狙われた美姉妹
狙われた美姉妹
 海外に駐留するエリート商社マンの両親と離れて、大学生の姉と暮らす女子高生恵利香。ある日薬物を盛られてトイレで自慰に耽ってしまった所をクラスメイトに盗撮され、脅迫されていかがわしいブルセラショップに連れ込まれてしまう。そこに待っていたのは、かつて母親の恋敵だったと言う鬼婆のような正代と級友陽子の醜い母娘と、化け物のようなゲイボーイ調教師3人組。こうして美しい姉妹を奈落の底に突き落とす、情け容赦ない性奴隷調教が始まった。悪夢のような性感責めにすすり泣く美姉妹が、地獄の果てに見たものは?(約86万字完結)
ⅩⅢー2.店頭客寄せパンツ売り姉妹(2)(4228字)

「さあ、おまんこシスターズ、皆さんに自己紹介するのよ」

 陽子に促された美姉妹は、改めて自分たちに注がれる好色な視線の多さに気付き身の竦む思いであったが、ゲイボーイたちが耳元で口上を囁くと、仕方なく恵利香からたどたどしく口を開いていった。

「あ、あの、美北高校……」
「バカ野郎っ! もっとデカい声じゃないと聞こえないだろうがっ!」

 正代が怒鳴りつけると、絵に描いたような醜いヤリ手婆の彼女にも、笑いが洩れていた。

ーーおい、何だあのババア
ーーああいう演出なんだろ
ーーよくあんなブスを連れて来たもんだ
ーーいい味出してるよな

 顔なじみの常連客ならともかく、ヤジ馬のように集まって来た男たちには、芝居がかった大仰なセリフの正代は店の経営者でなく、ショーの前座を盛り上げる役者のように見えるらしかった。それに気付いた正代も内心おかしくなってノリ気になり、どんどん作ったようなセリフを吐いていく。

「アタシの顔に泥でも塗ろうって言うのかい! いい度胸してんじゃねえかよっ! もっとデカい声でしゃべらねえと、スッパダカにひんむいておっぽり出すぞっ!」

 その見事な演技の迫力に、ギャラリーから拍手がわく。その上興奮した男たちからも大声でヤジが飛んで来た。美姉妹にとっては最悪の展開である。

「おい、お姉ちゃんっ! もっと大きな声で名前教えてよ~っ!」
「ホントに美北高校なの? 俺、あの高校に友達いるんだけど」

 ますます口ごもってしまった美姉妹に覚悟を決めさせようと、ゲイボーイたちがブラウスを半脱ぎにずらし2人の豊乳を晒していくと、観客の興奮は一気にヒートアップして騒然として来た。

「おほほほ~ みんなおっきなお乳にコーフンしてるみたい~」
「さ、ストリップしたくなかったら、大きな声で言うのよ~」

 完全に露出狂気味のパンチラ制服でも、やはりないよりましだ。意を決した美姉妹もヤケになったような大声を出し始めていた。

「美北高校2年の大城恵利香で~す!」
「恵利香の姉で、美北高校3年の大城香織で~す」
「私たちは、えっちが大好きな、おまんこシスターズで~す」

 遂に大きな声を合わせてそんな破廉恥な自己紹介を終えた2人に、ヤンヤの拍手喝采が贈られていた。

 美姉妹の口上はゲイボーイたちに囁かれた言葉を復唱しただけだったのだが、本名と在籍高校を明らかにしての自己紹介に集まった男たちは色めき立った。

ーーオ、オイ、マジで高校生なのかよ
ーーウソに決まってんだろ。顔出しだぜ
ーーでもメチャクチャかわいいよな。俺もうたまんねえよ

「私たち、今からオナニーしてパンツにいっぱい染みを作っちゃいま~す」

 ハハハ、そりゃあいい、見物だな、などと声が聞こえる中、正代と陽子は男たちに呼び掛ける。

「さあオナニー好きの現役女子高生が生で染みを作ったパンツを売りますよ~」
「はい、1枚たったの500円で~す。ご希望の方は手を挙げてください」

 500円とは投げ売りに近い破格の安値である。これだけの美少女が実演でオナニーの染みを付けたパンツとなれば、普通なら1万円は下らないだろう。その安さに驚いてどよめいたギャラリーの中から、次々に手を挙げる者が現れ始めていた。

