９．処女を奪われ、いきなり連続アクメに身を焼く妹（２９９０／３６２０８字）




　手足をガッチリ拘束され、無防備に晒された美紀ちゃんの全裸を前に、俺は平常心を保とうと必死だった。彼女が感受性に富んだ少女であるのはわかっている。乳房を揉み、乳首を吸ってやっただけで絶頂し、俺と姉の琴美さんの顔に潮（オシッコ）を引っ掛けたくらいなんだから。


　おまけに、美紀ちゃんは処女と思えないくらい、立派なカラダをしている。乳房もお尻も良く発育し、豊満なのに、一切形が崩れていない。アイドル級の美貌に、このカラダは。ハッキリ言って反則だ。すぐにもメチャクチャに犯してやりたいーそれが、普通の男なら当然の欲望ではないか？


　だが俺は仮にもセックスのプロである。乳房でイッタから、セックスでも絶頂に導くのが楽勝なわけではない。しかも美紀ちゃんは、セックスを毛嫌いしていた、正真正銘の処女なのである。媚薬で狂わせ、処女喪失を懇願させたからと言って、全く油断出来ない。


「カユイの！　早くしてえ！！」
「まず、ココかな？」　


　俺が手にしたリモコンローターをテープで貼ってやったのは、女性器の隅で、ザクロが弾けたみたいにプックリ膨らんでる、クリトリス。言わずと知れた、女体で最強の性感帯である。包皮から弾けて剥き出しになっており、普通ならローターの振動はキツ過ぎるんだけど、猛烈な痒みで疼き上がっている今は、心配無用だった。あっと言う間に絶頂が訪れ、絶叫する美紀ちゃん。俺は振動レベルを下げてやった。


「ウヒイイ！　イクウウウ！！！」
「琴美さん、乳首にも貼ってあげて」


　予め用意していた琴美さんは、２つのローターを、妹の両乳首に貼ってやった。そして俺はもう１つのローターを手にして、美紀ちゃんの股間を覗き込む。


「美紀ちゃん、ヘンタイさんだったよね」
「何をバカな……うああ！！」


　媚薬を塗り込めておいた尻穴に、ローターをニュルンと押し入れ、振動が始まると、美紀ちゃんは、その心地良さでエッチな声が出てしまう。もう尻穴が良く感じてしまうのを、否定出来まい。俺に言わせれば、アナルが鋭敏なのは当然で、ヘンタイじゃないんだけど。


　さて、両乳首とクリトリス、そして尻穴と、急所ばかり機械振動に癒されて、ウットリしている美紀ちゃんだったけど、肝心な部分はまだ残されている。左右から、琴美さんと乳房を揉んでやりながら、美紀ちゃんに話し掛けた。


「これで満足かな？」
「……まだ。アソコがカユイの」
「指でしてあげようか？」
「……うん」


乳房にむしゃぶりついたまま、俺は手を伸ばして股間をまさぐる。普通なら忘れずに責めるべき、尻穴の方はローターに任せ、俺は処女マンコに専念した。ココもしかし、クリちゃんはローターが刺激してるので、処女なのに発情露わな膣肉が標的である。俺は陰唇をくつろげ、人差し指を入り口付近に含ませる。いわゆる指マンであるが、自然に中指も追加した。処女だから、これで十分。媚薬を塗った入り口付近を、クチュクチュかき混ぜると、美紀ちゃんは、ウットリと至福の表情を浮かべている。


「気持ち良さそうだね。ホラ、涎を垂らしちゃって」
「イヤ！」
「ウソばっかり」


　琴美さんが、両手を妹の乳房に掛けて、揉み解しながら、言い聞かせる。


「ショーヘイ君に、エッチしてもらうんだよ」
「チンチン入れていいかな？」
「怖いよ……優しくして」
「りょうかい」


　クリと両乳首、そして尻穴をローターの快楽振動で蕩かされ、姉の手による乳房揉み、さらに俺の指マン。媚薬で疼き上がるカラダに、これだけ入念な前戯を施されては、美紀ちゃんも観念するよりなかったろう。レイプするのは男の恥と思ってる俺は、勇気百倍。手早くコンドームを装着すると、涎を垂らしてる、下の唇の方に、亀頭部を当てがった。


