ヴァージンコントロール〜高嶺の花を摘むように〜 クリムゾン

✩私好みのソフトSM王道をいく作品。クリムゾン作品の特徴とも言えるが、そのキモは女性を犯すのではなく、女性を感じさせる事。極端に言えば、挿入すらしなくて良い。本作の場合、白昼夢を見せられると言う仕掛けで、結果的に何度も処女喪失を経験させられるのが斬新な工夫だったが、ソフトSM愛好家にとっては処女でありながら感じさせられ淫乱化していくのがヌキ所であった。又、ヒロインの羞恥や屈辱などの心理描写も丁寧で良かった。前戯など不要でハードな陵辱が好みの人には、クリムゾンは全く合わない作風である。
ちなみに私は処女喪失に魅力は感じないので、満点評価としなかった。女性を快楽で調教するソフトSMと処女喪失に伴う苦痛は相性が悪いのではなかろうか。
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栄雲学園に君臨する才色兼備の生徒会長・鈴峰彩花(すずみねさいか)――。
成績は常にトップクラス、所属する水泳部では全国大会出場。
教師に対しても物怖じせず、毅然とした態度を貫き、下の者には分け隔てなく優しい態度で接する。
そして、ひとたび街を歩けば、道行く人のすべてが振り返ってしまうほどの美貌。
そんな「完璧」な彼女を、学園の男子たちは「女神」と呼び、崇拝していた。
――絶対不可侵な存在――
だが、そんな神聖にして犯すべからざる彼女の身に、悪魔の影が忍び寄る。
突如、女神の前に現れた転校生・神沼利央(かみぬまりお)。
彼は「超能力」と称する謎の力によって、彩花の全てを掌握しようと企んでいた。
生徒会室で、通学電車で、テスト中の教室で――次々と襲う白昼の悪夢。
夢とも現実ともつかない世界の中で、何度も処女を奪われ、
エクスタシーの深淵に落とし込まれていく。
やがて、繰り返す催眠調教によって身も心も蝕まれていき……。
催眠、羞恥、調教、処女喪失。
マガジンサイベリアで連載された全6編を完全収録!
帝王・クリムゾンの真髄が結晶する「ヴァージンコントロール」待望の総集編!!
「汚れなき女神に、悪夢は繰り返し訪れる――」
■収録作品■
【第1話】操られた女神
【第2話】親友に弄ばれる女神
【第3話】電車内でとり囲まれた女神
【第4話】自ら淫らな行為に耽ってしまった女神
【第5話】校庭の真ん中で堕ちていく女神
【第6話】高嶺の花を摘むように
✩私好みのソフトSM王道をいく作品。クリムゾン作品の特徴とも言えるが、そのキモは女性を犯すのではなく、女性を感じさせる事。極端に言えば、挿入すらしなくて良い。本作の場合、白昼夢を見せられると言う仕掛けで、結果的に何度も処女喪失を経験させられるのが斬新な工夫だったが、ソフトSM愛好家にとっては処女でありながら感じさせられ淫乱化していくのがヌキ所であった。又、ヒロインの羞恥や屈辱などの心理描写も丁寧で良かった。前戯など不要でハードな陵辱が好みの人には、クリムゾンは全く合わない作風である。
ちなみに私は処女喪失に魅力は感じないので、満点評価としなかった。女性を快楽で調教するソフトSMと処女喪失に伴う苦痛は相性が悪いのではなかろうか。
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