狙われた美姉妹
狙われた美姉妹
 海外に駐留するエリート商社マンの両親と離れて、大学生の姉と暮らす女子高生恵利香。ある日薬物を盛られてトイレで自慰に耽ってしまった所をクラスメイトに盗撮され、脅迫されていかがわしいブルセラショップに連れ込まれてしまう。そこに待っていたのは、かつて母親の恋敵だったと言う鬼婆のような正代と級友陽子の醜い母娘と、化け物のようなゲイボーイ調教師3人組。こうして美しい姉妹を奈落の底に突き落とす、情け容赦ない性奴隷調教が始まった。悪夢のような性感責めにすすり泣く美姉妹が、地獄の果てに見たものは?(約86万字完結)

Ⅰー12.屋外露出放置プレイ(7849字)
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 「大通りのファミレスまで歩いて行くのよ」

 前を行く陽子がそう言うと、恵利香は慄然として

「ああ……」

 と熱い吐息を洩らした。それはこの町で一番賑やかな通りにあるのだが、こんな恰好で人通りの多い中を歩かされる事を思うとたまらなかった。今でも胸をキュンと締めつけられるような羞ずかしさと、それによって倍増してしまう「ラブサッカ-」の快感で苦悶させられているのだ。羞ずかしく濡らしてしまった股間は大胆に露出して外気の冷たさをより一層感じてしまい、反対に内側からは淫らな炎がボウボウと燃えているみたいだ。そして気が付くと乳首を責められる刺激もじんわりと効いて来て、相乗効果で快感がますます高じて来て、潤み切った目はボウと霞み小鼻が膨らんで口を開けば歓びを叫んでしまいそうできつく噛み締めた口許からは熱く淫らな吐息が洩れていた。

 それでも踏ん張って歩き続ける恵利香だったが、とうとう大通りの人込みの中に出ると目の眩むような羞恥で脚が竦み、

「ああっ!」

 と又もや陽子の背にもたれてしまった。すると又正代の手がミニスカの下に潜り込んで

「ビショビショよ」

 と耳に舌を差し入れながら囁いて来た。大勢の通行人の中でそんな事をされた恵利香は信じられないような恥辱で気が遠くなりそうだったが、さすがにすぐ手を引いた正代がリモコンを操作して来ると、もう駄目だった。「ラブサッカ-」に吸われながら慄わされる乳首とクリトリスの快感にすっかり我を忘れてガクガクと胸と腰を揺さぶると、

「ああ……イク」

 と陽子にもたれ掛かりながら恥を晒してしまった。

「さあ、早く行かなきゃ。人が変に思うわよ」
「ああ……」

 今度は快楽の余韻に浸る暇も与えられず、すぐに首輪で引き立てられた恵利香は1回目に倍する激しい絶頂の素晴らしさに完全に音を上げ、もう周囲を気にする余裕もなく夢遊病者のように歩き続けた。目は霞み、頭はピンク色に惚けて、わけのわからない中で、ただ乳首とクリトリスを優しく吸い上げてバイブしてくる「ラブサッカ-」の超絶快感だけが、恵利香を支配するようになって来た。

ーー乳首とクリが……ああ、イイッ! もう溶けちゃいそお……

 こんな状態での歩行は遅々として進まず、どんどん快感は高まる一方の恵利香が、更に三度、四度と恥を晒してしまった頃、ようやくファミリ-レストランに到着したのだった。

 ハ-ドなプレイの連続にグッタリと席に着いた恵利香の左右に母子が座り、ようやく体を休める事の出来た美少女は大きなため息を付いて、

「あ、あのう……手を解いて下さい」

 と懇願したが、取り合ってくれなかった。そして注文を正代と陽子が勝手にしてしまうと、待っている間2人何やら含み笑いするだけで何もしゃべらなかった。しばらく休憩する間に多少理性も戻って来た恵利香は、相変わらず「ラブサッカ-」の快感で微妙に身をくねらせながら、ハッと気付いた自分の恰好の嫌らしさに弱ってしまった。超ミニスカ-トの為に普通に座っていても丈が足らず、少し視線を下げれば濡れてしまったスケパンツが張り付く股間が丸見えなのだ。手が使えないので隠しようもなくモジモジするばかりの恵利香に、ボソリと正代が言うのだった。

