☆この小説は「愛と官能の美学」のShyrockさんより投稿して頂いたものです。著作権はShyrockさんが持っておられます。
shyrock作 めぐみ 蔦のしずく

<登場人物>
姉小路めぐみ 十九歳 坂巻家メイド
坂巻俊介 ニ十七歳 坂巻泰三の長男
坂巻泰三 六十三歳 坂巻グループ元会長で実業界のドン
吉岡宇乃 六十六歳 坂巻家メイド長
磯野五十六 四十四歳 坂巻家執事
shyrock作 めぐみ 蔦のしずく

<登場人物>
姉小路めぐみ 十九歳 坂巻家メイド
坂巻俊介 ニ十七歳 坂巻泰三の長男
坂巻泰三 六十三歳 坂巻グループ元会長で実業界のドン
吉岡宇乃 六十六歳 坂巻家メイド長
磯野五十六 四十四歳 坂巻家執事
第5話 木綿に食い込む厳つい指
だがめぐみは懸命に否定した。
と言うのも磯野が語った内容の中で愛撫までは紛れもなく事実であったが、プール内での性交はまったく身に覚えのないことであった。
あきらかに磯野の推測に過ぎず、虚言と言っても過言ではなかった。
だが泰三はめぐみよりも磯野の言葉を信じた。
「めぐみ、おまえは私が留守の間、こそこそとそんな泥棒猫のようなことをしておったのか? この恩知らずめ!」
「していません。確かに俊介様とプールに入ったことは事実ですし、危うい行為に発展しそうになったことも本当です。です。でも旦那様が思っておられるようなことはしてません! 本当です! 信じてください!」
「ふむ……男に濃密な愛撫を受けて淫らな声まで発した女が、途中でやめられるものかな? めぐみ……?」
「途中でやめたのは本当です! 信じてください、旦那様!」
「磯野は行なったと言っておるし、めぐみはしていないと言っておる。ふむ、困ったものだ……。では仕方がない。めぐみ、おまえの大事な場所に聞いてみるしかないな」
「そんな……ひどいです……!」
泰三は一旦休めていた指を、再び活発に活動させた。
恥丘を這いまわっていた指は木綿のクロッチに移動し、凹んだ箇所をじくじくとまさぐっている。
「あぁ……ダメです……旦那様……ゆ、許してください……ああぁ……」
指は執拗にクロッチをまさぐり、ときおりグイッと指を押し込む。
「あああっ……いや、いやです……」
そのためクロッチに生じた渓谷がさらに深く凹み、ショーツを脱ぐまでもなく性器の形状があらわになってしまった。
「あぁ……旦那様、お願いです…許して……」
「めぐみよ、この窪みに何を挿しこまれたのだ?」
「さ、挿しこまれてません……本当です……」
「まだしらを切るつもりか? では下着に穴が開くまでこうしてやる」
泰三は肌触りのよいクロッチの上から激しく指を突き立てる。
「ああっ! そんなっ……そんな乱暴なことはやめてください……!」
「ふん! 何が乱暴だ! 指よりも太いものを挿しこまれたくせに、図々しい!」
「そんなことされてません! だ、旦那様、信じて、信じてください……お願いですっ……」
めぐみは泣きべそをかきながら懸命に哀願した。
それでも泰三の変態染みた愛撫はとどまることを知らない。
さらに指は芋虫のようにクネクネと卑しくうごめき、心ならずも感じてきためぐみ。
「ふふふ、やっと湿って来たか。このいやらしい雌猫め!『嫌だ、嫌だ』と言いながら何だ? このざまは?」
「あああぁ……」
老獪な指で執拗に鋭敏な部分をなぶりつづける。そして次第に反応していく身体。
もしかしたらそれが女の悲しい性なのかも知れない。
木綿は吸水性に優れているため、内部が湿ると指がすぐに感知する。
泰三にもはっきりと分かるほど、クロッチの奥が熱っぽく変化しじっとりと湿気を帯び始めていた。
「ではこうしてやろうか?」
泰三はクロッチの上下を両手でつかむと、中央にしぼり寄せた。
