狙われた美姉妹
海外に駐留するエリート商社マンの両親と離れて、大学生の姉と暮らす女子高生恵利香。ある日薬物を盛られてトイレで自慰に耽ってしまった所をクラスメイトに盗撮され、脅迫されていかがわしいブルセラショップに連れ込まれてしまう。そこに待っていたのは、かつて母親の恋敵だったと言う鬼婆のような正代と級友陽子の醜い母娘と、化け物のようなゲイボーイ調教師3人組。こうして美しい姉妹を奈落の底に突き落とす、情け容赦ない性奴隷調教が始まった。悪夢のような性感責めにすすり泣く美姉妹が、地獄の果てに見たものは?(約86万字完結)
海外に駐留するエリート商社マンの両親と離れて、大学生の姉と暮らす女子高生恵利香。ある日薬物を盛られてトイレで自慰に耽ってしまった所をクラスメイトに盗撮され、脅迫されていかがわしいブルセラショップに連れ込まれてしまう。そこに待っていたのは、かつて母親の恋敵だったと言う鬼婆のような正代と級友陽子の醜い母娘と、化け物のようなゲイボーイ調教師3人組。こうして美しい姉妹を奈落の底に突き落とす、情け容赦ない性奴隷調教が始まった。悪夢のような性感責めにすすり泣く美姉妹が、地獄の果てに見たものは?(約86万字完結)
Ⅵー3.学校ビデオ撮影の罠(3609字)
「さあ、着いたわよ」
車中で陽子と抱き合い強く口を吸われながら、淫らな夢の中のような「調教モード」による連続アクメをウットリと目を閉じて味わっていた恵利香は、カイの言葉にゆっくりと目を開き、車の外の意外な場所に驚いていた。
「こ、ここは……」
「何言ってんの。学校じゃない、私たちの」
そこは見慣れた自分たちの高校の駐車場だった。(どうして……)といぶかしがる恵利香だったが、陽子に首輪のチェーンを引っ張られると、後ろ手に縛られたカラダをヨロヨロと転げ落ちそうになりながら外に出ないわけにはいかなかった。
「おほほ、待ってたわよ、セックスドレイちゃーん」
「たっぷり気持ちいい事して、楽しみましょうね~」
そこには既に、残るゲイボーイ調教師のテルとノブ、そして首謀者である正代が待っていて、テルとノブの薄気味悪いオカマ言葉を聞くと、恵利香はゾクリと悪寒を覚えたが、同時に際限なく込み上げる淫らな興奮も新たにしてしまっていた。
「さあ、まずはビデオ撮影だよ」
ビデオカメラを抱えた正代はそう言うと、車から下りて来た恵利香を見て叱責していた。
「何だってそんな色気のないスカートをはいてるんだい、性奴隷のくせに。あんた達目一杯スカートをミニにしておあげ。」
「ああ……こんな所では許して下さい……」
休日の朝と言えども、校内は無人ではない。グランドや体育館では早朝から部活の生徒たちが沢山練習をしているのだ。駐車場のある中庭に生徒の姿は見えなかったが、いつ何時誰かが通り掛かってもおかしくないような状況だ。
「はい、口ごたえしないで、シャンと立っときなさい」
が、後ろ手に縛られ陽子に首輪を引かれていては抵抗の術はない。背の低い陽子が精一杯背伸びして首輪のチェーンを高く上げて立たせると、ゲイボーイ達がまとわりついてガッとスカートを持ち上げ、ギリギリの際どい位置まで上げピンで留めてしまった。すると恵利香のカモシカのようにスラリと伸びた美脚は大胆に露出し、股下がほとんどないものだから黒革の調教下着がチラリと見えていた。
「見せパンツをはかせて。ブルセラビデオ用に、ロリっぽくてえっちなのを探して来なさい」
正代がそんな事を言うと、ゲイボーイ達は車に戻り、中に積んであったらしいパンツを持って来た。
「これなんかエロエロでいいんじゃないかしら~」
「そうね、半分スケスケだもんね。」
それは純白だがサイズがやけに小さく、半ば透けてしまっているエロパンツだった。
ーーブルセラビデオですって!?
