狙われた美姉妹
狙われた美姉妹
 海外に駐留するエリート商社マンの両親と離れて、大学生の姉と暮らす女子高生恵利香。ある日薬物を盛られてトイレで自慰に耽ってしまった所をクラスメイトに盗撮され、脅迫されていかがわしいブルセラショップに連れ込まれてしまう。そこに待っていたのは、かつて母親の恋敵だったと言う鬼婆のような正代と級友陽子の醜い母娘と、化け物のようなゲイボーイ調教師3人組。こうして美しい姉妹を奈落の底に突き落とす、情け容赦ない性奴隷調教が始まった。悪夢のような性感責めにすすり泣く美姉妹が、地獄の果てに見たものは?(約86万字完結)

Ⅰー11.リモコン吸引バイブ「ラブサッカー」(9006字)

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「お疲れ様。ずいぶん仲良くやってるみたいね」

 正代がそう話しかけると、ようやく責めの手を休めた少年たちは満足そうに笑い、カイが答えた。

「このお嬢さん、綺麗な顔して人一倍えっちの素質があるみたい。5回も気をやって、もうかなり素直になったと思うわ」
「そう。じゃあ聞いてみましょうね」

 正代はそう言って恵利香の目隠しを外すと、美少女の目からは気の強さのかけらもなくなって弱々しく正代から目を反らすのだった。

「奴隷になる決心はついたかしら?」

 正代が聞くと、恵利香は

「はい……」

 とうなずきながら

「ああ……も、もう許してください……ううんっ!」

 と声を引き攣らせた。乳首のロ-タ-とアナルバイブは動いたままだし、カイの手は乳房に被さりテルもバイブを突き刺したままなのだ。まるで体の底から淫欲のトロ火で炙られているみたいで、いつ炎が再び燃え上がっても不思議ではなかった。

 しかしそんな事にはお構いなく、正代が

「陽子。奴隷契約書をこの子に見せてあげて」

 と言うと、陽子は小さな賞状のような紙を広げて恵利香に見せた。

「さあ、恵利香ちゃん。これから1週間、私たちの奴隷になる契約書を読んでごらんなさい」

 何だか子供の遊びのようなちゃちな契約書の書かれた文字を見た恵利香は、しかし遊びどころでないその契約書の悪辣な内容に慄然とし、

「違反がないようにこの場で声を出して読んで頂戴」

 と正代に言われても、

「あ、あの、これ……」

 と口ごもってすぐに読む事は出来なかった。するとカイが

「まだその気にならないの?」

 と乳房を掴んだ手に力を入れ、テルが

「そうみたいね。ブルブルが足らないのかしら?」

 とバイブを回して振動フリッパ-をオサネに当てがおうとすると、

「やめて! 読みますから」

 と恵利香は慌てて言ったが、正代は許してくれなかった。

「まだ素直さが足らないから駄目ね。予定通り明日の朝までこの子たちに可愛がって貰いなさい」

 と言われた恵利香は

「そんな!……死んでしまいます……」

 と泣き声で呻いた。

「オ-バ-ね。男は死ぬ事があるけど、女の子がやり過ぎで死んだって話は聞かないわよ」

 とカイがからかい、陽子は契約書を取り下げてから言った。

「大城さん。家に電話してあげるから、お姉さんに、外泊するって連絡してよ」
「嫌です!……ああ、嫌よう……」

 少年たちの過酷な責めで既に骨抜き状態の恵利香は、朝まで彼らの責めを受ける事を考えると本当に体が壊れてしまいそうで頭がパニックに陥ったが、依然として性感をくすぐり続けられて拒絶の言葉も切れ切れにしか言えなかった。特にアヌスの中で密やかに活動を続けているバイブの刺激がジ-ンと背筋を痺れ切らせ、抵抗する気力を萎えさせてしまうようだった。そうこうしている間にさっそく陽子は携帯電話を出してプッシュを始め、正代は脅迫するように言った。

