第83夜 新米教師の悪夢
新米教師の悪夢
 母校である雪深い山奥の村の分校に、新採用の教員として戻って來た吉村龍也は、名門再建を託されて競技かるた部の顧問となる。部長である3年生小池柴乃1人だった部も2人の1年生が入り、まずは順調に再建へと踏み出したが、柴乃が部室で同じ3年の男子に暴行されかかる事件が起きた。悲鳴を聞いて駆けつけた龍也が取り押さえて事なきを得、柴乃と急接近して恋仲となる。将来を約束した柴乃と部室でファーストキスした龍也は、欲望を押さえ切れず柴乃を押し倒して・・・・・・恋人を理不尽に寝取られ、勝手に性調教されてしまう男の悲哀を描く。

9.連続絶頂ダンスに狂喜する教え子の正体と相互寝取られ快楽調教開始(4304字)

 ギロチン台に仲良く拘束された三浦さんと田中さんは、ガニ股に開いた腰を突き出し、まるで見せ付けるかのようにモジモジと蠢かせ始める。板東兄がリモコンを操作すると、腰の動きが徐々に卑猥になってガクガク揺さぶったり回したりしながら、三浦さんは堪え切れずに「アアン」だの「イイ」だのとはばかりなくエッチによがり始めていた。目を反らす事は許されない僕も、生パンチア小池さんのハイキック姿よりも、どんどん派手に悶絶し始めた萌え衣装の2人に目を奪われていた。

「全く恥ずかしいやつだな。咲子、イク時はどこが良かったのか、友達と一緒に大声で言うんだ」

 板東兄がリモコンを操作すると、アーッと一際大きく叫んだ三浦さんは、ガクガク振りたくっていた腰をグッと大きく突き出すと、大声で絶頂を告げた。

「イクううっっ!!……ク、クリちゃんっ!!」

 正に恥をかなぐり捨てた迫力あるアクメ宣言だったけど、板東兄は隣でグッタリ脱力している田中さんの顎をしゃくって嫌らしく話し掛ける。

「あれえ? こちらのお嬢ちゃんはイケなかったのかな?」

 絶頂を告げなきゃいけない条件を思い出したのか、まるで湯上がりみたいに真っ赤になった田中さんは、健気に口を開く。それは小声だったが、大人しい田中さんの滅多に聞けない肉声であった。
「イキました」
「どこが良かったの?」
「………クリトリス」
「よしよしいい子だ。今度はちゃんと言えるように、頑張ろうね」
「そんな……」
「律、ファイトッ!」

 一体どんな細工がしてあるのか、再び板東兄のリモコン操作でクリ快感に責められる2人は、ストリッパー顔負けのガニ股開きで突き出した股間を淫らにグラインドさせ、一緒に仲良くクリトリスで絶頂した事を告げる事に成功していた。

「しのちゃんも今度やってみようか、絶頂ダンス」
「嫌………」

 向こうでは健太が、ハイキック姿で拘束された小池さんの股間をまさぐり、白パンツの中に手を入れて弄っていた。彼女にあんな事をされても、股間丸出しの屈辱に耐えるよりない僕は全くの無力だ。そして板東兄が言う。

「さあ、第2ラウンドだよ」
「嫌、休ませて……」
「律、大丈夫だよ。女の子は何度でもイケちゃうんだから」

 絶頂ダンスに怯える田中さんを三浦さんが励まし、板東兄がリモコンを操作すると、又もやガニ股で突き出した腰を淫らに蠢かせる、絶頂ダンスの2ラウンド目が始まった。まだ控え目で恥ずかしがる田中さんに対して、三浦さんは大声で「凄い」「気持ちいい」「オマンコ溶けちゃう」などと快感を口にして、はばかりがなかった。そして程なくほぼ同時にアクメが弾けると、あの大人しい田中さんまで、狂ったような大声で絶頂宣言を唱和していたのである。

「イクッ!」
「イキますうっ!」
「オマンコっ!」
「お、おまんこっ!」

 余りにも卑猥な後輩たちの乱れぶりに小池さんは目を瞑っていたけれど、大声の絶頂宣言は塞ぐことの出来ない耳に届いたはずだ。パンツの中をまさぐりながら、健太が嫌らしく言っていた。