わざわざセーラー服で学校に連れ込まれ、スカートを超ミニにされたかと思えば、その下に盛大にパンチラしてしまうであろう白い「見せパンツ」をはかされた恵利香は、一体どういうビデオを撮影されるのか、と気が気ではなくなって来た。
「お早うゴザイマース」
が、その時部活にやって来たらしい女生徒が通り掛かってそんな挨拶を掛けて来たので、一同の目は彼女に集中していた。その生徒は見かけない奇妙な集団と、その中に立ち竦み超ミニスカをはいた恵利香を見るとギョッとしたような様子で、そそくさと足を速めてその場を立ち去っていた。
ーーや、ヤダ、こんな所で……
こんなあり得ないような超ミニスカをはいているだけでもとても人には見られなくない姿だったが、後ろ手拘束で首輪を引かれるという奴隷スタイルの恵利香は、もう心臓が爆発しそうなくらいドキドキと胸を昂ぶらせていた。「パラダイス」に連れ込まれ、調教部屋でゲイボーイ達に濃厚な性感調教を受けるのだとばかり思っていた恵利香は、予想もしなかった事態に頭がパニックに陥っていたのである。
「さあさあ、おパンツはきましょうね~」
「はーい、アンヨを上げて~」
が、そんな恵利香の気持ちを逆撫でにするかのように、おほほほ~、と気色悪く笑い掛けながらゲイボーイ達は嫌らしいスケパンツをはかせて来た。こんな野外でパンツをはかされる事自体、恵利香の羞恥心を嫌というほど煽り立てる行為であり、すっかり陵辱者たちのペースに嵌められてゾクゾクと込み上げるおぞましい興奮をもう抑えようがなかった。
「あら、すっごいえっちね~」
「こんなの見せられちゃ、男の子は鼻血ブーね」
「!!!(こんなの嫌だ……羞ずかしいよお!)」
ゲイボーイ達にからかわれ、視線を下げた恵利香は余りに扇情的な格好になった下半身を見て愕然とした。股下がほとんどない超ミニスカからチラチラと白くスケたパンツがのぞいて、全裸以上に嫌らしい格好だと思った。
「ふん、なかなかいい格好になったじゃないか。アンタみたいな足の長い奴隷には、パンチラがお似合いだね。これでいいビデオが撮れるってもんだよ……」
ーーああ、何なの、そのビデオって……
恵利香が不穏な胸騒ぎを覚えていると、陽子が代弁するように言った。
「ねえママ。ビデオ撮ってどうするの?」
「そりゃあもちろん、この子が逆らったり、警察に駆け込んだりしないように、とっておくのさ」
「そんな! 私、逆らったりしません。だから……」
「何言ってるんだい! そうやって口ごたえしようとするじゃないか!」
「恵利香ちゃん、自業自得だね。」
どんなに許しを請おうとしても無駄な事を知らされた恵利香は、ウッと口をつむぐしかなかった。正代が言い聞かせるように言った。
「いいかい、今から撮影するのはアンタの羞ずかしい性奴隷としての学校生活の記録だよ。うちの店じゃ女子高生の学園ものが一番の売れ筋なんだ」
売れ筋、と聞いた恵利香は、顔を引きつらせていた。
「何心配はいらないよ。アンタさえ大人しく言う事を聞いてりゃ、売り物にしたりしやしないさ。ただし」
正代は芝居っけタップリの口調で続けた。
「言う事を聞かなきゃ、お店に並ぶ事になるからね、気をつけな。明日で自由にしたげるけど、ビデオはずっとあるんだからね。お姉さんや、警察に相談しようなんて、バカな気は起こさない事だよ」
既にこれまでの「パラダイス」での調教過程もビデオに撮られてしまっている恵利香は、もう逃げられないと覚悟を決めるよりなかった。そして押し黙ってしまった恵利香に、さっそく過酷な指令が下されていた。
「それじゃ撮影を始めるよ。タイトルは、『どヘンタイ女子高生、恵利香』って言うんだ。陽子、車の中から紙とマジックを取っといで」
「はーい。」
既に打ち合わせのすんでいた陽子は、楽しそうに車に向かって行った。
「まあ、とっても楽しそうなタイトルね~」
