狙われた美姉妹
狙われた美姉妹
 海外に駐留するエリート商社マンの両親と離れて、大学生の姉と暮らす女子高生恵利香。ある日薬物を盛られてトイレで自慰に耽ってしまった所をクラスメイトに盗撮され、脅迫されていかがわしいブルセラショップに連れ込まれてしまう。そこに待っていたのは、かつて母親の恋敵だったと言う鬼婆のような正代と級友陽子の醜い母娘と、化け物のようなゲイボーイ調教師3人組。こうして美しい姉妹を奈落の底に突き落とす、情け容赦ない性奴隷調教が始まった。悪夢のような性感責めにすすり泣く美姉妹が、地獄の果てに見たものは?(約86万字完結)

Ⅰー10.ゲイボーイの手管(2)(7796字)

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 股間の処理を終えた少年たちは再び無言になり、次の責めを待つ恵利香は悪寒と不安で胸がキュンと締めつけられるみたいだった。先程の強烈なアクメの余韻はジ-ンと熱く体に残り、こうして休息を与えられている間に

ーー次はお道具

 というカイの言葉が頭に残って性知識のそれほどない恵利香にも(お道具)という言葉の持つ意味が推し量られて、だんだん恐怖が膨らんでいった。女性を歓ばせる大人のオモチャの類が使われるのだ。実際正代と陽子に店内を引きずり回された時に、見るからに嫌らしい男根型のバイブなどを見せられていたので妄想は増大する一方だ。そんなもので感じさせられる事には若い女性らしく嫌悪を覚えるのだが、一方少年たちのテクニックの凄さがわかっている恵利香は、取り返しのつかない所まで恥を晒してしまうに違いないという不安ばかりが先に立つのだった。

 そして恵利香に一息つかせそういう心理状態に陥らせた事を確認したかのように、少年たちは両手に持ったロ-タ-で体のあちこちに振動を与えて来た。

「ンンンッ!」

 予想していたとは言え、生まれて初めて受ける淫具の振動はあっと言う間に恵利香の神経に浸食して面白いように性感を燃え立たせて来た。

「ンンッ! ンンンッ!!」

ーーああっ! こ、こんなのって……ああ、駄目、気持ちいいのおっ!

 小筆の繊細な愛撫やゲイボ-イたちの手指や口唇の巧みな愛撫とは又一味違い、女性を歓ばせるためだけに存在する性具の振動は体のもっと奥深い部分から官能を炙り出して来る感じで、恵利香の性感帯を見破っている少年たちに執拗な攻撃を受けるともう一たまりもなかった。まだいわゆる「性感帯」とは程遠い箇所に少年たちがチョンチョンと軽く振動を当てて来るだけで欲情の潮が吹き上げて来る感じで、恵利香がキャグの下にくぐもらせる嬌声は甘くかすれ、くねくねと全裸の身を蛇にようにくねらせる姿は女子高生とは思えない淫らな妖艶さを漂わせていた。

 こうしてタップリと時間をかけて欲情をそそった少年たちのロ-タ-が胸や股間に近付いて来る頃には全身の淫らな血が中心部に集まって発情を露にし、小山のように美しく盛り上がった乳房の先端では乳頭が天を向いてピインとそそり立っていた。股間では淫唇がふっくらと充血して捲れ上がって奥からジンワリと淫汁が溢れ、クリトリスは鞘からはみ出して石のように固まった羞ずかしい姿を晒していた。

ーーうああ……も、もう……たまんないいっ!

 変な道具なんかで、という心の抵抗は雲散霧消し、全身の奥深い部分から込み上げて来る淫情の大きさに恐怖さえ覚えていた恵利香は、いよいよ乳房の裾野と股間の付け根にロ-タ-の振動が這い上がって来ると、積もりに積もった欲情が奔流のように流れ出していく予感にブルブルッと大きく美身を慄わせた。

「あらあら、いくら欲しくても、そんなにガッツクものじゃなくってよ。えっちな子」

ーーそんな!……で、でも……ああ駄目え、我慢出来ないよお!

