☆この小説は「羞恥の風」のとっきーさっきーさんより投稿して頂いたものです。著作権はとっきーさっきーさんが持っておられます。

とっきーさっきー作 ツレがスケベ小説に染まりまして……03ed01cc




もしもである。
結婚を前提とし、将来を約束し合った男性パートナーが、突然に『官能小説を描きたい!』と声を上げれば、女性側はどう対応すればいいのだろう?
少々驚きもするが、冷静に考えれば『ふ~ん、あなたに作れるの?』とか。
『面白そうね。完成したらわたしにも読ませてよ』とか。
『悪いことは言わない。時間の無駄だから止めなさいよ』などが、レギュラータイプの回答だろうか。
なかには『それ、どこで発表するの? もしプロの目に留まって出版なんてことになったら、版権の半分はわたしのモノだからね』とかいう、したたかな女性もいるかもしれない。

そして『もしも』が現実に置き換わり、男が『官能小説を描きたい執念』をメラメラと燃え出させた時、パートナーの女は……?
その薄紅色に染まった裸体を差し出し、羞恥に身を焦がしながらも……
『これもエッチな小説のためだから』と……


【登場人物紹介】
山口涼花(やまぐち りょうか)

本作品のヒロインで、20才の女子大生。
恋人の吾郎とは一年前ほどにバイト先で知り合い、現在は同棲中。
一風変わったところのある吾郎に振り回されながらも、その彼を一途に愛する美少女。


木下吾朗(きのした ごろう)

涼花の彼氏であり、現在20才。彼女同様に都心の大学に通っている。
男気のある優しい性格だが、最近は彼女である涼花とのセックスに満足していないらしい。
ある朝、突飛もないことを涼花に相談し……

第2話 女が開いて、男が挿して、心も一つに?

「あはぁっ! 吾朗ちゃん……深いぃ、ふぅぅっっ……」

涼花が俯かせていた顔を持ち上げた。
小顔にマッチした控え目な唇を震わせて、甘い女の声を吐き出した。

ベランダなどという気の利いたモノは設置されていない。
黒カビの目立つマンションの外壁と、それとダイレクトに繋がる窓枠に、涼花は両手を乗せていた。

数本の溝が刻まれたアルミ製のサッシを、細い10本の指に掴ませて、顔面は外気に晒して。
床面と水平になるように寝かせた背中と、くびれたウエストから急発達するヒップは部屋の内側に向けて。
スラリとした両足は少し開き気味に、太腿の筋肉をほどよく緊張させて。

ずにゅ、にちゅ……パン、パン、パン……

「はぁ、はぁっ……涼花の中ぁ、とっても熱くて……くぅっ、絞め付けるぅっ!」

一方の吾朗は腰を振り続けていた。
涼花の背後で両足を踏ん張らせ、理想に近いウエストの肌を両手でがっしりと掴み、骨ばった下半身を前後に揺すった。
差し出された涼花のヒップを目がけて、乾いた肉音を定間隔で打ち鳴らし、股間から生えさせた男のシンボルを突き挿れているのだ。
キュッと窄まった尻肉の割れ目の真下に潜む、恥肉のスリットへと。
しっとりと濡れて、充分に解された陰唇を割り開き、その奥底で繋がる膣の穴へと。

「んふ、はあぁっっ……どんどん硬くなってぇ、涼花のアソコでぇ……気持ちいいぃっ!」

涼花が声を上ずらせて絶叫した。
硬直したペニスが膣奥にまで達し、美しい背中のラインが左右にくねる。
男と深く結合したまま、女らしい腰肉が波打つように弾んだ。

100回……200回……
吾朗のペニスが涼花の膣を貫いていた。

単調なセックスにならないように、時折リズムを変えながら。
待ち構える涼花の女心をはぐらかすように。

不意打ちで、ペニスの肌をこすり付けるのだ。
熱く火照る膣の粘膜に、血流の漲る肉肌で抉るようにグラインドさせるのだ。

「やぁ、あはぁっ……いいのぉ、涼花ぁ……吾朗ちゃんのオチ○チンにぃ、とっても……ふぅ、愛されているのぉ」

涼花が禁句の単語を口走っていた。
セックスの快感を自らも求めようと、ヒップを更に突き出してくる。
ツマ先立ちになるほど踵を浮かせて、濡れそぼる割れ目の肉も高く掲げてみせる。

「ハァ、フゥッ……!」

吾朗の腰使いが勢いを増した。
ベッドで愛し合ういつものセックスとは違う。
生温かくて、都会の匂いが漂う空気でも、秘めやかな開放感に浸りながら。

「出してぇ、吾朗ちゃん……はあぁ、安全日だからぁ、気にしないでぇ……涼花の、おぉ、オマ○コに……いっぱい……」

恥ずかしがって見せても、肌を合わせた者どうし、涼花もまた開放的なセックスを満喫していた。
ネオンと喧騒の世界に顔を覗かせながら、再び禁句の単語を口走っていた。
挿し込まれたペニスをギュッと膣肉で絞め上げると、マグマのようにたぎる男の体液をねだった。

「涼花……んぐ、涼花ぁ!」

吾朗が吠えた。
雄叫びのように喉を震わせながら、膨張しきった肉棒を恥肉の狭間へと埋めた。
『じゅにゅっ』と淫らな肉音を漏らす。
『パンッ』と、剛肉で柔肉を打ち叩く乾いた音を響かせる。
脈打つ鬼頭が、膣の粘膜の奥深くにまで侵入する。
過呼吸のように開閉する子宮口に、その先端部分をタッチさせた。

「ひはぁ、はあぁぁっっ! いいぃっ! 感じるぅっ! 涼花ぁ、イッちゃうぅぅっっっ!!」

長身な吾朗の身体が覆い被さっていた。
受け入れてくれた涼花のヴァギナに肉棒の全てを沈めて、絶頂を迎えたパートナーの息遣いを肌で感じた。

抱き締めるのも憚られるような華奢な女体が、小刻みに震えている。
なのに挿入された男のシンボルには、括約筋の力を振り絞るようにして、膣ヒダを絡みつかせている。
グイグイと扱くように揺さぶった。

「ンハァッ! 出るっ……ンングゥッ!」

男らしく低く呻いていた。
いや、呻かされていた。

「あぁ、当たってるぅっ! 涼花のエッチな処にぃ、熱いのがたくさん……ふうぅっ、いっぱい掛けられてるぅっ!」

吾朗は射精した。
下腹に溜まる狂おしいほどの精を、涼花の膣に注ぎ込んでいた。
ギュウギュウと絞め付けてくる狭い軌道に、若々しい男の体液を噴出さるように浴びせ掛けていた。

(大好きだ、涼花……)

(わたしもだよ、吾朗ちゃん……)

ベッドの上で一度。
窓際の席で二度目。

セックスという、愛を確かめ合うのに最も効果的な行為をこなして、吾朗は涼花の声を聞いた。
涼花もまた、吾朗の心の声を拾った。

そう……胸の奥で確かに囁いてもらった筈……だったのだが……


続く→ツレがスケベ小説に染まりまして…… 第3話 ブレックファーストは恋人の告白タイム

戻る→ツレがスケベ小説に染まりまして…… 第1話 すれ違いのセックスはビルの谷間で……

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