「あれえ。しのちゃんのマンコ濡れて来たんじゃね?」
「嫌………」
「オイ健太! ヘタクソなマンコ弄りやってんじゃねえぞ」
「兄ちゃん……」
「いい事教えてやるからよ、取りあえず手を引け」

 パンツの中から手を引かれて、嫌悪感を露わに健太を睨み付けていた小池さんが、ホッと安堵の表情を見せる。だがその表情が絶望に変わるのに時間は掛からなかった。板東兄は液体の入った瓶を持ち出すと、健太に手渡してとんでもない事を言ったのだ。

「お前どうせ、クリトリスも良くわかんねえんだろ?」
「ああ」
「しのちゃん、嫌がってるっつうの。後でじっくり女のかわいがり方練習させてやるけど、このローション使って尻穴に指を入れてみ」
「嫌よ! 馬鹿な事はやめて……」
「イヤよイヤよも好きのうちってな。騙されたと思ってやってみな」
「こうか?」
「ああ……ヘンタイ……」
「よし、入れたか。ほかは触るんじゃねえぞ」

 ローションの滑りで、健太が小池さんのお尻の穴に指を入れるのに成功すると、板東兄はギロチン 台に向かった。

「さあ、メインイベントだぜ。咲子、友達と一緒にケツを突き出して、お堅い部長のしのちゃんに見せてやるんだ」
「律、準備はいい?」
「恐い………」
「咲子、クスリが効いて、ケツの穴もムズムズしてんだろ?」
「もう待ち切れないよ。早くチョーダイ」

 三浦さんは媚薬で疼く尻穴に刺激を欲しがり、小池さんに向かって突き出した大きなお尻を揺さぶって見せているようだ。

「隣のお嬢ちゃんも恥ずかしがってないで、咲子みたいにケツを振ってみな。ズリズリ擦れて、ちったあカユイのが楽になるぜ」

 板東兄にそそのかされた田中さんまで、小池さんに見せつけるようにお尻を突き出し揺さぶり始める。赤ら様にお尻の快感を楽しんでる三浦さんは元より、田中さんまで燃えるように紅潮した幼い顔の表情をだらしなく緩め、この不道徳な尻振りダンスの快楽に溺れ始めている様子が、ドキッとする程悩ましい。

「オイ健太。しのちゃんが目え瞑ったりしたら、尻の指をどんどん深く入れてやれ」
「やめてえ! 見ます、ちゃんと見ますから」
「な、良く利くだろ。それじゃあ、ケツでイッて見せろ!」

 準備万端整い満を持して、板東兄がリモコンで決行した尻穴嬲りは、恐ろしいまでの威力で2人に襲い掛かった。尻振りダンスがガクンガクンと激しくなり、三浦さんの発する嬌声が傷ついた獣のように重々しく最早意味をなさない。と、2人が一際高くピインとお尻を上げ、絞り出すようにアクメを告げていた。

「いぐう!」
「イキます!」
「オシリい!」
「………お尻」

 ところが、板東兄はまるで悪魔だった。

「ヘヘ、も一回な」
「もう無理い!」
「咲子、アナルは何度でもイケるって言ったのはテメエだぜ。遠慮しねえでイッチまいな、ソレ」
「おほお~!」

 板東兄は、何ともう2回追加して2人の少女に尻穴絶頂ダンスを強制し、三浦さんはもちろん、田中さんも狂ったようにお尻を振りたくって、3連続アクメを迎えていた。田中さんはかわいそうにシクシク嗚咽していたが、三浦さんもグッタリして目を閉じている。そんな2人の頭をヨシヨシと撫でながら、板東兄が一転して優しい言葉を掛ける。

「よく頑張ったな、咲子。お尻は気持ち良かったかい?」
「はい、ご主人さま……咲子おかしくなっちゃいました」
「それでいいんだよ。隣のお嬢ちゃんはどうかな? 凄く良かったんでしょ?」

 驚いたことに、田中さんは泣きじゃくりながらもコクリと頷いて、強制アナル3連続アクメの暴虐を従順に受け入れていたのである。お尻の穴に健太の指を入れられたまま、その様子を見せられる小池さんは一体どんな気持ちになった事だろう。すると、板東兄が健太に言う。