 初めて口をきいたカイの言葉にハッとなった恵利香は、自分の体がいつの間にか吹き上げる欲情に破れて振動を求めるように胸と股間を突き出すようにしてしまった事に気付き、愕然とした。しかしもう後戻り出来る筈もなく、少年たちのロ-タ-があくまでゆっくりと中心部に向かって進軍して来ると、絶大な歓びにうち慄える恵利香は快楽を貪るように乳房をロ-タ-に押し付け、羞ずかしい襞をロ-タ-に擦り付けるはしたない動きが止まらなくなっていた。そして少年たちは驚異的な自制心を見せて狂乱する美少女の姿にも慎重さを崩さず、恵利香の官能を味わい尽くすようにゆっくり丁寧にロ-タ-を使った。カイのロ-タ-は両乳房の裾野からグルグルと円を描きながら中央へと進み、テルのロ-タ-は羞ずかしい女の部分の襞を1枚1枚捲りながら入口付近に潜り込み刺激を加えた。そしてノブのロ-タ-はお尻という普通は鈍感な場所を這い上がって行ったが、いつの間にかそんな所からもジ-ンと甘美なものがこみ上げて来るようになり、そして十二分に時間を掛けた後振動が尻穴に到達してゆっくり入口に沈められ始めるとその刺激が一気に主役に交代した。

ーーお、お尻は……ううっ! い、嫌だあっ!

 既に汗と前から溢れる体液とで濡れていた尻穴がスム-ズにロ-タ-をくわえ込むに連れて、嫌らしい振動がアヌス性感を開かせていきさざ波のような快感が背筋を這い上がって美少女を狂わせた。そしてそれと呼応してカイのロ-タ-が乳首に、テルのロ-タ-がクリトリスにそれぞれ強く押し当てられると、各所の刺激が相互に響き合って強烈な快感の電流が全身を貫き、恵利香は

「ンンンンッ!!!」

ーーいくうううっ!!!

 と生臭い呻きを塞がれた口元にくぐもらせながら絶頂に達し、全身をグンと弓なりに反らせピクピクと痙攣していた。それは先程を更に上回る強烈なアクメで、頭の中が真っ白になった恵利香はキャグからダラダラと涎をこぼしながら、ハアハアと息を荒らげもう何も考えられなかった。

 するとそこで目隠しが外されたが他の拘束や口枷はそのままで、眼前にテルが突きつけた物を確認するなり、恵利香は弱々しく目を閉じてしまった。それは男性のシンボルの形をした本格的なバイブレ-タ-であった。

「お次は恵利香ちゃんが大好きなおちんちんの形のこれを、タップリ味わってからイッチャイましょうね」

ーー嫌だ……怖い……

 それはごく普通サイズのバイブだったが、性体験の乏しい恵利香の
目にはずいぶん立派なサイズに見えて、絶頂直後の甘い余韻は薄れ桜色に染まった身体が恐怖でワナワナと慄え始めていた。するとそんな少女らしい心理を見透かしたようにカイが言う。

「あら、そんな立派なお道具を使って、このお嬢ちゃん痛がらないかしら?」
「こんなにグッショリ濡らしてるんだから、大丈夫よ。ね? えっちな変態恵利香ちゃん」

ーーひどい……変態だなんて……

 しかしノブの言葉がグサリと突き刺さる。

「そうよね。お尻も人一倍感じちゃうんだもんね、恵利香ちゃんは」
「あらやだ」
「えっちが好きなのね、恵利香ちゃん」

 ゲイボーイたちがわざとらしくオホホ笑いを聞かせると、恵利香はプライドがズタズタに切り裂かれるような気分だった。

「それじゃあ、痛くないよう休憩の間にチュパチュパしてね」

 そう言ったテルがボ-ルキャグを外してバイブを押し付けたが、恵利香はそのおぞましさに口を開こうとせず、嫌々と拒絶した。まだフェラチオの経験などない恵利香には、その行為の持つ嫌らしさは想像を絶するものに思われるのだった。

