☆この小説は「愛と官能の美学」のShyrockさんより投稿して頂いたものです。著作権はShyrockさんが持っておられます。
shyrock作 未来 黒い代償

<主な登場人物>
清華未来 21才、女子大生、ミスキャンパス、温厚で父親想い、バレイが得意。
黒川一博 52才、黒川商事代表取締役 表向きは不動産売買業、裏稼業として闇金融を営んでいる。
信田達也 25才、185センチの長身で痩せ型。
山岡翔平 27才、173センチの中背で筋肉質。
清華幹夫 50才、未来の父、貿易会社社長、経営不振で黒川から資金を借り入れる。
shyrock作 未来 黒い代償

<主な登場人物>
清華未来 21才、女子大生、ミスキャンパス、温厚で父親想い、バレイが得意。
黒川一博 52才、黒川商事代表取締役 表向きは不動産売買業、裏稼業として闇金融を営んでいる。
信田達也 25才、185センチの長身で痩せ型。
山岡翔平 27才、173センチの中背で筋肉質。
清華幹夫 50才、未来の父、貿易会社社長、経営不振で黒川から資金を借り入れる。
第1話「父の負債」
「お願いです! もう少し、もう少しだけ待ってください! 残りはがんばって返しますから!」
「もう少し待てだと!? もう少し待てば返せるというのか!? 学生の分際でよく言えたものだなあ! 俺たちを舐めるんじゃねえぜ! おい! この娘を吊るし上げろ!」
「いやぁ~~~~~!!」
未来は不在の父親の代わりに直談判に来たことを後悔した。
まさかこんなことになるとは。
父親が事業資金として黒川商事から借りた千五百万円の返済期日からすでに十日を経過していた。
あてにしていた取引先の手形が不渡りになってしまい、資金が廻らなくなってしまったため、たちまち返済不能に陥ってしまったのだ。
そのため父親は売掛金回収に奔走していてその日は不在であった。
そこへ黒川商事の社長が突然押しかけてきて、家にいた未来をうまく口車に乗せ連れ去ってしまったのだった。
未来は応接間に通された。
未来と向かい合って黒川社長が腰を掛けている。
白髪交じりの髪をオールバックにして、ダブルのスーツを着ている。
年齢は50歳ぐらいのように見受けられた。
一見紳士風だが、一方どこか脂ぎった印象が拭えなかった。
両横には若い男性社員が2人陣取っている。
黒川の初めの口調は実に丁重だった。
「娘さんのあなたに言うのもどうかとは思うのですが、お父さんがいつもご不在で連絡が取れず、困ってるんですよ。そこで仕方なくあなたをお連れした次第で、どうかご容赦ください」
「父が借金をしていることは薄々知っていましたが……。それで、いつまでにお返しすればいいのでしょうか」
「返済期日はすでに十日過ぎてるんですよ……我々も借金して事業を行なっている関係で、返済が遅れると困るんですよ」
「そうですか。すみません……」
未来は申し訳なさそうに頭を下げた。
「謝ってもらってもねえ」
「……」
「とにかく早く返してもらわないとねえ」
「もう少しだけ待ってもらえませんか。何とか早くお返しするように父に説得しますので」
「そうですか。返せそうですか?」
「それは話してみないことには……」
「それじゃ困るんですよ。はっきりとお約束をいただかないと。まあ、娘さんのあなたに言っても仕方がないことですが。しかし、こっちとしては死活問題でしてね」
「申し訳ありません……」
わずかな沈黙のあと、黒川は未来に対して常軌を逸した提案をしてきた。
「とにかく期日は過ぎています。でもどうしても待ってくれと言うなら……そうですね、今夜の0時まで待ってあげましょうか」
「今夜の0時ですって!? そ、そんな無茶な!」
「期日はすでに過ぎているんだ! 無茶もへったくれもあるものか! 直ぐに耳を揃えて千五百万円を返しやがれ!」
「そんな……」
未来の頬に一筋の涙が伝った。
いくらがんばっても学生の身分で直ぐに千五百万円を揃えるなんて、親戚中を駈けずり廻ったとしても到底無理な話だ。
所有している土地や家屋にはすでに第二順位まで抵当権が設定されていて、銀行から借りることもおそらく無理だろう。
未来は途方に暮れた。
父親の悲痛な表情を想像し自然に涙がこぼれた。
「泣かれたって困るんだよなあ」
「……では、どうすればいいのでしょうか……」
「そうだなあ。期日からすでに十日も過ぎてるんだ。せめて遅延利息だけでも払ってもらわないとなあ」
「お金……いくらいるんでしょうか……大して持ち合わせはありませんが……」
