狙われた美姉妹
狙われた美姉妹
 海外に駐留するエリート商社マンの両親と離れて、大学生の姉と暮らす女子高生恵利香。ある日薬物を盛られてトイレで自慰に耽ってしまった所をクラスメイトに盗撮され、脅迫されていかがわしいブルセラショップに連れ込まれてしまう。そこに待っていたのは、かつて母親の恋敵だったと言う鬼婆のような正代と級友陽子の醜い母娘と、化け物のようなゲイボーイ調教師3人組。こうして美しい姉妹を奈落の底に突き落とす、情け容赦ない性奴隷調教が始まった。悪夢のような性感責めにすすり泣く美姉妹が、地獄の果てに見たものは?(約86万字完結)

Ⅱー1.淫らな身体検査と型取り(4631字)

SnapCrab_NoName_2024-1-25_23-0-46_No-00
「……う、うんっ!」

 明け方の数時間泥のように眠った恵利香は、艶かしい声と共に目を覚ました。昨夜の出来事は悪夢ではなかったのかというかすかな望みはすぐに打ち砕かれ、いきなり自分の置かれた破廉恥な立場に身の竦む思いだった。ベッドで大の字に寝た全裸の身を凌辱者たちが取り囲み、両脚は開かされてテルとノブが捕まえ、上半身からはカイが迫って例の分厚い掌で乳房を捕まえた時に目が覚めたのだ。

「お早う。セックス奴隷ちゃん」

 そう声を掛けたのは正代で、陽子と2人でベッドの横からそれを眺めていた。

「奴隷ちゃん専用の下着を作りますからね。まずは身体検査させてもらうわ」

 正代が言い、陽子が

「じゃあ朝一で気をやるまで、せんずってあげて」

 ととんでもない事を言うと、少年たちは襲いかかった。カイは両乳房を手で揉みほぐしながら唇を寄せて乳頭などを刺激し、開かれた股間に顔を寄せたテルは前からノブは後ろから恥辱のホ-ルに指を挿入して緩やかに出し入れしながら、股間の前後に舌を使った。手慣れた様子で事務的にも見える彼らの愛撫はしかし、十二分に女体の性感のツボを知り尽くした巧妙さであっと言う間に恵利香を燃え上がらせ、1分も掛からず

「あ-っ! イ、イクウッ!」

 と叫んだ美少女は歓びの潮を吹き上げてしまっていた。


「あらあら、そんなに急いで気をやらなくてもいいのに」

 正代が呆れたように言うと、陽子も侮蔑の言葉をはきかけた。

「お上品な顔して、えっちな事が大好きなんだから。嫌らしいったらありゃしない」

 すると乳房を柔らかく掴んだままのカイが畳みかけるように言った。

「ちょっと早過ぎたかしら? も1回、今度はゆっくり楽しみましょうね、セックス奴隷ちゃん?」
「嫌ですっ!」
「そうだ、毎朝オケケを剃る約束だったはずよ。テルちゃん、ショリショリしてあげて」
「わかったわ」

 さっそくテルがカミソリを取りに離れると、カイは再びゆっくりと乳房を揉みほぐしにかかり、ノブは尻穴に突っ込んだままの人差し指を微妙に蠢かせ始めていた。

ーーああ……お尻は嫌あ……

 ノブの指が巧みにくじるように蠢くと嫌らしい快感がじんわりと込み上げて来るようで、いつの間にか恵利香にとってはクリトリスに匹敵する脅威に育ちつつあった。嫌だ嫌だと拒否しようとすればする程どうしても振り払えない快感をかえって強烈に感じてしまい、それによって他所の性感までグッと心地良く感じてしまうようだった。

「アーッ!」
「そんなえっちな大声出さないのよ。うふふ……」

 その影響もあってか、カミソリを持って戻って来たテルが、クリッと包皮をめくってクリトリスを摘み上げて来ると、恵利香は鋭い快感に悲鳴を上げていた。こうして3人のゲイボーイたちのネチネチ身体を弄りながらの毛剃りが始まった。乳房からクリ豆から、そしてアナルからゾクゾクと込み上げて来る快感に、恵利香は悶々と悩ましく全身を慄わせたが、3人は意地悪く気をやりそうになると愛撫の手を休め、焦らしながらわずかに生えた毛をゆっくりと剃り落として行った。

