第94夜 朝日が丘高校演劇部

朝日が丘高校演劇部


 戦争物を得意とし、全国大会でも名をはせた、かつての名門朝日が丘高校演劇部。今では女子部員がコスプレを披露して楽しむ「コスプレ部」と化してしまった。そこへやって来た新任女性顧問は、真性レズビアンで、SM嗜好のヘンタイ女。唯一の男子部員を「ご主人様」に、部をハーレムにしようと企むが……エッチなSMコメディ。




【登場人物】


♀黒川エリカ……新任でやって来て、演劇部顧問に就任。女子大時代も演劇部だったらしい。女子が好きな、生粋のレズビアンで、「ペニスバンド」をいつも身に着けている。女子をレズって、快楽の虜に堕とすテクニックは天下一品。黒縁眼鏡で、普段はクールな国語教師。

♂小山田ジロウ……演劇部部長。3年生。「コスプレ部」と化した演劇部を憂えている。女子が苦手で、彼女いない歴=年齢を更新中。でも、実はSMに興味があり、団鬼六を愛読している。童貞だが、メグミをオカズにオナニーに励む毎日である。銀縁眼鏡で、インテリ風の見た目。

♀朝比奈メグミ……2年生。露出狂のヘンタイで、ほとんど布地のないコスプレを披露して興奮するアブない性癖。ポニーテールで、明朗活発な美少女。勉強は苦手で、いつもジロウに教えてもらっている。お返しに露出を見せて誘惑するが、構ってもらえない。

♀羽田ミノル……2年生。男装が得意でボーイッシュな美少女。メグミの恋人役を演じており、実際にレズビアンだと噂されている。羞恥心が人一倍強く、メグミの過激な露出を見るだけで、顔が真っ赤になってしまう。が、実は露出願望を秘めており、エリカにそそのかされて……

♀吉野サクラ……1年生。演劇部のかつての栄光に憧れ、誤って入部した。天然のドジっ娘であるが、見た目はツインテールであどけない美少女である。素直過ぎる性格のため、先輩を習ってエッチなコスプレに挑戦している。エリカに抱かれて、エッチ方面も急成長。性具を使ったオナニーにハマってしまった。



1.私はSM趣味の真性レズビアンヘンタイ教師(3411字)


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「完璧だな」


 トレードマークである黒縁眼鏡を外した私は、教室の鏡に映る我が身を確認し、思わずボソリと本音を呟いていた。真面目で厳格な新人女教師。それが世を偽る私の擬態である。ちょっと乳がデカくてエロいのが気になるけど。本性がバレても問題はなかろう。あくまで生徒の憧れである高嶺の花。私はそれを目標に、教員を目指したのだ。


ーーああ……今ここでシテしまったら、どんなに気持ちいいだろう


 何を隠そう。私は正真正銘のヘンタイである。もっとも。露出狂ではない。だから神聖な教室で、ハダカになりたいわけじゃないのだ.。ちなみに私のカラダは十分エロいと思う。乳もケツもデカいし、顔も悪くない。黒髪ロングで、一寸エッチなお姉さん。初心な高校生男子(たぶん童貞)をたぶらかすなど、朝飯前のつもりである。私はレズビアンなのだけど、実の所男もOKな両刀使い。LGBTが流行りな今の世の中、レズなだけでヘンタイと名乗ったら、笑いものだろう。


 さて股間のムズムズする衝動に負けた私は、とうとう教壇でしゃがみ込んで、アシを開くウンコ座り。オシッコするんじゃないぞ。私はその程度でヘンタイと豪語するわけではない、何? ウンコだと。いや文字通りだけど、さすがにその発想はなかったな。教室で脱糞する女教師。十分ヘンタイと名乗っても良いだろう。だが残念ながら、これも違う。


 さてここで読者にクイズである。私は何をしたいのでしょう?


 えっ? オナニーだろって? 惜しい! 後一息である。


 正解は「せんずり」。オチンチンを握ってシコシコと励む。読者の皆さんがお馴染みの行為である。


 えっ? それ男のオナニーだろって? 確かに私はうら若き乙女であり、生物学的には女性だ。しかし私は「オチンチン」を生やしているのだ。これはかなりの裏ワザと言って良いだろう。そう、これは本物の「オチンチン」でなく、そっくりに象ったディルド、つまり疑似ペニスなのである。 「せんずりたい」と言う邪欲に負け、教室の前部にある教壇で、しゃがみ込んだ私は、「オチンチン」を手で握り締めるとゆっくりしごき始め、その快感で涎を垂らし、だらしなく美貌を歪めていた。


 これにはもちろん秘密がある。私が股間に装着してるのは黒革のT字帯であり、その前部にニョキリと生えた「オチンチン」。いわゆる「ペニバン」。これはレズプレイ用であり、愛する女性を犯して快楽を授けるのが目的だ。通常は。だが、「ヘンタイ」上級者の私は、それでは満足出来ない。最高の感激を得るために、私はこの「ペ二バン」に細工を施した。


 実はこの「ペ二バン」、同じ形の「オチンチン」が繋がった相互ぺニス型なのである。装着者である私の女性器、つまり「おマンコ」に「オチンチン」が入ってるわけだ。おまけに装着時、私は潤滑油として、強力な媚薬を塗っている、おかげでムズムズして、「せんずり」してくてたまらないわけだった。


ーーうう、ヤリたい! ジョシコーセーと……オワッ!


