女豹は夜の狩人Ⅰ 由紀かほる

☆昔懐かしい敗北ヒロイン調教ものの由紀かほる作品。アクションシーンもあるけれど、やはり見所は性調教シーンであり、ヒロイン朱里が拘束され、媚薬で疼くクリトリスを羽毛でくすぐられながら乳首を吸い上げられ、快楽に屈してしまうシーンで何度も抜かせてもらった事が記憶に生々しい。二穴バイブ付き貞操帯・浣腸責め・ドーベルマンの舌で局部を舐められてからの獣姦などで、よがり狂ってイキまくるヒロインがこの上なく魅力的だ。
リメイク・ヴァージョンも一緒に集録されているが、私はリアリティあるオリジナル・ヴァージョンの方を支持したい。例えばリメイク・ヴァージョンでは本当にビール瓶のような巨根でヒロインが犯されるのだけど、そんなの痛いだけだろ、と思ってしまうのだ。最新作のドクトルマノンシリーズもそうだけど、余りに極限のSMシーンはリアリティを欠いてしまう難点があると思う。
巨根をぶち込んでやれば女がヒイヒイ泣いて喜ぶ、なんてあまりにチープでリアリティがなく、お子様向けのファンタジー設定だと思うのは、私だけだろうか。
由紀かほるレビュー一覧

由紀かほるオリジナル・コレクション第12弾。
初出は「牝豹は夜の狩人」(雑誌「SMファン」に連載・司書房)。
後に日本出版社・アップルノベルズより同タイトルで上・下2巻本として1986年に刊行。
今回Amazonキンドル版発売に当たり、アップデートを行ったオリジナル・ヴァージョンと、さらに大幅な加筆修正を行ったリメイク・ヴァージョンを併載。全3巻。
日本中を震撼させた所謂「オウム事件」に先立つこと数年前。新興宗教団体の犯罪を取り扱った予言的作品として注目された。
著者の偏愛する「B級アクション系ドラマ」の手法を用いた初期の代表的官能バイオレンス作品。
《あらすじ》
美人作家・恵朱里。彼女の元に一通の手紙が届いた。中に入っていたのは、朱里が女子大生時代に三人の男にレイプされたときの写真だった。
三年前の夜。恋人である新聞記者の千田の部屋へ向かっていた朱里は、突然顕れた車に押し込まれ、山中へ連れ去られた。
両手を吊られたまま、朱里は三人の男たちに順番に犯され、処女を奪われた。
その同じ夜、千田は自宅の部屋で遺体になっていた。
写真を送りつけたのは、そのときのレイプ犯の一人だった。
「千田が死んだのは偶然じゃない。口封じのために殺されたんだ」
その一言から、朱里と巨大組織とのバトルがはじまった。
少林寺拳法三段、合気道二段の朱里を、組織は奴隷に調教すべく、襲いかかっていくのだった・・・
☆昔懐かしい敗北ヒロイン調教ものの由紀かほる作品。アクションシーンもあるけれど、やはり見所は性調教シーンであり、ヒロイン朱里が拘束され、媚薬で疼くクリトリスを羽毛でくすぐられながら乳首を吸い上げられ、快楽に屈してしまうシーンで何度も抜かせてもらった事が記憶に生々しい。二穴バイブ付き貞操帯・浣腸責め・ドーベルマンの舌で局部を舐められてからの獣姦などで、よがり狂ってイキまくるヒロインがこの上なく魅力的だ。
リメイク・ヴァージョンも一緒に集録されているが、私はリアリティあるオリジナル・ヴァージョンの方を支持したい。例えばリメイク・ヴァージョンでは本当にビール瓶のような巨根でヒロインが犯されるのだけど、そんなの痛いだけだろ、と思ってしまうのだ。最新作のドクトルマノンシリーズもそうだけど、余りに極限のSMシーンはリアリティを欠いてしまう難点があると思う。
巨根をぶち込んでやれば女がヒイヒイ泣いて喜ぶ、なんてあまりにチープでリアリティがなく、お子様向けのファンタジー設定だと思うのは、私だけだろうか。
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