「ああ~っ! い、いきますっ!」

 10分近くもかけて緩慢な愛撫と毛剃りの果てに絶頂に追い込まれた恵利香は、その瞬間ビュッと愛液を噴出すると、すっかり甘美な毒でも飲まされたように全身を脱力させていた。しかし朝の淫靡な儀式はまだ終わりではなかったのだ。

「まあオツユの多い体質なのね、恵利香ちゃんは」
「オシッコ洩らしちゃったみたいね」

 そう母子に嘲笑されると、恵利香は羞ずかしくて穴があったら入りたいような気分になったが、もっと羞ずかしい「検査」が待っていたのだ。

「それじゃ測るわね」

 ベッドに上がって来た正代と陽子は、メジャ-類を手にして絶頂の余韻に慄える恵利香のあらぬ箇所を測定して紙に記入を始めたのである。バストやヒップのサイズといった一般的な数値だけではなく、乳首やクリトリスの直径や高さだの、前後のホ-ルを広げての測定だの、普通なら到底我慢出来ないような嫌らしい測定が続いたが、特に彼女の最も感じてしまうクリトリスの測定の際には、テルが摘み上げて微妙に指を慄わせて刺激を加えながら正代がメジャ-を当てて来たので、腰をビクビクさせながらどうしようもなく淫液をピュッと噴出させてしまう始末だった。

「サイズを計られて感じるなんて、嫌らしい子」

 陽子のからかいの言葉がグサリと突き刺さっても、テルの指が触れているだけでどうにも我慢出来ない体になってしまっていたのだ。そして、最後に2人が持って来たのは柔らかい粘土のような妙な半固体の物体だった。

「型を取るわね」

 正代がそう言うと、まずブラジャ-の形のようなビニ-ル袋に「粘土」が流し込まれ、それを恵利香の乳房に当てがってその「形」を精巧に象った物が作られた。そこまではまだ良かった。次に小さな長細い袋に「粘土」を流し込んだ物を股間に当てがわれた恵利香は、

「嫌っ!」

 と叫んでしまったが、

「逆らうんなら奴隷期間延長しようか?」

 と陽子に脅されてもう動けなくなり、何と女の部分とアヌスホ-ルの中の形まで型を取られてしまったのだった。そんな物を何に使うのか、薄々勘づいた恵利香は底無しに嫌らしい彼らのやり口に身も細る思いになったが、「型取り」のために脅迫だけでなくクリ責めの達人であるテルの指が又してもスッと伸びて

「力を抜いてしっかり入れさせるのよ」

 と先程サイズの測定をされてしまったクリトリスを巧みに包皮を押しのけながら摘んで来ると、

「駄目っ! ソ、ソコは……」

 と声を詰まらせた恵利香は完全に抵抗力を失い、アソコに妙な粘土型を含まされしかもそれを心地良く受け入れてしまうのだった。そして

「後ろは私が入れてあげる」

 と嬉しそうに言ったノブが、アヌスの入口を押し広げて粘土型をソロソロと押し入れて行くのも受け入れてしまい、完全に前後のホ-ルを埋められた時には、もう完全にこの異常な世界に足を踏み入れて正気が飛んでしまうような気分であったが、その間もせわしなく蠢くテルのクリ弄りがもたらす鋭い快感はジ-ンと体の奥深くまで染み入るように恵利香の体に性の歓びを刻み込むのだった。

「身体検査」が終了すると手の縛めがようやく解かれ、

「学校へ行く支度をなさい」

 と、制服のスカ-トとカッタ-シャツが投げ与えられた。首輪自体はまだ嵌まっていたがどこにも繋げれてはおらず自由な身にはなっても、全裸の上5人に取り囲まれていては逃げだす余地は皆無であった。万一逃げ出したとしても「契約書」という名の脅迫で、これまで撮られた写真をネタにされているので恵利香に助かる道は残されていない。とにかく指定された1週間耐えるしかないのだ。もっともこの時恵利香は、もはやそういう逃げようという意識自体浮かばない心理状態になっていた。昨日からの矢次早の責めで、「契約書」がどうこういう以前に、(この人たちには逆らえない)という隷属的心理がかなり強力に植え付けられてしまったのだ。そして、これから続く1週間の「奴隷調教」はますます恵利香の身も心も本物の奴隷のように変えていく事になるのだった。

