
白光と漆黒――二振りの退魔刀の力で、可憐な制服姿の上に装甲をまとい、人知れず魔物を滅する少女、生徒会長の紫鳳美玲とスケバンの蔦守凪。生徒会長とスケバンという相反する性分から、たびたび対峙する二人だが、それゆえに互いの圧倒的なまでの実力を知っていた。ある日、面識のなかった男子生徒・田中正良に呼び出された二人は、魔物として正体を現した田中に不意をつかれ敗北してしまう。田中は、美玲と凪を二人一組のオークション商品とするべく、ペア奴●調教を行うと宣言する。超強力な催淫液を注入され、精液を絶頂のスイッチにされてしまった二人は、乳首絶頂、肛門絶頂を教え込まれ、ついには全校生徒集会にて恥辱の陵●ショーを披露されてしまう。牝として開発されつくした二人の前に、いよいよオークションの幕があがる…!!
☆「スケバン」と言うのが時代を感じさせるエロ小説。2人の女子高生が、悪堕ちした男達に触手で陵辱される内容で、今でも十分実用性があり通用する出来だと思う。タイプの違う2人が共に処女であり、互いのロストバージンを観察させられる趣向もなかなか。
気になったのは「スケバン」の違和感と、陵辱される2人のレズ描写がなかった事。並んでパイズリ奉仕を強要されるなどのシーンがあるのだから、是非2人を交わらせて欲しかった。そして処女にこだわるのはわかるけど、古風で性的にオクテな「スケバン」には、余り魅力を感じなかった。
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