こんにちは、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧ください。


☆その昔、確かに読んだ記憶がある短編集。ラストに置かれた、名作「くじ」のストーリーはよく覚えていたが、後はほとんど記憶の隅にも残らず、ただ冒頭の作品が意味不明だった記憶だけは残っている。今回読んでみてやっぱり面白さがわからなかった。何十年もたって、読解力が進歩してないのに苦笑。
それはともかく、人間の黒い感情がにじみ出るような、底意地の悪い作品群は、十分楽しめた。何度も出て来る「ハリス」「ジム」「ジミー」と言う男が、女性をたぶらかす悪魔らしいのだけれど、その辺リちゃんと理解出来なかった気はする。
「ホラー」に分類したが、鬼面人を驚かすような怖さはなく、嫌な気持ちにさせる、奇妙な味の作品集と言う感じだった。現在の感覚で言えば「純文学」でも通ると思う。最後に一番印象的だった場面を記すと、「アイルランドに来て踊れ」で、老人が言い放った一言「わしはばばあは大嫌いだ」。
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