第84夜 ブルセラじいさん
ブルセラじいさん
 全寮制の女子高に通う亜由は、学級委員をやってる真面目な優等生だが、男子と付き合った事もないオクテな少女。ところがある時、下着を紛失してしまう。なぜか、寮長の老人が預かってると言うので、ルームメイトの小夏と一緒に部屋を訪ねると……

【登場人物】

小島亜由・・・緑山女子高校2年生。

毒島(ぶすじま)源蔵・・・緑山女子高校寮長。通称「源さん}。

吉野小夏・・・緑山女子高校2年生。亜由と同室。


6.アクマとの契約(4548字)

「う~ん……」
「亜由、目え覚めたあ?」

ーーえ? 私、一体……

 管理人室で目が冷めた時、私の頭はすぐには回ってくれませんでした。

「亜由ごめんね。すぐに外してあげるから」

 小夏ちゃんの言葉でハッとなった私は、とんでもない事態に気付き、愕然とします。ソファーで横になった私は、何と背中で後ろ手錠を掛けられてたんです。慌てて腰を上げようとすれば、首輪が繋がれてて逃げる事が出来ません。おまけに丈夫な布で口が塞がれ、声も出せないんですから、パニックに襲われそうでした。

「これこれ、痛いから、暴れん方が身のためじゃて。大人しゅうしんさい」

 源さんののんびりした声に、目を上げた私はすぐにサッと目をつむりました。もう完全にパニックです。源さんは、何とスッパダカ。私に見せ付けるように、手で握り締めたオチンチンは、残像が頭に焼きついてしまいました。これは一体何と言う、エッチで悪趣味な幻覚なんでしょう。私の頭がおかしくなったに違いありません。こんなの現実のわけありませんから。

「亜由、目開けてくれる?」
「んんっ!」
「わしも、せっかくの別嬪さんの顔を、よく見たいのお」

 小夏ちゃんの手が顔に掛かり、「イヤッ」と言ったつもりが言葉になりません。さらに源さんの声まで至近距離で聞こえたと思ったら、2人の手が仰向けで寝てる私のカラダに掛かりました。私は精一杯もがきましたが、手錠と首輪で拘束されてる悲しさ、たちまち恥ずかしい体勢にさせられたんです。大きく開かされた両脚の足首に、拘束具が嵌められて、人の字拘束の完成でした。

  「目を開けないと、脱がしちゃうよ」

 小夏ちゃんに脅されながら、胸元のスカーフを外されます。続いてスカートを大きくまくり上げられ、パンツが丸見えになると、私はたまらずオズオズと目を開けました。やっぱり裸の源さんがオチンチンを握って見せてるので、慌てて目を反らしたんですけど。

「ちゃんと、オチンチン見ないと駄目ですよお。それとも、亜由も見せたいのかなあ」
「んんんっ!」

 小夏ちゃんの手がパンツに掛かると、もう駄目でした。仕方なく、源さんのオチンチンを見つめる私の顔は、引き攣ってたと思います。

「これはアンタのパンツで間違いないの?」
「亜由のデース。そんなデカパン、アタシはかないもん」

 源さんと小夏ちゃんが言う通り、それは私の紛失した純白のショーツに違いありません。そして、ようやく回り始めた私の頭は、こんな事になった経緯を思い出していました。

 私と小夏ちゃんは、部屋に返す洗濯物を、うっかり他の部屋と間違えたので、一緒に確かめに来るよう源さんに呼ばれたんです。すると、わしのミスじゃから食べんさいと、ケーキと紅茶を出してくました。私はためらいましたが、小夏ちゃんが喜んで遠慮なく食べるので、つい手を出してしまいました。紅茶を飲んでると急激な睡魔に襲われたんで、強力な睡眠薬を入れられてたんでしょう。

ーー小夏ちゃんがグルだったんだ。

 彼女が私のパンツを源さんに渡して、こんな策略を企んだに違いありません。でもそれに気付いた時には、もう手遅れだったんです。源さんは、何とオチンチンを私のパンツでくるんでから、言いました。小夏ちゃんの手がパンツに掛かってる私は、脱がされる不安で、目を反らす事も出来ません。

「アクマと契約したんじゃ」

ーーアクマって、悪魔?