「アン……」


　入り口から、ゆっくりジワジワと挿入を深めて行く。俺のチンポは、恐らく平均よりやや小さめ。処女を散らすには、適したサイズである。大きいと、怖がらせてしまうし、挿入しても苦痛の方が勝ってしまう。チンポはデカい方が良いと思ってるのは、女を知らないお子様だけだ。肝心なのは、勃起硬度と持続力である。いわゆる「絶倫」で、女好きの俺は、自信がある。美紀ちゃんみたいな「イイ女」なら、一晩中でも抱いてやる。


　さて、亀頭と竿部の１部が入った所で、障壁に当たり、俺は一旦撤退する、が、すぐまた挿入。これを繰り返した。


「カユイの治ったかな」
「うん。ありがと」
「素直に言えたのね。美紀ちゃん、エライわ」
「俺のチンポが役に立って嬉しいよ」


　この会話の後、なおも俺は、処女を傷つけない、中途半端なストロークを飽かずに続けた。美紀ちゃんが嫌がってないんだ。止める理由などなかった。琴美さんが、呆れたように口を出す。


「ねえ美紀。セックスって、そんなに嫌なもんじゃないでしょ」
「……たぶん」
「ショーヘイ。遠慮しないでいいよ。この子だって、もう文句言わないと思う」
「美紀ちゃん。お姉さんはこう言ってるけど、ホントにいい？　マク破っちゃうけどさ。……俺はスッゲエヤリたいんだけど」
「……いいよ」
「よし、じゃあ突撃い」


　正気な美紀ちゃんが、遂に許してくれた。晴れて俺は、彼女の処女膜を破く。途中で止めていた障壁を、一気に突破すると、プチッと粘膜が切れたのを感じる。俺は美紀ちゃんに確かめた。まるで恋人みたいに、紳士的にふるまうのだ。


「痛かった？　嫌なら止めるけど」
「……だいじょうぶ」
「サンキュ！」


　もう遠慮はいらなかった。俺は絶対にイカせてやると、信念を持ち、懸命なストローク。媚薬を使い、乳首・クリ・尻穴の３点には適格な快楽振動。姉の琴美さんも、優しく乳房を揉み解して協力してくれている。そして数分後、とうとう美紀ちゃんが、アクメを告げた。


「……イク」
「処女を貰ったばかりなのに、イッチャウなんて、美紀ちゃんはお姉さんよりもエッチなのかな？」
「ホント、オナニーばっかしてちゃ駄目よお。恥ずかしい子」
「……ち、ちがう」
「素直になろうよ。もっとイカせてあげよう」


　処女を捧げた直後に絶頂してしまう美紀ちゃんは、やはり本当はセックスしたい願望を隠していただけなのだ。それが分かった俺は、もう全力で彼女をイカせるべく、休みなしで、一定のストロークを続けた。琴美さんも、乳房を揉み乳首を吸って、美紀ちゃんイカせに協力。おかげで、美紀ちゃんは、数え切れないアクメを迎えてしまう。とてもセックスを嫌悪する処女だったとは信じられない。いつしか美紀ちゃんは、白目を剥き完全に失神してしまった。


　気絶してじまった美紀ちゃんを見ながら、琴美さんと話した。


「どうしよう？　目が覚めたら、琴美さん送って来てくれない？」
「何言ってんの。この子生意気だから、徹底的にお仕置きしてあげなきゃ」
「処女をレイプしたんだぜ。十分だと思うけどなあ」
「その後、イキまくって気を失っただけじゃない。もっとキツイ調教してやってよ。私にしたみたいにさ」
「琴美さん、処女じゃなかったからな」
「この子、ショーヘイ君の奴隷２号にしてあげようよ。私も手伝うから」


　美形だけど堅物な妹の調教に、ノリノリの琴美さん。彼女に乗せられて、結局俺は、美紀ちゃんの本格SM調教に乗り出す事になったのである。やれやれ。

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プチＳＭ千夜一夜ものがたり第５期