「恵利香ちゃん、マジでどヘンタイだもの」
「ねえ、アタシ達も出演するのかしら?」
ゲイボーイ達がはやし立て、大きな紙とマジックを持って戻って来た陽子も正代にたずねていた。
「ママ、私もビデオに出たげるよ」
「バカおっしゃい。アンタ達みたいな、ブッサイクな子や、バケモノが出たら、売れる物も売れやしないよ」
「ひっどーい!」
陽子が笑いながらそう言ってビデオを構えた母親の後ろに回り、ゲイボーイたちが周囲を囲む形で、
「どヘンタイ女子高生、恵利香」の撮影が開始された。正代が陽子に何かを言って紙に大きな文字を書かせると、1人立ちすくんでいる恵利香に指令を下した。
「ほら、背筋を伸ばしてシャンと立つんだ。そうそう、しっかりパンチラを見せる事。じゃあ、カメラに向かって後ろの文字を読みなさい」
恵利香はカメラの後ろで陽子が高く掲げた紙の文字を見て泣きたくなった。
「どうしたの? 言えなきゃ、いつまでもそこでパンチラしながら立ちん坊だよ。これを言い終わったら校舎の中のシーンだから、早くしなさい!」
「そうだよ、外じゃ羞ずかしいからさ。早く言って、中に入ろうよ」
陽子にもそう促された恵利香は、胸の潰れるような思いで、一語一語噛み締めるようにゆっくりと口にしていた。
「こんにちは。私は、美北高校2年1組、出席番号4番、大城恵利香でーす」
「バカッ! 棒読みしてるんじゃないよ! 感情を込めて、本当っぽくしゃべるんだよ。出来るまでやり直し!」
心を石にして、ただ陽子の示すセリフをたどろうとしていた恵利香は、ますます窮地に追い込まれ、もう自分を捨てて淫らに振る舞う事しか出来なくなっていた。
「……私、どヘンタイの、えっちな、女の子なの。ほら、首輪を嵌められて、オテテを縛られてるでしょ。こうされると、コウフンしちゃうんだ。ねえ、パンツも見えてるね。今日は、私のえっちな所を、たっぷり見せちゃうんだ。みんなは、私を見てオナニーしてね」
覚悟を決めた恵利香は、思い入れたっぷりに演技しながら見事にそう述べ切り、感心して見ていたゲイボーイ達が思わず拍手をする程だった。
ーーああ、私って、一体……
憑かれたような調子でしゃべり終えた恵利香は、一段落付くと急激に羞じらいが込み上げて来て真っ赤に染まった美貌を俯かせて顔を上げられなかったが、今演じた淫らでどヘンタイな恵利香がもしかしたら自分の本当の姿なのかも知れない、と心の隅で感じていた。
続く→狙われた美姉妹 Ⅵー4.撮影快調
戻る→狙われた美姉妹 Ⅵー2.快感悶絶ドライブ
狙われた美姉妹 目次
「さあ、着いたわよ」
車中で陽子と抱き合い強く口を吸われながら、淫らな夢の中のような「調教モード」による連続アクメをウットリと目を閉じて味わっていた恵利香は、カイの言葉にゆっくりと目を開き、車の外の意外な場所に驚いていた。
「こ、ここは……」
「何言ってんの。学校じゃない、私たちの」
そこは見慣れた自分たちの高校の駐車場だった。(どうして……)といぶかしがる恵利香だったが、陽子に首輪のチェーンを引っ張られると、後ろ手に縛られたカラダをヨロヨロと転げ落ちそうになりながら外に出ないわけにはいかなかった。
「おほほ、待ってたわよ、セックスドレイちゃーん」
「たっぷり気持ちいい事して、楽しみましょうね~」
そこには既に、残るゲイボーイ調教師のテルとノブ、そして首謀者である正代が待っていて、テルとノブの薄気味悪いオカマ言葉を聞くと、恵利香はゾクリと悪寒を覚えたが、同時に際限なく込み上げる淫らな興奮も新たにしてしまっていた。
「さあ、まずはビデオ撮影だよ」
ビデオカメラを抱えた正代はそう言うと、車から下りて来た恵利香を見て叱責していた。
「何だってそんな色気のないスカートをはいてるんだい、性奴隷のくせに。あんた達目一杯スカートをミニにしておあげ。」
「ああ……こんな所では許して下さい……」