ーーう、ウソ、こんなにたくさん……
ーー知り合いがいたら、どうしよう……

 びっくりするような多くの人前で、本名を名乗り堂々と顔を晒しての破廉恥な行為に、もうドキドキの美姉妹だったが、知り合いがいるかも、という懸念など、間もなく吹き飛んでしまうことになるのだった。ゲイボーイたちは2人の耳元で囁く。

「おほほほ~、良かったわねえ。こんなにたくさん、オナニー出来ちゃうじゃないの~」
「必ず1回毎に気をやらなきゃダメよ」

ーーそんなの無理!
ーー体が壊れちゃう……

 終わりが見えないほど長蛇の列を作り始めた、オナニーの染み付きパンツを希望する男たちを前に、美姉妹は絶望的な気分に陥った。早朝のボディー洗いから数えれば、すでに男ならとうに血を吹いて倒れるほどの回数絶頂を極めてしまったのだ。だが、執拗な性奴隷調教でどMの素質を開花させた2人の淫らでしぶとい肉体は、あり得ない回数のアクメを迎えることを受け入れて期待でジーンと熱く疼き上がり、際限なく新たな刺激を求めて持ち主の意思を裏切ろうとしていたのである。

 予想以上の人の多さにホクホクしていた正代は、商売っ気を抜き美姉妹をいたぶることを決意して言った。

「パンツを買う人には、フェラ抜きサービスもさせますよ~」

 そしてゲイボーイたちの囁きで口を開いた美姉妹も、清楚で上品な美貌からは想像も付かないような淫らな言葉を吐く。

「私たち、おチンポが大好きなの~」
「お願い、いっぱいおチンポしゃぶらせて~」
「さあ、おチンポ狂いのおまんこシスターズに、皆さんのザーメンを遠慮なく飲ませてやってくださ~い」

 陽子もノリノリで声が弾んでいた。そして彼女は恵利香と香織それぞれの列の先頭の男から500円玉を徴収すると、大量に持ち出して置いた中から好みの白パンツを選ばせ、それを客自身の手でノーパンの股間を晒け出している美姉妹に穿かせるサービスを行った。普通は脱がせるものだろうが、取っている体勢は淫乱女でも真っ赤になって羞じらいを見せている清楚な美少女にパンツを穿かせる逆パターンも意外に興奮するもので、それがTバックだのヒモパンツだのエロに特化したような白パンツとあっては、なおさら男たちは劣情を煽られることになった。

ーーああ、こ、こんな、羞ずかしい……でも……
ーーお、オナニーしてあげるわ!

 そしてこの奇妙なシチュエーションは美姉妹たちにとっても刺激的で、わざわざ穿かせてもらった白パンツを誇示しながら、それに染みを作るべく布地の下に手指を潜らせ、クリトリスに触れながらアソコに挿入した指をクチュクチュとかき混ぜるオナニーに没入し始めていた。

「あら、片手がお留守だよ~」
「そっちの手は後ろからパンツの中に入れて、オシリの穴に指を入れちゃいましょ、おほほほ~」 

 陽子とゲイボーイに言われた美姉妹は、媚薬ローションで密かに疼き上がっていた尻穴にオズオズと指を挿入して、あっと言う間に込み上げるアブない快感によって、一気に興奮を加速させていく。

ーーんああ、お、オシリいっ!
ーーもうたまらない! 香織はヘンタイなの、ねえ、見て見てえっっ!!

