☆この小説は「愛と官能の美学」のShyrockさんより投稿して頂いたものです。著作権はShyrockさんが持っておられます。

shyrock作 加奈子 悪夢の証書
加奈子 悪夢の証書



第10話

最初に触れた箇所は太股の内側であった。
女性にとって太股の内側は、首筋と同様に性感帯の多く密集した箇所である。
軽く触れられただけでもすぐに感じてしまうツボと言えよう。
円盤型のバイブレーターは間断なく加奈子に振動を伝えた。

(ヴィィィィィィィィ~~~~~~~ン!)

「あぁ・・・・・・」

加奈子はむっちりとした足をもじもじとさせている。

「どや、気持ちええやろ?」
「そ・・・そんなこと・・・ありません・・・」
「ほんまかいな。がはははは~」
「あぁぁぁ~・・・」

(ヴィィィィィィィィ~~~~~~~ン!)

円盤は一所にとどまらず、ゆっくりと旋回しながら位置を変えていく。
次第に上へ上へと移動し、加奈子の最も敏感なゾーンへと近づいていった。

「いやっ・・・・・・」

(ヴィィィィィィィィ~~~~~~~ン!)

振動が足の付根に達した時、加奈子はくぐもった声を漏らした。

円盤がわずかに移動すると、加奈子は突然拒絶の言葉を発した。

「あぁぁっ・・・だめっ・・・だめっ・・・いやぁ!そこはだめぇ・・・!」

円盤が到達した箇所はクリトリスであった。
女性にとって最も鋭敏な箇所を、下着も着けず責められたから堪らない。
加奈子はうめき声をあげ身体をびくつかせた。

「やめて!お願いです!そこはいやっ!」
「まあ、そんな遠慮せんでもええがな。」

(ヴィィィィィィィィ~~~~~~~ン!)

天井から吊るされた不自由な姿であっても、あまりの刺激の強さに、思わず膝を閉じ合わせ円盤を拒もうとしてしまう。
腰を引いて円盤を避けようとする加奈子を、園木が後から取り押さえた。

「ひぃぃぃぃぃぃ~~~~~~!!いやぁぁぁぁぁ~~~~~~!!」

阿久原は園木に指示をした。
それは加奈子にとってさらなる屈辱であった。

「奥さん、さっきから足を閉じよう閉じようとしたはるから、いっそ、閉じれんように片足を吊るしてあげなさい。」
「はい、社長。」

園木はにんまりと笑いながら、すぐにロープを用意した。

「何するの!?もうやめてっ!」
「奥さん、せっかくバイブでええ気持ちにしたげよと思てるのに、脚を閉じてじゃましはるから、じゃまでけんようにしたげますわ。がはははははは~~~」
「冗談はやめてください!」
「その怒った顔がまたええなあ。」

園木が作業している間、阿久原はバイブ責めを中断し、加奈子の顎を指で摘まんだりしながらもてあそんだ。

「なんで私にこんな酷いことを・・・」

加奈子はしくしくと泣き出した。

「恨むんやったら、借金をした旦那はんを恨むんやなあ。」
「ひどい・・・」
「そんなこと言うたかて、そういう条件を承知のうえで旦那はん、ハンコを押しはったんやさかい、しゃあないんちゃいまっかあ?」
「・・・・・・」

まもなく天井の梁からロープが垂れ下がり、その先端が加奈子の左足大腿部に結わえられた。

「やめて・・・」

悲壮感漂う加奈子の訴えも黙殺され、左足はぐぐっと吊り上げられていった。

「いや・・・恥ずかしぃ・・・」


続く→加奈子 悪夢の証書 第11話

戻る→加奈子 悪夢の証書 第9話


加奈子 悪夢の証書 目次


投稿小説一覧