お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。


☆「背徳者ユリアヌス」の名は聞いた事があったけど、実際に彼の行った行為を読んで、キリスト教に侵食されて行く帝国の流れに、全力で立ち向かった彼の熱さに、感銘を受けた、時代の流れに屈せず、抵抗する彼のイメージは、アナクロな英雄。実際彼の姿に感じて応援する者が多かったのも頷ける。キリスト教的には、彼は許されざる背徳者に他ならないだろうけど、後世の人間が冷静に見れば、十分評価に値する皇帝だったのではなかろうか。
塩野さんはそんな彼を客観的に描いており、感動的であった。ユリアヌスは背徳者かも知れないが、評価すべき点も多い皇帝であると感じさせてくれ、塩野さんの熱い若者に対する愛情を感じた。
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