 学校の教室と言う最高に背徳感のある空間で、「せんずる」行為は猛烈に興奮を煽る。おかげで、私はいつになく早漏で、ぶしゃっと「精液」を巻き散らしていた。この「性液」、もちろん本物ではない。だがある意味「精液」以上にヤバい代物で。女性を淫乱化させる強力媚薬なのだ。これを口内射精や中出しで広め、淫乱なメスと化した女子高生でハーレムを築く。私の壮大な夢である。


 無駄なのに大量射精で汚してしまった教壇を、雑巾で拭いていると、ガラリと入り口のドアが開いて、やたら元気な女子が入って来た。ただの空き教室と思ってたので。もうビックリである。


「失礼します! 1年1組吉野サクラです。チョークを持って来ました!」
「それ、隣の教室」
「え?! ウソ、マジで……失礼しました!」


 スリルを味合うため、あえて入り口を開けておいたのが、アダになった。まさか隣の教室と間違えるおバカな生徒がいるなんて。だが私は腐ってもヘンタイだ。今のオッチョコチョイな元気娘も、しっかり品定めしておいたのである。ツインテールで幼いイメージ。肝心のカラダは、凸凹の少ないツルペタで、ロリロリな少女。ハッキリ言って好みであった。私の見立てでは絶対処女である。1から優しく性の手ほどきを教えてやり、「オチンチン」で処女を奪いながら、生まれて初めてのアクメに導いてやるのだ。


 そんな妄想を逞しくした私は、時間を確かめると、服装をビシッと決める。教室の鏡に映るのは、真面目で謹厳な黒縁眼鏡の新任女教師である。まさか私がどヘンタイで、ロングスカートの中でたくましい「オチンチン」をそそり勃てている、などと想像出来る人間は、絶対にいるわけがない。


ーーよし! 今度こそ完璧だな。


 この雨宮高校は、真性レズビアンでヘンタイを自認する私黒川エリカが、獲物を漁る漁区として狙いを定めた、優良スポット。実の所、私はこの学校の系列である雨宮女子大学で、女漁りに勤しんで来たのだ。


 私が目を付けたのは、大学の目玉サークルであった演劇集団桜組。明らかに宝塚を意識したこのサークルの新入生歓迎公演で、素晴らしく扇情的な露出過剰の女性達に、私はすっかり魅了されたのだ。即座に入団を決意した私は、見せたがりの露出狂な先輩達と次々に関係を持って、彼女達をレズテクでメロメロの快楽の虜とし、私に服従する性奴隷に堕としていったものである。


 この高校に採用が決まった私は、もちろん演劇部の顧問を希望。ちょうど顧問が定年退職されたばかりと言う事で、すんなり決まったのであった。そして今日は赴任初日。自分が副担任する事になった1年1組に、始めの挨拶をするために、隣の空き教室で準備していたわけである。間違えたおバカな生徒が乱入するハプニングはあったけど。


ーーあの子、吉野サクラちゃんだっけ? 私好みのロリロリなカワイコちゃんだったな。仲良くなれるといいんだけど


 さて準備万端な私は、いよいよ1年1組の教室へ向かった。まだ休憩時間なので、生徒達が皆教室の前でたむろしている。が、始業前のチャイムが鳴ると、皆一斉に教室内に入った。私は緊張して、股間を昂らせながら、ゆっくりと教室のドアを開ける。


「学級委員! 号令!」
「起立! 令!」
「よろしくお願いします」


 学級委員は、オッチョコチョイな元気娘吉野サクラだった。どうやら朝教室にチョークを持って来る仕事もあるらしい。雑用係みたいだけど、号令を掛けるのは適任だった。声はデカいし、超元気だし。学級担任の禿オヤジも、ニコニコしている。きっと出来れば、サクラちゃんの頭をよしよしと撫でてやり、あわよくば淫行を図ろうと妄想してるに違いない。だが残念、彼女の処女を散らすのは、真面目な女教師を装ったこの私だ。私がスカートの下にたくわえた「オチンチン」は萎える事を知らず、処女であってもエロエロな痴女に貶める強力媚薬を射精するのだ。くたびれた初老の禿オヤジに、負ける筈がない。


「皆さんに、このクラスの副担任の先生から、自己紹介して貰いましょう。では、よろしくお願いします」
「はい。皆さんお早うございます。黒川エリカと申します。今年から、この学校で教える事になりました。皆さんと同じ、ピカピカの1年生です」


 さすがに入学間もない1年生なさけあって、皆シーンと静まり、私の言葉に聞き入っていた。受けるかと期待した「ピカピカの1年生」と言う決めセリフにも、誰も笑ってくれない。この元ネタを誰も知らなかったのだ。作者の年齢がバレてしまう。ハハハと笑ってくれたのは、禿オヤジだけで、私は激しい自己嫌悪を感じていた。気を取り直して、自己紹介を続ける。


「担当教科は国語です。クラブ活動は演劇部を持たせて頂きます」
「ありがとうございました。では、何か質問のある人」


 禿オヤジの形式的な問いかけに、何と反応があった。ビックリである。元気よく手を上げたのは、やっぱり元気娘のサクラちゃん。


「ハイ! あの私も演劇部に入るつもりなんですけど……」
「じゃあ、よろしくね」
「……新入生歓迎公演があるって聞きました。先生何か知ってますか?」
「……ごめんなさい。まだ何も聞いてないので」


 困った。演劇部とはまだ会った事すらないのだから。だが私の汗と涙と藍液にまみれた、激動の日々は、こうして幕が開いたのであった。




続く→朝日が丘高校演劇部 2.ヘタレな部長と露出狂女子のアブないカップル


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プチSM千夜一夜ものがたり第5期