めぐみのふっくらとした大陰唇が半分ほど露出してしまっている。
陰毛は少なめであり、陰唇周辺にはまったく毛が生えていない。
「いやぁ……」
クロッチは極端に細くなり、まるで紐のようになってしまった。
紐のようになったクロッチをギュッとしぼる泰三。
「あっ…あっ……食い込んじゃう……やめてください……お願いです……」
「ぐふふ、自分のパンツに苛められる気分はどうじゃ?」
泰三のめぐみへの責めに乗じて、いつのまにか磯野も身を乗り出して食い入るように見つめている。
眼鏡の奥を爛々と輝かせ、無意識のうちに舌なめずりをしていた。
「旦那様、すごい光景ですね。パンティが谷間に食い込む様は、まるで餃子の具を包み込んでいる最中のようですね」
「ははははは~、磯野はなかなか想像力が豊かだね」
泰三はまるでめぐみをいたぶることが、至上の歓びであるかのような愉悦の表情を浮かべていた。
「旦那様、とても大事なご報告が、もう一つございます」
「うん? 何だ? 言ってみろ」
「はい、では申し上げます」
「もったいぶらずに早く言え」
めぐみへのいたぶりをひとまず休止して、磯崎の言葉に耳を傾ける泰三。
「はい、俊介様とめぐみのプールでの出来事以降、私は二人の行動を注視してまいりました」
「それで?」
「しかしプールでの出来事以降これと言ってめぼしい出来事はございませんでした。二人は廊下ですれ違っても一言、二言、言葉を交すだけで立ち去っております」
「何だ、それではその後は、別に問題などないではないか」
「いえいえ、旦那様、最後までお話をお聞きくださいませ」
「ふむ」
磯野はいったいプールの一件以外に、どのような情報を知り得たと言うのだろうか。
(まさかあの夜のことを……いや、それは絶対にあり得ないはずだ。深夜だったし、磯野さんも眠っていたはずだ。きっとまた磯野さんはありもしないことを、まことしやかに話すつもりだろう……)
とめぐみは安易に考えていたが、このあと、めぐみを震撼させるような恐ろしい報告が磯崎の口から語られた。
続く→めぐみ 蔦のしずく 第6話 映し出された寝室
戻る→めぐみ 蔦のしずく 第4話 プールでのみそかごと
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だがめぐみは懸命に否定した。
と言うのも磯野が語った内容の中で愛撫までは紛れもなく事実であったが、プール内での性交はまったく身に覚えのないことであった。
あきらかに磯野の推測に過ぎず、虚言と言っても過言ではなかった。
だが泰三はめぐみよりも磯野の言葉を信じた。
「めぐみ、おまえは私が留守の間、こそこそとそんな泥棒猫のようなことをしておったのか? この恩知らずめ!」
「していません。確かに俊介様とプールに入ったことは事実ですし、危うい行為に発展しそうになったことも本当です。です。でも旦那様が思っておられるようなことはしてません! 本当です! 信じてください!」
「ふむ……男に濃密な愛撫を受けて淫らな声まで発した女が、途中でやめられるものかな? めぐみ……?」
「途中でやめたのは本当です! 信じてください、旦那様!」
「磯野は行なったと言っておるし、めぐみはしていないと言っておる。ふむ、困ったものだ……。では仕方がない。めぐみ、おまえの大事な場所に聞いてみるしかないな」
「そんな……ひどいです……!」
泰三は一旦休めていた指を、再び活発に活動させた。
恥丘を這いまわっていた指は木綿のクロッチに移動し、凹んだ箇所をじくじくとまさぐっている。
「あぁ……ダメです……旦那様……ゆ、許してください……ああぁ……」
指は執拗にクロッチをまさぐり、ときおりグイッと指を押し込む。
「あああっ……いや、いやです……」