「あそこの男の人が見てるわよ」

 こうして又しても強烈な羞恥に見舞われ、全身に響き渡る「ラブサッカ-」の快感に悶々としていた恵利香は、更なる責め苦の到来に内心の懊悩を深めていた。

ーー痒い……嫌、助けて……

 とうとう出掛ける前、急所の先端部に塗られてしまった「随喜ロ-ション」が効果を表して来たのだ。微妙な振動によって間断なく慰められているものの、次第にジンジンとムズ痒さを発散して来て羞ずかしい事にそれだけでは物足らなくなってしまい、一度意識してしまった感覚は消える事なくだんだん膨らんで来る一方であった。そして食事が運ばれて来ても手は解かれず何と両側から母子が食事を口に運んで食べさせて来た。何とも屈辱的な行為だったが、

「綺麗に食べ終わるまで帰れないわよ」

 と脅された恵利香は必死に口を動かすしかなかった。こうして最も鋭敏な3点を「ラブサッカ-」に責められる超絶快感に身悶えながら幼児のように他人に食事を食べさせられるという異常な破廉恥行為は、恵利香の正常な神経を着々とボロボロにしていくようだったが、途中からは募る一方の痒みが更に苛烈に美少女を責め苛んでいった。こうなると今度は「ラブサッカ-」の刺激が逆に有り難く思われ、この天にも昇るような心地良さがなかったら、とうの昔に痒い、と泣きじゃくって暴れていたのではないかと思われるほど、痒みを伴った疼きがグングン大きくなって来てしまっていた。こうして強烈な羞恥と快楽、そして屈辱と掻痒感と戦いながらの食事が終わった時、恵利香は矢も盾も堪らない様子で切羽詰まった悲鳴を上げていた。

「な、何とかしてっ!」
「どうしたの?」
「痒いの……ああ、痒くてたまりません……」
「もうちょっと我慢ね。」

 恵利香は羞ずかしい体の異変を勇気を持って告白したつもりだったが、正代はそう冷酷に囁くと立ち上がってしまい、陽子が首輪のチェ-ンを引くとまるで小水でも我慢しているようにモジモジと腰を揉みながら立ち上がるしかなかった。そしてさっさと勘定を済ませた母子が店外に出ると、ヨロヨロと陽子の持つ首輪に遅れないよう従って歩く恵利香は、冷たい夜気を大胆に露出した美脚に感じていたが、そうすると又激しい羞恥でキュンと胸を締め付けられますます高鳴る乳首とクリトリスからの快感に身を捩らねばならなかった。

 店を出ると外は完全に夜であったが人通りはかなり多く、それなのに何事もないかのように陽子の手は緩んだ胸元に、そして正代の手は超ミニスカ-トの中に進入して来た。思わずブルッと全身を慄わせて立ち竦んだ恵利香だったが、疼き上がっていた肉体は予告もないその狼藉に何とも嫌らしい反応を見せてしまっていた。痒みが嵩じてサッカ-の刺激だけではもの足らないまでに発情していた羞ずかしい尖りを凌辱者たちの手に擦り付けてしまったのだ。すると薄ら笑いを浮かべた母子はスッと手を引いて罵った。

「何してるの、えっちな奴隷ちゃん」
「嫌らしいのね」

 さすがに

「嫌っ!」

 と呻いて真っ赤に染まった美貌を伏せた美少女は、しかしもっと強い刺激を求めてざわめいて止まぬ体の欲望に負けて、クネクネと嫌らしく揺さぶる胸と腰の慄えが一刻も止まらなくなっていた。

「こっちへおいで」

 正代の指示で陽子が首輪のチェ-ンと引くと恵利香は通りからやや引っ込みシャッタ-の閉まったビルの入口に誘導された。人込みの中からは離れたが、人通りからは丸見えのその場所で、正代に嫌らしく耳元で囁かれた恵利香は色を失って全身の慄えを大きくした。

「イカして欲しいみたいね」

 ああっ、と淫声を放って美貌を反らせた恵利香は、しかし次に陽子が顎をしゃくって

「正直に言わなきゃ。イキたいんでしょ?」

 と囁くと、コクリと頷いてしまった。乳首とクリトリスという最大の性感の急所を剥かれてリングを嵌められた上、淫薬をコッテリと塗られてしまったため、まるで全身の淫らな血がその3点に集まったかのようにズキンズキンと脈動している。そこを優しく吸い上げる「ラブサッカ-」の弱振動はすっかり美少女を淫らな快楽の虜にしていたが、今やそれに煽られて乳首とクリ豆が嫌らしく疼いてどうしようこもなく恵利香を狂わせていたのだ。

