ヴァージントレイン 完全版
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自宅から大学までの1時間半……。電車で通学する女子大生・黒羽みつは毎日のように痴●に遭っていた。そんな最中、彼女は友人からあるアドバイスを受ける。「エッチな服装をした方が痴●されなくなるらしいよ――」その言葉を信じ、恥ずかしながらも自ら扇情的なファッションに身を包むみつだったが、それをあざ笑うかのように、ひとりの男が執拗に迫る。「オレは無理して派手な服装をするような、あさはかな処女が大好きなんだ…」痴●はみつのすべてを見透かし、瑞々しい肉体を巧みに開発していく。みつは必死に抵抗しようとするが、込み上げてくるのは体験したことのない未知の「快感」だった。痴●！ 調教！ 羞恥！ 凌●！ 迫り来る至高のエクスタシー。電車内で執拗に狙われる美少女の運命は――？




✩まだ単行本２冊目と言うことだが、女性を快楽で堕とすソフトSMを見事に表現していて完成度が高い。ヒロインの女子大生は清純だがいかにも男好きのする迫力あるカラダで、快楽堕
ちの対象として文句なし。痴漢のテクで開発されるヒロインが、渡されたローターを使ってしまってその快感に溺れる描写が印象に残る抜き所。堕ちてしまったヒロインが、全然知らない集団痴漢に責められても極めてしまうラスト前も良かった。

　女性に評判が良かったと言うのも頷ける快楽堕ちで、焦らした挙句挿入するのは最後だけ。レイプなど陵辱が好みの人には全く向かないので、読む人は選ぶと思うが、いかにもクリムゾンらしい作品だ。


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