休日の朝と言えども、校内は無人ではない。グランドや体育館では早朝から部活の生徒たちが沢山練習をしているのだ。駐車場のある中庭に生徒の姿は見えなかったが、いつ何時誰かが通り掛かってもおかしくないような状況だ。
「はい、口ごたえしないで、シャンと立っときなさい」
が、後ろ手に縛られ陽子に首輪を引かれていては抵抗の術はない。背の低い陽子が精一杯背伸びして首輪のチェーンを高く上げて立たせると、ゲイボーイ達がまとわりついてガッとスカートを持ち上げ、ギリギリの際どい位置まで上げピンで留めてしまった。すると恵利香のカモシカのようにスラリと伸びた美脚は大胆に露出し、股下がほとんどないものだから黒革の調教下着がチラリと見えていた。
「見せパンツをはかせて。ブルセラビデオ用に、ロリっぽくてえっちなのを探して来なさい」
正代がそんな事を言うと、ゲイボーイ達は車に戻り、中に積んであったらしいパンツを持って来た。
「これなんかエロエロでいいんじゃないかしら~」
「そうね、半分スケスケだもんね。」
それは純白だがサイズがやけに小さく、半ば透けてしまっているエロパンツだった。
ーーブルセラビデオですって!?
わざわざセーラー服で学校に連れ込まれ、スカートを超ミニにされたかと思えば、その下に盛大にパンチラしてしまうであろう白い「見せパンツ」をはかされた恵利香は、一体どういうビデオを撮影されるのか、と気が気ではなくなって来た。
「お早うゴザイマース」
が、その時部活にやって来たらしい女生徒が通り掛かってそんな挨拶を掛けて来たので、一同の目は彼女に集中していた。その生徒は見かけない奇妙な集団と、その中に立ち竦み超ミニスカをはいた恵利香を見るとギョッとしたような様子で、そそくさと足を速めてその場を立ち去っていた。
ーーや、ヤダ、こんな所で……
こんなあり得ないような超ミニスカをはいているだけでもとても人には見られなくない姿だったが、後ろ手拘束で首輪を引かれるという奴隷スタイルの恵利香は、もう心臓が爆発しそうなくらいドキドキと胸を昂ぶらせていた。「パラダイス」に連れ込まれ、調教部屋でゲイボーイ達に濃厚な性感調教を受けるのだとばかり思っていた恵利香は、予想もしなかった事態に頭がパニックに陥っていたのである。
「さあさあ、おパンツはきましょうね~」
「はーい、アンヨを上げて~」
が、そんな恵利香の気持ちを逆撫でにするかのように、おほほほ~、と気色悪く笑い掛けながらゲイボーイ達は嫌らしいスケパンツをはかせて来た。こんな野外でパンツをはかされる事自体、恵利香の羞恥心を嫌というほど煽り立てる行為であり、すっかり陵辱者たちのペースに嵌められてゾクゾクと込み上げるおぞましい興奮をもう抑えようがなかった。
「あら、すっごいえっちね~」
「こんなの見せられちゃ、男の子は鼻血ブーね」
「!!!(こんなの嫌だ……羞ずかしいよお!)」
ゲイボーイ達にからかわれ、視線を下げた恵利香は余りに扇情的な格好になった下半身を見て愕然とした。股下がほとんどない超ミニスカからチラチラと白くスケたパンツがのぞいて、全裸以上に嫌らしい格好だと思った。
「ふん、なかなかいい格好になったじゃないか。アンタみたいな足の長い奴隷には、パンチラがお似合いだね。これでいいビデオが撮れるってもんだよ……」
ーーああ、何なの、そのビデオって……
恵利香が不穏な胸騒ぎを覚えていると、陽子が代弁するように言った。
「ねえママ。ビデオ撮ってどうするの?」
「そりゃあもちろん、この子が逆らったり、警察に駆け込んだりしないように、とっておくのさ」
「そんな! 私、逆らったりしません。だから……」
「何言ってるんだい! そうやって口ごたえしようとするじゃないか!」
「恵利香ちゃん、自業自得だね。」
どんなに許しを請おうとしても無駄な事を知らされた恵利香は、ウッと口をつむぐしかなかった。正代が言い聞かせるように言った。