「いくら俺たちでも、大学生のあんたに今ここで直ぐに利息を払えなんてあこぎなことは言わないよ」
「ではどうすれば?」
「未来さん、あんた、すでに二十歳を過ぎてるんだろう? それぐらい直ぐに分かるだろう?」
黒川はニヤニヤと淫靡な微笑を浮かべた。
言葉の裏に秘められた意味を悟った未来は恐怖で背筋が凍りついた。
続く→未来 黒い代償 第2話「天井M字開脚吊り」
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「お願いです! もう少し、もう少しだけ待ってください! 残りはがんばって返しますから!」
「もう少し待てだと!? もう少し待てば返せるというのか!? 学生の分際でよく言えたものだなあ! 俺たちを舐めるんじゃねえぜ! おい! この娘を吊るし上げろ!」
「いやぁ~~~~~!!」
未来は不在の父親の代わりに直談判に来たことを後悔した。
まさかこんなことになるとは。
父親が事業資金として黒川商事から借りた千五百万円の返済期日からすでに十日を経過していた。
あてにしていた取引先の手形が不渡りになってしまい、資金が廻らなくなってしまったため、たちまち返済不能に陥ってしまったのだ。
そのため父親は売掛金回収に奔走していてその日は不在であった。
そこへ黒川商事の社長が突然押しかけてきて、家にいた未来をうまく口車に乗せ連れ去ってしまったのだった。
未来は応接間に通された。
未来と向かい合って黒川社長が腰を掛けている。
白髪交じりの髪をオールバックにして、ダブルのスーツを着ている。
年齢は50歳ぐらいのように見受けられた。
一見紳士風だが、一方どこか脂ぎった印象が拭えなかった。
両横には若い男性社員が2人陣取っている。
黒川の初めの口調は実に丁重だった。
「娘さんのあなたに言うのもどうかとは思うのですが、お父さんがいつもご不在で連絡が取れず、困ってるんですよ。そこで仕方なくあなたをお連れした次第で、どうかご容赦ください」
「父が借金をしていることは薄々知っていましたが……。それで、いつまでにお返しすればいいのでしょうか」
「返済期日はすでに十日過ぎてるんですよ……我々も借金して事業を行なっている関係で、返済が遅れると困るんですよ」
「そうですか。すみません……」
未来は申し訳なさそうに頭を下げた。
「謝ってもらってもねえ」
「……」
「とにかく早く返してもらわないとねえ」
「もう少しだけ待ってもらえませんか。何とか早くお返しするように父に説得しますので」
「そうですか。返せそうですか?」
「それは話してみないことには……」
「それじゃ困るんですよ。はっきりとお約束をいただかないと。まあ、娘さんのあなたに言っても仕方がないことですが。しかし、こっちとしては死活問題でしてね」
「申し訳ありません……」
わずかな沈黙のあと、黒川は未来に対して常軌を逸した提案をしてきた。
「とにかく期日は過ぎています。でもどうしても待ってくれと言うなら……そうですね、今夜の0時まで待ってあげましょうか」
「今夜の0時ですって!? そ、そんな無茶な!」
「期日はすでに過ぎているんだ! 無茶もへったくれもあるものか! 直ぐに耳を揃えて千五百万円を返しやがれ!」
「そんな……」
未来の頬に一筋の涙が伝った。
いくらがんばっても学生の身分で直ぐに千五百万円を揃えるなんて、親戚中を駈けずり廻ったとしても到底無理な話だ。
所有している土地や家屋にはすでに第二順位まで抵当権が設定されていて、銀行から借りることもおそらく無理だろう。
未来は途方に暮れた。
父親の悲痛な表情を想像し自然に涙がこぼれた。
「泣かれたって困るんだよなあ」
「……では、どうすればいいのでしょうか……」
「そうだなあ。期日からすでに十日も過ぎてるんだ。せめて遅延利息だけでも払ってもらわないとなあ」
「お金……いくらいるんでしょうか……大して持ち合わせはありませんが……」
「いくら俺たちでも、大学生のあんたに今ここで直ぐに利息を払えなんてあこぎなことは言わないよ」
「ではどうすれば?」
「未来さん、あんた、すでに二十歳を過ぎてるんだろう? それぐらい直ぐに分かるだろう?」
黒川はニヤニヤと淫靡な微笑を浮かべた。
言葉の裏に秘められた意味を悟った未来は恐怖で背筋が凍りついた。
続く→未来 黒い代償 第2話「天井M字開脚吊り」
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