「あらあら聞き分けのない子ね、本物でもないのに。仕方ないわ、もう休憩なんか入れずに、おっぱいを苛めてその気にさせちゃおっと」

 カイはそう言うと、先程使っていたロ-タ-を

「ホンのサ-ビスよ」

 と両乳首にガムテ-プで貼るとジ-ッと嫌らしい振動を送り込み始めた。

「あっ! だ、駄目……」

 たちまち反応した乳首は再充血してピンと勃起し、恵利香はアッ、アッと愛らしく嬌声を発し始めた。

「ロ-タ-がずいぶんお気に入りみたいね」

 カイがそう言いながらやおら両手を伸ばして胸の膨らみを柔らかく掴みゆっくりと揉み始めると、乳頭のロ-タ-責めと相まって恵利香は

ーーもう堪らない

 と言わんばかりの悩乱の表情を見せ、はっきりしたよがり声を洩らしながら上半身をモジモジさせ始めた。

「ホラ、おしゃぶりするのよ」

 テルが再度そう言ってバイブをフェラチオする事を促すと、わけがわからない興奮に包まれながらも経験の乏しい若い女性らしく恵利香は嫌々と拒絶したが、今度は股間のノブが

「聞き分けのない娘には、いろんな所にロ-タ-貼ってあげたら?」

 と、クリトリスの包皮をクリンと完全に剥き上げ、尻穴をクイッと指で押し広げて脅した。乳首ロ-タ-とカイの乳揉みで既に我を忘れそうになっていた恵利香は遂に降参してオズオズとテルの差し出す人造ペニスをくわえて行った。この上股間にまでロ-タ-を貼られては、すぐに淫声を張り上げアクメを演じてしまいそうだったのだ。

「そうそう、いい子ね。セックス奴隷になるにはチュパチュパの練習もしなくちゃね」

 ロ-タ-よりはるかに強力な性具を頬張る辛さに、恵利香は涙を流しながら口を動かし初めていたが、それが又屈辱感と共に官能に訴えかけて来るようだった。

ーーああ……私、こんな嫌らしい事して感じちゃってる……

 いつの間にか淫婦のように愛おしく人造ペニスを口に含みながらウットリと至福の表情を晒すようになってしまった恵利香を嬉しそうに見たテルは

「それじゃ、今度は下のお口で食べましょうね」

 と引き抜いて行った。

ーーそ、そんな!

 とうとう嫌らしい道具で犯されるという恐怖と、それに加担して疑似フェラチオを演じてしまった自分に対する自己嫌悪に身を慄わせた恵利香だったが、すぐに又別の性具を口元に押しつけられてわけのわからぬままに再び口に含んでしまうのだった。

「そうそう、だいぶ素直ないい子ちゃんになったわね」

 ノブがそう言うと同時に、股間ではテルが先程恵利香が含んだ小型バイブを女の部分に埋め始めていた。小型と言ってもしっかり男根の形をして太い先端部が女襞を押し広げながら入って行くと、しかしすっかり潤み切っていた恵利香はしっかり迎え入れてしまい、道具に犯されるショックよりもそれによってさざ波のように沸き起こる快感の素晴らしさにおののいていた。

ーーああ……嫌だ、気持ちいい……

 本来嫌悪し拒絶しなければならないのに、少年たちに入念に責められて発情し切っていた恵利香の体は、どうしても嬉しそうに嫌らしいバイブを受け入れてしまうのだった。

「しっかりナメナメしとくのよ。こっちはお尻に入れてあげるんだから」

ーーええっ!

 ノブにそう言われた恵利香は慄然としたが、すっかり隷属的な気分に囚われて含まされた異様な形のバイブを口から離す気力も起こらなかった。ノブに含まされたアヌス用のバイブは細身だが全体がロウソクのようにねじれて口に入れているだけでも変な刺激でムズムズ官能に訴えて来るような代物だった。

「ウウンッ! そ、それは……やめてえっ!」

 そしてノブがアヌスバイブを引き抜くと同時に恵利香が悲鳴を上げたのは、テルがゆっくりバイブを完全に埋めてしまった後、根元に付属したフリッパ-でクリトリスを強く押し上げたからだった。

「ウフッ。恵利香ちゃんはクリちゃんが、チョウビンカンみたいね」

 よく見るとフリッパ-は微弱に振動していたが、それが鋭敏なその部分には丁度良い刺激になり、ズンズンと甘美なものが恵利香を突き上げて来るのだ。恵利香が腰をガクガクと激しく揺さぶりアッアッと感極まったようなよがり声を発するのを見たテルは、スッとフリッパ-を外して

「安心して。すぐにイカないように加減してあげるからね」

 と言ったが、ホンの数秒のその刺激だけで美少女はハアハアと息を荒らげ、くわえ込んだままのバイブには羞ずかしくもアソコで締め付ける反応を見せてしまっていた。そして今度はノブが極細のねじりロウソクのようなアヌスバイブの先端を、下で晒してしまっている尻穴に押し当てると