 突拍子もない言葉が出て来て、戸惑うばかりの私を尻目に、源さんは語り続けました。

「わしは情けない男でのう。この歳になるまで、おなごとした事がなかったんじゃ。隠しておったが、おなごは大好きなんじゃが。女子高で仕事をしとっても、こがいな老いぼれじゃからの。一人でシコシコと、せんずっとるんが関の山じゃ」
「でもアタシ、おじいちゃんのドーテー、食べちゃったもんねー」

ーー小夏ちゃん……

 私と同学年とは思えない、小柄で幼い容姿の小夏ちゃん。本当に源さんに甘える、かわいい孫娘みたいでしたが、しゃべってる内容は、とんでもないおませさんでした。
「この子みたいな、若くてかわいらしいおなごと出来たのも、アクマのおかげじゃ」
「おじいちゃ~ん、お手伝いするう」

 甘え口調で「お手伝い」と言っても……わかってしまった私の方が恥ずかしくて、目を反らさないよう必死でした。

「アンタはホンマにええ子じゃのう。したが、これは自分でせにゃならん。アクマがそう言ったんじゃ」
「じゃあ、アタシのパンツ見せたげる。オカズにしてね」

 小夏ちゃんがミニスカをめくって見せたのは、純白でしたが、三角ビキニタイプで布地の少ない、とてもエッチなパンツでした。とても私には無理と思っていたら、小夏ちゃんは私がはいてるパンツに再び手を掛けて、ふんどしみたいに引き絞り、ワレメに食い込ませてしまいました。ちょろっとハミ毛まで出てしまい、メチャクチャ恥ずかしかったです。

「おじいちゃん、パンツはいてる方が、コーフンするんでしょ」
「ほうじゃのう。ところで目えつむっても、耳は聞こえよう、聞いてくれんかの、別嬪さんや」

 ハミ毛付き、ワレメ食い込みパンツにされた私は、脱がされた方がましだと思い、目をつむってしまいました。でも耳を塞ぐ事は出来ず、源さんの驚くべき話を聞かされたんです。

 それは、ちょうど私が小夏ちゃんと同室になった頃だそうです。源さんは一人寂しく自分を慰めて、自分は女性と経験しないで、このまま一生を終えるのか、と嘆いていたそうです。そこへ現れたのがアクマ。源さんは、自分の命と引き換えに、不思議な力を手に入れる契約をしました。
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「女の子のパンツにセーエキ掛けたら、その子は何でも言う事聞くようになるんだよ。アタシ、ホントはこんなエッチな子じゃなかったのに」
「アクマが言うには、自分を飾らず、素直に本能のままになるそうじゃ。わしも、こうして……おお、えらい大量に出たのう」
「亜由も素直に、おじいちゃんにエッチしてもらおうよ」

 その時カラダの奥から、熱い滴がドクンと溢れて來るのを、ハッキリ意識してしまった私は、慄然としました。

「ほう~ら、亜由のエッチ汁が出て来たぞお。パンツが濡れて、具まで見えちゃってるんですケド」
「亜由ちゃん言うんか。さっそく命令しちゃろう。目え開けてわしのナニをしっかり見るんじゃ」

ーーう、うそお! 私の目勝手に開いちゃう、イヤだあっ!

 源さんの命令に逆らえず、自分のカラダが勝手に動いてしまったんです。不思議な力が本当だった事に、愕然とした私が見せつけられたのは、大量の射精を終えたのに、ギンギンの勃起がちっとも治まらず、元気なままのオチンチンと、精液を掛けられてガビガビになった、私のパンツでした。男の人って射精すると、大人しくなっちゃう筈ですよね?

「アクマはわしの命と引き換えに、不思議な力と、いくら出しても平気なナニを授けてくれたんじゃ。わしゃあ、もう75じゃ、いつ死んでも惜しゅうはない。好きなおなごとヤリまくって死ねるなら、本望じゃ」
「おじいちゃん、洗濯物の中からスケスケのエッチなパンツを選んで、試してみたんだって。そしたらアタシ、何だかすっごくエッチな気持ちになって、この部屋に来ておじいちゃんに抱いてもらったの。だけどおじいちゃんたら、欲張りなんだよ。他の子とも、シテみたいって」
「小夏ちゃんはええ子じゃが、おぼこじゃなかったからのう」
  「エッチした事のない女の子なんだって。アタシすぐに亜由がオススメだって、おじいちゃんに教えてあげたんだ。ねえ、エッチしたくなったでしょ?」
「バカな事、言わないで!」