「怪しまれないように話すのよ。一寸でも変な気を起こしたら、お姉さんにあなたを拉致したって言うわよ」

 それは逆ではないか、そんな事をしたら彼らの方がまずいのではないかと恵利香は働かない頭の隅でかすかに思ったが、正代の次の言葉は正に魔女のような悪辣さであった。

「そしたらお姉さんもおびき寄せて、あなたと一緒に奴隷に仕立ててあげるわ。それも楽しいかもね」

 つまり、姉を助けるため恵利香に犠牲になれ、と言っているのだ。よく考えると変な理屈だったが、完全に彼らの手に落ちて奴隷になろうとしている恵利香には、それで十分だった。とても姉に助けを求めたりするような勇気は出ず、とにかく何事もないように取り繕うので精一杯だった。声が慄え、詰まりそうになると、テルがまるで気付け薬のようにフリッパ-をチョンとオサネに当てて来て、ヒッ!と出そうになる声を我慢しながら、恵利香は姉と話をしてクラスメイトの家に泊まると言ってしまった。それは事実には違いなく、姉を騙しているという罪悪感には繋がらなかった。こうして着々と正代たちの書いたシナリオ通りに事は進み、恵利香はますます抜き差し成らぬ窮地に追い込まれてしまったのだった。

 とうとう姉に外泊を告げ、この悪魔の根城で一晩過ごす事になった恵利香は、電話を終わるとシクシク泣き始めた。少年たちはようやく乳首ロ-タ-や前後のバイブを外してくれ、カイがにわかに優しい口調で

「そんなに泣いたら綺麗なお顔が台無しよ」

 と言うと3人は汗や体液で汚れた恵利香の全身を清め始めた。少年たちに3時間の凌辱を受ける前と同じで、すっきりした気分にはなれても恵利香にとっては次の責めの準備に過ぎないので、気は安らげなかった。そして処理が終わると、正代が

「ご苦労様。あんたたち、夜まで食事したり、好きにしてていいわよ。朝まで働いてもらうから、ゆっくりしてて」

 と言って少年たちにお金の入った封筒を渡した。少年たちは爽やかな外見と不似合いな下品な笑い顔で受け取るとズボンを穿き部屋を出て行ったが、彼らのパンツは大きく興奮した物で膨れていた。それだけ興奮しながら、結局自分たちのペニスは使う事なく恵利香を性感でのたうち回らせたのは、年若い少年たちとは信じられない自制心だったが、彼らは実際に正代に雇われたセックス調教師なのだ。プロとしての自覚もあり、決して性急に事を運ばずゆっくりと体を開かせて行くのが女体調教のコツである事を熟知していた。もちろんそれだけで終わらせるつもりはさらさらなく、後からしっかり自分たちも楽しむつもりでもあったのだが。

「お腹がすいたでしょ。食事に出掛けましょう」

 正代がそう言うと恵利香は

「お願いです。解いて下さい」

 と不自由な身を揺すりながら懇願した。大きく股間を開かされた格好の羞ずかしさもさる事ながら、長時間その態勢を取らされて疲労の極に達しつつあったのだ。

「まあごめんなさいね。でも、お出かけの前に準備が必要なのよ。陽子」

 すると正代はポリ容器に入った液体を陽子に手渡したのだが、それは店内で見せられた「隨喜ロ-ション」であった。

「夜はもっとハッスルしてもらわなくちゃいけないから」
「例のえっちしたくてたまらなくなるお薬よ」
「い、嫌あ……」

 正代が下半身に陽子が上半身にロ-ションの容器を持って身を屈めて来ると恵利香は嫌々と首を打ち振ったが、拘束された四肢は鉛のように重く何をされてもジッと我慢するしかなかった。

「今日はオマメちゃんだけで許してあげるわ」

 正代が最急所のクリトリスのクリッと剥いてしまうと、恵利香は

「ウッ!」

 と腰をビクつかせながら呻き、すると陽子は乳首を摘みながら

「それだけで大丈夫かしら」

 と言いながら、早速ロ-ションを指にまぶして塗布を始めた。

「初めてだから十分よ。そのかわりしっかり塗ってあげるのよ」

 正代がそんな事を言いながら、ソッと摘み上げたクリトリスを巧みに弄りつつゆっくりとロ-ションを塗り始めると、恵利香は

「ああ……ううんっ!」

 と感極まったような悩ましい声を発しながら身を慄わせ始めた。そんな嫌らしい薬を塗られながら中年女性らしく女体の生理を知り尽くした正代の指技は恵利香に素晴らしい快感を与え、見習うかのように陽子も優しく指を使いながら乳首にロ-ションを塗り込め始めると、アア、アアと美少女は完全に快感を訴える嬌声を抑えられなくなっていった。

