前回からさほど間を置かず美紀が恵美の家にお泊まりで訪れた時のことであった。それは無論ふたなりペニスの煮えたぎる欲情がどうにも我慢出来なくなった奴隷少女達が、千恵子に5連続アクメを演じてもらい、アクメ調教システム(改)を発動させるためである。

 その結果恵美も美紀も絶妙なオナホこきによって、千恵子と同じ5回の射精に導かれるであろう。性奴隷に堕ちたと言っても、5連続絶頂でのたうち回る痴態を隠すのは彼女たちにも至難の業だ。こうして3人の性奴隷が一堂に会せば、遠慮なく恥ずかしい姿を見せる事も出来るだろう。お互い様なのだから。家にはもう一人父親の一雄がいたが、彼は女たちが集合すると決まって2階の書斎にこもりエロビ鑑賞するのが決まりで、邪魔になる事はない。

「エミリンママさん、お願いしマース!」
「ママ、速攻でお願いね」

 そう頭を下げる娘達の願いを叶えようと、千恵子は易々とレズ愛撫に身を任せて連続絶頂を演じ始める。左右から迫る奴隷少女達に調教ブラからピョコンと突出した乳首を優しく摘まれ、情熱的な口付けと巧みなネッキングを施されると、さっそく振動乳揉みが始まった。口を吸われていなければアヘ声を防げなかったであろう心地良さに、千恵子は恥じらいも慎みも忘れて巨乳をブルブル揺さぶりながらよがり狂い、程なく素晴らしいアクメの到来に上半身をピクピク痙攣させる。

 続いて奴隷少女達の手指は千恵子の股間に向かい、クリトリスを摘んで巧みに撫でさすられ、媚肉に食い込んだ調教パンツの中で暴れる前後の淫具の動きを確認するようになぞられて、最早手放しでよがり狂う奴隷母は着々とアクメのノルマを達成していった。
 
 千恵子が最後のアナル2連発アクメを達成し、感激のあまりキスを施していた美紀をふり解いて、獣のような絶叫を張り上げた時だった。千恵子のスマホに着信があり、恵美が確かめる。

「ママ、小林先生からだよ」
「無理っぽいから、エミリン出たら?」

 こんな夜に掛けて来るなんて非常識と思ったが、逆にまともな保護者連絡ではないのかも、と勘付いた恵美はまさかと思いつつも、無視する事が出来ず電話に出た。恵美は性奴隷調教について電話連絡を受けた経験はなかったし、千恵子もなかったのだけれど、小林の電話はやはり調教システムに関わるものであった。電話に出たのが恵美である事を確認した小林は言う。

「今お母さんは5回絶頂しました。見ていたのですか?」
「……はい」
「イケない子だね」
「すみません」
「後で感想聞くから、又この電話に出てください」

ーー切れちゃった。何の感想だろう?

「ミキティ、先生が感想聞かせてくれって」
「タップリ出した感想じゃない? ヤッタネ」 
「そうかなあ?… あーっ!」  
「キャアッ!」

 奴隷少女たちが大声を出したのは、一瞬ペニスサック内部のふたなりペニスに吸着した部分がジーッと心地良く振動したからである。ほんの短時間でも焼けるような衝撃が迸り、恵美も美紀もブシャッと精液を吐き出していた。すると程なく小林から連絡が届く。

「出ましたか?」
「……はい」
「満足しましたか?」
「……もっと出したいです」

 恵美は一瞬ためらったが、ハッと気付けば、射精したにも関わらずさらなる解放を求める焦燥感は、より一層耐え難く下腹部にわだかまっているのを感じてしまった。すると、会話の内容を察した美紀が電話に出る。

「せんせー! もう終わりですか?」
「まさか、5回出したいって言うんじゃないでしょうね、鳥居さん」
「出させて下さい! こんな中途半端じゃ頭がおかしくなってしまいます」
「ヤレヤレ、どんだけ変態なんでしょうねえ…」


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