お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。
☆ナチスドイツ、ホロコースト、と聞いただけで、気分が重くなるテーマを扱った重厚な人間ドラマ。対照的な人生を送る2人の旧友、それぞれの視点で語られる物語は緊張感に満ちており、速読を許さなかった。「信仰、懐疑、友愛、裏切り」と惹句に合った通りで、旧友と思ってたら、裏切られる展開。出世街道のアルベルトも、愛妻の裏切りから窮地に立たされて、全く予断を許されなかった。
どう考えても、ハッピーエンドになる筈のないストーリーだけど、一体どうするのか、続きを待ち、作者のまとめ方を鑑賞したい。
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