 一見清純なセーラー服姿の美少女なのに、アナルに自分の指を打ち込んで喜悦の表情を浮かべる2人に、男たちは驚きざわめいた。

ーー何だコイツら、かわいい顔して大したヘンタイじゃねえか
ーーこりゃ絶対女子高生じゃねえよ
ーーこんなエロいオナニー、見たこともないぞ

「さあ皆さん、羞ずかしがってないでおチンポをくわえさせてやって下さい。見ての通り、この子たちはえっち好きのヘンタイ女子高生なんです、遠慮なんかいりませんよ」

 そうそそのかされた、香織の前に立つ男がズボンを下ろしていくと、恵利香の方の男もそれに習い、見知らぬ男根を差し出された美姉妹は、変態的なオナニーに耽りながら嬉しそうにむしゃぶりついていった。

「順番待ちの方は、両側からおっぱいでも揉んでやって下さい。この子たち淫乱過ぎて、慰める手が足りませんから」

 フェラチオオナニーに没入する美姉妹に、たちまち群がった男たちは手を伸ばして美乳を初め体に触り楽しみ始めた。美姉妹にとっては甘美な悪夢のような展開である。やや離れて、黙って眺めていた正代も大いに満足していた。

ーー全くコイツらのエロさ加減は大したもんだね。ちょっと言われたくらいで、ケツの穴に指の付け根まで入れてほじくり回してやがる。えらい勢いでマンコも弄り回してるし、一体いつそんなスゲえ口の使い方を覚えたんだい? こりゃ男どもは長く持たないだろうねえ……

 美姉妹にとっては、密かにウズウズと刺激を欲しがっていた尻穴に付け根までズブズブと入れてしまった指が、最大の曲者だった。その指が存在するだけでズンズンと黒い歓びが背筋を這い上がり、疼きに負けて少しでも指を動かそうものなら、調教されて完全に性感を目覚めさせられたアナルは凄まじい快感が火を噴くのだ。その状態で前の花唇や花芽まで弄るのは反則ではないかと思うほど素晴らしい心地良さで、いつしか2人はもうここが野外で見知らぬ男たちの慰み者にされていることなど忘れ、夢中で指を使い歓びを貪っていた。

 そして次々に交替する男たちの劣情に膨れ上がった男根や、それぞれのテクニックで膨らみを揉みほぐされ乳首を転がされる胸部への愛撫も、実に効果的に美姉妹の官能を燃え上がらせてしまう。めったにお目に掛かれないアイドルのような素晴らしい美貌のセーラー服少女の口に奉仕される男たちは、「えっちが大好き」と言う自己紹介に違わぬ、美姉妹の情熱的で激しい口唇テクニックに感激し、皆に見られている状況にも関わらずそれぞれの思いのたけを、ドッと彼女たちの口内に放出した。すると美姉妹は言い付けられた通り、その瞬間男たちと同時に激しく気をやってしまい、歓びの潮をドクドクと噴出して男たちが選んだエロパンツに盛大な染みを作り任務完了となるのだ。

 こんなことが休みなく、10人、20人と続けられた。もはや置かれた立場も何もかも忘れて潮吹きオナニーマシンと化した美姉妹はしかし、男たちの精を飲まされ感極まってパンツに盛大な染みを付ける度に、ますます淫らに美しく光り輝く。まるでセーラー服を着たエロスの女神が降臨したかのように振る舞う美姉妹は、いつ果てるとも知れない長蛇の列の男たちを着実に満足させていったのだ。

 だがこれはまだ本番ではない。あくまで午後からのショーに人を集めるための客寄せ行為なのだ。素晴らしい彼女たちの口に思いをぶちまけた男たちは、ほとんどが又ショーを楽しみにパラダイスに参集することだろう。

「よし、なかなか上出来だったぞ、おまんこシスターズ。少し休んでまんこ芸に備えておけ」

 ほぼ2時間近く掛けて多数の男たちの精を搾り取り、オナニーで吹き上げた歓喜の潮で染みパンツを製造した美姉妹はグウの音も出ない憔悴状態で、うつろな目で放心したように正代の言葉を聞いていた。だが、若くて有り余る性の素質に恵まれ、何日にも及ぶ執拗な性感調教ですっかり被虐の歓びに目覚めていた美姉妹は、わずかの昼休憩ですぐに回復し、美しい性のモンスターのように派手なまんこ芸のパフォーマンスを披露することになるのだった。


続く→狙われた美姉妹 ⅩⅢー3.破廉恥な昼食とショーの準備(1)

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