クリミナル・フェティッシュ《女囚になったトップモデル》由紀かほる

☆これも初読だったので読んでみたが、残念ながら期待外れ。作者の思想的立場から、北朝鮮の拉致問題をモチーフにしたものと思われるが、官能描写が長芋による痒み責めだけでは、いかにも寂しい。問題作なのは間違いないが、官能小説としてズリネタには使えない、と言うのが正直な感想である。
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由紀かほるベスト・セレクション第14弾。
初出 「若妻監禁《エナメルの指環》」雑誌コミックボーイ(1992年連載)
単行本
オリジナル版「若妻肉刑《美畜の淫夢》」(ソウリュウノベルスEXハードシリーズ)1995年刊。
リライト版「黒革の妖精《美人妻拉致事件》」(BIG BOOKS)1999年刊。
リニューアル版「魅せられし美唇」(桃園文庫) 2006年5月刊。
この度Amazon Kindle版発売に当って、全編をアップデートとリライトを行った。
未だ日本国内に於いて、拉致事件がマスメディアを賑わす以前、拉致と強制収容所の実態を克明に取り上げた超問題作。
雑誌連載後、あまりにリアルな設定と過酷な内容に、出版社側が単行本化を拒絶した曰く付きの作品。
ついにAmazon Kindle版としてここに完全復刻。
《あらすじ》
元トップモデルの和樹は、フォトグラファーに転身後、元プロ野球選手で現在は食品会社を経営する氷室杜夫と結婚した。
新婚一年半。
アジアに出張した杜夫が、三週間ぶりに帰国する三日前のことだった。
和樹はK**国からの出稼ぎ労働者である、若い三人の工員に、会社の工場で襲われた。
三人の工員たちは、美しい日本人の若妻の身体を三度ずつ犯して姿を消した。
それはしかし、悪夢の序章に過ぎなかった。
和樹の元にその現場を盗み撮りした動画が送りつけられてくる。
犯人は、先代から仕える専務の林だった。
C**国人の林は、社長のいない隙を狙って和樹の肉体を味わい尽くす。
一方、K**国経由で帰国しようとした杜夫は、C**国の国家秘密警察によってスパイ容疑で収容所へ送られる。
帰国を許されない夫を救い出すために、若妻である和樹は自らの身体を犠牲にしながら、独裁国家の卑劣な罠に引きずり込まれていく。
美しい日本人の若妻を待ち受けていたのは、女囚としての過酷な収容所生活だった。
代表作「美人インストラクタア」と並んで、最も苛烈でシリアスな内容を含む由紀かほるの隠れた一作。
☆これも初読だったので読んでみたが、残念ながら期待外れ。作者の思想的立場から、北朝鮮の拉致問題をモチーフにしたものと思われるが、官能描写が長芋による痒み責めだけでは、いかにも寂しい。問題作なのは間違いないが、官能小説としてズリネタには使えない、と言うのが正直な感想である。
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