 小夏ちゃんが口を塞いでた布を外してくれたんで、私は必死でそう叫びました。するとワレメ食い込みパンツに、手を伸ばした小夏ちゃんが言うんです。

「じゃあ、どうしてこんなにビチョビチョなのかなあ?」
「それは……ただのオシッコです!」
「ウソばっか。クリちゃんビンビンにしてるくせに」
「あん、ダメッ!」
 恥を忍んでオシッコをもらしたと言ったのに、小夏ちゃんの目はごまかせません。彼女の細指で、濡れパンツ越しにクリトリスを撫でられると、ビビッと心地良い電流が流れて、ついエッチな声が出てしまいました。さらにドクンと熱い滴がカラダの奥から噴出して、もうダダ漏れ状態になってしまったのを、どうする事も出来ませんでした。

「おじいちゃん、解くから亜由に命令してあげて。エッチな事したくて堪んないみたいだから」
「そんなわけ、ありません」
「ウソつきさんは、お仕置きだよーん。オナニーさせてあげよ」

 小夏ちゃんに抗議するのも、弱々しい声しか出せません。彼女が言う通りである事を、私自身が一番良くわかってたんですから。

「おお、こんな別嬪さんのオナニー、わしも見たいのお。亜由ちゃんや、オナニーを見せてくれ」
「良かったね、亜由。アタシも教えてあげた甲斐があったよ」

 小夏ちゃんは予想してたのか、持参したオナニーグッズをソファーの上に並べます。拘束具が外されても、やっぱり自由にカラダを動かせないのに、絶望した私は、オナニーグッズと一緒に並んだ枕を手に取ってしまいました。そして、源さんの視線をハッキリ意識しながら、枕を股間に擦り付けると、敏感になってるクリトリスには、濡れパンツ越しの刺激がちょうど良くて、たちまち夢中になり、枕でゴシゴシしちゃってました。

ーー源さんが、私のオナニー見ながら、私のパンツでオチンチン、シコシコしてる! 恥ずかしいよう……でも凄くキモチイイ、私もうダメ、ヤバイよヤバイよお……

 恥ずかしいところを見られて興奮するなんて、小夏ちゃんはヘンタイだなんて蔑んでました。私だってヘンタイだと思い知らされる気分。源さんとオナニーを見せ合うのはとても刺激的で、熱い視線を感じるほどに、ますます強烈に感じてしまう私は、あっと言う間に絶頂が見えて来ちゃいます。源さんがブシャッと精液を飛ばした瞬間に、私もイッテしまいました。枕を押し当てた股間をグッと突き出し、上体をのけ反らしての絶頂に、はしたない声を出すのだけは我慢したんですけど。

「おじいちゃんと仲良く一緒に、イッタんだあ。亜由ちゃん、お上手。だけど、女の子は素直にイクッて声出すんだよお。おじいちゃん、亜由をもっと沢山オナニーでイカせてあげてよ」
「亜由ちゃんや、もう5回オナニーして見せておくれ。ちゃんとイクんじゃよ」
「じゃ、おじいちゃん、エッチしよ」

 小夏ちゃんは源さんの手を取り、一緒にソファーに上がって来ます。大きなソファーが満員状態で、こんな至近距離でエッチな事を見せ合うなんて、もう興奮して心臓がバクバク。大股を広げた私はソファーの端で上体を起こし、反対側に向き合う形で座った源さんの、元気一杯なオチンチンを、小夏ちゃんが手で掴んでます。小ぶりなお尻を向けた小夏ちゃんは、私を振り返って見ながら、源さんのオチンチンをシコシコと始めて、言いました。

「おじいちゃん、今からアタシの言う通り、亜由に命令して。まず自分の手でオナニーしてイキなさいって」
「亜由ちゃんや、自分の手でオナニーしてイキなさい」

ーー私、まだ手で直接アソコを弄った事ないのに!

「……無理です」

 そうボソリと呟いたのに、私の手は勝手に胸と股間へ伸びてしまうのでした。

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プチSM千夜一夜ものがたり第5期