「嫌らしい声で泣くのね、この子は」

 と陽子に嘲笑されてもどうしようもなく、正代が笑いながら

「苛めないのよ。奴隷ちゃんになったら、タップリ泣いて貰うんだから」

 とクリトリスの本体のみならず包皮の裏側まで丁寧にロ-ションを塗ってしまった。

「さあ、しっかり塗れたわ。夜が楽しみね」

 こうしてようやく陽子と正代は指を離してくれたが、まだ恵利香は解放されなかった。

「お次は楽しいオモチャを付けてあげるわ」

 2人は何かチェ-ンのような物を持ち出して来たが、それには妙な物が付いていた。陽子の鎖には2つ、正代の鎖には1つ、途中で別れた鎖の先に小さな吸盤が付いているのだ。まずは陽子が両腋の下に鎖を通すと盛り上がった乳房の上をきつく締め後ろで繋いでしまった。

「これはココに付けるのよ」

 陽子はそう言うと吸盤を何と乳首の上に持って行くとキュッと吸ってしまったのだが、それは結構強い刺激で恵利香は

「ヒッ!」

 と声を洩らし顔をしかめた。

「ラブサッカ-っていう最新のオナニ-グッズなのよ。サックって吸うという意味なの。超強力な吸盤だから一日じゅうでずっとチュウチュウしてくれるわ」

 そしてもう一方の乳首にもその吸盤が吸いついて来ると、恵利香はだんだん妙な気分になって来た。まるで指に摘まれているような感じなので困惑した表情を見せた恵利香だったが、今度は正代が腰に鎖を巻き付け始めると、

「嫌あっ! 下はやめて下さい……」

 と狼狽を露にした。乳首に匹敵する後1箇所と言えば、未成熟な女性にとっては触れるのも躊躇われる鋭敏な尖りだ。しかし正代は笑いながら

「あら、もうわかったみたいね。恵利香ちゃんの大好きなクリちゃんも吸ってあげましょうね」

 と言うと、クリトリスの包皮を捲って本体に「ラブサッカ-」を吸着させてしまった。

「ああっ!」

 途端に恵利香は大声を発し、それだけで感じてしまうのか腰をワナワナと切なく慄わせていた。

「外れないようにしましょ」

 それから陽子がブラジャ-を、正代がパンツを持って来て装着させたのだが、それはどちらも完全にスケスケの煽情的な下着であった。陽子がまず小さめできついブラジャ-を装着すると乳房がギュッと押さえられて乳首に吸いついた吸盤もしっかり固定され、相当激しく運動しても外れない状態になったが、布地自体は小さいので乳房がハミ出してしまう上完全に透けているので、胸部を隠すというよりむしろ嫌らしく強調しているような眺めになった。そして正代が持って来たのは半透明な布に紐が付いただけのような見るからに嫌らしいパンツで、股間にピッチリと密着した布地が鎖と吸盤を押さえ付けてから肌に喰い込むようにきつく絞り上げて両サイドを紐で結ばれた。その余りにも大胆な透け具合は全然羞ずかしい箇所を隠す用をなさず

「男の子が見たら、鼻血がドバね」

 と正代に評されて視線を透け下着にやった恵利香は、羞恥でカ-ッと頭に血が昇るような思いになった。

 それからようやく全身の縛めが解かれたが、深く溜め息をついた恵利香はベッドの上で身を丸めしばらく動けなかった。久しぶりに自由になっても疲弊した肉体に逃げたり抵抗したりする力は残っておらず、嫌らしい仕掛けを施された下着の部分に手はいったが、それを外そうとも出来ずモジモジしているばかりだ。密室内で2人に監視されていてはたとえ逃げようとしても無駄だろうし、何より精神的にダメ-ジが大きくて完全に隷属的な気持ちに捕らえられてしまっていたのだった。さらに緩められてはいたが首輪に繋がれた鎖は健在で、万が一にも逃走は無理なのだった。

