2022年6月27日の日記「塩野七生『海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年 4』感想」 2022年06月29日 20:26 こんにちは、二次元世界の調教師です。読書感想を書きました。 ☆この巻では、およそヴェネツィアと共通点のない、大国トルコが登場。海軍力だけで国を維持して来たヴェネツィアだが、トルコも海軍を増強し、絶対に勝てない相手と、外交交渉に活路を見出そうとするヴェネツィアの苦闘ぶりが、緊迫感ある文で描かれていた。 そして、巻末で紹介された、聖地巡礼の観光事業が興味深かった。当時の国際情勢から、命がけの聖地巡礼を、ビジネスにしてしまう商魂逞しさは、これが国の生きる道と、信じた商人の姿をうかがわせた。 「日記」カテゴリの最新記事 「読書感想」カテゴリの最新記事 < 前の記事次の記事 > コメント コメントフォーム 名前 コメント 評価する リセット リセット 顔 星 投稿する 情報を記憶
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