「じゃあ、人にわからないようにイクのよ」
「え?」

 訝しげに正代を見た恵利香は、次の瞬間ハア-ッ!と鼻に抜けるような淫声を発すると同時に陽子の首輪チェ-ンを強力に引きながらその場に崩れてしゃがみ込んでしまった。「ラブサッカ-」のバイブレ-ションがにわかに強力に変わり、ウズウズと刺激を求めていた淫豆に素晴らしい快感の電流が迸ってたちまち恵利香を天国に送り込んだのだった。ウットリ目を閉じハアハアと火のように熱い吐息を洩らしてあからさまに絶頂を晒している恵利香を見ると、スッとサッカ-の振動は引かれたが、美少女はしゃがんだためにバッチリと夜気に晒してしまったスケパンツを隠そうともせず、甘く砕けてしまった腰を上げる事も出来ずにいた。 

「あらあら、そんなに派手に気をやっちゃって。みんなびっくりして見てるわよ」
「さあさあ、早く行きましょ」

 陽子が首輪のチェ-ンを持って歩き始め、ヨロヨロと後を追い始めた恵利香は痒みと快感の狭間で苦闘して、もうすれ違う人々の視線も気にならず大胆に露出した超ミニ姿で街を歩き続けていた。淫液は今やドクドクと堰を切ったように溢れ出してパンツを濡らし、とうとうお洩らしでもしたみたいに太股にツ-と流れるようになった頃、陽子は通りを中に入り込んで暗く人気のない方面へと歩みを進めていた。

 ようやく人通りの中で露出させられる羞恥責めからは解放されたものの、全身に響き渡る吸盤バイブの快感と居ても立ってもいられないような掻痒感はどんどん膨らむ一方だった。しかし乳房と女の部分の痒みは直接は癒されなくても先端部への刺激が随分慰めになって恵利香が狂気へと陥るのを寸前でくい止めてくれていた。問題は何の刺激も与えられないまま放置された恰好の尻穴の中の痒みで、人気のない暗い通りに入った時恵利香は立ち止まって懇願していた。

「ああ……ま、待って……」

 すかさず正代の手がスカ-トの中に入り込み、陽子が振り返って

「目的地はもうすぐよ。どうしたの?」

 と言うと、

「痒いんです……ああ、か、痒くてもう我慢出来ません……」

 と訴える恵利香は、首輪のせいでしゃがみ込む事も許されないスラリと伸びた美脚を擦り合わせたり、ガクンガクンと強く揺さぶったりして悶絶していた。どんなにはしたなく身を捩っても尻穴の中だけは何の刺激も得られず、許される事ならしゃがみ込んで泣きじゃくりたい気分だった。

「どこが痒いの?」
「お、お尻の穴です……ああ、お尻が痒いいっ!」

 いくら人気がないとは言えそんな言葉を野外で発してしまった恵利香は、もう羞じらいも慎みも忘れたかのように、痒い、痒いと泣き声を引きつらせ始めた。しかし正代と陽子は許してくれなかった。

「まるで盛りのついたネコみたいね。我慢するのよ。さ、歩きなさい」

 そして陽子が首輪のチェ-ンを引っ張り、正代はにじり寄って上体を抱き抱えるようにして無理矢理歩かせた。こうしてまるで病人のように引きずられながら恵利香が辿り付いたのは小さな寂しい公園だった。

 公園の端のベンチまで歩かせた恵利香を座らせた2人は、痒い、痒い、ともがく美少女に取り合わず、とんでもない仕掛けを施して来た。首輪のチェ-ンをベンチの後ろに立っている木に縛り付けて逃げられないようにした上で、ベンチの上に上げさせた両脚を上に向かって大きく開かせると、両膝に革錠を掛けてベンチの両サイドから拘束し、スケスケパンツを完全に晒した恰好で身動き取れなくしてしまったのだ。そしてトイレの個室の時と同様目隠しをかけてしまうと、