「変な所弄ってちゃ駄目よ」

 正代にそうからかわれて胸と股間から離した手に、

「これを着てからそこの台に立ちなさい」

 と制服のカッタ-シャツとスカ-トが渡された。すっかり従順になった恵利香はいそいそと渡された服を着ていったが、

「そろそろいいかしらね」

 と言う正代の声と共にガラガラと音がして天井から吊られているチェ-ンに首輪を引っ張られてその存在を思い知らされると恵利香は泣きそうな顔になりながら身を起こし、鎖に誘導されて例の「お立ち台」まで歩いて行った。そしてそこで首輪をきつく吊られて爪先立ちになった恵利香の両手を陽子が掴むと、再び後ろ手で親指に錠が嵌められてしまった。

「本当に素敵な恰好ね。まっぱだかよりえっちなんじゃないの」

 正代がそうからかい台の下からビデオが撮影を始めるとやはり凄まじい羞恥で恵利香の胸はキュンと締め付けられ、外気に当たってス-ス-冷たい股間は興奮してカ-ッと熱いものが込み上げて来るようだった。そして事ある毎に自分の羞恥写真をビデオやカメラで撮影される事で、

ーーこの人たちには絶対逆らえない

 という隷属的心理からもはや逃れられなくなっていた。

「お出かけの前に楽しい事してあげましょうね」

 正代が笑いながらカ-ドリモコンのような物を出して操作すると、恵利香は

「ウンッ!」

 と鼻に掛かった悲鳴を上げ、不自由な上半身をビクッと慄わせた。

ーーな、何コレ?……

 乳首に吸いついた「ラブサッカ-」がジ-ッと緩やかにバイブレ-ションを起こして来たのだった。鋭敏な乳頭にピタリと喰い付いた吸盤が慄えるのだから、微弱な振動でもたちまち性感をくすぐってグッと甘美なものを恵利香に与えて来た。

ーー嫌……気持ちいい……ああっ!

 動揺した恵利香は変な声を発しそうな唇をきつく噛んでそれを堪えたが、快感を訴える上半身の慄えはもう止まらなくなっていた。

「しっかり感じちゃってるわね。えっちな子だこと」
「奴隷になる素質十分なのよ」

 母子にからかわれてもどうしようもない快感に、恵利香は美貌を悩ましく歪めてしまうのが隠せなかった。

「ホント澄ました顔してこんな事が人一倍好きなんだから、嫌らしいったらありゃしない」

 恵利香の痴態に興奮した様子の陽子が正面に立つと、お立ち台の高さとスタイル抜群の脚の長さのために、背の低い彼女の顔のすぐ下に超ミニスカ-トに包まれた腰が来る形になった。

「その様子じゃ、下の方を動かしたらどうなるかしらね」

 股間に向けてそんな事を言われた恵利香は

「嫌っ」

 と叫んで腰をブルッと振ったが、クリトリスに吸いついた吸盤はヒモパンツでガ-ドされてどうやっても外れてくれそうになかった。

「これって私もよく寝る前に使ってるんだけど、物凄く気持ちいいのよね。ウフフ、恵利香ちゃんもきっと病み付きになるわよ」

 陽子は更に自らの羞ずかしい性癖まで暴露したが、乳首バイブだけでも気もそぞろな快感に身を捩らせている恵利香は、狙われた箇所の辛さを思って泣きたい気分になった。

「もっとも、私はそれを着けて外を歩くようなマネはしないけど、奴隷ちゃんはそうやってクリを鍛えなきゃね。はい」
「ア-ッ!」

 クリトリスを吸った吸盤が小刻みな慄えを鋭敏な尖りに送り込み始めると、恵利香の口からは大きな悲鳴が上がったが、そんな事は意に介さず首輪のチェ-ンを天井から外した陽子は、それを手にするとまるで犬のように首輪を引っ張った。爪先立ちの苦行から解放された恵利香だったが後ろ手に拘束され、首輪を引かれる惨めな恰好に腰をしゃがませようとした。ところが陽子はグイグイと首輪を引いて中腰から先に恵利香を座らせず、その場に立たせるとさっさと引っ張って歩かせ始めた。