「アッ!」

 とビックリしたような声を上げた恵利香は

「そ、そこは嫌あっ!……ああ、お尻は、許してください……」

と訴え、必死で尻穴に力を入れて異物の挿入を拒絶しようとしていた。

「あら、女の子のイヤイヤは好きのうちって言うのよ。そんなに嫌がるところを見ると、やっぱりお尻が良く感じちゃうみたいね。嬉しいわ。さ、お尻の力を抜くのよ。痛いのは嫌でしょ」

 ノブがツンツンと軽く入口を性具でノックしながら言うと、

「はい、いい娘だから力を抜くのよ-」

 とからかいながらカイは乳房揉みをにわかに力強くし、

「またブルブルを味わいたいのかしら?」

 とテルが振動フリッパ-をオサネに触れさせて来ると、もう駄目だった。たちまち

「ア-ッ!」

 と甘い絶叫を振り絞った恵利香は絶頂付近まで追い上げられてガ-ドが緩み、その隙にノブは入口を突破してグルグルとアヌスバイブをねじ込み始めていた。すぐにカイは乳房揉みを緩めテルはフリッパ-を外してくれたが、一端入ってしまった淫具の侵入を防ぐ事は不可能であらぬ所に専用のバイブをねじ込まれる刺激の異様さに、アッ、アアッ!と声を上擦らせながら恵利香は苦悶の表情を見せていた。

「すっかり入っちゃったよお。お尻の穴も満更じゃないでしょ? ね、変態恵利香ちゃん」

 ノブが問い掛けてもそんな箇所の奥深くまで異物を受け入れてしまったショックと恐怖で、恵利香は歯をガチガチ噛み鳴らし腰をワナワナと慄わせて言葉を失っていた。

「始めてだから動かさずに馴らしてあげるわ。ホラ、こんなのはどうかしら?」

 ノブがそう言った次の瞬間、アヌスバイブはジ-ッと振動を開始して恵利香の口からは

「オ-ッ!」

 と生々しい重い呻きが洩れていた。

「恵利香ちゃんがお尻で良くなるまで、待ってあげてね」

 ノブがそんな事を言うと、カイは乳房を握り締めテルはバイブを深く挿入してまま、じっと待機した。その間恵利香の口から、ウウッだのオオッ、だのと苦痛で呻くような悲鳴が間断なく洩れていたが、しばらくすると明らかに様子が変わって来た。嫌悪で歪められた表情はそのままだったが固く結んだ唇から洩れる呻きが妖艶にかすみ、小鼻が膨らんで目隠しされた目元にはっきりと赤みがさして来たのだ。上下にバイブをくわえさせられた美腰はワナワナと慄えを大きくし、そして……

「何だか、凄くきつく締めつけて来ちゃったわよお」

 とテルが美少女の肉体の崩壊を指摘した。

「あらそうお? えっちなお嬢様だこと」

 とからかうように言ったカイが恵利香の耳元に口を寄せ

「ねえ、お尻が良くなっちゃたのね。そうでしょ?」

 と舌を耳に挿入しながら囁くと、恵利香は電流に打たれたようにブルッと上半身をわななかせると

「ち、違います……」

 と言ったが、その口調には狼狽がありありと現れていた。始めは嫌悪しか覚えなかったお尻の性具の振動がいつの間にか体の奥に染み込むように官能に訴えて来るようになってしまい、一度妙な気分になってしまうとそれは二度と消えない快感としてグングン育って来たのだった。今や嫌らしいバイブの振動と共にはっきりとした快感がヒタヒタと背筋を這い上がり、

ーーお尻でなんて嫌

 と拒絶する心が強いだけにそれを懐柔されて味わわされる悦楽はまるで悪魔に与えられる悦楽のように強烈に嫌らしく、身も心も萎えさせるようだった。そしてカイが

「あら、違うって言うの? 素直じゃないのね。体に聞いてみようかしら」

 と乳房に被せた手をゆっくりと動かし始めると、

「あっ!」

 とビックリしたような声を上げた恵利香はよがり声を上擦らせながら上体をナヨナヨとくねらせて悶絶した。

「随分感じ易くなっちゃったみたいよ。お尻のせいじゃないのかしら?」

 というカイの言葉通りだった。アヌスを攻略されてしまったせいで、それ以外の箇所まで性感が倍増してしまったみたいで、乳首に貼られたロ-タ-とカイの手で巧みに揉みほぐされる刺激がグッと恵利香に迫り、まるで自分の乳房ではない程に感じてしまうのだった。

