狙われた美姉妹
狙われた美姉妹
 海外に駐留するエリート商社マンの両親と離れて、大学生の姉と暮らす女子高生恵利香。ある日薬物を盛られてトイレで自慰に耽ってしまった所をクラスメイトに盗撮され、脅迫されていかがわしいブルセラショップに連れ込まれてしまう。そこに待っていたのは、かつて母親の恋敵だったと言う鬼婆のような正代と級友陽子の醜い母娘と、化け物のようなゲイボーイ調教師3人組。こうして美しい姉妹を奈落の底に突き落とす、情け容赦ない性奴隷調教が始まった。悪夢のような性感責めにすすり泣く美姉妹が、地獄の果てに見たものは?(約86万字完結)

Ⅴー9.果てしなきアナル特訓~パール玉バイブの魔味(5117字)

002
「んんんーっっっ!!!」

 アナル責めのエキスパートであるノブに時間を掛けてじっくり尻穴を拡張された挙げ句に、始めて味わったアナルセックスは何もかも忘れてしまう程強烈な快感をもたらし、ノブが腰をグッと突き出して奥深くまで突かれた恵利香は塞がれた口元から断末魔の悲鳴を洩らしたのだが、その瞬間テルの巨根からドクドクと白濁液が口内に放出された。

 その後はもう恵利香は完全に理性を喪失し、テルのザーメンを無我夢中で舐め取り飲み干しながら、ノブがクシャックシャッとお尻に男根を突き立てて来る度に絶頂を覚えていた。アナルセックスの特徴で絶頂がいつまでも続いて高みから下りる事が出来ない。すなわち恐ろしいイキッ放しの状態に陥ってしまったのだ。あっと言う間に恵利香を5回ほどもアクメに導いてしまったノブがザーメンを中に発射して離れると、すぐに交替したカイが一回り太いペニスをお尻に打ち込み、テルの男根から精を搾り取った口にはトイレから戻った陽子がスカートをめくって汚れた股間を突き付けていた。

 こうしてお尻と口から犯される調教が休みなく続けられ、カイのペニスがやはり5連続で恵利香を絶頂に導いてから発射すると、陽子も汚穢な女陰部を顔面に押し付けながらアクメに達し、次にいよいよテルの巨根がアナルを貫くと口には正代が醜悪な股間を押し当てて来た。

 いつの間にか恵利香のアナルは完全に淫らな第2の性器として生まれ替わり、テルの直径5センチはあろうかと言う見ただけで恐怖を覚えるような凶暴なペニスさえやすやすと呑み込んで全く痛みを感じなかった。そしてその替わりに与えられる快感は凄まじく、テルがズンズンと突き上げて来る度にしゃくり上げるようなよがり声を放って悶え狂い、頭が変になりそうな激情をぶつけるように正代の小水を処理していない陰部を激しくしゃぶり上げていた。

 そしてテルからも連続5回アクメの後肛門内壁に熱い精液を浴びせかけられた恵利香は半死半生の体で死んだようにグッタり脱力していた。この間尻穴と口以外の性感帯には全く触れられず、それでいて15回も絶頂に達した恵利香は徹底的にアナルの快楽を叩き込まれた気分であった。もうどんなに嫌悪し嫌がろうとしても、(お尻がいい)という呪いでもかけられたかのように、恵利香はお尻の歓びから逃れることは出来なかった、

「うふふ、お尻の良さがわかったかしら、恵利香ちゃん?」
「ああ~っっ!!」

 一息入れた後、陽子がスーッと手で尻たぼを撫でると、それだけで感極まったような大声を恵利香が上げたので皆驚いたが、次の瞬間邪悪な歓びで目を輝かせていた。

「おほほほ~、この子ったらお尻全体が性器になっちゃったみたいね」
「そんな事があるのかい?」
 
 ノブに正代が疑問をぶつけた。

「たまにそういうどヘンタイの子がいるのよ。電車で痴漢にあったりしたら、もう大変よ。お尻を触られただけで、下手するとイッチャウみたい」
「ふうん、そうなの、恵利香ちゃん?」

 陽子が面白がってさらにお尻の表面を撫で回す。

「ち、ちが……あーっっ、触らないでえっっ!! お願いいいっっ!!」
「これでどう?」

 陽子が軽く指で尻穴付近をなぞり上げただけで、恵利香はイクッと声を引き攣らせていた。

「ほらね。すっかりお尻にイキぐせが付いちゃったのよ」

 恵利香はそんな体にされてしまったショックでしゃくり上げるように泣き始めていた。しかし涙は凌辱者たちの嗜虐欲を煽る事にしかならなかった。

「じゃあ、こんなのきつ過ぎるかしら、恵利香ちゃん? ちゃんと見て」

 陽子が容赦なく顎をしゃくって目を開けさせると、恵利香の目の前にはグロテスクな黒い男根が映った。それは陽子がいつの間にか股間に装着していたペニスバンドの男根型張り型だった。