「ま、待ってえ!」

 すぐにドアの所まで引かれた恵利香はもつれそうな足取りでついて行くしかなく、ドアを解錠して開けられると外に引かれて行く事に強烈な屈辱を覚えた。超ミニスカはともかく、その下は全裸より羞ずかしいスケスケパンツなのだ。それに薄いカッタ-シャツの下もスケブラジャ-で、吸盤に吸われた乳首まで透けて見えている。そして何よりも後ろ手に縛られ、犬のように首輪で引かれているという奴隷スタイルが猛烈に羞恥心を煽り立てるのだった。後ろ手は組んでいるフリをすれば誤魔化せるが、首輪を引かれているのを知られないようにするには陽子に密着して付いて行くしかない事を悟った恵利香は、必死で歩き始めた。しかし、今度は急所に吸い着いた「ラブサッカ-」の刺激が何とも悩ましかった。

「あらあら、そんなにお尻を振っちゃって、男の人を誘ってるのかしら」

 後ろから歩く正代が嫌らしく蠢く恵利香のお尻を触りながらからかう。

「ああっ!」

 恵利香は余りの屈辱に絞り出すような悲鳴を放ったが、クリバイブの刺激がビンビンと快感となって突き上げ、どうしても美尻がくねってしまう。迫り来る淫情を振り払おうと時折ブルンッと大きく尻を振っても全然効果はなく、むしろキッチリとクリトリスに吸いついた吸盤が捻られてますます刺激が強まってしまうだけだ。

「さあ、階段よ。落ちないようにね」

 陽子がそう言って首輪を引きながら階段に足を掛けると恵利香も仕方なく段を上り始めたが、すると高い段に脚を大きく上げる動作によってクリトリスへの刺激が強まり

「ウウッ!」

 と美貌が歪められた。その上、階下で控えている正代は恵利香が中段まで上がると、パシャパシャとカメラのシャッタ-音を響かせて、メチャクチャに羞ずかしいスケパンチラ撮影で美少女の羞恥心を煽り立てた。

ーーああ嫌あ……羞ずかしい……で、でも、気持ちいいよおっ!

 そうすると恵利香はすっかり乗せられて胸を締めつけられるような羞恥に身を捩らせるのだが、羞ずかしい事にそれがますます吸盤バイブの快感を強烈に感じさせるようだった。恵利香はまだ自覚していなかったが、変態的な露出に歓びを覚えてしまうようになってしまったのだった。今や「ラブサッカ-」の優しい振動が伝わるクリトリスが一段上がる度にズリッと擦れて脳天に響くような快感が走り、階段を上がり切る頃には恵利香はもう夢中で我を忘れ淫楽に溺れようとしていた。外へ出るドアの前で立ち竦みハアハアと息を荒らげている恵利香の首輪を片手のチェ-ンで引きながら、陽子がもう片手をスッとミニスカ-トの中に入れると薄いパンツを撫で回して

「もう濡れて来てるじゃない。嫌らしい子ね」

 と苛めると、

「嫌」

 と小声で言った恵利香は真っ赤になった美貌を辛そうに伏せたが、「ラブサッカ-」が吸いついて刺激を送り込んでいる胸と腰のモジモジという悩ましいくねりは止められなかった。

「スタイルのいい子のパンチラは最高ね。女が見ても変な気持ちになりそうな写真が一杯撮れたわよ」

 上がっていた正代にはそんな事を言われ、外へ出る前に早くも恵利香は屈辱と羞恥で気が変になりそうだったが、相変わらずピタリと急所に吸いついた「ラブサッカ-」からの刺激はますます甘美に全身に響き渡るのだった。

「さ、お外に出ましょ」

 陽子がそう言って首輪を引っ張ると、恵利香は

「嫌っ! こ、これ止めて下さい……」

 と胸と股間に喰いついた「ラブサッカ-」の辛さを訴えた。

「あら、気持ちいいんでしょ? だったらいいじゃない」

 陽子が笑いながら言うと、

「だ、だって……ああっ! 気、気が変になりそうなんです!」

 と煽情的な恰好の全身を悩ましくモジつかせながら恵利香は必死で訴えた。しかしもちろん許される筈もなく、

「駄目よ。奴隷ちゃんはそうやって気持ちいいのを我慢しなきゃ。フフッ、まさか歩きながら気をやったりしないわよね」

 正代がそうからかって超ミニのお尻をポンと叩くと、陽子はさっさとドアを開けてしまって首輪を引っ張り、恵利香は声を上げる事も出来ずにヨロヨロと「パラダイス」の1階の店内に転げそうになりながら出たのだった。