そのためクロッチに生じた渓谷がさらに深く凹み、ショーツを脱ぐまでもなく性器の形状があらわになってしまった。
「あぁ……旦那様、お願いです…許して……」
「めぐみよ、この窪みに何を挿しこまれたのだ?」
「さ、挿しこまれてません……本当です……」
「まだしらを切るつもりか? では下着に穴が開くまでこうしてやる」
泰三は肌触りのよいクロッチの上から激しく指を突き立てる。
「ああっ! そんなっ……そんな乱暴なことはやめてください……!」
「ふん! 何が乱暴だ! 指よりも太いものを挿しこまれたくせに、図々しい!」
「そんなことされてません! だ、旦那様、信じて、信じてください……お願いですっ……」
めぐみは泣きべそをかきながら懸命に哀願した。
それでも泰三の変態染みた愛撫はとどまることを知らない。
さらに指は芋虫のようにクネクネと卑しくうごめき、心ならずも感じてきためぐみ。
「ふふふ、やっと湿って来たか。このいやらしい雌猫め!『嫌だ、嫌だ』と言いながら何だ? このざまは?」
「あああぁ……」
老獪な指で執拗に鋭敏な部分をなぶりつづける。そして次第に反応していく身体。
もしかしたらそれが女の悲しい性なのかも知れない。
木綿は吸水性に優れているため、内部が湿ると指がすぐに感知する。
泰三にもはっきりと分かるほど、クロッチの奥が熱っぽく変化しじっとりと湿気を帯び始めていた。
「ではこうしてやろうか?」
泰三はクロッチの上下を両手でつかむと、中央にしぼり寄せた。
めぐみのふっくらとした大陰唇が半分ほど露出してしまっている。
陰毛は少なめであり、陰唇周辺にはまったく毛が生えていない。
「いやぁ……」
クロッチは極端に細くなり、まるで紐のようになってしまった。
紐のようになったクロッチをギュッとしぼる泰三。
「あっ…あっ……食い込んじゃう……やめてください……お願いです……」
「ぐふふ、自分のパンツに苛められる気分はどうじゃ?」
泰三のめぐみへの責めに乗じて、いつのまにか磯野も身を乗り出して食い入るように見つめている。
眼鏡の奥を爛々と輝かせ、無意識のうちに舌なめずりをしていた。
「旦那様、すごい光景ですね。パンティが谷間に食い込む様は、まるで餃子の具を包み込んでいる最中のようですね」
「ははははは~、磯野はなかなか想像力が豊かだね」
泰三はまるでめぐみをいたぶることが、至上の歓びであるかのような愉悦の表情を浮かべていた。
「旦那様、とても大事なご報告が、もう一つございます」
「うん? 何だ? 言ってみろ」
「はい、では申し上げます」
「もったいぶらずに早く言え」
めぐみへのいたぶりをひとまず休止して、磯崎の言葉に耳を傾ける泰三。
「はい、俊介様とめぐみのプールでの出来事以降、私は二人の行動を注視してまいりました」
「それで?」
「しかしプールでの出来事以降これと言ってめぼしい出来事はございませんでした。二人は廊下ですれ違っても一言、二言、言葉を交すだけで立ち去っております」
「何だ、それではその後は、別に問題などないではないか」
「いえいえ、旦那様、最後までお話をお聞きくださいませ」
「ふむ」
磯野はいったいプールの一件以外に、どのような情報を知り得たと言うのだろうか。
(まさかあの夜のことを……いや、それは絶対にあり得ないはずだ。深夜だったし、磯野さんも眠っていたはずだ。きっとまた磯野さんはありもしないことを、まことしやかに話すつもりだろう……)
とめぐみは安易に考えていたが、このあと、めぐみを震撼させるような恐ろしい報告が磯崎の口から語られた。
続く→めぐみ 蔦のしずく 第6話 映し出された寝室
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