「あ、あの、下着は……」

 弱々しくそう訴えた恵利香は、ホホホ、と皆の嘲笑を買い、代表して陽子が言った。

「奴隷ちゃんはノ-ブラ、ノ-パンでいいの」
「そんな……」

 仕方なくスカ-トだけ穿き始めた恵利香が弱り切った声を発すると、正代が言った。

「さっきサイズを計ったから、今日の放課後には奴隷ちゃん専用の下着が出来てるわよ」

 その専用下着の恐ろしさはもちろんまだわからなかったが、スカ-トを穿いてその危険なまでの短さに慄然とした恵利香は、その下がノ-パンという現実に目の前が真っ暗になるような気分になった。これはとても登校出来るような格好ではない。ほとんど下半身全裸と変わらないと言っても良かった。すると陽子が言った。

「安心して。学校に着いたらパンツとブラ着せてあげるから。さすがにそれで覗かれたら怪しまれるもの」

 カッタ-を着ながら恵利香は「契約書」の内容を思い出していた。陽子と一緒に登校し、それからトイレに入る事を義務付けられていたのだ。そこで下着を渡されるのだろう。少しホッとした恵利香だったが、それがそれだけで終わる内容でない事をもうすぐ思い知らされる事になるのだ。そしてそれまで黙っていた少年たちが口を開いた。

「放課後まで楽しみに待ってるわよ」
「今日も気持ち良いお浣腸したげるからね」

 最後のテルの言葉に恵利香は泣きたい気分になった。

「陽子様。恵利香ちゃんはクリトリスが超敏感みたいですから、しっかり可愛がってあげて下さい」

 テルはそれからわざわざ陽子に近付くとヒソヒソと何か話していたが、恵利香自身自覚している自分の再急所であるオサネの責め方などを話されているのかと思うととても平静ではいられず、ス-ス-風が通って頼りない超ミニの下のその部分がそれだけで反応してしまいそうだった。

「さあ行ってらっしゃい」

 正代の言葉でベッドから下りて背の低い陽子と並んだ恵利香は思わずスカ-トの前を両手で押さえていたが、

「もう契約違反するのかしら。スカ-ト隠して良かったの?」

 と陽子にとがめられると、慌ててその手を離さざるを得なかった。

「改めて見ると物凄くえっちね。手を繋いでお行き」

 正代がそう言って超ミニスカ-トの尻をパンと叩くと、やむを得ず陽子と手を繋いだ恵利香は歩き始め、地下室から出て上り階段の前に立った。

「スカ-ト隠しちゃ駄目よお」

 そう言い聞かせた正代と、少年たちが階下で待機し監視する中恵利香と陽子は手を繋いで段を上がっていったが、恵利香に超ミニスカノ-パンの羞ずかしさを意識させるために、階下からしきりと声が飛んだ。

「まあ綺麗なお尻が丸見えだわ」
「男の子の視線は釘付けね」
「これはもう犯罪的にえっちね。鼻血が出そうよ」

 恵利香はその声を聞かないよう、そして

ーー学校では下着を穿かせてもらえるから

 というのを頼りに、死んだような気分で感情を押し殺しながらゆっくり歩を進めていたが、若い女性としてどうしても羞恥心が胸をキュンと締め付け、淫らに露出した美脚はワナワナと慄えて止まらなかった。

「あっ!」

 そして手を繋ぎ隣を歩く陽子が、手を伸ばしてスカートの中をまさぐって来た時、恵利香は思わず声を出して立ち止まってしまった。

「あれえ、何だかもう濡れちゃってるね。それにクリちゃんがピンピンだよお」
「嫌……許して……」

 階段の途中で立ち止まってしまった2人に、下から声が掛かった。

「陽子、恵利香ちゃんをしっかりかわいがって来るのよー」
「百回くらいイカせて来てね~」

 そんなからかいを受けても、陽子の指が同性らしい優しさで探り当てたクリトリスをスリスリとさすって来ると、恵利香はジーンと爪先まで甘美に痺れるような快感で一歩も進むことが出来なかった。

「感じ易いのね、恵利香ちゃん。まずはえっちな自転車に乗せたげるけど、イキまくらないように我慢するんだよお~」
「ああ~……(気持ちいいっ!)」

 階段の下からノーパンのスカートの奧をのぞかれながら、同性の手指でクリトリスを弄られるという恥辱的な行為で、恵利香はどうしようもなく興奮し、「えっちな自転車」などという言葉に気が回らなかったが、これがとんでもない代物であることをもうすぐ思い知らされることになるのだった。
 

続く→狙われた美姉妹 Ⅱ-2.陽子との登校~ラブバイシクルの奸計

戻る→狙われた美姉妹 Ⅰー13.そして朝まで~性奴隷契約


狙われた美姉妹 目次