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エルフの秘宝が取引されていると言われる
秘密の露出パーティ会場にて――。
 淫紋を刻まれたシルファは、パーティ客の
拍手喝采の中、絶頂アクメを晒していた……。
「ああん、ちょうだい、あなたの精液、私の
子宮にたくさん出して! 膣内出ししてぇ! 
シルファの生意気エルフ穴は……あなた専用
の性処理エルフ穴ですぅぅ!」
 そこにはもう、誇り高い森の守り手として
の顔はない。
 何度も魔術師の××で快楽堕ちを決められ
幸せ絶頂を極める牝エルフ。
「らめぇ、私、今日もイカされちゃう……」
 秘部も顔も髪も白濁まみれにされたシルフ
ァの下腹部で淫紋が妖しく光り輝いていた。
 人気サークルにのこやが贈るエルフ本を、
堂々の美少女文庫化!


☆貧弱で軽装な魔術師に油断してたら、通りすがりにサッと触れられて、アッサリ淫紋を付けられてしまう、ヒロインの女エルフ。すぐに発情して快楽堕ち、魔術師に抵抗しながら、カップル同然で同行する事になる ー 読んでいて、必要な情報を最小限に、抜き所で畳みかけるのが、実用重視な同人作品らしいな、と思ったら、もっとシリアスな背景を持つ原作があるらしく、納得。同時に抜き所が凝縮されたため、実用性満点の良作になっていると感じた。

 エルフは長命のため、見た目よりずっと高齢なのに、おバカで生意気なヒロインが好キャラ。淫紋の疼きに抵抗出来ない事を言い訳に、魔術師に無理矢理連れられてると、言いながら、実態は調教の快楽に溺れ、彼に隷属する事に幸福を覚えてしまっている。SMカップルとして理想的であり、結局淫紋も解呪されず、故郷にまで同行する事になっても、悲壮感は一切ない。

 多彩な責めと言うか、SMプレイの性描写が楽しめて、大満足。理想的なSM関係を描いた作品として、高く評価したい。 


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