第３章、穂乃花～子供に受け継がれる真正どMの血


３－１５．どMを満喫する奴隷親子の日常（３６０３/１０６７７４字）




　その日も、一花と大地が学校から帰宅すると、私たち親子３人は、並んで股間を誇示される「ご主人様」たちの前にひざまづいて、ご奉仕に勤しみました。私のお相手は夫である田畑様。一花は私の前夫で実の父である剛二様。そして大地がご奉仕するのは、同級生だったキョウコ様でした。彼女は高校を中退し、他の仲間ともども、わが家に居候を決め込んでおられます。


すでに奴隷妻を誓っていた私は、最愛のご主人様である田畑様に、今回の件をご相談致しました。すると、実は剛二の後輩だったご主人様の答は明快でした。致命的な映像の流出を避けるため、親子３人の調教係として、剛二と不良達を受け入れる事。とんでもない酷い話と思いましたが、私はもちろん、奴隷を誓った子供達にも選択の余地はありませんでした。


ーー私たち、こうなる運命だったのね、ああ･･････


　そう諦めた時、私は全身が打ち震えるような、凄まじい感激に包まれていました。どMの血を色濃く受け継いだ、一花と大地も同様だったに違いありません。


「よしよし、いい子だ。ちゃんと皮を剝いてくれるんだね」
「ほのかは、俺がしつけてやったからな。いちかもやってみな。包茎の皮剥き」
「大地はもうバッチリだな。アタシのクリ、しっかり剝くんだよ」


　セックス時に、男性の包茎を剝いて差し上げるのは、女性のマナーだと、剛二に教わりました。とても気持ち良い行為なので、女性にやってもらうと、男性は感激するそうです。逆バージョンで、クリトリスの包皮を男性に剝いてもらうのは、女性にとって感激でしょう。慎重にやれば、強烈に心地良い行為なので。


　さて田畑様の包茎を指で優しく剝いて差し上げると、すえたような匂いがモワッと漂い、私はウットリ陶酔します。私だけじゃありません。一花も大地も、ご主人様の秘所にご奉仕する歓びに魂を奪われ、だらしなく表情を緩めています。これは、私たち奴隷にとって、禁断の麻薬なのです。どMな私たちは、もうこの魅力から逃れる術はありませんでした。


　全身に横溢する興奮に頭をクラクラさせながら、ご主人様のペニスを口に含んでいくと、田畑様は、両手で私の頭をガッチリ抑えて下さいます。いわゆる「イラマチオ」の基本体勢で、もう逃げられずご奉仕を強要されている気分に、私はますます興奮を新たにし、一心不乱にご奉仕を開始しました。まず逞しいペニス全体をずっぽり口に含み終えると、喉奥を亀頭に突き上げられて、一瞬苦痛を覚えます。でもその程度の苦痛など、すぐに快楽に転ずるのがどMの性。最早全く自制を失った私は本能のまま、股間に手を伸ばしていました。ところが･･････一花に奉仕させていた剛二が怒鳴って嘲りました。


「お前ら、全く学ばねえ親子だな！　貞操帯でセックスはお預けなんだよ！」
「ほのかさん。お母さんが我慢しないと、子供に示しがつきませんよ」
「大地！　明日になったら、死ぬ程抜いてやるんだから、ちんぽ弄ろうとすんじゃねえ！」


　２人の子供達も、「ご主人様」の股間に奉仕して、興奮してしまったんでしょう。自分の股間に手を伸ばして、貞操帯のガードに跳ね返され、無念の様子でした。今日で５日目。海外から取り寄せたと言う、本格的貞操帯は、忌々しい程完璧に機能して、私達親子を苦悩させています。


　性奴隷に堕とされた、親子３人は今、次のような調教の日々を送っています。週頭の月曜は、ご主人様に付き添われ、排泄をすましてから、貞操帯を装着して頂きます。この貞操帯は、排泄用の小さな穴が開いており、オシッコは可能なので、装着したまま日常生活を送れるスグレモノ。大便は無理なので、それを済ませてしまうわけです。人として最高に恥ずかしい、大便排泄を観察して頂き、ご主人様への愛情と、隷属意識が培われるのは、言うまでもありません。週末に思い切り性欲を発散できるからでしょう。奴隷生活を送る親子３人は、皆健康そのもの。ほぼ毎日便通があり、律儀に付き合って下さるご主人様には、感謝の念しかありません。


　さて小用可能で日常生活に支障のない貞操帯ですが、禁欲を課す機能は厳重です。セックス出来ないのは当然ですが、オナニー、すなわち自分で性器を慰める事も出来ません。黒革製貞操帯は軽量なのに高性能。股間にぴっちり、肉に食い込むよう装着されて、サイドにはワイヤーが入り、指１本入る隙間もありません。排泄用の穴は小さくて、針くらいしか入らない上、軽合金製自慰防止板が入って、外界からの刺激を完璧にシャットアウト。貞操帯を押しても叩いても、不思議なくらい何の刺激も感じません。