「目を閉じないで見るの! 見ないとすぐお尻に入れちゃうわよ」

 まさか陽子までそんな物でアナルを犯そうと言うのか、恐ろしく執拗な尻責めに慄然とするしかない恵利香は、オズオズと目を開けてそれを見せつけられた。その黒いバイブはテルやカイのペニスほどの逞しさはなかったが、胴体は大きなパール玉が連結したような形でボコボコしており、その玉に斜め掛けでキリキリ巻かれていたのは、あの嫌らしいずいき繊維であった。狭小で湾曲した形のアナルを深く抉るためにデザインされた尻責め用バイブにずいきの巻かれたとんもなく強烈な責具なのだ。

「嫌っ!……ああ、嫌です、本当に死んでしまいます……」
「大丈夫よ。15回もイッタら死ぬって思ったでしょ? 女の子ってしぶとく出来てるんだから……」

 陽子はもちろん容赦なくそう言って恵利香のお尻に向かい、ソレを手で握って尻穴に導いていくと、ズブズブと打ち沈めていったのである。たちまち恐ろしい断末魔の絶叫を張り上げた恵利香は、ゆっくりと挿入が深まるに連れてパール玉の繋がったバイブが肛門内壁にピタリとフィットしてしまい、それでいてずいき繊維がズリッズリッと擦れてもたらされるこの世のものとも思われぬ強烈な快感に全身全霊を支配されて言った。

「声がデカ過ぎるわ。ノブちゃん、塞いでやってよ」
「おほほ、歯を立てちゃやーよ」

 余りの快感で意味をなさない言葉を絶叫している恵利香の口はノブの2度放出しても全く勢いの衰えないペニスに占拠され、陽子がゆっくり動いてとどめとなる連続アクメを味わわせると、とうとう恵利香は白目を剥いて完全に気絶していた。

 その夜、恵利香は凌辱者たちに取り囲まれながら夜道を家路についていた。超ミニスカセーラー服の彼女の口は男根型の口枷で塞がれ、両手は親指同士を背中で括り合わされ、アクセサリーのように嵌められた首輪のチェーンは陽子が持って先導していた。

 完全なセックス奴隷スタイルの恵利香にとって、そんな事より制服の下が問題だった。一旦外された調教下着は全てガッチリ装着し直されて施錠され、乳房は柔らかくフィットする革の調教ブラジャーのカップに包まれ、先端で括り出された乳首には吸盤バイブが吸い付いていた。そしてミニスカの下は、同じく露出したクリトリスに吸盤バイブが装着され、前後のホールにはずいき巻きのリモコンバイブが挿入されていたが、お尻に入ったパール玉アナルバイブの刺激が凄まじく、恵利香は一歩進むたびに表情を辛そうに歪め、どうしても立ち止まってお尻をワナワナと慄わせてしまっていた。

「ホラホラ、早く歩かないと朝になっちゃうわよお~」

ーーやめてえっっ!!

 すると背後に寄り添う形で歩いているノブがお尻を触って来て、それだけで全身がジーンと甘美に痺れるようなおぞましい快感が打ち響いて来る恵利香は絶頂を堪えるので精一杯の有様だった。

「あら~。もうパンツにおしめりが来てるんじゃな~い?」

 調子に乗ったノブが後ろからミニスカの中に無遠慮に手を差し入れ、調教下着の上からはかされていたビキニタイプの白いパンツを触り、そうからかいながら股間をまさぐって来た。そして前部から愛液が洩れているのを確かめたノブが、お尻の狭間をアナルバイブの存在を確認するかのように指でなぞると恵利香は泣きそうな顔になってその場にしゃがんでしまった。その顎をしゃくってノブが尋ねる。

「もしかしてイキそうだった?」

 すると恵利香はウンウンとうなずき(もう許して)と懇願の目を向けていた。

「しょうがないわねえ。みんなで歩くの手伝ってやってよ」

 首輪をチェーンで引っ張っている陽子がそう呼び掛けると、わらわらと集まって来た少年たちと正代が恵利香を取り囲み、左右から肩を抱くように支えて歩かせ始めていた。ノブだけは時折お尻を触っておぞましい快感を味わわせ歩行を妨げたが、こうしてどうにか恵利香の住むマンションにたどり着いたのだった。時刻はもう9時を過ぎており、辺りは街頭の灯りだけで人気はなかった。