 一番客の多い時間帯らしく店内にはむさ苦しい男性客が沢山おり、そこへ登場した超ミニ姿の美しい女子高生の姿はたちまち注目を集めた。これではとても抵抗出来ず、恵利香は後ろ手拘束を手を組んでいるかのように誤魔化し、首輪を悟られないよう陽子の後ろにピタリとくっつくように歩くしかなかった。超ミニスカの下はスケスケパンツで、薄いカッタ-シャツ越しにはスケたブラジャ-と乳首に吸いついた妙な性具まで見えているという破廉恥な美少女を、さすがに近寄ってジロジロと見る者はいなかったが、気付いた客は皆息を飲んでそれとなく熱い視線を送って来た。その前を堂々と歩かねばならない恵利香はたちまち羞恥に慄え上がり、全身の毛穴から汗が吹き出るような興奮状態に陥ったが、そうすると又一段と甘美なものが「ラブサッカ-」に責められる乳首とクリトリスから全身に響き渡るようであった。そして異常に長い時間に思えた店内から外に出た時、恵利香はホッとすると同時に

「ああっ!」

 と悲痛に呻きながら陽子の背中にもたれ掛かるように身を崩していた。

「どうしたの?」

 首輪のチェ-ンをしっかりと握って恵利香を立たせ陽子が言うと、

「も、もう……ああっ! 我慢出来ませんっ!」

 と悦楽に美貌を歪め掠れる声で恵利香は悲鳴を上げた。すると正代の手がスッと股間に入ると、まるで崩れそうな腰を支えるかのようにギュッと薄いパンティ-越しに股間を握り締め、

「何が我慢出来ないの?」

 と耳元に口を寄せヌルリと舌を差し入れながら囁いた。悪寒と裏腹の鋭い快感にブルッと顔をうち振った恵利香は、

「イ、イキそう……」

 とこの異常なシチュエ-ションに煽られて、絶頂の予感まで口にしてしまっていた。しかし酷薄な正代はグイグイ股間を弄りながら

「どんどん濡れて来たわね。遠慮しなくていいから、イッテいいのよ。歩きながらね」

 と言うと、股間から手を抜いて腰を押し、陽子は又首輪を強く引いて歩かせるのだった。ふと見ると外の通りはかなり人で賑わっていて、恵利香にはもう逃れる場所がなかった。切なく慄えて崩れ落ちる寸前の美脚を擦り合わせるようにして必死で歩くしかないのだった。そして少し行った所で正代が

「そんなにイキタイなら、少しスッキリさせてあげましょうか」

 と言いリモコンを操作した。すると

「ア-ッ!」

 と悲鳴を上擦らせた恵利香は

「ま、待って!」

 と陽子の背中にもたれ掛かって歩けなくなり、全身をクネクネと嫌らしく揺さぶり始めた。「ラブサッカ-」の微弱な振動がにわかに強力に変わって吸い上げた突起に鮮烈な快感を送り込み始めたのだ。陽子が

「ホラ、しっかり歩かなきゃ」

 と首輪をギュッと引いても、恵利香はもうウットリと目を閉じて歩こうとせず、程なく淫らに揺さぶっていた全身をピインと硬直させておののくと

「イク」

 と小声でアクメを告げ脱力してしまった。そこでスッと「ラブサッカ-」のバイブは収まったのだが微弱な振動は止めて貰えず、暫くたつと

「スッキリしたでしょ」

 と陽子に首輪を引っ張られて再度歩かされるのだったが、外での絶頂はこれまでになく強烈に甘美なものに感じられ、ジ-ンと痺れるような快感の余韻が全身に残る上に、「ラブサッカ-」が効果的に急所をくすぐり立てて、恵利香はもうどうしようもない快感地獄にドップリと漬かり始めていた。破廉恥な恰好で気の遠くなるような羞恥を覚えるのも性的興奮につながり、美少女の正常な精神は着々と蝕まれ体の中から淫色に染められていくようだった。 


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