「それじゃ」

 と2人はどこかへ行ってしまった。想像するだけでも恐ろしく破廉恥な恰好で拘束放置された恵利香は、しばらく全身を激しく揺さぶりながら痒い、痒い、と泣きじゃくっていたが、痒みも度を超すと神経がおかしくなったのか麻痺したようになり、次の瞬間「ラブサッカ-」に吸われる乳首とクリからズウンと身も心もトロけさせるような快感の波に襲われて悶絶した。ところがその微振動だけでは貪婪になった体は満足するには至らず、その次の瞬間には再び津波のように絶大な掻痒感が押し寄せて来るのだった。そしてわずかに残った理性のかけらでは、目隠しして大胆に露出した恰好で夜の公園に放置されている羞恥を覚えて、心臓をわし掴みにされているみたいであったが、そうすると痒みと快感がますます苛烈に身内を焼き尽くすように感じられるのだった。

 目隠しされたために時間の感覚は完全に狂い、実際は10分程度物陰で気配を隠して監視していた正代と陽子が戻って来た時には、数時間も放置責めされたような気分の恵利香はほとんど狂気の淵に足を踏み入れようとしていた。そしてあくまで気配を感じさせないよう慎重に背後に回った陽子が、薄着の上から両乳房に手を回して触れると、何やらくぐもった声で生臭く呻いた恵利香はどうしようもなく疼き上がる膨らみをその手に押し付ける動きを見せた。恐らく陽子だろうと察しはついても、実際には誰の手がわからない筈なのに、そんなはしたない行為がやめられないくらい痒みが限界に近付いているのだ。陽子がゆっくりと手を動かし始めると、恵利香は

「あっ! ああっ!!」

 と明らかなよがり声を発しながら胸を揺さぶり上げて快感を貪っていた。そんな痴態を見ていた正代が、トイレの時と同様に男根型のバイブレ-タ-を口に押しつけると、恵利香はもう夢中でむしゃぶり付き、正代がヒモパンツを解いてずらす間にチュパチュパと嫌らしく口を動かす行為さえ行ってしまった。

「だいぶ奴隷ちゃんらしく、えっちになって来たわね。さあ、欲しくて堪らない物を食べさせてあげるわ」

 正代が引き抜いたバイブを女の部分に当てがうと、恵利香は積極的に腰を突き出しながらそれを呑み込み無人の公園に響き渡るような大声で、ああ、あああっ!とよがり声を昂らせ、痒みに疼き上がる粘膜をバイブに絡み付かせて行き、解かれた両手で淫具を持たされると一瞬の躊躇いも見せずに出し入れを始めてオナニ-に狂っていた。

「イクッ!」

 そしてほどなく到達したアクメをはっきりと告げた恵利香は、両手で深々と体奥に刺さったままの淫具を握り締めたまま全身をピクピクと慄わせ、火のような荒い息を吐きながらウットリと晒した至福の表情には、野外オナニ-に対する嫌悪も屈辱も羞恥もかけらさえ見られなかった。

 その後の帰り道でも「ラブサッカ-」に執拗に性感をくすぐられてくねくねと超ミニスカ-ト制服の身をくねらせながら恵利香は首輪に引かれてヨチヨチ歩き、時折感極まって立ち止まると正代に股間をまさぐられて振動を強められ軽く気をやってしまったりした。

「大分イキ癖がついたみたいね」

 二度三度と極めてしまっては陽子の背に身をもたれ掛からせている恵利香の耳元で、その度に嫌らしく囁き掛ける正代の言葉は淫らに溶け崩れて正常な働きを喪失している彼女の意識に刻み込まれるような内容であった。女性のアクメには、本格的で完全な「絶頂」と軽く気をやってしまう程度の「絶頂」の2種類あるのだと言う。トイレの中と公園で自らバイブを使い極めてしまったのが完全な「絶頂」であり、今歩きながら我慢出来ずに気をやってしまうのが軽い「絶頂」だが、すぐに気をやってしまう軽い「絶頂」の癖がついてしまったのだと。恵利香はまるで夢うつつのような状態で陶然と軽い「絶頂」の余韻を味わいながら聞かされるその言葉に、自分が取り返しの付かない所まで追い込まれつつある事に恐怖を覚えていた。軽い、と言っても1回1回の絶頂は、昨日まで自分の味わった事のない甘美さでにわかには動けなくなる程強烈であって、それを歩きながら何度も味わわされるうちに多少周囲に気づかれない程度に反応を外に見せないように慣れては来たものの、それぞれのアクメ自体は何度繰り返してもより一層鮮烈に全身に響き渡るようであった。