「健太、しのちゃんに聞いてみな。お尻の具合を」
「しのちゃん、お尻が気持ち良くなって来たんじぇね? さっきから、なーんか俺の指ギュウギュウ締め付けてくるんだけど」
「……知りません」
「よし、マンコを調べてみろ」
「うわ、グチャグチャじゃん。パンツまでビッチョリ」
「やっぱ、しのちゃんも同じだな。かるた部はケツの穴で欲情する、ヘンタイじょしこーせーの集まりかよ。さすがヘンタイ顧問なだけはあるな」

 板東兄はギロチン台の方から、ちんぐり返しに拘束された僕を嘲笑する。だけど僕のペニスは相変わらず狂ったように強烈極まりない勃起がちっとも治まらず、どんなに蔑まれても抗議すら出来ない。

「しのちゃんの汚れたパンツを脱がせてやって、セックスの準備だ。咲子、健太を手伝ってオネンネさせてやりな。先生の正面でよく見えるようにな」
「わかりました! ご主人さま」
「三浦さん、お願いやめて! 酷過ぎます……」
「三浦さん、それだけはやめてくれ……」
「ヘヘヘ、しのちゃん、エッチしようぜ」

 僕の目の前で、健太と小池さんをセックスさせようと言う非情さに、僕たちは許しを懇願せずにはいられない。なのに、健太はもちろんの事、三浦さんまでノリノリで、後ろ手錠で拘束した小池さんを僕の正面に寝かせていき、少し脚を開かせて拘束具で固定すると、お尻の下に高い枕を入れてしまった。これで、交わる事の許されない互いの性器が、わずかな距離で対面する格好になったのだ。三浦さんは無情にも手を叩いて笑っていた。

「キャー、ステキ! 部長のオマンコと先生のオチンチンがお見合いしてるみたい」

 三浦さんのはしゃぎぶりをニヤニヤ見守っていた板東兄が言う。

「コイツ、中坊の頃からパンツを売りに来てたマセガキでよ、抱いてやったら俺のチンポを気に入って、もうメロメロよ。咲子、お前は俺の何なんだ、先生に教えてやれ」
「はいっ! 咲子はご主人さまのセックス奴隷でーす」
「健太の好きな女がかるた部だと聞いて、咲子に入部させたんだ」
「部長、ゴメンナサーイ」
「部室の合鍵作らせて、健太に犯るチャンスを与えてやったのに、とんだ邪魔が入りやがった。咲子が絶対怪しい、部室の中でヤッテル、っつうから隠しカメラ仕掛けさせたら、案の定だ」
「ねえ、健太君、部長とヤッちゃうんでしょ。アタシ、先生とヤリたーい」

 情けない「ちんぐり返し」で転がされながら、僕はこの示談交渉がずっと前から巧みに仕組まれた罠であった事にようやく気付き、板東兄の手先になって働いていた三浦さんを、貴重なかるた部の新入部員だとばかり思っていた自分のうかつさを呪っていた。そして、僕の目の前で小池さんと健太のセックスを見せ付けられるばかりか、三浦さんに襲われてしまうと言う恐ろしい不道徳さに慄然とする。なのにガッチリ拘束された僕は、恥部をさらけ出したまま、何も出来ず浅ましい欲情に爆発しそうなペニスはまるで治まる気配がない。それどころか、こんな酷い仕打ちに悪寒が込みあげると同時に、全身が総毛立つような凄まじい興奮を覚えてしまうのを、どうしようもなかった。

「いいぜ咲子。先生のザーメンをとことん搾り取ってやりな。そうすりゃ、しのちゃんだって諦めが付くだろうよ」
「はーい。咲子、ガンバリマース」
「先生、覚悟しな。俺がみっちり仕込んでやったから、エロに関しちゃハンパねえからな、コイツ」

 全裸より卑猥に見えるマイクロビキニの三浦さんが、スタスタやって来て、向こうで股間を晒している小池さんに声を掛ける。

「センパーイ、お先デース」

 こうして僕と小池さんが、至近距離で別々の相手とセックスを強要される、残酷な相互寝取られが始まった。ところが僕の狂ったペニスは浅ましい快楽を期待するかのように、ますますドクドクと脈動を激しくする一方なのだった。

続く→新米教師の悪夢 10.ハイテク貞操帯と潮吹き競争の準備

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プチSM千夜一夜ものがたり第5期