☆この小説は「愛と官能の美学」のShyrockさんより投稿して頂いたものです。著作権はShyrockさんが持っておられます。
shyrock作 めぐみ 蔦のしずく

<登場人物>
姉小路めぐみ 十九歳 坂巻家メイド
坂巻俊介 ニ十七歳 坂巻泰三の長男
坂巻泰三 六十三歳 坂巻グループ元会長で実業界のドン
吉岡宇乃 六十六歳 坂巻家メイド長
磯野五十六 四十四歳 坂巻家執事
shyrock作 めぐみ 蔦のしずく

<登場人物>
姉小路めぐみ 十九歳 坂巻家メイド
坂巻俊介 ニ十七歳 坂巻泰三の長男
坂巻泰三 六十三歳 坂巻グループ元会長で実業界のドン
吉岡宇乃 六十六歳 坂巻家メイド長
磯野五十六 四十四歳 坂巻家執事
第12話 耳を澄ませば粘着音
一方、磯野が扱うローターも乳房からゆっくりと下降していき、いつしかクリトリスに達していた。
泰三が駆使するバイブレーター付近まで接近させると、指で包皮を剥きあげ生身のクリトリスを責め立てた。
「あぁぁぁぁぁ~~~……」
淫具で二か所を同時に責められためぐみは、逃れようもない身体をよじらせながら苦悶の表情を浮かべた。
数分責めつづけられて頃には、《感じる》等という感覚はすでに消え去り、早々と絶頂を迎えていた。
「ひゃあ……あぁ~……ああっ……」
「さてまだ堪えているようだな。では振動のレベルを上げてやろうかな?」
「ひっひっひ、では合わせてローターも強く」
泰三と磯野は示し合わせたかように同時にスイッチを強にした。
二種の振動音が響きわたる。
「ひゃあああ~~~! あああああ~~~っ! あああ、ダメ、ダメです! そんなぁ~……ふぁああああ~~~!」
まるで耐えに耐え続けていたものが堰を切ったようにあえぐめぐみ。
全身をピクピクと痙攣させている。
そんなめぐみの様子をつぶさに眺めていた泰三は満足そうな笑みを浮かべた。
「ふふふ、ついにイキおったか……」
泰三はバイブレーターのスイッチを止め、ゆっくりと引き抜く。
ローターの振動も止まる。
その瞬間、バイブレーターに付着したねっとりとした半透明の液体がすっと糸を引く。
「ふふふ、糸が引くほど感じおって。磯野、めぐみの縄を解いてやれ」
「はい、承知いたしました」
(解放してくれるの? いや、そんなはずがないわ。この程度で解放するような人たちじゃないことは分かってる……)
めぐみはぼんやりとした意識の中で、耐えることしか許されない自分の運命が悲しくなった。
椅子の拘束具から解放されためぐみは、両手を前方でしっかりと結わえ直され、さらに、目隠しをされてしまった。
(うっ……真っ暗だわ……)
「めぐみにはしばらくの間、我慢してもらおう」
「ふふふ、では、いよいよ仕上げと行くか」
(見えない……今から一体何をされるの……!?)
暗闇は恐怖を呼び起こす。
急に訪れた闇の世界にめぐみはおびえた。
次に起きることが予測できない場合、人は不安に陥る。
暗闇の中から泰三の低い声が聞こえてきた。
めぐみにとっては悪魔のささやきと言ってもよいだろう。
「めぐみよ、次に何をされるかはおおよそ見当がつくだろう?」
「わ、分かりません……」
「今まで何度も可愛がってやったから、それぐらい見当がつくのではないかな」
「分かりません……」
「ふふふ、『目には目を』の意味を今理解させてやろう」
泰三はそうささやきながら、正面からめぐみに抱き着き、汚らわしい唇を重ねてきた。
「うっぷ……うぐぐ……」
「ははは、そう嫌がるな」
泰三は避けようとするめぐみの背中に手を廻し、唇だけにとどまらず首筋や耳たぶまでも舐め回した。
「いやっ……や、やめてください……」
「ふっふっふ、もうすぐ肉注射を打ってやるからな。待ち侘びていたのだろう?」
「待ってなんかいません! いや、いや、やめてください!」
泰三はめぐみの腿の裏側に手を廻し、ぐぐっと持ち上げた。
右脚が浮き片脚立ちになってしまっためぐみ。
「くくく、肉注射は痛くないから安心しろ」
股間に怒張した肉柱が触れた。
反射的に腰を引き肉柱を避けようとしたが、背後から磯野がめぐみの腰を押さえつけている。
「おっと、逃げても無駄だよ」
前後からはさみ打ち状態のめぐみは身動きが取れなくなってしまった。
無防備な亀裂はキラキラと美しい露を湛えている。
還暦を過ぎた男のイチブツとは思えないほどの迫力で、泰三のそれは今まさに肉裂をこじ開けようとしていた。
ついに亀頭が埋没した。
「ああっ……だ、旦那様……やめてください!」
肉柱はついに侵入を開始した。
「ふふふ、めぐみよ。おまえは本当にすばらしい道具を持っておる。ふふふ、生きたハマグリのようにキュッと締まりおる。さて、もっと深く挿し込んでやろう。ぐふふふ……それ」
グジュグジュと卑猥な侵入音が聞こえた。
「はあぁ……いやぁ……旦那様……やめて……ください……あああっ……」
「ぐふふふ、本当によい締まりだ」
「ゆ、許してぇ……ください……はあ……あぁ~……」
「おい、磯野、耳を近づけてみろ。よい音がするはずだ」
泰三の指示で、二人の結合部に耳を近づける磯野。
グチョグチョと淫靡な粘着音が聞こえてくる。
「はい、いやらしい音がはっきりと聞こえます」
「そうか。おい、めぐみ、おまえも耳を澄ましてみろ」
「いやぁ……」
「どうだ?」