　週末に乱れ狂い、恥ずかしい性欲モンスターと化した私は、専ら乳房で性欲を充足するしかありません。それを知ってか知らずか、このご奉仕の時、不良少年たちが、一人ずつ付いて乳揉みや乳首吸いで楽しませてくれます。今日私に付いたのは、礼儀正しい筋肉質の少年。一花には、軽薄そうなリーダーの少年。そして大地についたのは、かわいそうな事に巨大ペニスの愚鈍な少年でした。ご主人様に続いて、この少年達も口で抜いてあげるのが決まりなのです。


「お母さんの乳房は全く素晴らしい。光栄です」
「いちかちゃん、オッパイでイカせてあげるっす」
「ぼ、僕のちんこも、しゃぶってよ」


　大地が心配でしたが、愚鈍な巨根少年に乳首を吸われ、恍惚の表情を浮かべています。立派な変態に育っているので、心配無用でしょう。そして、乳房責めでアクメが訪れると、それに合わせてご主人様も、お情けの精液を放出して下さいます。口内に出された香しいザーメンは、私達性奴隷の隷属意識を強化する作用があり、亀頭とペニス竿部間のミゾまで丁寧に舌を這わせて、集めた精液を、喉を鳴らして一気に嚥下すると、素晴らしい多幸感に包まれた私は、陶然と表情を緩めるのでした。


　続いて差し出された、より一層若く活力に溢れた、不良少年達のペニスも、優しい慈母の心持ちで、ご奉仕差し上げると、彼らは皆感激を口にしながら、速効でお情けを下さいます。愚鈍な少年の巨大なペニスが相手の大地も、口から白濁液を拭きこぼしながら、無事お役目を完遂したようです。


　その夜、翌日からの性宴を前に、私達親子３人は、それぞれの個室でベッドに横たわりました。寝る時は、貞操帯だけの全裸が決まりです。私の部屋には、テレビがあり、自由に見ていいのですが、迷わずビデオをセット。それは私達親子が奴隷になる決意を固めた「剣道一家の堕落」と題した、恥ずかしい映像です。余りに赤裸々で、見る人に藤堂道場だと、バレてしまいそうなその映像を、ネットで公開しない約束で、親子３人は性奴隷に同意したのです。


　改めて目にする「剣道一家の堕落」は、やはり凄まじくエロティックで、絶対に公開出来ない映像でした。ところが、それは欺瞞だったんです。確かに無料公開は避けられたのですが、狡猾な剛二は、何と有料販売してしまいました。見る人が見れば、私達親子の事だとはっきりわかる猥褻映像を公開されて、もう藤堂道場は破滅でした。何しろその映像は、血を分けた母、娘、息子が交接し、他の参加者も含めて、狂気じみた大乱交を撮影した、法に触れそうな無修正映像なのですから。


　ビデオが始まってすぐ、一花と乳房を擦り合わせるシーンに目を奪われた私は、ゴクリと唾を飲み込みました。そして、刺激を加える事を許された両の乳房に手をやると、オナニーを始めてしまいます。欲情も露わな膨らみは、自分の手の感触でたちまち快感が込み上げ、ゆっくり揉み解しつつ、猛烈に勃起した乳首を指で摘むと、いきなりイッテしまいそうな、鮮烈極まりない快楽の電流に貫かれ、ベッドの上で背筋を弓なりに反らせていました。


ーーあの時も乳首が触れて、もう訳が分からなくなったんだわ。


　だけど、あれは猛烈に痒くなるクスリで、狂ってしまったんです。今は何もされてないのに、こんなに感じてしまい、自分のカラダの欲深さを恥じるばかりです。そしてビデオは進み、一花と女性器を擦り合わせる「貝合わせ」。思わず股間に手をやった私は、貞操帯に阻まれて、口惜しくも、代替の乳房アクメでお茶を濁すよりないのでした。


ーー貞操帯の中で、アソコが燃えてるみたい。


　ビデオでは、大地と激しいセックスに狂乱する場面が流れ、やはり乳房アクメに身を焼きながら、不道徳な近親相姦を心待ちにしている、ドMな母がいるのでした。


ーー明日になれば、一花や大地とセックス出来るのね。ああ、早くヤリたい。もう道場なんかどうなっても構わない……


　それが悪魔に魂を売ってしまった、私たち親子の末路です。親子で淫行に耽っている藤堂道場は、早晩破滅するでしょう。でも私は幸福でした。肉欲に溺れ、破滅を喜ぶのが、どMの本性なのですから。


～おしまい～


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