「あんたたち、ここで待っといで。この子のお姉ちゃんに挨拶してくるから」

 正代がそんな信じられない大胆な行動を口にしたので、未だ口も手も封じられた恵利香は驚いたような視線を向けていた。

「こんなに遅く帰ってお姉さんが心配してるんじゃないの? 私が会って安心させたげようってんだから、感謝しなさい」

 正代はそんな恩着せがましい事を言うと、首輪を引く陽子と3人でマンションの入口のエレベーターホールに向かっていた。

ーー誰かに会ったら……

 こんなセックス奴隷スタイルでいる所を見られたらどうすればいいのか思うと足がすくんでしまう恵利香だったが陽子にグイグイ首輪を引かれると歩かないわけにはいかなかった。そして誰にも会わないようにという願いも空しく、エレベーターに乗り込むと後から急いで知らない中年女性が乗り込んで来たのだ。正代と陽子もさすがに気が引けたか、恵利香を向こう向きに立たせて顔の口枷が見えないようにし、首輪や後ろ手拘束も隠すように体を密着させて来たのだが、それでもおかしな様子に見えたに違いない。結局その女性は恵利香たちの下りる階より上階に上がって行ったのだが、エレベーターから転がり出た恵利香はそれまでに心臓が爆発しそうなスリルとゾクゾクと込み上げる興奮に包まれて脚がヨロけていた。

ーー早く取って!

 そんな願いも空しく奴隷スタイルで自分の部屋のドアの前まで恵利香は連れていかれ、そこでようやく男根型のキャグと首輪のチェーン、そして後ろ手の拘束が解かれ、正代がインターホンを押していた。

 妹の恵利香が同じ高校の制服を着た女子と、保護者らしい中年女性に付きそわれているのを確認して出て着た姉の香織を見て、正代と陽子は目を見張っていた。恵利香の姉と言うことで予想はしていたが、香織は想像以上に人目を引くすばらしい美女だったのだ。恵利香も背の低い陽子や正代より頭1つくらい高かったが、香織はさらに長身で大輪の花が咲いたような華やかな美人だった。服装はTシャツにジーパンと言うラフなものだったが、ふくよかな胸と豊かな腰なのに、ウエストはキュッとくびれてまるでモデルのようなスタイルの良さも見る者を圧倒するような魅力に溢れていたが、正代は心中でこの美人姉妹の母親を思い出し、舌打ちをしていた。

ーー全く、そろいもそろって……

 彼女たちの母親も、若い頃はミスキャンパスと謳われた絶世の美女だった。正代は彼女の大学の同級生であり、思いを寄せていた男性をアッサリ奪われて彼女に恨みを抱いていたのだ。

「夜分遅くなって申し訳ありません。恵利香さんのお姉様でございますね」

 普段の下品な物言いとは一変した言葉使いで始まった正代の話は次のようなものだった。私はお母さんの大学時代の友人で、娘の同級生だと知って自宅に招待させてもらった。そして遅くなったので送って来たのだ、と。育ちの良い香織はそれを疑うこともなく熱心に正代の話に耳を傾けていたが、そのスキを見て陽子がとんでもない悪戯を仕掛けて来た。

ーーそんなっっ!!

 恵利香のお尻に埋まった強烈なアナルバイブが微振動を始めて来たのだ。それは一番弱いものだったが、徹底的に調教されて異常な感度になったアナルからはたちまちさざ波のような快感が全身に心地良く響き渡り、恵利香を狼狽させるのに十分だった。

「……つきましては、実は明日うちの方でお泊まりして頂きたいと、この子が申しますのですが、よろしいでしょうか?」
「いえ、それはご迷惑では……恵理香! 失礼ですよ、ちゃんと人の話を聞きなさい」

 恵利香は姉の目にも明らかに変調を来たし、妙に短いスカートの裾を伸ばすようにしながら、ウッと目を閉じて苦しげな表情を見せていた。

「あ、あの、恵利香さん疲れちゃったんだと思います。遅くなったので……」
「明日の朝、宅の運転手が迎えに参りますので、お泊まりの件、よろしくお願い申し上げますわね」

 まるでお抱えの運転手のいる上流家庭のようなしらじらしい言葉だったが、自身がそのような家庭で育った香織は素直に受け取ったようだった。そしてそこまで言い終わった正代と陽子はそそくさと帰って行ったのだが、アナルバイブに苦悶していた恵利香は何も言うことが出来なかった。

「へえ、お母様の友達かあ。聞いてみなくちゃ」

 香織はそんな悠長な事を言っていたが、現在父親の仕事の関係で離れて暮らしている母親に電話して聞いても、何もらちは開かなかっただろう。姉妹の母親と正代は特に親しかったわけではなく、ただ自分の好きな男性を奪った存在として、正代の方が一方的に憎悪を膨らませていただけなのだから、そんな同級生がいた事すら忘れられていたに違いない。

 ともあれ、姉の香織はまんまと騙されてしまい、恵利香は契約最後の2日間を悪魔の根城で過ごす羽目に陥ったのであった。


続く→狙われた美姉妹 Ⅴー10.姉の疑念とアナルの歓びに支配された夜

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