「ああっ! だ、駄目えっ!」

 事情はもちろん股間も同様で、テルが奥深く突き上げていたバイブをゆっくり引き上げ始めると、恵利香は絹を引き裂くような悲鳴を発した。

「あたし達の三所責めを心ゆくまで味わってね。」

 アヌスバイブを突き刺したノブがそう言うと、

「そうよ。タップリお食べなさい」

 とテルはゆっくりバイブをストロ-クさせて来る。薄い粘膜を隔てて振動するアヌスバイブと前部の人造ペニスが擦れ合う感触は凄まじく淫らで、胸部の刺激とも共鳴してたちまち恵利香を狂乱の渦に巻き込んでいった。亀頭部だけ残して引き抜かれたバイブが再びズッ、ズッとゆっくり挿入されて行き、深くまで入った所で振動フリッパ-がチョンとクリ豆に触れるとビクンッと腰が跳ね上がり、恵利香が洩らす声もアッ! アアッ! と切羽詰まった調子になるのだが、するとテルはスッとフリッパ-を外し

「まだイクのは早いわ。もっとゆっくり楽しみましょうよ」

 とバイブを引き上げて行く。この調子で少年たちは恵利香に強烈極まりない三所責めの快楽を味わわせながら、絶頂の兆しを察すると責めの手を緩めたり休めたりして簡単にイカせないように気を配りながら責め上げるのだった。生まれて始めて知ったお尻の妖しい悦楽が慎みを奪い取り、カイの手に揉まれ先端をロ-タ-に責められる乳房からのトロけるような快感と、アヌスバイブと擦れながら膣内を出入りするバイブの強烈な快感に、悶々と全身を揺すり上げながら熱く淫らな嗚咽を響かせる恵利香は女子高生とは思えない淫らな痴態を見せていた。普通の男ならむしゃぶり付くに違いない美少女のそんな乱れようにも、少年たちは悪魔のように冷静に緩慢な責めを続け、頂点付近まで押し上げては責めを緩めてイカさせず、少し正気を取り戻したと見るや再び絶頂の手前まで追い詰めるという「焦らし」責めを何度も繰り返していった。こんな「蛇の生殺し」のような過酷な責めに若く性感豊かな女子高生が耐えられる筈もなく、10回近く絶頂付近まで押し上げられて責めを中断された恵利香はとうとう

「もう嫌あっ!……な、何とかしてえっ!」

 と声を張り上げて泣き叫んでいた。するとスッと耳穴に下を差し入れたカイが、

「何とかって、何をして欲しいの?」

 と囁いて耳をしゃぶった。ゾクッとして身をブルブル慄わせた恵利香は、

「うっ……」

 と口籠もってしまったが、カイが助け船を出して何やら囁き掛けると、とうとう意を決したような口調になった美少女は

「イ、イカせて……恵利香をイカせて下さい……ああっ!」

 と何とも羞ずかしい「おねだり」を口にしてしまい、美貌を火のような真紅に染めるのだった。完全に少年たちの性戯の虜になって成熟一歩手前の体を熱く疼かせていた恵利香は、もうこれ以上焦らされては本当に頭が狂いそうだった。気が強く人一倍プライドも高い恵利香だからこそ、10回近い「焦らし」責めに耐えて来たのだ。普通の女子高生なら2、3度焦らされれば、恥も外聞も忘れて少年たちに「おねだり」してしまうのが常だった。

「ようやく素直な可愛い女の子になったわね。嬉しいわ」

 カイは本当に嬉しそうにそう囁くと、乳房揉みの手に力をこめ始め

「それじゃ好きなだけイクといいわよ。テルちゃん、してあげてね」

 とテルの責めも促した。こうして少年たちの責めは容赦なく続けられ、カイがネットリと乳房を揉みほぐし、テルが力強いストロ-クでバイブを突き上げフリッパ-でクリトリスも刺激した瞬間、凄まじい咆哮が上がり恵利香は全身を弓なりに反らして痙攣しアクメに達していた。しかし少年たちはさらに容赦なく

「イク時はイクって言わなきゃ駄目よお」

 とカイが諭すように言うと、責めはそのまま続けられあっと言う間に恵利香は次の絶頂に向かって驀進し

「イクウ!」

 と美貌を反らしながら訴えていた。

「まだダーメ。声が小さいわよお」

 そしてそのまま責めを続けられた恵利香が半狂乱になって、立て続けに3回目のアクメを

「イクウッ!」

 とはっきり回りの人間にわかるように叫んで告げた時、正代と陽子が部屋に入って来たのだった。


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