「いやです……聞きたくありません……」
「ダメだ。聞かなければもっと責めるぞ」
泰三は腰を激しく揺さぶる。
「あぁぁぁぁ~……ふわぁぁぁ……あううぅ~……」
続く→めぐみ 蔦のしずく 第13話 前門の虎 後門の狼
戻る→めぐみ 蔦のしずく 第11話 ローター責め、バイブ責め
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一方、磯野が扱うローターも乳房からゆっくりと下降していき、いつしかクリトリスに達していた。
泰三が駆使するバイブレーター付近まで接近させると、指で包皮を剥きあげ生身のクリトリスを責め立てた。
「あぁぁぁぁぁ~~~……」
淫具で二か所を同時に責められためぐみは、逃れようもない身体をよじらせながら苦悶の表情を浮かべた。
数分責めつづけられて頃には、《感じる》等という感覚はすでに消え去り、早々と絶頂を迎えていた。
「ひゃあ……あぁ~……ああっ……」
「さてまだ堪えているようだな。では振動のレベルを上げてやろうかな?」
「ひっひっひ、では合わせてローターも強く」
泰三と磯野は示し合わせたかように同時にスイッチを強にした。
二種の振動音が響きわたる。
「ひゃあああ~~~! あああああ~~~っ! あああ、ダメ、ダメです! そんなぁ~……ふぁああああ~~~!」
まるで耐えに耐え続けていたものが堰を切ったようにあえぐめぐみ。
全身をピクピクと痙攣させている。
そんなめぐみの様子をつぶさに眺めていた泰三は満足そうな笑みを浮かべた。
「ふふふ、ついにイキおったか……」
泰三はバイブレーターのスイッチを止め、ゆっくりと引き抜く。
ローターの振動も止まる。
その瞬間、バイブレーターに付着したねっとりとした半透明の液体がすっと糸を引く。
「ふふふ、糸が引くほど感じおって。磯野、めぐみの縄を解いてやれ」
「はい、承知いたしました」
(解放してくれるの? いや、そんなはずがないわ。この程度で解放するような人たちじゃないことは分かってる……)
めぐみはぼんやりとした意識の中で、耐えることしか許されない自分の運命が悲しくなった。
椅子の拘束具から解放されためぐみは、両手を前方でしっかりと結わえ直され、さらに、目隠しをされてしまった。
(うっ……真っ暗だわ……)
「めぐみにはしばらくの間、我慢してもらおう」
「ふふふ、では、いよいよ仕上げと行くか」
(見えない……今から一体何をされるの……!?)
暗闇は恐怖を呼び起こす。
急に訪れた闇の世界にめぐみはおびえた。
次に起きることが予測できない場合、人は不安に陥る。
暗闇の中から泰三の低い声が聞こえてきた。
めぐみにとっては悪魔のささやきと言ってもよいだろう。
「めぐみよ、次に何をされるかはおおよそ見当がつくだろう?」
「わ、分かりません……」
「今まで何度も可愛がってやったから、それぐらい見当がつくのではないかな」
「分かりません……」
「ふふふ、『目には目を』の意味を今理解させてやろう」
泰三はそうささやきながら、正面からめぐみに抱き着き、汚らわしい唇を重ねてきた。
「うっぷ……うぐぐ……」
「ははは、そう嫌がるな」
泰三は避けようとするめぐみの背中に手を廻し、唇だけにとどまらず首筋や耳たぶまでも舐め回した。
「いやっ……や、やめてください……」
「ふっふっふ、もうすぐ肉注射を打ってやるからな。待ち侘びていたのだろう?」
「待ってなんかいません! いや、いや、やめてください!」
泰三はめぐみの腿の裏側に手を廻し、ぐぐっと持ち上げた。
右脚が浮き片脚立ちになってしまっためぐみ。
「くくく、肉注射は痛くないから安心しろ」
股間に怒張した肉柱が触れた。
反射的に腰を引き肉柱を避けようとしたが、背後から磯野がめぐみの腰を押さえつけている。
「おっと、逃げても無駄だよ」
前後からはさみ打ち状態のめぐみは身動きが取れなくなってしまった。
無防備な亀裂はキラキラと美しい露を湛えている。
還暦を過ぎた男のイチブツとは思えないほどの迫力で、泰三のそれは今まさに肉裂をこじ開けようとしていた。
ついに亀頭が埋没した。
「ああっ……だ、旦那様……やめてください!」
肉柱はついに侵入を開始した。
「ふふふ、めぐみよ。おまえは本当にすばらしい道具を持っておる。ふふふ、生きたハマグリのようにキュッと締まりおる。さて、もっと深く挿し込んでやろう。ぐふふふ……それ」
グジュグジュと卑猥な侵入音が聞こえた。
「はあぁ……いやぁ……旦那様……やめて……ください……あああっ……」
「ぐふふふ、本当によい締まりだ」
「ゆ、許してぇ……ください……はあ……あぁ~……」
「おい、磯野、耳を近づけてみろ。よい音がするはずだ」
泰三の指示で、二人の結合部に耳を近づける磯野。
グチョグチョと淫靡な粘着音が聞こえてくる。
「はい、いやらしい音がはっきりと聞こえます」
「そうか。おい、めぐみ、おまえも耳を澄ましてみろ」
「いやぁ……」
「どうだ?」
「いやです……聞きたくありません……」
「ダメだ。聞かなければもっと責めるぞ」
泰三は腰を激しく揺さぶる。
「あぁぁぁぁ~……ふわぁぁぁ……あううぅ~……」
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