☆この小説は「羞恥の風」のとっきーさっきーさんより投稿して頂いたものです。著作権はとっきーさっきーさんが持っておられます。

とっきーさっきー作 ツレがスケベ小説に染まりまして……03ed01cc




もしもである。
結婚を前提とし、将来を約束し合った男性パートナーが、突然に『官能小説を描きたい!』と声を上げれば、女性側はどう対応すればいいのだろう?
少々驚きもするが、冷静に考えれば『ふ~ん、あなたに作れるの?』とか。
『面白そうね。完成したらわたしにも読ませてよ』とか。
『悪いことは言わない。時間の無駄だから止めなさいよ』などが、レギュラータイプの回答だろうか。
なかには『それ、どこで発表するの? もしプロの目に留まって出版なんてことになったら、版権の半分はわたしのモノだからね』とかいう、したたかな女性もいるかもしれない。

そして『もしも』が現実に置き換わり、男が『官能小説を描きたい執念』をメラメラと燃え出させた時、パートナーの女は……?
その薄紅色に染まった裸体を差し出し、羞恥に身を焦がしながらも……
『これもエッチな小説のためだから』と……


【登場人物紹介】
山口涼花(やまぐち りょうか)

本作品のヒロインで、20才の女子大生。
恋人の吾郎とは一年前ほどにバイト先で知り合い、現在は同棲中。
一風変わったところのある吾郎に振り回されながらも、その彼を一途に愛する美少女。


木下吾朗(きのした ごろう)

涼花の彼氏であり、現在20才。彼女同様に都心の大学に通っている。
男気のある優しい性格だが、最近は彼女である涼花とのセックスに満足していないらしい。
ある朝、突飛もないことを涼花に相談し……

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ツレがスケベ小説に染まりまして…… 第1話 すれ違いのセックスはビルの谷間で……
ツレがスケベ小説に染まりまして…… 第2話 女が開いて、男が挿して、心も一つに?
ツレがスケベ小説に染まりまして…… 第3話 ブレックファーストは恋人の告白タイム
ツレがスケベ小説に染まりまして…… 第4話 涼花? りょうか? 絡み合う恋心
ツレがスケベ小説に染まりまして…… 第5話 男女の仲をつなぐM字オナニー
ツレがスケベ小説に染まりまして…… 第6話 原稿用紙に刻まれる自慰の調べ
ツレがスケベ小説に染まりまして…… 第7話 オナニーは愛する人の息遣いと共に
ツレがスケベ小説に染まりまして…… 第8話 ディナーを共にして、エッチを共にして
ツレがスケベ小説に染まりまして…… 第9話 クロスされる腕と腕、感じる処を慰め合って
ツレがスケベ小説に染まりまして…… 第10話 アナタとわたし、お互いの指で快感を!
ツレがスケベ小説に染まりまして…… 第11話 リョウカより涼花の方がスケベ少女なの
ツレがスケベ小説に染まりまして…… 第12話 上のお口? 下のお口? お気の召すままに
ツレがスケベ小説に染まりまして…… 第13話 追い詰められて、それでも足掻いて
ツレがスケベ小説に染まりまして…… 第14話 生まれて、死んで、生まれ変わって……
ツレがスケベ小説に染まりまして…… 第15話 浴槽の中で生まれたピュアな恋
ツレがスケベ小説に染まりまして…… 最終話 お月様だけが知っている