「いいかい、今から撮影するのはアンタの羞ずかしい性奴隷としての学校生活の記録だよ。うちの店じゃ女子高生の学園ものが一番の売れ筋なんだ」
売れ筋、と聞いた恵利香は、顔を引きつらせていた。
「何心配はいらないよ。アンタさえ大人しく言う事を聞いてりゃ、売り物にしたりしやしないさ。ただし」
正代は芝居っけタップリの口調で続けた。
「言う事を聞かなきゃ、お店に並ぶ事になるからね、気をつけな。明日で自由にしたげるけど、ビデオはずっとあるんだからね。お姉さんや、警察に相談しようなんて、バカな気は起こさない事だよ」
既にこれまでの「パラダイス」での調教過程もビデオに撮られてしまっている恵利香は、もう逃げられないと覚悟を決めるよりなかった。そして押し黙ってしまった恵利香に、さっそく過酷な指令が下されていた。
「それじゃ撮影を始めるよ。タイトルは、『どヘンタイ女子高生、恵利香』って言うんだ。陽子、車の中から紙とマジックを取っといで」
「はーい。」
既に打ち合わせのすんでいた陽子は、楽しそうに車に向かって行った。
「まあ、とっても楽しそうなタイトルね~」
「恵利香ちゃん、マジでどヘンタイだもの」
「ねえ、アタシ達も出演するのかしら?」
ゲイボーイ達がはやし立て、大きな紙とマジックを持って戻って来た陽子も正代にたずねていた。
「ママ、私もビデオに出たげるよ」
「バカおっしゃい。アンタ達みたいな、ブッサイクな子や、バケモノが出たら、売れる物も売れやしないよ」
「ひっどーい!」
陽子が笑いながらそう言ってビデオを構えた母親の後ろに回り、ゲイボーイたちが周囲を囲む形で、
「どヘンタイ女子高生、恵利香」の撮影が開始された。正代が陽子に何かを言って紙に大きな文字を書かせると、1人立ちすくんでいる恵利香に指令を下した。
「ほら、背筋を伸ばしてシャンと立つんだ。そうそう、しっかりパンチラを見せる事。じゃあ、カメラに向かって後ろの文字を読みなさい」
恵利香はカメラの後ろで陽子が高く掲げた紙の文字を見て泣きたくなった。
「どうしたの? 言えなきゃ、いつまでもそこでパンチラしながら立ちん坊だよ。これを言い終わったら校舎の中のシーンだから、早くしなさい!」
「そうだよ、外じゃ羞ずかしいからさ。早く言って、中に入ろうよ」
陽子にもそう促された恵利香は、胸の潰れるような思いで、一語一語噛み締めるようにゆっくりと口にしていた。
「こんにちは。私は、美北高校2年1組、出席番号4番、大城恵利香でーす」
「バカッ! 棒読みしてるんじゃないよ! 感情を込めて、本当っぽくしゃべるんだよ。出来るまでやり直し!」
心を石にして、ただ陽子の示すセリフをたどろうとしていた恵利香は、ますます窮地に追い込まれ、もう自分を捨てて淫らに振る舞う事しか出来なくなっていた。
「……私、どヘンタイの、えっちな、女の子なの。ほら、首輪を嵌められて、オテテを縛られてるでしょ。こうされると、コウフンしちゃうんだ。ねえ、パンツも見えてるね。今日は、私のえっちな所を、たっぷり見せちゃうんだ。みんなは、私を見てオナニーしてね」
覚悟を決めた恵利香は、思い入れたっぷりに演技しながら見事にそう述べ切り、感心して見ていたゲイボーイ達が思わず拍手をする程だった。
ーーああ、私って、一体……
憑かれたような調子でしゃべり終えた恵利香は、一段落付くと急激に羞じらいが込み上げて来て真っ赤に染まった美貌を俯かせて顔を上げられなかったが、今演じた淫らでどヘンタイな恵利香がもしかしたら自分の本当の姿なのかも知れない、と心の隅で感じていた。
続く→狙われた美姉妹 Ⅵー4.撮影快調
戻る→狙われた美姉妹 Ⅵー2.快感悶絶ドライブ
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