「我慢しなくていいのよ。女の子は1日百回でも二百回でも気がやれるようになってるんだから」

 実際これが「イキ癖」がつくという事なのか、恵利香の体は堪え性がなくなったみたいに次々と込み上げる淫情に堪え切れず恥を晒すのが我慢出来なくなっていた。

「まあ人前では我慢しなくちゃね。学校の授業中とか」

 ようやく「パラダイス」の通りに入った時、その人通りの堪えた路上でもう10回目くらいの軽い「絶頂」に身を焼いてしまった恵利香に、正代は翌日からの責めまでほのめかすように囁いた。

「我慢すればする程、もっともっと凄く気持ち良くなるものよ。それにイッテしまったのもみんなにわからないように隠さなきゃならないから、それがますます良くなって一生忘れられなくなっちゃうかもよ」

 所謂「焦らし」責めの事を言っているのであり、3人の少年たちにそのテクニックを使われてのたうち回った恵利香は、回らない頭の隅で納得してしまっていた。そして「パラダイス」までの残された道を悶々と全身をモジモジさせながら歩く時、恵利香は完全にこの淫靡な責めに屈してしまい

ーーああ……気持ちいいよおっ! ま、又気をやっちゃううっ!

 と内心で悲鳴を上げていた。本当にこれが1日続いたら百回以上になってしまうようなペ-スで絶頂を迎えているのに、底無しに欲情してしまった体は「ラブサッカ-」の優しい吸引バイブにどうしようもなく反応してしまい、気を許せば又アクメが訪れるのは必定だった。その快感から気を反らすのはもはや不可能で、何とかならないかといくら身を捩りブルッブルッとはしたなく超ミニの尻を振りたくっても急所に吸い着いた吸盤は寸分も狂いなく甘美な刺激を送り込んで止まなかった。すると今度は正代がそんな恵利香の窮状を見ながら言った。

「私の言った事がわかるかしら? ちょっと試してみましょ。お部屋に戻るまで、もう気をやっちゃ駄目、我慢しなさい。もし気をやったら」

 するとそれを継いで陽子が言った。

「明日は学校で1日中それを味わう、って言うのはどう?」
「そんな!……ううんっ!」

 路上で前後からそんな言葉を吐きかける母子に、交互に潤み切った目を向けて抗議の意を示そうとした恵利香だったが、すぐに又「ラブサッカ-」の快感がズンと効いて来て鼻に掛かったよがり声を発してしまっていた。

「我慢出来るかしら、フフフ」

 正代が嫌らしく笑いながら尻を撫でて来ると、崩壊寸前の体を気力で立て直した恵利香は何とか歩を進めたが、グッと込み上げて来るものを堪える辛さにまるで小水を我慢しているみたいに脚はフラついて遅々として進む事もはかどらなかった。それでもようやく「パラダイス」に帰って来た時にはドアを開けてもらうまで、スラリと伸びた美脚をワナワナと小刻みに慄わせながら、左右の脚を組み替えてみたり美尻をブルンッと強くうち振ったりして必死でアクメを堪えている恵利香だったが、先程の脅しがなければそこで我慢し切れず気をやってしまっていたに違いない。こんな責めを学校の授業中までされてしまったら、本当に頭が変になって身も心も変態奴隷になってしまうという恐怖が頭をかすめ、それを避けたい一身で懸命に絶大な快感を堪える美少女の姿は哀れにも可憐であった。しかしそれは凌辱者たちにとっては絶対に負けない賭けであって、ただ美少女をいたぶり尽くす手管に過ぎなかった。懸命に気をやるのを我慢し、店に入って地下室までの階段をほとんど脚をもつれさせるように下りていった恵利香は、段を下り切り地下室の鉄扉の前に立った所で

「ああ-っ!」

 と悲痛な悲鳴を上げると脚を崩れさせてしゃがみ込み、続いて

「イ、イクウッ!」

 とアクメを叫び反らせた状態をピクピクと痙攣させて恥を晒してしまっていた。

「やっぱり我慢してからイクと凄く良かったでしょ」

 正代は意地悪く「ラブサッカ-」を強くしてしまったカ-ドリモコンを手に話しかけたが、その言葉通りこれまでの「軽い」アクメを遙に上回る絶頂の衝撃で、恵利香は完全に放心状態に陥っていた。


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